
「金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋 ~行商編~」を観るべく、
佐野美術館にやって参りました。
三島田町駅から徒歩5分ほどの場所にある私設美術館で、
その所蔵や企画展などから、「刀剣女子」には有名らしいです。
しかしその点には昔から全く造詣を深められないワタクシは、
「金魚」というテーマゆえにこの美術館行きを決意した次第です。

美術館に向かう途中で立派な門を発見しました。
敷地内にある「隆泉苑」という日本庭園がこの向こう側にあります。


隆泉苑の表門と園内の日本家屋は、
国の登録有形文化財に指定されています。


なんと、国宝や重文を持っている美術館でした。


表門を敷地側から見てみる。
期せずして、国の登録有形文化財に出会え、ノーマークだったので幸福感マシマシ。
三島田町駅から向かったので、駅で前売り券も買え、重ねてラッキーでした。

「泳げ! 金魚!-洗濯物編-」2000年の作品。
入口に展示してあった作品は撮影可でした。


シングルシーツにアクリル絵の具で描いてあるらしい。

館内で撮影可能とされている一室がありました。
いろいろあったけれど、個人的にはこれが良かった。
注:金魚は描かれているものです

このバケツの中の金魚も絵なんです。

これも撮影可とされている一室にあったもの。絵画です。

出口に掛かっていた金魚の暖簾もいい。

A5(@378円)とA4(@432円)のクリアファイルを購入しました。
複数ありましたが、この絵柄が特にツボでした。
満足できる内容に心が満たされました。
次回の展示も興味深いものなので、また秋に来ちゃうかもなぁ。
そんな美術展の余韻を引きずりつつ、庭園を見学することにしました。

美術館脇から隆泉苑に入れます。

良い感じじゃーんと和んでいる間に蚊に喰われました。令和初!

[隆泉苑]
佐野美術館創始者の佐野隆一によって昭和10年に建てられた家屋。


かなり吟味された建材が使われているそうですが、
内部は公開されていませんでした。

この時期、こういった庭園を散策する際は
虫よけスプレーなどで防御すべきだと感じました。
左手首付近を短時間で三か所も喰わました。

【佐野美術館】
静岡県三島市中田町1−43
JR三島駅南口より
○東海バスオレンジシャトル(4番乗り場:新城橋行き又は、大平車庫行き)
○三島循環バス「せせらぎ号」(1番乗り場)で佐野美術館下車(100円)
開館時間 10:00〜17:00(入館受付は16:30まで)
休館日:木曜日(祝日は開館)、年末年始、展示替期間など
http://www.sanobi.or.jp/