sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

新宿区山吹町『Abats(アバ)』で鮎のコンフィも買ってしまう。

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神楽坂駅と江戸川橋駅の間ぐらいにある

シャルキュトリ(食肉加工品)専門店『Abats(アバ)』。

ここの薩摩地鶏むね肉のタタキハムが大好きなもんで、

カフェ帰りに買いに行って来ました。




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今日は品揃えが豊富ですが目的は一つ。

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とか言いつつ、いつものタタキハムと合鴨とで一瞬迷う。
(値段を見て冷静になる)

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「鮎のコンフィ」は頭から食べられるらしい。

同店は明日から一週間ほど夏季休暇に入っちゃうもんで、

気になっていた「鮎のコンフィ」も買っちゃいました。

さて、何と一緒に食べようか?

バケットに丸ごと挟んで食べるのもワイルドで良いかも。

って、バケットなんて家に無いけど。

一緒に買った「枝豆のスパイス煮」はかなり気になる一品。

今日はビールを飲んじゃおうかな。



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【Abats(アバ)】

東京都新宿区山吹町332 トウショウビルディング1F
営業時間 11:00〜18:30 [日]12:00〜16:00
定休日:月曜ほか(Instagram要確認)
※Suicaが使えますが明細書等は出ません
https://abats.thebase.in/
https://www.instagram.com/abatscharcuterie/
https://twitter.com/abatsofficial


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日本橋室町1丁目『Peace (ピース)』で女子会。

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ミシュラン一つ星「La Paix(ラペ)」の系列店『Peace (ピース)』。

気になっていたのですが、機会無くチェックだけで終わっておりました。

この度、唐突に女子会をすることになり、

ここなら、食いしん坊たちの舌を満足させられるのではないか?

ということで同店に予約を入れて行って参りました。

三越前駅徒歩2分程度の場所にあるお店は通りすがりではわかり難く、

若干の隠れ家感があります。

小ぢんまりしていて居心地が良く、料理も美味しく、大変気に入りました。

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この日のメニューはこちら。
鮎! と思ってテンションが上がっていたら、
イメージとは違うものが出てきました。
(詳細は以下)

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スライスしたてでフワフワの生ハム。
焦がしバターが良いアクセントになっています。

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ベージュの部分が鮎のソース。
こう来たかぁ~。

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雲丹+カッペリーニでウニッペリーニ。
家でやるなら素麵だなと思っていたら、同席者全員そう思っていたらしい。

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アナゴのフリット。
上に乗っているのはミョウガの茎です。食感が良い。

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ここにムール貝が入っています。
形状をよく見なければ意外と食べられた。
(貝類はホタテの貝柱以外は苦手です)

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オマール海老の殻が乗ったパスタ。

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殻を撤収したらこんなビジュアル。
オマール海老の風味がなんとも言えず美味でした。

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カルツォーネ。
下に敷いてある紙に書かれている手は、シェフの息子さんの手だそうです。
今は一歳分大きくなっているらしい。

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添えられたソースをかけると、よりしっかりした味になります。

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最後はソフトクリーム。
台は3Dプリンターで作ったピースサイン。

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オリーブオイルと岩塩を好みで振りかけます。
オリーブオイルはともかく、岩塩を掛けると美味しかった。

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プティフールは熱々でした。美味しい。

同席者の評判はかなり良かったです。

ワインもがぶがぶ飲んだのでそれなりのお値段になりましたが、

グラスワインぐらいならば、まあ。

今だけなのか、ずっとなのかは不明ですが、

系列店スタンプラリー的なものをやっているらしく、

そのカードを頂いたので次回はLa Paix(ラペ)に行ってみたいです。

(桃コースが気になる)



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【Peace(ピース)】

東京都中央区日本橋室町1-11-12 日本橋水野ビル2F
営業時間 [Lunch] 11:30~13:00(L.O),[Dinner] 18:00~20:00(L.O)
定休日:木曜
https://peace1.jp/


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滋賀県大津市『比良山荘』で今年初の鮎を食す。

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6月1日は鮎の日。

全国的に鮎の解禁日が始まる6月早々に、

『比良山荘』で今年初の鮎を食べて参りました。

山奥にあるので予約時間にたどり着けない人が多いらしく、

ちょい遅れで到着しましたが快く対応して頂きました。

間際に予約を入れたため椅子席しか取れなかったと同行者が言っていましたが、

かなり美味しい鮎が食べられたので大満足でした。(ありがとう)

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空気が美味しく、爽やかで、とても良いところでした。

(スギ花粉飛散も終了しているし)

さてお料理は、椅子席なので「鮎満ぷく膳」になります。

鮎料理のミニコースって感じでした。

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どくだみ茶を久々に飲みました。

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鯉の卵、しどけ、蕨、鹿肉、こごみ、などが乗った突き出し。

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お料理に山椒ビールがよく合いました。

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鯉の洗い。

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添えられている花が可愛い。

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ワタクシの大好物の蓼酢(たでず)。
濃くてかなり美味しいです。

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大皿に鮎の塩焼きが乗ってきました。

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稚鮎なので頭から余すところなく食べられます。

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追ってもう一皿届きました。

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合計5匹の鮎が胃袋に収まりました。

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鰻茶漬け。

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山椒の良い香りがします。

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大根のお漬物の醗酵具合がなんとも言えず美味でした。

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〆の紫蘇茶

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デザートは山椒のアイス。

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アイスの上に乗っているのは道明寺粉のお餅(?)です。

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これは野イチゴなんですって。
木イチゴとの違いが分からん。

鮎が異様に美味しくて美味しくて、

ものすごくテンションが上がりました。

やっぱり好きかも、鮎。

今年は食べられないかもなぁと思っていたので、

同行者が予約してくれて大変有難かったです。

この日食べた鮎は今までで最も美味しいと感じましたが、

やっぱり違うのかなぁ、滋賀県の鮎は。

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店前を流れる清流。

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鯉の洗いに乗っていた花が玄関脇に咲いていました。
雪の下(ユキノシタ)というらしい。



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【比良山荘(ひらさんそう)】

滋賀県大津市葛川坊村町94
営業時間 11:30~13:00最終入店,17:00~19:00最終入店
定休日:火曜、水曜(4、10月のみ隔週で水曜営業)
※完全予約制
http://hirasansou.com/

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滋賀県大津市『元祖 阪本屋』の鮒ずしを買わずに鮎ばかり購入する。

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シーボルトの旅日記にも登場するらしい『元祖 阪本屋』。

明治2年に鮒ずしの製造・販売を専門に行う分店として

現在の阪本屋が開業したそうです。

滋賀に住む知人が「大人になったら鮒ずしの美味しさに目覚めた」

と言っていたので、

本当に大人になるとその味が分かるのか知りたくなり、

大津でも有名な(と勝手にワタクシが思っている)このお店に

散策がてらやって参りました。

建物が文化財なので見てみたかったってのも訪問理由の一つです。

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舟形看板は大津市景観重要広告物に指定されています。

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店内は格天井で贅沢な普請。
お断りして写真を撮らせて頂きました。

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お高い鮒ずしを買うつもりがスルーしてしまい

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持ち帰りし易い佃煮を買っちゃいました。

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いろいろ置いてあるので分かり難いですが、結構立派な建物です。

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細かい意匠が贅沢。

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引きで建物を眺める。
雨、ざざ降りです。

後日、購入物をアップしますが、鮎ばかり色々購入しました。

そして今回参加できなかった方へのお土産もここで調達。

国の地域観光事業支援の地域クーポンが6月30日まで

1,000円上乗せしてくれるので、ここで贅沢に使っちゃいました。

つまりは、地域クーポンが使えるお店です。

すっごくラッキーでした。

宿に戻っても鮒ずしを買うべきだったかで未だに迷っているので、

記憶に残るお店になったかも。

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これ以外にお土産も購入。
クーポン+現金で買っちゃいました。


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【元祖 阪本屋】

有形登録文化財
滋賀県大津市長等1-5-21
営業時間 9:00~18:00
定休日:日曜
http://www.sakamotoya.biz/

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日本橋高島屋「第33回 琵琶湖夢街道 大近江展」でいろいろ買ってみた。

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物産展での購入品以外のものもあります。

「第33回 琵琶湖夢街道 大近江展」目当てで

朝から日本橋高島屋に行って参りました。

ここで「春香パフェ」を買おうと思っていたのですが、

生憎のお天気で屋上で食す気になれずに断念。

その代わり、近江牛を使ったお弁当を購入しました。

母が近江の美味しいものに詳しくて、

どこどこの何々が美味しいなどとアドバイスをくれるので、

言われるままにそれを購入。

あれもこれもと買っているうちに7,000円以上購入していたので、

二回ガラポンを回してきました。

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参加賞はクリアファイル or マスク1枚でした。

で、二回とも白い玉が出る。

参加賞は二択だったので、一つずつ頂いておきました。

マスクとクリアファイルが同等品ってところも

紙が高くなっているんだなと感じます。

紙価格高騰故ティッシュの単価が上がっているのか、

参加賞のマスクはいろんな意味で時節を反映しているのかも。

さて、帰宅後にお弁当を食してみました。

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この売り場は大混雑しておりまして、飛ぶようにお弁当が売れていました。
母曰く、有名店だし確かに美味しいんだとか。

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これで1,080円(税込)だった気がする。

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小鮎の揚げたものがあったので100g分購入。
母曰く、ここも有名店なんだそうな。


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近江牛を使った稲荷寿司も一つ買ってみました。
925円(税込)だった気がする。

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お肉と稲荷寿司って合うもんなんですね。
今度自分でも作ってみようと思います。

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試食して美味しかったので購入。
パスタ料理にしてもいいけれど、
そのままお酒のあてとしても良さそうな一品。
572円(税込)だったかな。

いろいろ買いましたが、

居続ければ居続けるほど何かを買ってしまいそうでした。

物産展は危険だワ。

物産展慣れしているおじ様はエコバッグを複数持って

お店からお店へ回っていました。

皆さん美味しいものをよくご存知のようで。

いつかは滋賀の鮒寿司にチャレンジしたいのですが、

今回もチャレンジできずに終わりました。

何処のものが美味しいのか分からないのが敗因かも。

たまには滋賀県を旅してみようかなぁ。

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日本橋界隈も桜が結構花開いていました。
散策するには目に楽しい季節かも。



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新宿区神楽坂3丁目『神楽坂 和食 千』で美味しいものだらけのお料理をいただく。

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予約を入れてあった『千』に母と行って参りました。

前回は月初だったので、珍しく1か月に2度足を運んだことになります。

感染者急増中の東京は来月末まで緊急事態宣言下にあり、

神楽坂でも閉める飲食店が散見されるようになって参りました。

臨時休業ではなく、閉店。

なかなか切ないものがあります。

さて、本日は2度目なのでどんなものが出るのかという点でも

とても楽しみにしておりました。

結論から申せば期待以上の内容で、

もう少しお支払いするべきだったのでは? と恐縮しているところです。

飲める日が来れば、その時に貢献しようかしらと思ってみたり。

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◆八寸
初っ端から豪華な内容に驚きました。

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白エビ!

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酢の物は焼き鮎です。
たぶんワタクシにとってこれが今年の鮎の食べ納めかも。

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キュウリの牛肉巻きや、椎茸と帆立貝柱の生姜煮。
ああ、お酒があれば…と思わなくもない。

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とりあえずの梅サワー。
もちろんノンアルです。

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水割りもある。
もちろんノンアルです。

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◆お椀
焼き胡麻豆腐とセコ蟹のお吸い物。
ものすごくいいお出汁が出ていてウマウマでした。
きくらげの食感も良いアクセントになっています。

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◆お造里
ウニと和歌山県産ビン長鮪の二種盛り。

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◆焚合せ
加茂茄子
,万願寺,焼き鱧
焼き鱧に鰻のたれっぽい味が付いていて大変美味しいです。

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◆焼物
里芋とアワビのバター焼き(肝つき)

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◆昆布締め三種
上質な昆布のうまみが凝縮されていてウマウマでした。

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◆御食事
鱧の白焼きとキュウリの糠漬けが乗った御飯。
とろろがけに出来るので2度美味しい。
海苔が良い香りでした。
写真はないけど、止め椀は牛蒡の赤だし。

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◆甘味
パンナコッタっぽい食感の
ココナッツの葛寄せとマンゴーの黒蜜掛け。

何もかもが美味しくて、大満足のひとときでした。

料理ってエンターテインメントですね。

とても楽しめたし、癒されたし、胃も満たされました。

ふと思ったのですが、この日この場に居た人たちのなかで

ワクチン接種を一回しかしていないのはワタクシだけでは?

という気配が無きにしも非ずでした。

二回目の接種も頑張って乗り越えて、

再びここで食事を楽しみたいと思います。

来月のメニューは何だろう?

今から楽しみです。



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【神楽坂 和食 千】
東京都新宿区神楽坂3-1-43
営業時間 11:30〜14:30 , 17:00〜20:00
※アルコールの提供はありません
(日曜の営業はランチのみ 11:30〜15:00)
定休日:月曜、日曜午後、年末年始
http://washoku-sen.jp/


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埼玉県大里郡寄居町『枕流荘 京亭』で鮎三昧。

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昨年に引き続き、今年も『京亭』に行って参りました。

前回帰りがけに次の予約を入れてあったのです。

東京は雨でしたが、この付近は雨が止み、

時々晴れ間も覗いていました。

玄関先で女将さんに出迎えて貰い、

ああ今年も無事に母と来られた…と

内心様々なことに感謝しておりました。

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本日も二階を貸し切り状態でした。

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荒川は濁流になっていました。

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ここは高台ですので庭の先は崖です。

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お酒提供の注意書き。

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初めに供されるのは鮎煮浸し。

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頭から丸ごと食べられます。
かなり美味。

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鮎の潤香(うるか)。

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前菜いろいろ。ここに白身魚のすり身石焼が乗っていました。

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鮎一夜干し。
安定のいい塩梅。

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鮎あらい。甘くて美味。
凍らせた青竹を器にしていて
窓から見えるロケーションに合っていて良いなと思いました。

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あっさり味だけれど美味しいチャーシューと
小さなジャガイモを炊いたもの。
椀蓋を開けた途端に良い香りが鼻腔をくすぐります。
めっちゃ深呼吸しちゃいました。

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テーブルの上で焼かれている本日の鮎は
群馬県上野村のものらしいです。

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天然鮎の塩焼き。

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鮎を食べた後もしばらく炭を見守っておりました。
なんかボーっとできる。

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稚鮎天婦羅、沢蟹付き。

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女将さんが最後の仕上げをする鮎飯
蓋がされたままなのは蒸らしタイムだから。

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一杯でおなかいっぱいになったので、
残りは持ち帰りさせて貰いました。

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満遍なく鮎の身が入っていていい香りで美味です。

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ぬか漬けを食べるとぬか漬けを作りたくなりますな。
断念しまくっていますけど。

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余ったのはこれだけ。
持ち帰り容器に詰めて貰ったら結構量がありました。

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デザートは白玉と餡子とフルーツ3種。

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今回もお土産に手拭いを頂きました。

久々に緑多い場所でいい空気のなか、美味しいものを満喫できました。

実はここに来るまでに電車内から緑あふれる光景を見たら、

なんだかわけもなくツーンと目頭が刺激され、ウルッと来ました。

自然を見て感動する日が来ようとは。

自然に飢えていたんだと実感しました。

ワタクシはコンクリートの箱の中だけでは暮らせない生き物だったみたい。

しかし、今回は来年の予約は入れませんでした。

来年のことは来年考えようと思います。

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ガラス越しに見た庭。
この日、下の池にカワセミが来ていたらしいです。
見たかった!


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毎度スゴイ普請だなぁと感心する床の間。
左官職人のプライドを感じます。

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良いなと思った炭のオブジェ。
空気清浄のためかしら?
プラズマクラスターも可動してたけど。


京亭
【枕流荘 京亭(きょうてい)】

埼玉県大里郡寄居町寄居547
営業時間 11:00~19:00(要予約)
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
http://chinryusou-kyoutei.jp/


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新宿区神楽坂3丁目『神楽坂 和食 千』で休肝日更新中に5月らしい食事のみを頂く。

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緊急事態宣言下なのでメニューはソフトドリンクかノンアルコールビール。
ワタクシがノンアルを飲むのは
たぶん2回目じゃないか?と思う。
(それぐらい普段は飲まないし選ばない)

昨晩、予約を入れてあった『千』に母と行って参りました。

緊急事態宣言下での食事ゆえ、酒類は引き続きお預けです。

ワタクシ的には休肝日の最長記録更新中なんじゃなかろうか。

しかし飲み物は頂きたいので、母はジンジャーエールを、

ワタクシはノンアルコールビールを頂きました。

そして思ったのは、

「ああ、早く美味しい日本酒が飲める日が来て欲しい」

ってこと。

お料理が全て美味しいもんで、

食事の友が不在なのはやっぱり寂しいと感じました。

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<八寸>
粽寿司,蛸おくら和へ,白瓜雷干し,
フルーツトマトゼリー,新丸十レモン煮

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このフルーツトマトゼリーが衝撃的に美味しかったです。
ゼリーは土佐酢が入っているんですって。
すっごく美味しい。夏場に大量に食べたい。

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お椀は
ワタクシの大好物の鱧です!今年初!
秋田産の順才もいい食感でした。
散っているのは青柚子。

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お造里は母の大好物のウニと、ヤリイカ(だったと思う)
ワサビに眉間を刺激されたら鼻で息を吐くと緩和されるんですって。
マジか。

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焚合せが入った器は、トーハクの企画展を思い出す鳥獣戯画。

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焼茄子とアスパラと生利節を炊いたもので、
アスパラの美しさが際立っていました。

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焼物は北海道の牛と新ごぼう、青ト辛子。
酢味噌が牛肉の照り焼きダレぽいものに混ざってめっちゃ美味しい。

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オプションは毎度おなじみ母リクエストの胡麻豆腐。
先日の膝の負傷は完治したものの、
胡麻を食べておいて損は無いよねって感じ。

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揚物は絵画のように美しい形状の稚鮎。そして小芋。
稚鮎の造形が完璧すぎてオブジェとして残したいぐらい。
ワタクシの目も清流のように洗われた気分でした。
そして頭からガブリ。

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天豆御飯は甘くてホクホクした食感でこれまた美味しい。
ぼちぼち胃袋が限界を迎えております。

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食事に付く香の物は胡瓜と茗荷のぬか漬けでした。

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止め椀は独活と生姜の赤だし。
(飲んだ後で気づいて慌てて写真を撮りました)

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今日の甘味はラムレーズンババロアでした。
初めて食べたけど美味しいです、ラムレーズン!
写真が赤っぽくなっているけれども手前は餡子です。

お酒を飲まない食事は、ワタクシにとっては独特の空気感でした。

元々食べるのが早いもんで、より一層早くなると云うか。

それにしても飲食店がお酒の提供を止めているってことは、

全国の酒蔵や酒店の経営はさぞかし大変だろうと思われます。

昨年から酒米も打撃を受け続けてており、

酒米専用で粘り気がない山田錦を一般販売しているそうな。

パラパラしたお米なのでチャーハンに向いているんだとか。

ちょっと食べてみたい気もしなくもない。チャーハンを。

緊急事態宣言が延長される気配が濃厚になり、

次回予約日までにお酒が解禁されるかは謎ですが、

最高に美味しいと感じる日本酒で食事が頂けることに期待して、

今後も休肝し続けたいと思います。

肝臓の数値は毎月良好だから、

飲もうと飲むまいと健康面も脂肪量も変わらんのだけどな。



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【神楽坂 和食 千】
東京都新宿区神楽坂3-1-43
通常営業時間 11:30〜14:00 , 17:00〜22:00(L.O. 21:00)
※現在は20時までの営業
(日曜の営業はランチのみ 11:30〜15:00)
定休日:月曜、日曜午後、年末年始
http://washoku-sen.jp/

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新宿区神楽坂3丁目『神楽坂 和食 千』で季節の味を満喫しまくる。

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八寸

ここのところ毎月通っている『神楽坂 和食 千』。

季節を感じるお料理だけでなく、料理長の穏やかな雰囲気も気に入っております。

居心地か良い。ひとことで言えばそんな感じです。

本日も母と二人、リラックスしまくりながらお料理をいただいて参りました。

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八寸に入っていた新銀杏。
大人になって大好物になった銀杏ですが、
この銀杏はふくふくとしていてかなり美味でした。

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先ずはビール、ってことにはならず、
初っ端から日本酒を頂きます。
そして今日も勝駒を呑むのであった。(後述)

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お椀は鱧と松茸!
鱧が大好物なのでメガ嬉しかったです。
「嗚呼、今年も夏をきちんと味わうことが出来た」と実感。

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お造りは五種盛り。アボカドの脇にあるのはムツ。
お刺身で初めて食べた気がする。
脂がのっておりました。
お刺身が大量に食べられないお年頃になったため、
この量が丁度良く感じます。

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焚合せは、茄子と蛸とほうれん草。
蛸の柔らかさと弾力が絶妙です。

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二杯目は山田錦で醸した而今(じこん)。
山田錦は
(ワタクシには)甘く感じるお酒になるみたい。

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「魳」と書いてカマス。
鰤と漢字が似ているのでブリが出てくるのかと思ってました。
カマスは母の好物です。淡白な魚がお好きらしい。
こちらの一皿は炭火でカリカリに焼いた皮とふんわりした身が絶妙で、
大根おろしの食感、スダチの香りが爽やかでございました。

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「油目」と書いてアイナメと読むんですね。勉強になります。
関西ではアブラメと称すそうですが、関西人なのに知りませんでした。
食べたことが無かったのかも?
「鮎並」とも書くらしい。

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鹿児島黒牛のたたき。下はとろろ芋の摺り流し。
マイルドなのど越しです。
(噛めよって感じですね)

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先月とは別の勝駒を頂きました。本仕込です。
本当に美味しい日本酒だと痛感致しました。ウマウマです。

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母の大好物の胡麻豆腐を別途注文。
中がとろ~っとしていて、やっぱり美味しいです。

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今日は鮎ご飯でした。鮎!
これが美味しいのなんのって。

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カリカリに揚げた鮎の頭が良いアクセントでした。
混ぜてある新生姜の食感と香りも良き哉。

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水茄子には和からしが掛かっていました。
大人の味です。(つまりは刺激的)

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〆の甘味は水ようかんでした。
下に敷いてあるのはメロンのソース。

夏から秋への季節の変わり目。

それを感じるお料理でした。

お酒は美味しいし、酒のみにも優しいし、

大層幸せな一夜でした。

お店を出る頃には外気温も少し下がっており、

ぶらぶらと家路を辿るのも良い感じでした。

また来月もお邪魔したいと思います。


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【神楽坂 和食 千】
東京都新宿区神楽坂3-1-43
営業時間 11:30〜14:00 , 17:00〜22:00(L.O. 21:00)
(日曜の営業はランチのみ 11:30〜15:00)
定休日:月曜、日曜午後
http://washoku-sen.jp/

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新宿区神楽坂3丁目『馳走 紺屋』でランチとランチビールを。

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本日は工事と荷物の受け取りのため、夏休みを取得しました。

それらが午前中に終了したので、午後から母と近所に食事をしに向かうことに。

炎天下なのに日傘を持ち出すのを忘れ、マスク効果でしんどい。

たかが徒歩数分の距離なれど、お店に辿り着いたときにはオアシスかと思えました。

本日選択したのは『馳走 紺屋』。

いつも行く『』隣にあるお店です。

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ここでも東京都の感染防止徹底宣言ステッカーが貼ってあります。

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座席の間隔が結構開いてますね。

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ランチにドリンク一杯付きとは嬉しい驚き。

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夏休みだからという理由をつけて、生ビールを選んでみました。

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[料理長おまかせ8種惣菜と旬の焼物御膳 1,800(税込)]

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[8種の惣菜盛り合わせ]
つるむらさきお浸し、
馬鈴薯養老蒸し、玉子豆腐、
里芋味噌掛け、加茂茄子揚げびたし、
まぐろ胡麻醤油掛け、一口和牛メンチ、
イチジクの白ごまだれ掛け(?)
・・と思われます。

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今日の焼き物は鮎でした。

女性が好みそうなランチだなぁと思います。

ご飯は魚沼産こしひかり。少し柔らかめ。

神楽坂ではテイクアウトでもこれぐらいの金額はしちゃうので、

コスパは良いのかも。

何よりランチタイムから少しズレていたので、

お客さんの姿が無い店内で、のんびり食事を楽しめました。

満腹です。

と言いつつ、これから坂上の隠れ家カフェに向かいます。



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【馳走 紺屋(ちそうこんや)】

東京都新宿区神楽坂3-1
通常営業時間 11:30~14:30(L.O.13:30),17:30~23:00(L.O.22:00)

https://www.facebook.com/konya.jp/


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埼玉県大里郡寄居町『枕流荘 京亭』で恒例の鮎料理を満喫する。

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昨年に引き続き、今年も母と『京亭』に行って参りました。

前回帰りがけに予約を入れておりましたが、

日にちのタイミングがギリギリ良かったようで、

時節によるキャンセルを言い渡されることなく再訪が叶いました。

『京亭』は本来旅館ゆえ、長らく営業を自粛しておりまして、

もう少し早い時期に予約をしていたら再訪はできませんでした。

前回もそうでしたが、全く他のお客さんと遭遇することなく、

ゆったり、ゆっくりと鮎料理を堪能することが出来ました。

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本日のお部屋はとても見晴らしが宜しいです。

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庭を一望できますし。

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本日の献立が書かれたものがありました。
これに一品プラスでお願いしてあります。


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[鮎煮浸し]
頭から尻尾まで残骸が残ることなく食べることができます。
大変美味しいので、今回はお土産に買って帰りました。


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鮎の潤香(うるか)。珍味です。

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前菜で特に目を惹く沢蟹。
素揚げした後で甘く煮ているようでした。


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鮎一夜干し。
ここ自慢の一品です。
塩梅が丁度良くて絶妙。


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今回は日本酒ではなく、イチローズモルトを選択。

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ロックで頂きました。
意外と料理に合います。


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鮎あらい。
お刺身のツマに、キュウリの花(の下に付くミニミニキュウリ)が付いていました。
葉っぱもキュウリの葉なのだそうです。


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寄居産のトマトをジュレにして掛けた鶏ささみ。
ひんやりした一皿です。


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お待ちかねの天然鮎の塩焼き。
今日の鮎は山梨県の常葉川のものだそうです。


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頭から骨をずずずーっと抜いて、たて酢で頂きます。
ああ、夏が来る~


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白身魚のすり身石焼。
練りもの好きとしては、好物の一品です。
玉葱の甘さが舌に優しいです。


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稚鮎天婦羅、沢蟹付き。
これまた良い塩梅でした。


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追加の一皿は、稚鮎の南蛮漬けでした。
優しい味です。


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女将さんが最後の仕上げをする鮎飯。
定番の美味しさ。
余ったらお土産に持たせてくれるので、
今晩の晩御飯になりました。


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青梅のシャーベット。
青梅がメニューに出るのも、あと数日で終わりですねぇ。

我が家からは少し遠いので、

お隣の埼玉県と云えどショートトリップ感が味わえます。

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本日のお部屋はかなり立派。土壁に圧倒されます。
左官職人の技が、美となって表れております。


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床の間の設えも素晴らしいです。
美しい。


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網戸から見える庭と、それに連なる借景。

鮎料理は今年初ではないけれど、

ここの鮎料理を食べると、夏を感じます。

いずれの料理も外れなく美味しい。

しかし若い方には鮎の美味しさがわかり難いかもしれず、

お客さんの世代交代の話を聞くと、少し切なくなってみたり。

我々も味わえるうちは、建物と料理を満喫すべく、

一年に一度、通えたら良いなぁと願っております。

今回も満足の一日でした。



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【枕流荘 京亭(きょうてい)】

埼玉県大里郡寄居町寄居547
営業時間 11:00~19:00(要予約)
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
http://chinryusou-kyoutei.jp/


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埼玉県大里郡寄居町『枕流荘 京亭』にて再び天然鮎料理を満喫す。

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前回予約を入れておいたもんで、

再び寄居町にある『枕流荘 京亭』に母と行って参りました。

価格は前回よりも500円アップの8,500円(税別・サ別)。

鮎のコースは6,500円からありまして、

天然鮎を使うのは7,000円円以上だった気がさそます。

前回から500円アップした分は煮物となって供されました。

寄居駅に着いたのが予約の30分以上前。

前回はタクシーを利用しましたが、

今回は時間に余裕があり過ぎるため、

小雨の中、徒歩で向かいました。

ぶらぶら歩いて10分強。

着いた時間は「ちょっと早いかな?」程度でした。

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入口にかかっている額。
もとはこの額にあるように「虚羽亭」という名だったそうです。


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部屋は洋間を入れて4部屋あります。
すべて個室で貸し切り。


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国指定史跡の鉢形城跡が対岸に見えます。

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とりあえずビールを頂きました。

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手前は、鮎のうるか(内臓の塩辛)。

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[鮎甘露煮]
頭から尻尾まで全て食べられます。すごく美味。


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[前菜]
ツブ貝、鮎の骨せんべい、いくら、生ハムとイチジク。


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[鮎一夜干し]
こちらも頭から尻尾まで全て食べられます。


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[鮎刺身]
しっかりした歯触りの身です。


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少しだけ飲みたい、という気分に合わせて燗酒を選択。

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[虎河豚ひれ酒]

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[冷製の煮物]
茄子はウルカで炊いているそうです。


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[天然鮎の塩焼]
この日の鮎は新潟県の魚野川産でした。


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今回は、一人二尾ずつでした。

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苦手なのに白子が付いてた。

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[白身魚すり身石焼]
蟹と玉葱の真薯でほんのり甘くてフワフワ。


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[稚鮎の天麩羅]
苦みが大人の味って感じ。


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[鮎飯]
一人一合かな?ってぐらい入っています。
残りは持ち帰り。


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なめこと豆腐がたっぷり入った味噌汁も良い感じでした。

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水菓子はシャインマスカットでした。


先付に変化があったものの、基本の料理は前回と変わらず。

食後、雨が上がったので庭に降りました。

涼しくて、散策には丁度良い感じ。

眼下を流れる清流も見ることができ、なかなか良かったです。

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池には鯉やメダカ、アメンボが居ました。

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名勝玉淀の荒川の流れ。
トンボがめっちゃ飛び交っています。


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昭和23年の皇太后陛下(貞明皇后)による植樹の木斛?

いちいち電話を入れるのが面倒なので、

帰りがけに来年の予約を入れておきました。

これにて今年の鮎料理は打ち止め、かな。



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【枕流荘 京亭(きょうてい)】

埼玉県大里郡寄居町寄居547
営業時間 11:00~19:00(要予約)
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
http://chinryusou-kyoutei.jp/


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栃木県大田原市『高橋鮎店』の焼あゆ。

那珂川
[那珂川(なかがわ)]
鮎釣りをしている人が複数見えます。
川底の石が見える綺麗な水でした。

鮎を川に棲む淡水魚だと思っておりましたが、

海にも出ちゃう回遊魚なんですね。

9月から12月に産卵したものが2週間後にふ化。

稚魚はすぐに海に下って越冬し、

3月から5月になると川を溯ります。

成熟した鮎は川を下り、

9月から12月に産卵するというループになるそうです。

基本的に鮎の一生は一年ですが、

一年目に生殖活動ができなかったあゆは年を越します。

これらを「越年鮎(えつねんあゆ)」または「古瀬(ふるせ)」と呼びます。

年を越すのは雌が多いそうです。

卵を産まないと死ねないという使命感を感じますね。

鮎には成長段階による呼び方や、地域毎の呼び方もあります。

【鮎(あゆ)】 学名:Plecoglossus altivelis
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・香魚(独特の香気をもつことに由来)
・年魚(一年で一生を終えることに由来)
・銀口魚(泳いでいると口が銀色に光ることに由来)
・渓鰮魚(渓流のイワシの意味)
・細鱗魚(鱗が小さい)
・国栖魚(くにすうお;奈良県の土着の人々・国栖が吉野川のアユを朝廷に献上したことに由来)
・鰷魚(江戸時代の書物の「ハエ」の誤記)
・安由
・阿由
・王魚、
・黄頬魚
・アア(岡山県)
・アイ(富山県、徳島県、高知県)
・アイナゴ(石川県、和歌山県)
・アイノイオ(秋田県)
・エノヨ
・シロイオ(熊本県)
・チョウセンバヤ(久留米市)
・アイナゴ(幼魚・南紀)
・ハイカラ(幼魚)
・氷魚(ひお、ひうお;幼魚のこと;琵琶湖)
・ヤジ(稚魚;奄美地方)
・錆鮎(さびあゆ;産卵後の雌)

栃木県の那須岳から流れる那珂川(なかがわ)は、鮎が良く獲れるそうです。

ゆえによく食卓に上がるのか、栃木県那須郡那珂川町では

「骨を残して塩焼きを喰うのは素人」

とされているのだとか。

ちなみにワタクシはお店で供されるものは丸ごと食べますけれど

自分で焼く鮎は頭からバリバリとは食べません。

骨の焼きが甘いと口に残るんですよね。

っつーことで、素人です。

それはそうと鮎は獲れる川ごとに香りと味が違うそうです。

スイカの香りという人も居ますが、ワタクシにはよく分かりません。

でも魚の中では一番良い香りだと思っています。

そんな鮎の名産地に来たのだから、焼き鮎を買おうと思い、

この辺りでネットでの評判の良さそうな『高橋鮎店』にやって参りました。

店内は焼き鮎だらけです。

こんな大量の鮎を見たのは生まれて初めてです。

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店の外には鮎が泳ぐ水槽がありました。
釣り客用のおとり鮎かな?


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許可を得て撮らせて頂きました。
段ボール箱一杯の鮎が圧巻です。


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この時期になると子持ち鮎が出てきます。
やはり雄より値段は高いです。


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これが焼き鮎の中でお高いもの。

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雄は一尾250円から。

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サイズが違うと聞きましたが、価格は同じく一尾250円ですね。

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[焼き子持ちあゆ 500円]
何が違うんだろう? と疑問に思って一尾だけ購入してみました。


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串刺しのまま包んであります。

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[焼きあゆ 1,250円]

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雄(小サイズ)5尾分の値段です。

ここの焼き鮎が天然なのか養殖なのかは不明です。

質問し忘れました。

天然と養殖では、天然の方がカロリーが低くてカルシウムが多いそうです。

逆にビタミンAとリンは養殖の方が多いんだそうな。

だから天然であろうと養殖であろうとどっちでもいいやと思いました。

都内で買うより遥かに安い。

既に素焼きしてあるので、持ち帰りもラクです。

味付けがされていないので、一度水で濡らしてから塩を振って焼くと良いそうです。

直ぐに食べないなら一つずつラップで包んで冷凍庫に入れることを推奨されています。

いずれにせよ早めに食べるのが良いみたい。

帰宅後、トースターで一尾焼いてみましたが、

背中から齧り付いたらヤバいぐらいに美味しいかったです。

これは一気に五尾大人食いできそうな気がする。

串のままで焼いて食べたらもっと美味しいんだろうなぁ。

明日は家で鮎ご飯を作ってみようかなと思います。

贅沢に2尾inして炊いたらウマウマな予感。



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【高橋鮎店】

栃木県大田原市黒羽向町3
営業時間 8:00~18:00
定休日:不定
http://ayukanroni-takahashi.com/


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埼玉県大里郡寄居町『枕流荘 京亭』のわざわざ行ってでも食べたい天然鮎料理。

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長らく行きたいと思っていたのが割烹旅館『枕流荘 京亭』。

しかし流石に一人ではハードルが高い。

京亭は池波正太郎も愛した鮎料理の有名宿でして、

食事のみで6月に予約チャレンジをしたのですが満席。

三度目の正直でゴリゴリと予約をねじ込んで頂けたので、

本日、母と行って参りました。

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表門を入ってすぐのところにある、庭への入口。

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広々とした玄関。
障子は一部取っ払われております。


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待合席。
ミニ火鉢があったけれど喫煙所かな?


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網戸越しに見た庭。霧雨が降っています。

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池波正太郎が使ったという和室には鮎の掛け軸が掛かっていました。
床柱がスゴイな。

浅草オペラの創始者である佐々紅華が自ら図を引いたという建物は、

完成までに五年の歳月を要したそうです。

日本庭園の対岸には、国の史跡に指定された鉢形城址が見えるのだとか。

宿の前を流れる荒川で鮎釣りが解禁される6月になると、

鮎づくし料理もスタート。

しかし今年は4月に雨量が少なかったせいで川の水が十分に無く、

稚鮎があまり育たなかったのだそうです。

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[鮎甘露煮]
そしてエビスの生ビールで乾杯です。
甘露煮ウマッ!


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[鮎うるか]
ワタクシも歳を取ったので、苦みの分かる舌になりました。
ああ日本酒が飲みたい。


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[八寸]
とろろに入っている赤い点はマイクロトマトです。
ちっさっ!!


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[鮎の風干し]
雨が続いていたのでなかなかできなかったのだけれど、
昨日はちょっと晴れたので急いで作ったそうです。
宿の一番人気料理です。
絶妙な塩梅でして、
この塩加減はたった一人に任されているのだとか。
頭から尻尾まで全てが美味でした。


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[鮎刺身]
鮎のお刺身を食べるのは人生初。
淡白で歯触りがしなやか。
なかなかの味です。
骨は八寸の骨煎餅として活用。


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[玉子豆富]
上に乗っているのは蟹。
ちらちらとジュンサイ(蓴菜)もあります。


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[鮎塩焼き]
庭で採ったという緑(小笹?)を纏っての登場。
今日は、岐阜県の高山市を流れる高原川
(富山県に入ると神通川)で獲れた鮎だそうです。


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自家製のたで酢で頂きます。
はじかみ(薑)生姜も自家製です。


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[真丈石焼]
蟹と玉葱の甘みとふわふわした食感が美味。
石ごとオーブンで焼くのだとか。


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「鮎骨酒」に反応するワタクシ。
価格が入っていないってことは時価なんでしょうね。
ってことで内容と価格を直球で訊いてみた。


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[鮎骨酒(天然と養殖があります)]
養殖の方が美味しいという意見もありますが、天然ものを選択。
天然鮎1,000円、養殖鮎800円。
※鮎のみの料金、日本酒代は別


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一杯目の味が濃くてウマ~

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[稚鮎素揚げ]
川海老と蓼が付いています。
鮎が柔らかくていい塩梅でウマウマです。


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鉄鍋で鮎飯がやって参りました。
しばらくこのまま蒸らします。


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女将さんが炊く鮎飯は絶品。
鮎は手前から養殖・養殖・天然だそうです。
めっちゃいい香りでたまらん。


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ネギとしそが入った鮎飯は最高の味。
なんて美味なんだ!
思わず次回の予約を入れてしまいました。


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米に含まれた水分量と鮎の身の水分量が同量って感じ。
ほろほろと口の中でほどける食感が風味をより口内に拡散させます。
この香りと味はワタクシの語彙では表現しきれません。


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3合飲んで打ち止め。勿体ないので鮎は食べちゃいました。
鮎の酒びたしって感じ。
鮎一尾で6合飲む常連さんも居られるそうです。
それが味が出る限界なんじゃないかと。


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[水菓子]
スイカと夕張メロンと自家製餡と自家製白玉。
口直しとしては丁度良い量でした。


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残った鮎飯は持ち帰りさせて貰えます。

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記念のミニ手ぬぐいも頂いちゃいました。

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何処で貰ったかが分かり易い。

ここは料理宿なのですが、宿泊は1日2組までだそうです。

食事人気がすごく、40年近くの常連さんが複数居られるようで、

8月第一周の花火の日の予約は諦めた方が良いです。

そもそも普通の土日も予約を入れにくいですし。

ゆえに、次の予約は食事の後で入れておく方が良いかも。

かなり満足できる鮎尽くしで、また食べたいと思う内容でした。

最高です。

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次回は二階から庭を眺めてみたいです。


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【枕流荘 京亭(きょうてい)】

埼玉県大里郡寄居町寄居547
営業時間 11:00~19:00(要予約)
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
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ワタクシが静岡土産に買ったもの。

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今年は四度、静岡県を訪れました。


まだまだ海側のごくごく一部にしか足を運んでいないため、


まだまだ知らない土地ばかり。


でも静岡駅には何度か行っているため、


同駅までは日帰りできる圏内と認識しております。


今回も静岡駅をゴール地点として、買い物をしてから東京に帰って参りました。


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[生食用桜エビ(静岡県由比産)]
桜エビの生が買えるのは静岡に来たからこそ。
東京で買う場合は大概茹でてるもんな。


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鶏肉、豚肉、牛肉を薄く削ったもの。
右に行くほど100円ずつ値段が上がります。
サラダに乗せたら美味しいのではなかろうか。


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[焼き鮎 562円]
@さかな工房気田川
([気田川 憩の家] 静岡県浜松市天竜区春野町堀之内1011-1)
天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅から車で30分

鮎は熱燗に入れて飲む方法もあるようです。


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ゲソつまみと、和風ピクルス。

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八郎湖産(秋田)なのに静岡で買ってみる。

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これも静岡のものではないけれど、静岡で発見したもの。
これ、絶対美味しいやつやん。



やはり関東から東海エリアに入ると、普段見ない食料品を目にしますね。


伊勢丹のデパ地下を散策したのですが、なかなか楽しかったです。


普段なら静岡みかんを買って帰るところですが、


目下、自宅に激ウマの和歌山みかんがあるもんで、今回はやめておきました。


重いし。


来年も静岡県を旅できればいいなとは思うものの、


流石に浜松は遠くて、行くには気合が必要かも。


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夕方に見た富士山。


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鮎三昧。

鮎を焼く
千葉県民Tに魚焼きグリルを借りました。
焼くのは昨日買った鮎の干物


鮎の干物
約7分で良い感じに焼けました。
鮎の干物ってこんなにあっさりしていて美味しいものなんですね~。
次回も買おうっと。





今日は千葉県民Tに昨日買った鮎の干物を振舞いました。



メインは米粉玄米粉のパンケーキだったんですけど。



でも千葉県民T的には鮎のイメージが強かったようで、



鮎のお菓子を差し入れてくれました。



鮎三昧
下はワタクシの大好物「若あゆ」です。
上は銀座甘楽(かんら)の「焼鮎」という上生菓子。


鮎の上生菓子
[焼鮎]
本物の鮎のサイズだったりします。


鮎の上生菓子
あ、向きはこっちだったわ。
リアルで面白いのだけれど、食べると一匹は量が多過ぎる。




ちなみに鮎という漢字に「占う」という字が入っている理由は、



鮎が吉凶を占う際に使われていた魚だったからなんですってー。



へーっ。



今が旬の鮎。



大人になると好きになる魚の代表格って気がします。



さて、今年は何匹食べられるかなぁ。




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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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