富山市の中心市街地を流れる松川に架かる桜橋(さくらばし)。
昭和10年(1935年)に竣工したアーチ橋で、
橋の名が表す通り、両岸一帯は桜の名所として知られています。
橋梁としては富山県内初、鋼アーチ橋としては全国初の登録有形文化財です。
橋のたもとに文化財プレートがあります。
欄干は第2次世界大戦後に新たに取り付けられたものだそうです。
曲線が優美で昭和初期感がありありのデザインですね。
桜の紅葉もまたヨロシ。
橋から松川を眺める。
今まで通過するだけだった文化財を拾うことができ、
ちょっと嬉しくなりました。
やはり旅には文化財見学は欠かせませんなぁ。
紅葉が進んだ街を歩いていると、
今年中に富山を訪れることができた幸せを感じます。
【桜橋(さくらばし)】
富山県富山市本町
橋長:15.5m,幅員:21.9m
国登録有形文化財