国宝7件、重要文化財84件を含む、およそ20万冊の古典籍(漢籍12万冊・和書8万冊)と
6,500件の東洋古美術品を収蔵する静嘉堂文庫美術館が丸の内に移転。
「静嘉堂@丸の内」の愛称で本日オープンしました。
予てより「初日に行こう!」と思い続けてHPをチェックして居り、
その他のイベントを全て放棄して本日に臨みました。
2022年、静嘉堂は創設130周年・美術館開館30周年を迎える。
そんな節目の年に新たなスタートを切る静嘉堂文庫美術館 展示ギャラリーは、展示面積が世田谷の1.5倍。ガラス天井の広場(ホワイエ)をぐるりと囲むように4つの展示室が配され、展示ケースと照明設備も一新。装いを新たに国宝・重要文化財を多数含むコレクションで観覧者を出迎える。
開館記念展覧会「静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念 響きあう名宝 ―曜変・琳派のかがやき―」は、2022年10月1日〜12月18日に開催予定。国宝《曜変天目(稲葉天目)》はもちろん、所蔵する7件の国宝すべてが丸の内に集結する。茶道具、琳派、刀剣、中国書画と工芸などの各ジャンルから、静嘉堂を代表する名宝が並ぶ(前後期展示替えあり)。
ここの目玉は、国宝「曜変天目(ようへんてんもく)」茶碗!!
藤田美術館のものも見たことが無かったので、
絶対、絶対、一つは実物を観たい! と切望して居りました。
本日これを観られただけでも大満足です。
美術館が入っているのは国の重要文化財である明治生命館。
展示室は広くはないのですが、イメージは大変宜しい。
重要文化財の中で見る、国宝と重要文化財指定の展示品の数々。
ギュギュっと濃厚なスープを飲んだみたいな満足感がありました。
正直、もっと展示室がある方が嬉しいし、入館料が高くても良いと思えるのですが、
警備の都合上この規模が精一杯かもなぁと思ってみたり。
ちなみに美術館の入口は皇居側ではなく、丸の内仲通り側にあります。
正面左手に美術館の入口があります。
美術館のポスターは勿論、曜変天目の写真です。
ミュージアムショップでこちらの品々を購入しました。
※ミュージアムショップはSuicaが使えます
曜変天目グッズを2種購入。
ピンズ 800円(税込)・マグネット 660円(税込)
マグネットは冷蔵庫に貼るので茶碗だと分かるものを、
ピンズは茶碗だと分かり難いものを選びました。
大きな図録を買わずマグネットで細部を再確認しております。
ピンズは上から見た茶碗の写真です。
国宝になる茶碗は凄いよなぁ。
天目茶碗2種一緒に写った絵葉書を買っておく。
絵葉書左側は重要文化財の油滴天目(ゆてきてんもく)です。
こちらも会期中に展示されています。
大きな図録は重いし勿体ないので、コンパクトなコチラを購入。
会期図録ミニブック 500円(税込)
どれぐらいミニかと申しますと、絵葉書サイズぐらいミニなんです。
驚いたのは、ミュージアムショップで曜変天目の「ぬいぐるみ」が売られていたこと。
しかももっと驚いたことに既に売れ切れており、そのお値段はなんと5,800円もすること!
ワタクシが行った時間で既に売り切れって、どーゆーことよ!?
幸い売り切れだったので惑わされずに済みましたが、
在庫僅かとか言われたら買ってしまっていたかもしれません。
限定品に滅法弱いので。
なにはともあれ、国宝の曜変天目(稲葉天目)は一見の価値ありです。
これからチケットを買うのであれば朝一番の回をオススメします。
みなさんじっくり観ているので、時間と共にどんどん混むからです。
秋は良い展覧会が目白押しなので(国宝展もあるし!)大忙しですが、
機会があれば後期の展示を観に再訪したいと思っています。
【静嘉堂文庫美術館(せいかどうぶんこびじゅつかん)】
静嘉堂@丸の内
東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1階
開館時間 10:00~17:00
※金曜は18:00閉館、入館は各日とも閉館30分前まで
※チケットはオンラインにて
https://www.seikado.or.jp/