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私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

谷口吉郎

港区元赤坂『迎賓館赤坂離宮(国宝)』を母と見学してきた。

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1909年(明治42年)に紀州藩の屋敷跡に建てられた旧東宮御所は、ジョサイア・コンドルの弟子にあたる片山東熊(かたやまとうくま)の設計です。初めて国宝に指定された明治期以降の建築物です。 表慶館(東京国立博物館)、京都国立博物館、奈良国立博物館、新宿御苑御休所も片山東熊の設計です。
しかし、東宮御所の建設に心血を注いで完成報告を明治天皇に行ったところ、「贅沢すぎる」と言われてショックを受け、病気がちとなったとか。

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せっかく完成しても、皇太子時代の大正天皇がここを使用することは、やはり殆どなかったそうです。しかしその後、皇太子時代の昭和天皇一家が使われたそうで、昭和天皇即位後は離宮として扱われることになり、赤坂離宮と名称が改められました。

現在の迎賓館は村野藤吾と谷口吉郎(和風別館)の設計により、外国賓客に対する迎賓施設として改修され、1974年(昭和49年)に完成したものです。

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公開されている場所は、本館・庭園(主庭及び前庭)、和風別館・庭園です。
本館の参観エリアは、羽衣の間、朝日の間、彩鸞の間、花鳥の間、玄関ホールなどで、入館料が掛かります。本館の前庭及び主庭だけの見学は無料です。和風別館は事前予約が必要…だったと思います(HPをご確認ください)。

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今回、我々は事前予約をしていなかったので、開門前に正面から並び、その後西門から入場。手荷物、所持品等の検査を受けた後、券売機で入場券を購入。本館に向かいました。

実はワタクシは大昔に抽選で入館したことがあります。
その頃はもっとボランティアが沢山居た気がします。今回久々に本館に入りましたが、以前より(雰囲気が)緩くなっている気がしました。

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噴水も国宝。

ちなみにGWは混むそうです。確かに観光地としては手軽で内容も良い気がします。平成最後の~とか、令和最初の~とかいう記念としても記憶に残るかも?

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ところどころに植わっている赤松が、
ここが日本であると実感させてくれます。


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この出入り口の右側に主庭があります。

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主庭側から見た本館(端)。

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庭には名残の桜がほのかに残っていました。

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前庭側から見た本館。

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正面の車寄せを進んでみる。

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正面玄関の扉には桐紋(日本政府の紋章)があしらわれていました。
※三つある扉の中央には菊の御紋があしらわれています


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鳳凰の意匠は頻繁に目にした気がします。

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こちらも国宝に指定されている衛舎。
中央の道を挟んで左右にあります。

本館内は撮影禁止。しかし、立派なパンフレットが入口で配布されますので、それで十分かと思われます。入館料の一部はパンフレットとして還元されているんですねぇ。
抽選時代には無かったものなので、これは良い記念になるなと思います。

ちなみに母は、イヤホンガイドを借りて(200円)ゆっくりと見学し、満喫したようでした。良い天気・良い気候だったので、待つのもそれほど苦では無かったかなと思っています。
早朝は空いていましたが、帰る頃には混んでいたので、意外と人気観光地なのかも。
早めに来て見学する方がいいんじゃないかと思います。

見学後、ここからホテルニューオータニに向かおうかとも思ったのですが、若干歩くし、今日は結婚式が多そうで混んでいそうだったので、我々は東京駅に向かったのでした。


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【旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)】

東京都港区元赤坂2-1-1
公開時間 10:00~17:00(最終受付16:00)
本館・庭園参観料(現金のみ)
一般:1,500円、大学生:1,000円、中高生:500円、小学生以下無料
※本館参観の19名以下の個人の方については事前予約不要
https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/visit/


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千代田区有楽町にある「東宝ツインタワービル」は谷口吉郎がデザインを担当。

東宝ツインタワービル
[東宝ツインタワービル]
竣工年月:1969年(昭和44年)5月
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造
設計:阿部設計事務所、谷口吉郎 、施工:間組


東宮御所、帝国劇場、東京国立博物館東洋館、東京国立近代美術館の設計者である谷口吉郎が設計した東宝ツインタワービル。
谷口吉郎は、博物館明治村の初代館長でもありました。

第四高等学校(現在の金沢大学)の同窓生だった谷口吉郎(博物館明治村の初代館長)と土川元夫 (当時名古屋鉄道(名鉄)社長、後に同会長となる) の2人は、戦後の急速な経済成長の蔭で失われつつある明治時代の建築物のうち、歴史上にも文化芸術上にも価値があるものを末永く保ちたいとの意見で一致し、そのための財団設立を構想したのが「明治村」の発端である。

建物名称であるツインタワービルの由来は屋上にある2本の円柱形の塔。写真では見られませんが、晴海通りを通るとガッツリ見えます。
とても大きな塔なので、かなりアンバランスに見えます。塔の機能もよく分かりません。

東宝ツインタワービル
ビル開業当初よりある7階の東宝ダンスホール。
ちょっと内部を見てみたい。

この建物の隣に東京ミッドタウン日比谷があるのですが、かなり街の雰囲気が変わりました。
人の流れも変わった気がします。
そして今、外堀通りに面する建物は建替えラッシュ。

同じく谷口吉郎が手掛けたした帝国劇場が入る帝劇ビルが建替えになるという噂があります。
帝劇の隣にある東京會舘は現在建て替え中でほぼ完成しており、来年1月にオープン予定。

今のうちに帝劇も写真におさめておくべきかもなぁ。



【捕捉】
谷口吉郎 : 1904年(明治37年)6月24日石川県金沢市生誕、1979年(昭和54年)2月2日(74歳)死去

【東宝ツインタワービル】
東京都千代田区有楽町1-5-2
延床面積:16,692.07㎡
敷地面積:1,508.69㎡
http://www.toho-twintower.jp/


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