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興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

青梅市

【東京建築物見学散歩】青梅市駅周辺ぐるり散策。

青梅駅
[JR青梅駅(おうめえき)]
東京都青梅市本町192
開業年月日:1894年(明治27年)11月19日
1924年(大正13年)11月30日に開業30周年で駅舎改築。
鉄筋コンクリート造り3階建てで、現在は閉鎖されているが地下街もあった。


JR青梅駅
ホームをつなぐ通路には古い映画看板が飾られている。




街ぐるみで昭和レトロを再現しているのが青梅駅周辺界隈。



って話は以前より見知っていたのでですが、



下車しようと思ったのは初めてです。



別の駅で会話をした青梅市在住のオジサマがおススメして下さったので、



ちょっくらブラブラ歩いてみることにしました。



看板建築などが残っていて、なかなか面白い町並みです。



image
ひと際、目を引く木造2階建て。

image
二階の窓ガラス奥にある襖が、ちょっと面白い形ですね。

青梅市_店舗
隣にある「油屋」という商店の外壁タイルは螺鈿のように虹色に輝いていました。
写真では見えないけど。


案内板
案内板があるので、メジャーな場所はとても分かり易いです。

大正庵
観光案内所で貰った地図にも載っている「大正庵」。
お蕎麦屋さんなのでアレルギー持ちのワタクシは入れません。
でも、ザ・看板建築って感じでイイ建物ですね。


青梅市 商店
旧青梅街道沿いには立派な建物が多いです。
店舗なのかな?


柳屋
お米や狭山茶などを販売している「柳屋」。
とても趣のある建物で、通りに面して蔵もあります。


柳屋
商品陳列も昔っぽくてイイですね。

柳屋
向かって右側から見た「柳屋」。
この辺りは蔵にあるような「置き屋根」がよく見られるんですが、何故なんだろう?


青梅市 商店
商店街に今も残る看板建築。

青梅市 商店
金属板張りの外観がカッコイイですねぇ。

青梅市 商店
横道で見た猫を全面に押し出した感のあるお店。
たぶんお店だと思うんだけれど、何を売っているのかは不明です。


昭和レトロ商品博物館
地図にも載っている「昭和レトロ博物館」。
野菜も売っているようですが、道を渡るのが面倒で通り過ぎてしまいました。


青梅市 商店
青梅駅に近いところにある店舗。
屋根にある銅板の鬼瓦が特徴的で面白いと思いました。


青梅市 商店
カッコイイですよね。

案内板
姉妹都市の案内板。
青梅市のマークが分かり易くて面白いですね。


線路
突き当りがJR青梅駅。

佐藤質店
踏み切り近くにある建物が格好良くて素晴らしいのです。

佐藤質店
特に蔵の屋根!!
すごく気合の入った屋根ですよね。


佐藤質店
鬼瓦と影盛。

佐藤質店
箱棟部分もとても立派です。
こんなに立派な屋根は初めて見た気がする。


佐藤質店
桟瓦の色もとても綺麗。
素晴らしい蔵ですね。


佐藤質店
素晴らしい工芸品みたいな蔵の屋根で、いつまでも見て居られますな。
カッコイイわぁ~。




意外と発見できないのがカフェ。



あるのかもしれませんが、ワタクシの歩いた範囲では見当たりませんでした。



それにしても蔵の多い町ですね、青梅って。



材木で財を成した家が多いのかもなぁと、ぼんやり感じた次第です。



奥多摩に行く乗り継ぎの駅ですが、



途中下車して散策する人は少ないように感じました。



お洒落な古民家カフェとかあれば、もう少し下車する人が増えるかも?



って、違うか。



姫りんご
駅前で買った長野県産の姫リンゴ。
「そういえば姫リンゴってこういう味だったわ」って感じの味でした。


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青梅市森下町『旧稲葉家住宅』は東京都の有形民俗文化財に指定されています。

旧稲葉家住宅
【旧稲葉家住宅】
東京都青梅市森下町499
休館日:月曜
開館時間:10時から16時まで(10月~3月)
建築年:江戸時代後期




立ち話をしたオジサマに、ここがオススメだと言われたので、



JR青梅駅から歩いてやって参りました。



無料で入れるのですが、中は一見の価値アリな建物です。



材木商をしていたそうで、



梁や柱には奥多摩の日原から運ばれたシオジという珍しい木が多く用いられているそうです。



シオジという材は、初めて知りましたが、「塩地」と書くそうです。



学名は、F. spaethiana Lingelsh.



まだまだ使われている材については見分けがつかないワタクシです。



今回の見どころは木製建具かな。



こういうアンティーク市場があれば一つ欲しいぐらいです。



まあ、高くて買えないんでしょうけどね。



旧稲葉家住宅
稲葉家は青梅縞(おうめじま)の仲買問屋などを営んだ青梅の豪商で、
江戸時代には青梅宿の町年寄を務めたそうです。


旧稲葉家住宅

旧稲葉家住宅
頭を打ちそうな小さなくぐり戸を入ると、すぐに土間があります。

旧稲葉家住宅
土間の左手には商いをしていた当時を思い浮かべることができるような帳場があります。

旧稲葉家住宅
ぽつんと置かれた火鉢。

旧稲葉家住宅
帳場の壁には作り付けの戸棚があります。
扉は檜の立派な一枚板。
その上は神棚かな?


旧稲葉家住宅
神棚らしきところに細工された組子細工のような彫り物。
細かいですね~。


旧稲葉家住宅
帳場と奥を仕切る障子は、嵌め込み式になっている凝った作り。
外したところを写真に撮らせて頂きました。
夏場は涼しそう。


旧稲葉家住宅
組子の板戸。
保存状態が良いですね。
欲しいなぁと思っちゃいました。


旧稲葉家住宅
釘隠し。

旧稲葉家住宅
階段はかなりの急勾配。
登ることは可能ですが、2階は見学できません。


旧稲葉家住宅
二階は物置になっているようです。

旧稲葉家住宅
二階の床は薄く、足を踏み外してしまいそうに見えます。
上がって良いと言われても躊躇うレベル。


旧稲葉家住宅
屋根の立派な登梁と棟木。

旧稲葉家住宅
継いでありますが、とてもしっかりした造りですね。

旧稲葉家住宅
実は屋根は「置き屋根」。
防火のために漆喰で塗り固めた上に乗っているものです。


旧稲葉家住宅
あ、蜂の巣発見。
これも相当古い蜂の巣ですね。


旧稲葉家住宅
書院造の奥座敷には長持ちなどが積まれてありました。
人形など、地域の道具類らしいです。


旧稲葉家住宅
廊下突き当たり右手が厠。

旧稲葉家住宅
[結霜(けっそう)ガラス]
すり硝子の上に膠(にかわ)の水溶液を塗って低温加熱すると、
膠が収縮してガラスの表面を削り取ります。
そうしてできるのがこの模様で、大正中期から昭和初期の建物によく見られます。


旧稲葉家住宅
「置き屋根」であることが良く分かるアングル。
台風は大丈夫なのかな?


旧稲葉家住宅
北側の3階建ての土蔵は今年再建されたそうです。

旧稲葉家住宅
真新しい外観と内部。
一階に入れましたが、木の香りが濃厚でした。


旧稲葉家住宅
鬼瓦には家紋が見られます。
「井桁に木瓜」かな?


旧稲葉家住宅
影盛も立派です。

旧稲葉家住宅
一階の屋根に取り付けられた丸瓦。

旧稲葉家住宅
銅板の外壁が特長的なこの部分は厠かな?

旧稲葉家住宅
井戸の向こうには、以前、長屋があったそうです。
取り壊されましたが部材は纏めて保存してあるそうなので、
いずれ再建されるのかもしれませんね。

旧稲葉家住宅
井戸の覆屋は明治以降のものだそうです。




すごくお金持ちだったんだろうなぁと一目で分かる建物です。



住めるなら、住みたいぐらい。



ってのは大袈裟ですが、こういう古民家を改築して住むのもイイなぁ~と



いろいろ妄想が膨らみました。



これからまだまだ手が入りそうで、



数年後に訪れたら、長屋が復元されているかもしれませんね。




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青梅市沢井『福島家住宅』は文化財ウィークの今日までしか見られない四日間限定公開の建物です。

福島家住宅
[福島家住宅]
東京都青梅市沢井2-720
JR青梅線沢井駅下車徒歩5分
江戸時代に名主役で、筏師組合の惣代だった福島家の住居。
普段は開放されていないので内部を見学することはできません。


寝込み続けて四日間。

ようやく寝床から起き上がり、本日の行き先に選んだのは青梅市でした。

体調が万全ではない為、大混雑する航空祭に行くのは断念。

四ッ谷駅から中央線に乗って、ぼーっと移動し、

登山装備の乗客の間を縫って、沢井駅下車。

その沢井駅から徒歩5分のところに福島家住宅がありました。

福島家住宅

福島家住宅
庭に面した中央が正式な玄関。
勝手口は右手にあります。


福島家住宅
勝手口から入った土間の壁に並べられた農工具なと。

福島家住宅
土間奥にある、おくどさん。
左側は既製品のようで、●●製と書いてありますが、読めませんでした。


福島家住宅
二階では蚕を育てていたっぽい。
碍子に取り付けられた電機線が家中に張り巡らされています。


福島家住宅
納戸の引き戸の組子が美しいですね。

福島家住宅
六年前に住んでいらした方の遺影がお仏壇に飾られていました。

福島家住宅
襖の絵や書画がとても立派です。

福島家住宅
とても立派な座敷。

引き手もとても立派です。


福島家住宅
[亀]

福島家住宅
[鶴]

福島家住宅
[蕪]
なぜ蕪なんだろう?


福島家住宅
不思議なのが外側の開口部に和紙が貼られていること。

福島家住宅
茅葺の軒が深いので雨が吹き込まないから和紙を使えるんでしょうか。

福島家住宅
座敷から見た庭。
一番良い景色ってことですね。


福島家住宅
紅葉しそうな木々も植えられています。

福島家住宅
茅葺の屋根は来年春に葺き替えられるんだそうです。

福島家住宅
今は屋根に付いた植物の種が芽吹いている状態。

福島家住宅
庭に続く門。
杉皮葺きの屋根です。


福島家住宅
どこに貼られていたのかは分かりませんが、内容は下の通り。

福島家住宅
キリシタン疑惑がある者を見つけたら密告しろよ。
褒美を銀100枚から500枚やるよ。
ただし、隠していたら、そいつらも罪人とみなすよ。
的なことが書かれているっぽい。


ちょくちよく改修はされているそうで、最近では畳を変えたんだそうです。

維持が大変そうですよね。


青梅市

青梅市


奥多摩の紅葉はもうちょっと先かな。

って感じですが、紅葉のイベントはいろいろあるようです。

朝晩は冷えるので、もし来週向かわれる方は防寒をお忘れなく。


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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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