立山からの帰りに、滑川市まで足を伸ばして文化財を見に行ってまいりました。
先ほどまでは山でしたが、ここは海の近く。
滑川駅より一つ富山駅側にある「中滑川駅」で下車し、徒歩8分程度の場所にあります。

[中滑川駅]
@富山地方鉄道本線
平日の7:00~20:00の間だけ駅員配置される駅。


富山県滑川市のイメージアップキャラクター・ほたるいかの「キラリン」。


駅の自動販売機にもキラリンが居ます。

この地のマラソンの名前は「ほたるいかマラソン」というんですねぇ。

看板が落ちかけた、空き家らしき建物。
カフェに良さそうな建物ですよね。

[旧北陸街道]

旧宮崎酒造の向かいにある建物。
昭和初期の建築ですかね?

旧宮崎酒造の入り口脇にある文化財プレート。

こちらが入り口。
とても個性的な暖簾が掛かっています。


黒漆喰の壁とベンガラor柿渋で塗られているっぽい木材がいい感じ。

海側にも入り口があるのか?

でも、まわるのが面倒なので建物内を突っ切ることに。


宮崎家は酒造業を営んでいたようです。


南北に長い短冊状の敷地ゆえ、奥行きがすごいです。


お店はまだまだ先らしい。


なんだか案内板には色々書かれすぎて、逆に不安になってきた。


蔵の間の通路を通って・・・

建物の二階にあるカフェ『ぼんぼこさ』に到着。
個性的な女性オーナーさんが、一人で切り盛りするカフェ『ぼんぼこさ』。
なんというか・・・凄く個性的です。
入り口直ぐのところでオーダー&会計を済ませてから席へ。
どの席が良いかと尋ねたら、
店内のパワースポットだという窓際カウンターに案内されました。
店内にパワースポットがあるとは、なんて個性的なカフェなんだ。

コップコースターはセドナのパワーストーンらしい。

勧められるまま、ノンアルコールのシャンパンを飲んでみる。

窓から見える日本海。

海鮮パスタを注文しました。
「いくら抜きで」と。


しかし、がっつりイクラが乗っておりました。


味噌の上澄み液は醤油みたいな面白い味。


上の液体を掛けて食べるとまた違った味になります。
料理も個性的でございました。
とても不思議な空間。
カフェのオーナーさんは、手作りの詩集を出しており、
店内にはその朗読が流れておりました。
1,200円で詩集の販売もしているようです。
なんだか渋谷にありそうな個性的な空間だなぁと、
ぼんやり日本海を見ながら思ったワタクシ。
まだまだワタクシの知らない富山があります。

【ぼんぼこさ】
富山県滑川市瀬羽町1860
営業時間[水~日曜]11:00〜17:00