
積善館本館から外に出たら、雪の中、大勢の観光客が記念撮影をしまくっていました。
土曜日より日曜日の方が観光客が多いエリアなんですかね。
橋の上の人々の間を縫うように街に繰り出したもんで、
散策後は別ルートで宿に戻りました。

欄干にこんもりと積もった雪。

[積善館向新(せきぜんかんむこうしん)]
木造2階建、入母屋造、トタン瓦棒葺。
積善館の山荘の残材で造ったと伝わる建物。

[積善館本館]

法面脇に積善館の私道に至る門があります。

法面に積もった雪がなんだか面白い模様になっていました。

私道から見える砂防堰堤も雪に覆われていました。

川沿いに並ぶ積善館の建物(左側)。

蔵もありました。

蔵の脇にある腰付き格子戸。
4枚も戸が連なっている(しかも大きさが違う)のが興味深いです。

蔵の扉に付いている鍵はかなり低い場所にありました。

本館大広間側から見た積善館前新。


本館玄関。

玄関横にある階段は従業員用で入れませんが、
趣のある外観でした。


積善館 前新と向新。
ちなみに積善館にインターネット予約すると3つの特典から1つ選択できます。
今回はチェックアウト時間を1時間延長する特典を選択したのですが、
おかげでのんびりと過ごすことができました。
温泉旅館でだらだらしたい時には最適な旅館だと思います。
そしてワタクシのように文化財に泊まりたいという方にももちろんオススメです。
泊まらないと見られないものが沢山あるんじゃないかしら。

前日はこの程度だった氷柱が・・・

翌朝にはこんな状態になっていました。

【積善館(せきぜんかん)】
群馬県吾妻郡中之条町大字四万4236-1
鉄道:JR吾妻線中之条駅から関越交通バスで約40分
高速バス:東京駅の八重洲側から直通バス(四万温泉号)あり