切り取り方によっては外国の町並みにも見える通り。
意外に誰も信じていないらしいのですが、ワタクシは飛行機移動が苦手です。
誰に伝えても、“でも私は好き”という求めていない言葉が返ってきます。
この点からも、苦痛は他人には理解できないということが分かりますね。
そんなワタクシは今回の出張で、帰路に新幹線を選びました。
午前中ギリギリに乗って夕方に東京に着くという長距離移動感がハンパない手段。
正直、乗り物は得意ではないのですが、それでも飛行機よりはマシ。
ってことで、延泊し、午前中ギリギリの新幹線に乗るまでの間、町を散策致しました。
門司港はコンパクトなので、これで十分だという気がします。
[旧門司三井倶楽部]
※移築
和館は、富の象徴でもあった影盛(かげもり)が立派な屋根が特徴です。
ここで門司港名物の「焼きカレー」が海鮮入で1,350円~で食べられます。
アインシュタインが1922年(大正11年)に宿泊したとのことで、
2階の部屋が当時の状態で「アインシュタインメモリアルルーム」として展示されているそうです。
[旧大阪商船]
泊まったホテルの向かい側にあったので、最も頻繁に見た建物といえる。
一階で小規模なマルシェを開催していました。
主に布製小物類。
二階へ続く木製の階段。
カッコイイ。
[北九州市旧門司税関]
歴史的建造物を復元した建築物。
[国際友好記念図書館]
ロシア帝国が大連に1902年に建設した東清鉄道汽船会社事務所の複製建築物。
北九州市と中国・大連市の友好都市締結15周年を記念して整備された。
どこぞのテーマパークにありそうな凝った建物ですね。
門司港駅を見学したいなと思って行ったものの、
9時過ぎなのに開いていないという・・・。
この辺りの人は時間に対してゆとりがあるのかも。
致し方なく、周囲をぐるりと回ってみる。
養生から露出している部分もあり、ちょっとしたチラリズムか。
足場に覆われた向こう側をチラ見して、その他の部分を妄想してみたり。
[九州鉄道記念館]
入館料が300円かかるので外観見学のみにて。
同館の屋内展示施設っぽい。
煉瓦の外壁が意匠性に富んでいてカッコイイのです。
色違いの煉瓦で模様を造っているのですな。
[三宜楼(さんきろう)]
昭和初期を代表する料亭建築且つ、福岡県に残る希少な木造三階建て大規模建造物。
中が無料で見学できるらしいのですが、10時からだったので断念しました。
[マリーゴールド門司港迎賓館]
1950年に竣工された結婚式場だそうです。
レストランもあるみたい。
右下は「ブルーウイングもじ」という跳ね橋。
奥が関門橋。
[レトロ横丁・栄町銀天街]
三ブロックほど商店街が続いています。
この通りにあるパン屋さんのコルネは先までクリームが詰まっていて美味でした。
[手作りケーキとカレーの店 ドルチェ]
ここで「焼きカレー」を食べると850円。
[海峡プラザ]
“ちょっと昔の小洒落た土産物屋”感のあるお店が連なっています。
あるんじゃないかと思っていたら、やっぱりあった巌流島に類するTシャツ。
短い門司港滞在時間の中で最も楽しかったのはスーパーでした。
東京では見ないものや、懐に優しい価格帯にテンションがあがり、
ものすごく楽しかったです。
特に鶏肉類の安さに驚きました。
業務用スーパーかってぐらいの量だし。
総務省の家計調査によると、鶏肉の消費量は福岡県が全国一位なんだそうです。
以下も九州の県で占められております。
どおりで惣菜コーナーに鶏の唐揚メニューが多かったはずだわ。
まあ、そんなこんなで、最後の九州行きは、こんな内容で幕を閉じたのでした。