【筑波山神社拝殿】
本殿は筑波山の男体山・女体山両山頂に鎮座し、
山腹にそれらを遥拝する拝殿が立っている。
本日のつくば市は、霧雨のち曇天。
どうしても筑波山神社に行きたくなって、ちょっと行って参りました。
筑波山の麓の北条には二度ほど行ったことがありましたが、
筑波山神社まで行くのは初めて。
何も考えずに行き当たりばったりで向かったもんで、
つくバス北部シャトルで「筑波山口」に行っちゃいました。
そこから勘を頼りに登山すること40分(帰りは30分程度だった気がする)。
無事、筑波山神社に辿り着くことが出来ました。
汗だくになったけれど、もの凄い達成感を味わいました。
バスや車のなかった時代は、こんな感じで参拝していたのかも、
と思ってみたり。
さて、筑波山神社は、
男体山山頂の本殿にはイザナギ尊(夫,兄神)を祀り、
女体山山頂の本殿にはイザナミ尊(妻,妹神)を祀っており、
中腹の筑波山神社から両本殿を遥拝することができます。
御利益は、縁結び、恋愛成就、子授け、子育て、夫婦円満のほかに、
活力向上、仕事運向上、計画力向上、発想力向上だそうです。
この日は山に霧が発生していて、
とても幻想的な雰囲気の中でお参りすることができました。
また来たいなぁと思える場所でした。
ここまで登ってきたもんで、今回は拝殿からの参拝のみに致しました。
社務所の奥からケーブルカーが出ているんですけどね。
鳥居前にある牛の像。
天神さん?と一瞬思ったものの、なぜ牛がここにあるのかは謎です。
【神橋(しんきょう)】
切妻造小羽葺屋根付、間口1間、奥行4間。
安土桃山時代の様式の反橋(そりはし)。
寛永10年(1633年)の3代将軍徳川家光によって寄進され、
元禄15年(1702年)に5代将軍徳川綱吉により改修されている。
春秋の御座替祭の際には神輿と従者がここを渡る。
参拝者の渡橋は通常禁止。
春秋の御座替祭と2月の年越祭の時のみ参拝者の渡橋が許されるとか。
茨城県指定文化財に指定されています。
拝殿まではかなり急な階段を上ります。
(高所恐怖症だと降りるのが怖い)
【随神門(ずいしんもん)】
間口5間2尺、奥行3間の茨城県内では随一の規模の楼門。
寛永10年(1633年)に3代将軍徳川家光により寄進されたが、
その後二度ほど火災に遭っている。
現在の楼門は文化8年(1811年)の再建によるもの。
神仏習合時代には「仁王門」として仁王像を安置していたが、
分離後は「随神門」とされたため・・・
拝殿に向かって左側に倭健命(やまとたけるのみこと)を安置し、
右側に豊木入日子命(とよきいりひこのみこと)の随神像を安置している。
つくば市指定文化財ですが、高いところまで千社札でいっぱい。
参拝後にどんどん霧が濃くなってきました。
(門の奥に大杉があります)
落葉し始めたイチョウの木がありました。
拝殿付近は、七五三のお詣りの人々と、
ロープウェイに乗るために集まる人々とで、結構混んでいました。
山の上から徐々に霧が降りてきています。
さざれ石って、こういう石だったんですね。
現物を初めて見ました。
日本で一番有名な石の名前かもしれん。
(御影石の次ぐらいたたりして)
拝殿のある高さから見た随神門。
階段下の灯篭には苔が生していました。
常に湿度が高い山なのかもしれん。
かなりの樹高の杉が林立しています。
霧が出ているから、とても神秘的な景観になっていました。
山の中腹程度だと、赤い紅葉をあまり見ないかもしれません。
筑波山神社の拝殿の後ろにご神水があったそうです。
次回は是非、水筒を持って立ち寄りたいと思います。
【筑波山神社】
茨城県つくば市筑波1番地
創建:不詳(有史以前)
TXつくば駅(つくばセンター)から、筑波山シャトルバスで約40分
※下車後徒歩約10分
運賃:片道750円だった気がします
「つくバス」で筑波山口下車の場合、
筑波山神社入口まで40分ほど登山することになります。
その場合は一日乗車券500円で往復可能。