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興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

荻窪駅

杉並区荻窪『荻外荘展示棟』のカフェでおにぎりを頬張る。

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2025年7月16日にオープンした『荻外荘展示棟』。

荻外荘の向かいに新設された建物です。

隈研吾建築で、1階はショップとカフェ、2階は展示室になっています。

ここは実業家・山田直矢の別荘が建っていた土地だそうで、

2階の展示はその内容を含むものとなっていました。

荻窪というエリアについて今まで全く知識が無かったのですが、

ここを見学したことで荻窪=文化人の邸宅というイメージが

ワタクシの中に定着しました。

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第一印象はテント。
なんでそう感じたのかは分かりませんが、屋根の形状かなぁ。

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一階のカフェのレジと厨房&入り口直ぐのところにあるショップ。

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メニューはこんな感じ。

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折角なのでランチっぽいものを注文してみました。
おにぎり2種+ドリンク1,200円,スープ(セット)100円,惣菜2種(セット)200円=1,500円(税込)
飲み物は選択できます。

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おにぎりは二つも食べきれず、一つ保冷バッグに入れて持ち帰りました。

周囲に飲食店があまりないため、ここにカフェがあるのは有難い。

暑い日だったので特にそう感じました。

おにぎりセットはともかく、カフェメニューがいろいろあるので

ちょっとした休憩に良いかも。



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【荻外荘展示棟】

東京都杉並区荻窪2-42-12
営業時間 10:00~16:00
定休日:水曜ほか
※各種電子マネーおよびQRコード決済可


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杉並区荻窪『荻外荘』を見学する。【その弐】

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その壱】のつづき。

空いている場所を選んで見学しているため、写真の順番もそのようになっております。

続いて向かうのは、食堂、と言いたいところですが、

椅子に座って一休みされる方と、ビデオを見る方で混雑していたためすっ飛ばしました。

そんな感じですっ飛ばした部屋は複数あります。

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左側が豊島区内に移築されていたものが再移築された部分になります。

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こちらが荻外荘の模型。大豪邸ですね。

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食堂脇の広縁(ひろえん)を撮っています。(写真A)

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内側から見た広縁。(写真B)
ガラスを多用していて、当時としてはここにお金を掛けているのがわかりますね。

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写真B側から見た写真A側。
廊下の奥に客間があります。

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右側が食堂、正面奥が書斎です。

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食堂の天井。
(食堂内は人が多くて撮れず)

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近衛文麿が自決したという書斎。
下の写真は右奥の開口部から撮ったものになります。

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ひとつ上の写真は正面奥の開口部から撮ったものです。

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あまり見たことの無い鍵の付け方だと思った広縁の引き戸。

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こちらがガラスが填まった高さにある鍵。
ネジがマイナスなので(プラスネジが作られるようになる)1950年よりも前の鍵かもしれません。

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こちらは木の板の部分にある鍵。引き戸のかなり下についている鍵です。
緑青が湧いているので、あまり使われなかった鍵なのかも。

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広縁の先に売るのが旧台所。
現在は事務所兼受付として使われています。

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茶の間、だったと思う。
この奥行きは何のためなんだろう?

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蔵への入り口があります。

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内部には入れませんが展示してあるものはこんな感じ。

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既存のままだと思われる壁の一部。

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書斎の奥にある和室は「ははの部屋」と呼ばれていたそうです。
高齢者が住むにはちょうどいい部屋だと感じました。

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反対側から「ははの部屋」。
左側の壁が気になる。耐震壁かな?

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入澤家が別荘として使っていた頃は洋室仕様だったようです。

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窓のある壁に竹が付けられているところがツボ。

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人が大勢いたので撮っていませんが、蔵の横には別棟が造設されています。
この写真は、造設された和室から「ははの部屋」側を撮ったもの。

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昭和13年に増築された別棟の和室。
近衛文麿の長男である文隆の部屋だったようです。

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和室に暖炉があるところがユニーク。
暖炉と言うか、ガスストーブを置く場所だったのかも。
右の柱付近にある床の穴にガス管が通っていたのかな。

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障子の下の地袋(じぶくろ)のデザインが凝っている。

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七宝の輪違柄?

世が世ならば、入ることが出来なかった建物。

今の時代に生きているからこそ、観られるんだと思うと感慨深い。

再生された建物ゆえ、人の営み的なものは感じられませんが、

それでもいろいろと想像が出来て興味深かったです。

入館料は300円ですし、散策がてら訪れてみてはいかがでしょうか。

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玉砂利を敷いてある箇所が歩きにくいのですが、
防犯にはとても効果的だと感じました。
家の周囲の犬走りをコンクリート敷きにせず、
深く掘って玉砂利を敷き詰めたらかなり効果的なのではなかろうか。
ものすごーく費用が掛かるけれども。

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ところで、この石はなんで保護されているんだろう?


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【荻外荘(てきがいそう)】

東京都杉並区荻窪2-43-36
開園時間 9:00〜17:00(最終入園16:30)
休園日:水曜、年末年始(12/29-1/1)
入館料:300円
https://ogikubo3gardens.jp/tekigaiso/
https://www.instagram.com/tekigaiso.park/


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杉並区荻窪『荻外荘』を見学する。【その壱】

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荻窪駅から徒歩10分ほどの場所にある『荻外荘(てきがいそう)』。

近衞文麿居住当時の姿に復原整備する取り組み「荻外荘復原・整備プロジェクト」が終了し、昨年末から一般公開されています。

荻外荘(てきがいそう)は、大正天皇の侍医頭(じいのかみ)を務めた医師・入澤達吉が、昭和2年(1927年)に、荻窪の、空気清涼な場所に育つアカマツのある土地に建てた別邸です。
設計者は
入澤の義弟で日本を代表する建築家・伊東忠太。
入澤は、庭にカエデもあったこの別邸を、「楓荻荘(ふうてきそう)」と呼びました。


その後、内閣総理大臣となった近衞文麿が、この別邸と周囲の環境を気に入り、健康の相談相手であった入澤から譲り受け、昭和12年(1937年)から住みはじめました。
「荻外荘」という呼び名は、近衞の後見人であった西園寺公望(さいおんじ きんもち)が、荻窪に移った近衞の体調良好に祝意を込めて命名したといわれています。心身の休養のために「荻外荘」で暮らすことに決めた近衞でしたが、次第に、国家の重要な会談の場として使用するようになりました。


終戦後、近衞文麿が荻外荘で命を絶った後は、ご家族が静かに暮らしていました。
家主であった近衞文麿の次男が逝去すると、まちで荻外荘保存の声が上がりました。区が、地元10町会長連名で出された要望書を受け、荻外荘の取得に向けて動き出したのが平成24年(2012年)です。平成26年(2014年)に、区は荻外荘の土地と建物を取得し、平成28年(2016年)には、日本の針路を左右するような会談が数多く行われた場所として、国の史跡に指定されました。


https://www.city.suginami.tokyo.jp/s100/shisetsu/14628.html


帰宅後に杉並区のホームページを見て知りましたが、

駅からここまで来られるモビリティが出ていたようです。

乗ってみたかったー。

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入口が分からずにちょっと迷う。
そういう人が多いのか、道路に案内がありました。

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到着。
真新しい施設って感じです。

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自転車で来ていたら置き場所に困ったかもしれない。

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表札はオリジナルだろうか?

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どうやら先ほどの入口は裏側だったっぽい。
奥側の建物が並んでいます。

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こちらは勝手口でしょうか。

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建物の説明はこちら。
暑いので読んでいられず、とっとと建物内へ。

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ここだけでなく周辺に見どころが色々あるみたい。

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個人的には一番嫌な注意喚起かもしれない。
(虫の中では足が無いもの、足が短いもの、蠢くものが特に苦手です)

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こちらが見学者用の入口になります。

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ロッカーが右手にありますが、左側の同じ場所が受付になっています。
見えないので分かり難いけれども。

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一般用の玄関から正面玄関にやって参りました。
見学するなら玄関からだろうってことで。

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天井が高いので広々として見えます。(実際に広いんだけど)

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天井は格天井。白っぽいところが改修した箇所かしら?

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床はテラゾーとタイル。
タイルの復元はLIXILが担当したんだとか。

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玄関扉は意外とシンプルなんですね。

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西園寺公望が命名し揮毫した「荻外荘」の扁額。

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玄関正面にある応接室。中華風の意匠です。

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応接室は近衛文麿が居住していた頃に記者会見の場としても使われたそうです。

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螺鈿の細工が入った豪華なテーブルセット。
オリジナルを修復したのかな?

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床がタイル貼りなのでここまでは土足で入って来られたようです。

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調度品は少ないのだけれど、当時を想像し易く配置されています。

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天井の龍の絵。

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復元された龍文様の敷瓦。
YouTubeの杉並区の公式チャンネルに復元の動画があります

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掛け軸は本物なんだろうな。たぶん。

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客用手洗い。
当時から水洗だったらしい。
掃除が大変そうだわ。

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トイレも手洗い器も復元だそうです。

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輸入品だったんでしょうね。調べてないけど。

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昭和15年7月19日「荻窪会談」の写真。

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「荻窪会談」が行われた客間。
壁紙や絨毯は復元。
色や文様は、古い写真のカラー化分析で推定したものだそうです。
派手だなぁ。

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ド派手な空間で個人的に癒されるのはこちらの扉。

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木材の種類は何だろう?

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左側の奥の壁が気になる。

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亀は昔友人の実家で見たことがあるのに似ている。

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近衛家の家紋「近衛牡丹」の彫刻。

どこが復元でどこがオリジナルなのか分かる冊子があれば良いのに。

部屋が多くて書ききれないので、エントリを二つに分けます。

ということで、【その弐】に続く。





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【荻外荘(てきがいそう)】
東京都杉並区荻窪2-43-36
開園時間 9:00〜17:00(最終入園16:30)
休園日:水曜、年末年始(12/29-1/1)
入館料:300円
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sava!プロフィール

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昭和生まれの大阪育ち・新宿区在住。食,日本酒,旅,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味。それなりの年齢になり、加齢・老眼・更年期などと付き合う日々。そんな話をチマチマと記しております。
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