臺博館鐵道部展示館
国定第三級古蹟に指定されています。



台北駅の程近くに大正期のものらしき建築物がありました。


実はこれ、日本統治時代の1918年、鉄道局として使われていたものでして、


鉄道博物館となるべく、2014年から修復工事がはじまり、現在も工事中です。


2017年の今年に完了するらしいのですが、何月完了になるんでしょうね?


臺博館鐵道部展示館
日清戦争の結果、日本が台湾を占領すると、清朝が建設・運営していた全台鉄路商務総局鉄道を接収し、日本軍の軍用列車が運転を開始した。
1895年(明治28年)6月10日―日本陸軍の臨時台湾鉄道隊、台北・基隆間の運行を再開
1895年(明治28年)7月10日―臨時台湾鉄道隊、台北・新竹間の運行を再開
1899年(明治32年)4月1日―台湾総督府に臨時台湾鉄道敷設部発足
1899年(明治32年)11月8日―臨時台湾鉄道敷設部、台湾総督府鉄道部に改組
1900年(明治33年)11月29日―打狗・台南間開業(日本による台湾統治後、初の新線開業)
1908年(明治41年)4月20日―縦貫線が全通
1908年(明治41年)10月20日―台北駅前に台湾鉄道旅館開業
1924年(大正13年)12月25日―台湾総督府鉄道部、台湾総督府交通局鉄道部に改組
1926年(大正15年)3月―台東線が全通
1933年(昭和8年)7月―バス事業を開始
1940年(昭和15年)10月―急行列車の運行を開始
1945年(昭和20年)―日本の台湾統治終了により台湾鉄路管理局に移管

臺博館鐵道部展示館
かなり綺麗に修復されていますが、前の状態を見たかった気も・・・

臺博館鐵道部展示館
内部はどうなっているんでしょうね。

臺博館鐵道部展示館
古蹟修復工程進行中とありますが、意味が分かりやすくていいですね。

臺博館鐵道部展示館
工事の養生の隙間から見た敷地内部。
こちらの日本家屋っぽい建物も修復済みのようです。


臺博館鐵道部展示館
次回再訪する頃には、施設がオープンしているでしょうね。
ちょっと見てみたい。



台湾はリノベ先進国って気がします。


古い建物を雰囲気を壊さずに、でもオシャレ感を醸すのに長けていますね。


この辺りは日本統治時代の建物が多く残っており、


一種のテーマパークのようだとも感じました。


どのように街が進化していくのか、目が離せません。



臺博館鐵道部展示館
【台湾総督府交通局鐵道部(臺博館鐵道部展示館)】

台灣台北市大同區延平北路一段2號
Section 1, Yanping North Road, Datong District, Taipei City



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