大正13年(1924年)に飯島商店の本社ビルとして建てられた『みすゞ飴本舗』は
国登録有形文化財に指定されています。
外壁は石張りのように見えますが、表面をざらざらに仕上げる壁塗りをしています。
小さな玉砂利を混ぜたモルタルを壁に塗り、
水を含んだ筆でモルタル部分を洗い落として
玉砂利を浮き上がらせる工法(洗い出し)。
店舗棟上部の櫛形飾り 。
上田駅から徒歩2分の駅前にある立地としても、立ち寄らずには帰れません。
窓枠は木製。
これがレトロ感を増幅させていますね。
ウインドウには看板がありますが、ちゅっと目立たないので・・・
下にカラフルな看板が置いてあります。
入り口にはドアマンが立っていてドアを開けてくれます。
文化財登録のプレート。
JR上田駅すぐの場所にある文化財が『みすゞ飴本舗 飯島商店』。
外観からは想像ができませんが、木造建築です。
店内に入ると、まるで洋館のように重厚な内装。
そこでは試食をしながら商品を選べます。
ただのゼリー屋さんかと思っていたワタクシですが、
果物のジャムが豊富で、ワタクシでも買いたいと思えるものがあったのが驚き。
ゼリーは得意ではありませんが、美味しいジャムは好きです。
重くなるのを覚悟で、二瓶も買っちゃいました。
外にもココでしか買えないと思われる生菓子を二種類ほど購入。
コロプラのコロカも貰って、なんだかホクホクした気分になった数十分間でした。
母もワタクシもどっさりと購入致しました。
「秋色」は上田本店・MIDORI長野店だけの限定販売(しかも期間限定)。
生菓子は当たり前ですが賞味期限が短いです。
[秋色 259円(税込)]
上田城の紅葉祭りをイメージして作った水ようかん。
橙色はアンズと黄色の三宝柑のゼリー。
[季節の生ゼリー(杏) 480円(税別)]
杏とリンゴで悩んだのですが、リンゴが期間限定商品だったとはー。
ジャムは2種購入しました。
希少な上田市産と長和町産のニホンスモモ原種を使った「スモモ」は
350g入りで853円(税込)
[季節のジャム(ほおずき)350g 1,188円(税込)]
食用ほおずきとも呼ばれる欧米のほおずきで作ったジャム。
とろとろなジャムかと思いきや、意外にしっかり飴感もあります。
上田駅で下車したならば、ぜひぜひ立ち寄りをおススメしたい老舗飴店です。
【みすゞ飴本舗 飯島商店】
長野県上田市中央1-1-21
営業時間 10:00~18:00
定休日:1月1日、12月31日午後
http://www.misuzuame.com