銀座が閑散としており、撤退している飲食店が複数あると聞いてはおりました。
中でも驚いたのは、五丁目にあった昭和21年創業の甘味処『鹿乃子銀座本店』が閉店したこと。
COVID-19の爪痕は確実に銀座に打撃を与えているのだと感じました。
本日、新橋から四丁目交差点に向かって飲食店街を歩いておりましたが、店舗の気配が消えたビルが複数あり、ちょっと切なくなりました。
ワタクシの知っている銀座は消えつつあるんだなぁ、と。
そんな中、どこぞでランチを食べようと母と歩いていたら『銀座 麒麟』を発見。
ここはまだ頑張っているっぽい。
ということで、懐かしく思い、入店することにしました。
入口に立つ男性スタッフさんの奥に、一方的に顔見知りの女性スタッフさんを発見し、「いらっしゃるんですね」と呟いたら、こちらに気付いてくれ、奥から出てきてくれました。
マスクを少し外して顔をみせつつ、「お元気そうで」とお互いに挨拶をしてから、案内された階へ。
席について料理を選んでいたら、フロアの男性スタッフさんからにこやかに「久々にご利用くださったそうで、珈琲か紅茶をサービスさせて頂きます」と言われました。
本来はランチカードが無ければ得られないサービスなのですが、先ほどの女性スタッフさんからの口添えっぽい。
有難く頂戴いたしました。
オフィスが銀座にあった頃は、『銀座 麒麟』にも頻繁に通ったものでした。
メニューは当時のまま。しかし当時とは違ってフロアは閑散としております。
なんだかちょっぴりセンチメンタルになりました。
でも、昔の顔見知りが今も元気に頑張っている姿を見るのは良いものですね。
ワタクシも頑張ろうと改めて思えました。
鳩居堂の看板ってこんなのだったんですね。
長年銀座に居たけど今日初めて認識した。
食後、ぶらぶら歩きつつ中央通りに出ると、歩行者天国になった道をたくさんの人が散策していました。
飲食店街とのギャップが凄いです。
といいつつ、中央通りのテナントも激変しているそうですね。
山野楽器がKDDIに3階分のフロアを貸し出すと聞きますし、銀座2丁目のティファニーのビル(孫正義氏所有)がヒューリックに売却されたとも聞きます。
かく言うワタクシも今年は地元での消費が多く、銀座で下車して買い物をすることが無くなりました。
銀座を応援したいけれど、銀座以外にも応援したいところは数多く、なかなか銀座まで足を延ばせないのが実情です。
しかし、とりあえずは『銀座 麒麟』を再訪して、超微力乍らも応援したいと思っているところです。
それにしても、切ない。
【銀座 麒麟】
東京都中央区銀座6-9-15 TACT-1ビル
営業時間 lunch 11:30~/dinner [平日]17:00~,[土日]16:00~
定休日:無休
※電子マネーは使えません
https://ginzakirin.com/
東京都中央区銀座6-9-15 TACT-1ビル
営業時間 lunch 11:30~/dinner [平日]17:00~,[土日]16:00~
定休日:無休
※電子マネーは使えません
https://ginzakirin.com/