
青春18きっぷ利用ゆえ、東京からの移動に5時間かかり、
小千谷市での滞在時間には限りがあります。
それでも小千谷市の伝統工芸品である小千谷縮を見たいと思い、
小千谷市総合産業会館サンプラザにやって参りました。
小千谷縮(おぢやちぢみ)とは、
撚りが強い緯糸で織った布を湯もみする事で「しぼ」を出した麻織物で、
国の重要無形文化財に指定、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
今回はカケラしか購入しませんでしたが、
小千谷縮を間近で見ることができ、それなりに満足致しました。

小千谷市総合産業会館サンプラザ1階「織之座」


体験メニューもありましたが今回はスルーし、
同館2階にあるショップ「匠之座」に移動。

シンプルな模様より、こういう柄物の方が高価な縮なのだとか。
はじめは無地に近いものを選んでいましたが、
価格の差を聞いて変更するワタクシ。
ちなみにこちらはコップ敷です。


裏は無地。
縮は普通に洗えるので使い勝手が良さそうですね。


器を載せてみました。
夏に向かうこれからの季節に重宝しそうです。
やはり伝統工芸品はお高いですね。
服やストールなどもありましたが、
欲しいと思うものは数万円もして購入を躊躇いました。
っつーか、そもそも服は入りそうになかったんですけどね。
小千谷縮が有名ですが、小千谷紬もありました。
ワタクシには、いまいち見分けが付かなかったのですが、
紬ゆえ絹糸ですし、触れば違いが分かったのかもしれませんね。
それはそうと、縮のストールを買っておけば、
これからの季節に重宝したと思うのですが、
好みの商品がシブ過ぎて(しかも高い)、
使いこなせる自信が無くて断念致しました。
しかし帰宅後、買っておけばよかったのではないかと
再度悩んでいるところです。
気軽に洗える伝統工芸品って、やっぱり良いよなぁ。

【総合産業会館サンプラザ】
新潟県小千谷市城内1-8-25
営業時間 9:00~18:00
定休日:年末年始(12月29日~1月3日)