sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

神社

静岡県静岡市『和歌宮神社』の主祭神は山部赤人だそうで。

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てくてく歩いていたら道の奥に神社を発見しました。

なんとなく気になったので近づいてみたところ

狛犬の前に神社の由来が書いてありました。

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主祭神は山部赤人と木花開耶姫命だそうで、

「田子の浦ゆ うち出でてみれば真白にそ 富士の高嶺に雪は降りける」

という万葉集に収められている有名な歌がこの地で詠まれたことに由来するらしい。

って、万葉集での「田子の浦」はここだったのか!



確かにここ(蒲原)からだと、

田子の浦を通ってうち出でてみないと富士山は見えない。

2017年に述べていた課題を期せずしてここでクリアすることができました。

そうか、そうだったのか。納得です。

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神社には誰も居ませんがきちんと管理はされていました。

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兎の毛通しが立派です。

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良く見えないのでズーム。
鳳凰の彫刻でした。

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木鼻の獅子、こちらは阿形。

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木鼻の獅子、こちらは吽形。

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蟇股の一つ。これは鶴かな。

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拝殿の脇に御神木がありました。

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葉が生い茂ったら雰囲気が変わるでしょうね。
(樹種が分からなかったので雑な感想ですみません)

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境内入り口手前にある神池に鯉がいるのですが、
リュウキン(琉金)が成長したようなビジュアルの個体がいました。

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赤いのでかなり目立っています。

いやぁ、「田子の浦」の謎が一つ解けて満足致しました。

それにしても山部赤人を祀る神社は滋賀県にあるだけではないんですね。

日本って面白いなぁとつくづく思った出会いでした。



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【和歌宮神社(わかみやじんじゃ)】

静岡県静岡市清水区蒲原3-32-1
主祭神:山部赤人、木花開耶姫命


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神奈川県鎌倉市『源頼朝の墓』とその周辺を散策する。

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鎌倉一の有名人に纏わるスポットなのに誰も居ない。

地元在住の方に案内されて『源頼朝の墓』やって参りました。

来年の大河ドラマは鎌倉が舞台だとのことで、

混む前に主要スポットを観ておこうということっぽい。

源頼朝+大河ドラマといえば、『草燃える』。

ワタクシの大好きな作家の永井路子さんと、

これまた大好きな女優の岩下志麻さんが出ていた時代劇で、

小学生ながらに見入った記憶があります。

ゆえに長らく北条政子といえば、岩下志麻さんのイメージでした。

来年の大河ドラマでは、小池栄子さんか演じられるそうで、

これまたイメージに合うなぁと今から期待しているところです。

さて、源頼朝の墓は上の階段を登ったところにございまして、

かなりひっそりとしたスポットでした。

源頼朝ってあまり人気が無いのかなぁ。

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武家政権の創始者なんですけどねぇ。

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明治に廃仏毀釈で法華堂が壊されたため空地になっています。
(頼朝を祀る白旗神社が階段手前に建てられている)

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荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)
長治元年(1104年)の創建。

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本殿は鶴岡八幡宮若宮の旧本殿を譲り受け移築したもので
重要文化財に指定されています。

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境内にあってひと際目を惹く「大銀杏」の御神木。
樹齢900年近くになるらしい。

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鎌倉宮(かまくらぐう)の手水舎。
COVID-19により使用不可のためこのような姿になっています。

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絵を見て亀の甲羅を撫でていたのですが、
文字を見たら「頭を撫でる」と書いてありました。

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鎌倉宮は後醍醐天皇の第三皇子といわれる
護良親王(もりよししんのう)を祀る神社です。

鎌倉の桜は散り続けて路面をピンクに染めている状態ゆえか、

各寺院に観光客の姿は殆どありませんでした。

しかし、見たところ小町通りや鶴岡八幡宮大勢の人が居たので、

我々が足を運んだ場所がマニアック過ぎたのかもしれん。

わからんけど。

得意か不得意かと問われると、

ワタクシは後者に傾きがちな鎌倉。

武家文化があまり得意ではないからかもなぁ。

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渋谷区神宮前『東郷神社』で御朱印を頂く。

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日清、日露戦争時(明治期)の日本海軍の指揮官であった東郷平八郎元帥を祀る『東郷神社』。

東郷平八郎は、当時世界屈指の戦力で無敵と言われていたバルチック艦隊を撃退したことで有名で、イギリスでは「東洋のネルソン」と称され、ドイツでは「東洋のティルピッツ」と称された人物です。

国葬の際には参列のために各国海軍の儀礼艦が訪日したほどだったとか。

身近な逸話としては、所説あるものの、日本で初めて「肉じゃが」を作らせたとも言われています。

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そんな『東郷神社』は、若者たちの街・原宿のど真ん中にございまして、その隣の建物に用があったため、ささっとお参りして参りました。

「ささっと」の理由は、結婚式が執り行われていたためです。

白無垢姿の花嫁さんを遠目に見て、なんとなく「がんばれー」とエールを送っておりました。

で、御朱印をいただいてみました。

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COVID-19の影響により、現在は書き置きなのだそうです。
数種類ある中から仲秋の候の柄を選んでみました。
(500円也)

それにしても、渋谷区はアウェイ感が半端ないです。若い方が多いからかな。

「ちょっとすみません」と心で手刀を切って歩いておりました。

明日は年齢的に落ち着くエリアで過ごそうと思います。



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【東郷神社】

東京都渋谷区神宮前1-5-3
開門時間 4〜10月:6時,11月〜3月:6時半
(元日のみ午前0時)
閉門時間 17時(三が日は18時)
https://togojinja.or.jp/

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文京区春日『牛天神北野神社』で、ひなまつり記念限定御朱印を頂く。

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文京区春日にある『牛天神北野神社』は、1184年に源頼朝によって創建されたそうです。

葛飾北斎が富嶽三十六景「礫川雪の且(こいしかわゆきのあした)」を境内にあった茶店から

富士山を見て描いたとも言われています。

本日から3日間、ここで雛祭限定御朱印が頂けるということで、散歩がてらお詣りして参りました。

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迂回すれば坂道(でも急坂)があるのですが階段を突き進みます。

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狛犬ならぬ、狛牛が両脇にありますね。

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おみくじを結ぶ場所も牛形です。

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こちらが「ねがい牛(なで石)」。
自然石でして、ここに頼朝が腰かけたとかなんとか。
撫でると願いが叶うそうです。
どちらが頭か分からなかったので、
とりあえず腹だと思われる箇所を撫でておきました。


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小さな雛飾りも置いてありました。几帳がいいなぁ。

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左側が本日頂いた御朱印。北野神社のもののみ拝受しました。
しおりが可愛い。


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御朱印と一緒にチョコ柿の種も頂きました。

殆ど人が居ないと思いきや、境内にはチラホラの「チラ」ぐらいの参拝客が。

天神様だから受験生なのかな。

ねがい牛(なで石)については、

ガーゼを境内のお水で濡らし、ねがい牛の口元に触って気を入れ、ビニール袋などに入れて持ち帰り、寝る際に枕の下に入れると、2つの願いが叶うと言われています。

という、説明が同社のホームページにあったのですが、

やっぱりどちらが口か分からなかったワタクシには難しいミッションだと感じました。

違いが分かる方は是非、実行してみてください。

今はマンションだらけで富士山は見えないけれど、

高台だから昔は富嶽三十六景のような富士が見られたんでしょうね。

羨ましい・・・。



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【牛天神北野神社】
うしてんじんきたのじんじゃ

東京都文京区春日1-5-2
開門 6:00~17:00,授与所 9:00~17:00
※ひなまつり記念 限定御朱印は9:00~16:00
御祭神:菅原道真
http://ushitenjin.jp/


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埼玉県秩父市『秩父今宮神社(八大龍王宮)』の御朱印。

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樹齢1000年を超える欅の御神木。埼玉県指定天然記念物です。

天文4年(1535年)、京都の今宮神社から須佐之男命(牛頭天王)を勧請して今宮神社を創建。

それ以前の大宝年間(701年~704年)には、八大龍王を祀る八大宮を建立してあったのが、

『秩父今宮神社(八大龍王宮)』です。

併記されている理由は由来にあるようですね。

境内の欅(けやき)の御神木が有名だそうで、どこかにハート型の穴があり、

それを見つけると恋愛成就・縁結びのご利益がある「パワースポット」として人気だとか。

「昔は普通の村の神社だったのだけれど、建て直してから人気になったみたい」

と、地元の方が仰っていました。

鳥居を潜った右側にあるのが、龍神さまが住んでいるという「龍神池」。

武甲山の伏流水が湧き出す秩父最古の泉なのだそうです。

神社の御利益は縁結びのほか、がん封じ・ぼけ封じ、

開運招福、厄除け、商売繁盛、安産祈願など。

弁財天を祀っているため、お金を洗うと御利益があるそうな。

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御神水は小さな容器に入れて持ち帰りできます。
身に着ける貴金属などを洗ったりする人が多いらしい。


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御朱印は5種類から選べます。
龍のお姿の御朱印を選択しました。


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角に刺さっているのは手作りみたいです。
御朱印の移りを防ぐ紙を固定するためのものらしく、
アイデアと心遣いが素晴らしいと思いました。

とても小ぢんまりした神社で

パワースポットかはワタクシには分かりませんが、

細やかな気遣いが各所にあり、

なかなかいい感じの神社だなぁと感じました。

お金は洗わなかったけれど、

全て体感してみるのも良いかもしれません。



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【秩父今宮神社(八大龍王宮)】
ちちぶいまみやじんじゃ

埼玉県秩父市中町16-10
主祭神:伊邪那岐大神・伊邪那美大神
須佐之男大神(牛頭天王)
八大龍王神
宮中八神(御巫八神)
役尊神(役行者・役小角)
聖観世音菩薩
馬頭観世音菩薩
弁才天(弁財天)
http://www.imamiyajinja.jp/


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埼玉県秩父市『秩父神社』にある左甚五郎作とされる彫刻。

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本殿北側中央の彫刻は「北辰の梟」。
体は本殿正面に向き、頭は反対の真北を向いています。
左甚五郎

創建は崇神天皇10年(B.C.87)と伝わる『秩父神社』。
つまりは紀元前の創建で、鎮座2100年越えの神社ということになります。

主祭神である八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)は、天照大御神の岩戸隠れの際、天の安原に集まった八百万の神に天照大御神を岩戸の外に出すための知恵を授けた神です。
ゆえに「知恵の神」とされています。

神社のご利益は、家運隆昌、出世開運、技術向上、学問向上、受験合格。
また木工職人の守護神ともされています。
それゆえか、拝殿・本殿には多くの彫刻で飾られており、中には左甚五郎作とされる有名なものもあります。

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[秩父神社 大鳥居]

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[手水舎]
多くの亀の彫刻があります。


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文化財に指定されていないのが不思議なほど立派な手水舎です。

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彫刻が細かすぎてどこを写真で切り取れば良いのかワカラン。

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[神門]
既に境内改修整備事業の改修済みです。


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[秩父神社社殿]
県指定有形文化財(建造物)
※付(つけたり) 天正20年の棟札1枚・神輿1基
天正20年(1592年)に徳川家康が成瀬吉右衛門に建造させたものです。


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現在の埼玉県秩父地方を中心とした地域は知々夫国と呼ばれていました。

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唐破風下の彫刻群。どこを見れば良いのか迷うぐらいです。

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劣化しているため形状がよく分からない彫刻。
修復後に改めて見てみたいです。


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「子宝 子育ての虎」
拝殿正面左側にある左甚五郎作の彫刻。
祭神を守護する神使として彫ったものと伝えられているそうです。
母親だけ豹柄なのは、昔は虎のメスは豹だと考えられていたからなんだとか。


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彫刻の下にはこんな文言がありました。

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御鎮座2100年奉祝事業 本殿改修事業による保存工事中のため、
左甚五郎作の「つなぎの龍」など、見られない彫刻があります。

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秩父といえば、イチローズモルト。
樽があります。


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唐破風造りの向拝にもびっしりと彫刻が飾られています。

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唐獅子や麒麟などの彫刻は色褪せており、
確かに改修が必要かもと思わせられます。


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本殿を囲う塀にも彫刻が施されています。

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足場と養生の隙間から改修中の彫刻をカメラで覗いてみる。

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[天神地祇社]
全国の一之宮を中心として計75座の神々が祀られています。
祭神である八意思兼命が多くの神々の意見を纏めたことに由来するそうです。


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丁度、宮司さんたちのお勤め時間だったようです。装束が綺麗ですね。

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額が並べてある一角も興味深いです。

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特にこの絵の人物が誰なのか気になりました。イケメンですね。

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本殿北側には「北辰の梟」の彫刻があります。
※同記事最上段写真参照


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「お元気三猿」
日光が「見ざる・言わざる・聞かざる」なのに対し、
秩父神社は「よく見て・よく聞いて・よく話す」。
お元気三猿という名称が付いています。
大人の猿は健康長寿を表しています。
左甚五郎


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拝殿(右手)と本殿(左手)。
これらの彫刻の色が4年後は鮮やかになっているんでしょうね。


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あれ? じゅうぶん鮮やかかも。

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毎度思うのですが、絵があらわすストーリーが分かりません。

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この彩色が細かくて惹かれました。どなた様なのか?

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麒麟の造形が凄い。
足があるのは珍しい気がする。


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手挟にある牡丹の花。
筋が細かく描かれていて素晴らしいです。


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前述の「子宝 子育ての虎」ですが、
左の子虎のポーズが気になって仕方がない。

秩父神社の行事と神楽は「秩父祭の屋台行事と神楽(山・鉾・屋台行事)」として、国の重要無形民俗文化財とユネスコ無形文化遺産に指定されております。
見てみたい気もするのだけれど、混むらしいので多分実現は難しいかも。
神輿は室町時代のもので、埼玉県最古のものなんですって。

そして、「荒川の河岸段丘上に広がる秩父市街地の中心部に鎮座している」そうです。
次回は河岸段丘に焦点を当てて散策したいと思います。

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白とピンクの「まゆみくじ」。
まゆの中に、おみくじが入っています。


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御朱印は一種類(500円)です。

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[秩父宮妃御手植銀杏]
秩父宮勢津子妃殿下がお手植えになられた銀杏。


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乳房のような形に育ったことから「乳銀杏」と呼ばれています。

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神降石(じんこうせき)という名前がある、神様が降り立つ場所。
境内で最も気になった場所だったので、帰宅後に調べたら
パワースポットだったようです。
木々の木漏れ日から光が差す位置を撫でると良いのだとか。
先に知っていれば・・・


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【秩父神社(ちちぶじんじゃ)】

埼玉県秩父市番場町1-1
(秩父鉄道秩父本線 秩父駅から徒歩3分)
主祭神:八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)
知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
秩父宮雍仁親王
創建:伝・崇神天皇10年
http://www.chichibu-jinja.or.jp/


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静岡県富士宮市『富士山本宮浅間大社』は富士山が身近に感じられる清しい神社です。

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静岡県富士宮市にある『富士山本宮浅間大社』は、

富士山を神体山として祀る神社で、全国の浅間神社の総本社です。

境内は、約17,000平米の本宮社地と、富士山8合目以上の約385万平米。

本宮は「富士山 - 信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして

世界文化遺産に登録されています。

また本宮本殿は、国の重要文化財に指定されているほか、

境内の、富士山の湧水が湧き出す「湧玉池」は、

国の特別天然記念物に指定されてます。

この日は松の内だからか、多くの初詣客で賑わっておりました。

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[楼門]
静岡県指定文化財


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楼門前には、東西へ伸びる「桜の馬場」がありまして、
ここは神事流鏑馬式などに用いられるそうです。
この日は屋台が並んでいました。
馬の脚に括られているのは屋台を支える紐だと思われます。


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[拝殿]
静岡県指定文化財

まだ早い時間帯だったので、参拝者はまばらでしたが、
帰る頃には行列ができていました。

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[富士山本宮浅間神社本殿]
国登録重要文化財
浅間造(せんげんづくり)という神社建築様式の代表的なものです。
※二重の楼閣構造


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拝殿の重そうなしめ縄。
神域と現世を隔てる結界です。
祭神は木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)。
※別称は浅間大神 (あさまのおおかみ)


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慶長9年(1604年)に徳川家康の造営の本殿。
屋根は檜皮葺(ひわだぶき)。


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楼閣の懸魚(げぎょ)

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[楼閣正面]

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蟇股(かえるまた)には菊花紋や葵紋や五三桐紋のほか、
本殿が徳川家康による造営のため葵紋が見られます。


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本殿に向かって右手奥にあるのが湧玉池。

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[湧玉池(わくたまいけ)]
富士山の伏流水が湧き出るところで、国の特別天然記念物に指定されています。


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この日は例祭が行われるとかで祭壇などを設営中でした。

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[水屋神社]
お社の中は池。


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ゆえにお賽銭を投げるのは躊躇われます。

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鏡のように澄んだ湧玉池。

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ここで水を汲むことができます。
水温は一年を通して13℃前後で安定しているそうです。


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澄んだ綺麗な水ですが、煮沸は必要。

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容器の販売もしていました。お高いけど。

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なんだか立派な苔も生えています。

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御朱印は本殿に向かって右手側で頂けます。

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御朱印はこれ一種のよう。

祭神にまつわる桜を神木として境内には約500本もの桜があり、

パンフレットにも桜の写真があります。

富士山と桜。絶対良い写真が撮れるコンビやん。

春に再訪しようかなぁと思わせる魅力がありますね。

再訪する日が晴天とは限らないし、

晴天でも富士山が見られるとは限らない。

でも富士山を綺麗に見られたら、なにか良いことありそうかも。

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狛犬・阿形

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狛犬・吽形



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【富士山本宮浅間大社】
ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ

静岡県富士宮市宮町1-1
奥宮:富士山頂上
神体:富士山(神体山)
創建:(伝)第11代垂仁天皇3年
http://fuji-hongu.or.jp/sengen/


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岩手県盛岡市『盛岡八幡宮』で来年の運勢を看板で見る。

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康平5年(1062年)の創建と伝わる『盛岡八幡宮』。

ホテルのフロントで「盛岡天満宮はどう行けばいいですか」と訊いたら、

盛岡八幡宮への行き方を教えられました。

それぐらいメジャーな神社らしい。

延宝8年(1680年)に第29代南部重信公によって建立された神社で、

盛岡の総鎮守とされ、神事のチャグチャグ馬コ(6月第2土曜日)や、

流鏑馬神事で知られているそうです。

ってことで、ここで旅の安全を祈願しました。

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[一の鳥居]

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これをその場で読破する気力が湧きませんでした。

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本殿の拝殿。
この日は結婚式の撮影が行われており、侵入制限がありました。


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応神天皇(おうじんてんのう)が主祭神。
ゆえか、天皇陛下御即位を寿ぐ言葉が見られました。


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拝殿左右に掲げられた額が素晴らしい。
写真ではわかり難いですが、彫刻絵です。


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先に参拝した護国神社の御朱印も一緒に頂きました。

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境内にあった屋台のようなおみくじ。

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魚を釣るシステムのようで、子供が喜びそうです。

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さて、境内には来年の九星術による運勢がデデンと掲示してありました。

以下、クリックで拡大できます。
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ちなみにワタクシは二黒土星です。ええやん。

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拝殿はかなりの高台にありました。
って、護国神社から来たので気付きませんでした。
あちらはなだらかだった気がする。


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石橋の中にある灯篭。ゆえによく見えません。

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こんな看板もありました。

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裏にヒントが、っつーか答えがあります。
それを見て、一つ探してみる。


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母の干支です。巳。

なかなか面白い(と言っていいかは謎ですが)神社でした。

ここは神社のテーマパークとも呼ばれる場所なんだそうな。

納得です。



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【盛岡八幡宮】

岩手県盛岡市八幡町13-1
創建:康平5年(1062年)
主祭神:誉田別命(応神天皇、八幡神)
例祭:9月15日(南部流流鏑馬神事)
http://morioka8man.jp/db10/


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岩手県盛岡市『岩手護國神社』は清涼で独特な雰囲気の静かな場所でした。

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戦争で亡くなられた岩手県に関係する方々の魂をお祀りする『岩手護國神社』。

盛岡市の中心地にある、盛岡八幡宮の境内にあります。

隣接しているのに全く違った風景が広がる不思議な場所です。

『岩手護國神社』は足首が埋まる程度の残雪があり、

街なかなのに雪が融けずに残っています。

参拝客は居らず、静かでとても清涼な場所です。

母と雪を踏みしめながら、慎重に歩を進め、拝殿に向かいます。

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手水にも氷が見られ、水が大変冷たいです。

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何かしらの実が落ちていますが、母曰く銀杏ではないらしい。

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拝殿を八幡宮側から見てみました。
ここだけ一面の銀世界。(屋根などを除く)

八幡宮へは拝殿に向かって右手から抜けられます。

歩を進めるごとに雪がなくなり、普通の神社になりました。

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隣とは思えないほど殆ど雪のない盛岡八幡宮。
岩手護國神社の御朱印はこちらで頂けます。

日当たりが異なるからか、お勤めしている人数の差で雪かき体制の差なのか、

ここ独特の雰囲気だと思えました。

御霊を祀る神社は静かな方が良いとは思うので、これはこれでアリなんだろうな。



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【岩手護國神社(いわてごこくじんじゃ)】

岩手県盛岡市八幡町13-1
祭神:岩手県出身の英霊 35778柱
神紋:十六八重菊


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静岡県熱海市『来宮神社(きのみやじんじゃ)』に詣でる。

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2015年にお詣りして以来、変わらず気に入っていたのが熱海の来宮神社。

本日は沼津駅~原駅間での沿線火災により東海道本線が不通になったため、

同神社にお守りを返すことに目的を変更しました。

久々にお詣りしたのですが、境内は大幅に改修されており、

若い娘さんが喜びそうなスポットとなっておりました。

なんだか商売っ気を感じる・・・。

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時期的に今が一番空いていると思われます。

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御神木 大楠
天然記念物


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糸川の水量は今日も潤沢でした。

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大楠の脇にもカフェが出来ていました。

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こちらのカフェエリアも拡大。

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メニューもフォトジェニックなものになっていました。

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この建物は以前もあっただろうか?

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御朱印の種類は複数ありました。

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御朱印を頂きました。

ネットを見たら、また東海道本線は動いていませんが、

一旦、熱海に戻ることにしました。

早朝だからカフェなどは開いていないし。

(開いているところもあるっちゃぁある)

来宮神社が空いているのは今だけで、

初詣は大混雑するんだろうなぁと思われます。

とりあえず新しいお守りを頂いたので、

来年、また返しに来ようと思います。

今日ぐらい空いている時期に。


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【来宮神社(きのみやじんじゃ)】

静岡県熱海市西山町43-1
(JR熱海駅より十国峠行or西山循環に乗車 約20分→「来宮神社前」下車)
開頭時間 9:00~17:00(祈祷受付は16:30まで)
※茶寮「報鼓」は10:00から
創建:伝和銅3年(710年)
主祭神:大己貴命、五十猛命、日本武尊
http://www.kinomiya.or.jp/


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栃木県日光市『日光二荒山神社 中宮祠』に詣でる。

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以前から気になっていたのが、中禅寺湖畔に鎮座する『日光二荒山神社 中宮祠』。

本社と奥宮との中間にあるお社で、男体山表登山口入口にあたります。

中宮祠にある国指定重要文化財は7棟。
  • 本殿
  • 拝殿
  • 中門
  • 掖門及び透塀 2棟
  • 鳥居(銅製) - 南口
  • 鳥居(銅製) - 登拝口
  • (中宮祠の附指定) 銅燈籠 2基

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境内には、かなり立派なアカマツの樹があります。
こんな立派なのを初めて見ました。


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たぶん社務所?

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大己貴命(おおなむちのみこと)は大黒様です。

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分かり易く牛の顔をしています。

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鳥居近くにある牛石。
同じ説明書きがある別の石でして、違いが分かりませんでした。


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[拝殿]
重要文化財
元禄14年(1701年)造造。
総弁柄(べんがら)塗りです。


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「二荒山(ふたらさん)の大神(おおかみ)
守り給え(まもりたまえ)
幸え給え(さきはえたまえ:さきワえたまえ)」
と2回唱えるよう書かれています。


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拝殿の奥にあるのが本殿です。
こちらも重要文化財で、元禄14年(1701年)造造


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本殿の懸魚(げぎょ)。

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蟇股の色が褪せていますね。
これは鳥?


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こちらも色褪せていますが、何の花だろう?

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この鳥居の先に登山口があります。
登拝門は開山時(5月5日-10月25日)のみ門が開くそうです。


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[鳥居]
重要文化財
明和6年(1769年)建立。
基脚に注目です。


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天然記念物のイチイの巨樹もありました。
二本あるそうで、樹齢は推定1,100年と1,000年。
二本セットで栃木県指定天然記念物に指定されています。


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弁柄が塗られた建造物とそうでないものに明確に分かれております。
やはり左側は社務所なのでしょうね。


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軒先に鳥居の意匠が見られますね。

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中門から手水舎側を見下ろしてみる。
木々の先が中禅寺湖です。


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こちらは階段のある側(正面)の鳥居。

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鳥居から階段を見上げてみる。

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御朱印は、一番以外は書き置きらしいです。
ゆえに一番のみ頂きました。

とても清涼な空気が流れる境内。

パワースポットだと言われていますが、なんだか納得できます。

もう一度行きたいと思えるお社でした。

日光全体がパワースポットだと思いますが、

その中でもとても「いいな」と思える場所でした。

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神社の階段下にバス停があります。
車じゃなくても来られるスポットです。



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【日光二荒山神社 中宮祠】
にっこうふたらさんじんじゃちゅうぐうし
栃木県日光市中宮祠2484
時間4月~10月(8:00~17:00),11月~3月(9:00~16:00)
JR・東武日光駅より東武バス湯元温泉行きバス乗車約40分
「二荒山神社前」バス停下車徒歩約1分
主祭神:二荒山大神(大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命の総称)
中宮祠創建:延暦3年(784年)
http://www.futarasan.jp/


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茨城県日立市『大甕神社』は建葉槌命と甕星香香背男を祀るパワースポット(らしい)。

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皇紀元年(紀元前660年)創建と伝わる『大甕神社』。

『日本書紀』神代に、
【二神、遂誅邪神及草木石類、皆已平了。其所不服者、唯星神香香背男耳。 故加遣倭文神建葉槌命者則服。故二神登天也。倭文神、此云斯圖梨俄未】
とあり、これを意訳し言葉を加味すれば概ね以下の内容になります。

下総国一宮である香取神宮の祭神経津主神と、常陸国一宮である鹿島神宮の祭神武甕槌神の二柱の神が邪神をことごとく平定したが、星の神・香香背男(かがせお)だけは征服できなかった。
そのため二神に代わり、倭文神・建葉槌命(たけはづちのみこと)が大甕に遣わされ、香香背男(かがせお)の霊力を宿魂石に封じたとされている。
倭文神は「しとりのかみ」と読む。

つまりは香取神宮と鹿島神宮の神様がどないもできへんかった星神さんを、

倭文神(しとりがみ)さんが討伐しはったってことですわな。

リアルではこの地にあった星神信仰を封じたという、一種の宗教戦争ですわ。

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拝殿にある彫刻にその出来事が描かれていました。

さて、『大甕神社』は当初は大甕山山上に祀られていましたが、

元禄8年(1695年)に水戸藩主・徳川光圀の命により現在の地に遷座されました。

今から324年前のことで、日本神話の頃からすれば、最近のことになりますね。

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大甕神社は岩山の上に建つ神社ですが、

石名坂の峠の石が巨大化して天にまで届こうとしたのを、

静の神が鉄の靴を履いて蹴ったところ石が砕け、

欠片の一つが河原子(日立市)へ、

一つが石井(笠間市)へ、

もう一つが石神(東海村)に落ちた

という伝説があります。

河原子ではなく石塚(城里町)という説もあるみたいですけど、

どれが正解かは不明です。

この伝説も、建葉槌神と香香背男に絡みがあるらしく、

建葉槌神が黄金の靴を履いて武装し、

岩と化した香香背男の腹を思い切りけり上げたら、

岩が飛び散ったという話もあるようです。

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拝殿の右奥にある岩山が、

香香背男を鎮めたとされる宿魂石(しゅくこんせき)です。

その上に建葉槌命を祀る本殿があります。

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本殿までは登っておりませんので遠くに眺めるのみにて。

大甕神社の主祭神である建葉槌命(たけはづちのみこと)は、

神話では天羽槌雄神(あめのはづちのおのかみ)と呼ばれる神です。

天照大神を天の岩戸から誘い出すために文布(あや)を織ったとされ、

ゆえに織物の神・機織の神として信仰されています。

また、香香背男(かがせお)は、

日本神話に登場する星の神「天津甕星(あまつみかぼし)」のことです。

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ゆえに、香香背男(かがせお)を祀る社には☆が描かれています。

織物の神と、星の男神。

そこから連想されるのは織姫と彦星ですが、

実際この神話が七夕伝説の元なっていると言われています。

織姫と彦星なので、片方が女神なりますね。

織物の神には女神も居る(棚機姫命など)ので、

そちらと混ざっているのかもしれません。

建葉槌命(たけはづちのみこと)は、

それらの神々の遠い祖先らしいです。

調べていませんので、事実は不明ですが。

ちなみに『大甕神社』でも七夕には「星甕祭」があり、

その日は特別な御朱印が頂けるそうです。

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(クリックで拡大)

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御朱印は2種あります。左が香香背男(かがせお)のもの。
星の神なので金色ですね。

蛇足ですが、アニメ映画『君の名は』に出てくる神社では

建葉槌命を祀ってるそうで、

原作も映画も見ていないため内容を知りませんが、

日本神話を辿る旅ってのも面白そうだなと

当地を訪れて思いました。

それにしても「大甕」という字は難しくて、

よくよく考えて思い出さないと「かめ」と読んじゃいます。

「みか」って古い読みですもんね。

この地と、神事に使う大きな甕は何か関連があるのかしら?

大甕山

その点も興味深いです。



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【大甕神社(おおみかじんじゃ)】

別名:大甕倭文神社
茨城県日立市大みか町6-16-1
主祭神:建葉槌命(たけはづちのみこと)
地主神:甕星香香背男(みかぼしかがせお)
http://omikajinjya.sakura.ne.jp/
https://twitter.com/mikaboshi77


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栃木県大田原市『黒羽神社』の正面にある塔が異世界っぽい。

黒羽神社

栃木県大田原市の那珂川脇にある『黒羽神社』。

「黒羽」というエリアの高台にある小さな神社です。

バスの時間にリミットがあったので立ち寄っていませんが、

道路から見える神社はワタクシが知る一般的なものとは異なっていました。

城址かな?という風貌の石垣の間に階段があり、その先に塔があるのです。

ネットにあまり情報がないのですが、那珂川のための灯台だったようです。

黒羽神社
那珂川の水運の要所だったためここに灯台が造られた説がありますが、
鎮魂のための常夜灯だった可能性も無きにしも非ず。
見たところ大谷石で作られた擬洋風建築のようですね。
石垣はこの地に黒羽城があったので、事実その城址なのかも。


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この日も大変暑くて、余計な運動(階段昇降など)はしたくないと心から思いました。

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付近の用水路を流れる潤沢な水。
用水路のブロックの隙間から水が漏れており、
後から作られたとみられる側溝にも潤沢な水が流れておりました。
グレーチングなので下が見えるのですが、流れは速いです。


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写真は撮れませんでしたが沢蟹が居ました。
一瞬、美味しそう・・・と思った。

八雲神社
隣接する「八雲神社」には推定樹齢300年以上の大ケヤキがあります。
20年で25cmほど幹が太くなったそうです。
八雲神社の主祭神は素盞鳴命と田心姫命です。
慶長5年(1600年)にこの地に移転してきたそうです。


八雲神社の大ケヤキは高台にあり、下から見上げることなるため、圧巻です。

樹齢300年ということは、移転してきた頃には大ケヤキは無かった訳ですね。

こんなに成長するんだと知ると、ご神木って確かにスゴイよなぁと感じます。

と言っても、お参りはしていないので、この大ケヤキがご神木かは不明なんですけどね。

もう少し涼しければ散策したのに、この日は本当に屋外に居るのはヤバかったです。



黒羽神社
【黒羽神社(くろばねじんじゃ)】

栃木県大田原市黒羽田町493
明治2年(1869年)黒羽藩主だった大関増勤により創建
明治8年(1875年)官祭招魂社となる
昭和22年(1947年)黒羽神社に改称
主祭神:国家公共に尽くした人の霊
(戊辰・日清・日露・日中・太平洋戦争の戦没者、殉職自衛官など)
例大祭:10月13日(戊辰の役凱旋日)


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静岡県静岡市『静岡浅間神社』の麓山神社(はやまじんじゃ)例祭に偶然廻りあう。

麓山神社

賎機山(しずはたやま)の麓にある『静岡浅間神社』は、

神部神社、浅間神社、大歳御祖神社の三社の総称。

境内にある社殿計26棟は国の重要文化財に登録されています。

そんな賎機山の山の上に鎮座するのが麓山神社(はやまじんじゃ)。

この22日は市内の材木業建設業関係者や氏子、関係者、崇敬者が参列し、

木材業の繁栄と宮元町内の安全が祈願される例祭が執り行われる日でした。

一年に一度しかない麓山神社例祭。

ゆえに特別に拝殿に昇殿参拝でき、

御朱印は書き置きではなく御朱印帳に直接書いて貰える日でもありました。

高所恐怖症気味ゆえ、前回で参拝は最後だと考えていたワタクシでしたが、

母がいきなり石段を登り始めたため、

驚きつつも母の背後からぴったりと付き添い、

前方も後方も見ず、ただひたすらに石段を踏むことで登りきることが出来ました。

母の頑張りにより、再度の参拝が叶い、しかも貴重な機会に巡りあえたのでした。

麓山神社
[麓山神社拝殿]
国指定重要文化財
蔀戸が上げられ、本殿が建物越しに垣間見えます。


麓山神社
昇段し、お払いをして頂き、お榊を捧げることが叶いました。

麓山神社
静岡浅間神社の昇殿には500円掛かりますが、
こちらの昇殿参拝は無料でした。


麓山神社
蔀戸(しとみど)と舞良戸(まいらど)が開放された拝殿。
普段は見ることの出来ない光景です。


麓山神社
[麓山神社本殿]
国指定重要文化財
普段は閉じられている中門の門扉か開け放たれています。


麓山神社
拝殿の舞良戸が開け放たれていると、
風の動きを視覚的に感じますね。
建物が生きている感じがすると申しましょうか。


麓山神社
[本殿]快晴でしたので、彫刻が色鮮やかに見えました。

麓山神社
かなり傷んでいる懸魚(げぎょ)。

麓山神社
よりハッキリと見える手挟み。

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桜の名残もありました。

麓山神社
恐怖の石段。
今回はここを使わずに済むルートを発見しました。

それにしても、麓山神社(はやまじんじゃ)って読めないわぁ。

「ろくさんじんじゃ」って脳内で読んじゃってますもの。

福島県の人なら、ふつうに「はやま」って読めるんだろうな。

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ヤマフジは満開でした。

麓山神社
御朱印帳に直接書いていただけるのは一年でこの日のみ。
それ以外の日は書き置き。


麓山神社
【麓山神社(はやまじんじゃ)】

祭神:主神に大山祇命、日本武尊を配祀

【静岡浅間神社(しずおかせんげんじんじゃ)】
静岡県静岡市葵区宮ヶ崎町102-1
正式名称:神部神社・浅間神社・大歳御祖神社
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静岡県静岡市『静岡浅間神社(しずおかせんげんじんじゃ)』にひと月で二度目の参拝を果たす。

静岡浅間神社


賎機山(しずはたやま)の麓にある『静岡浅間神社』は、

神部神社、浅間神社、大歳御祖神社の三社の総称です。

社殿計26棟は、国の重要文化財に登録されてており、

「廿日会祭の稚児舞」は県指定無形民俗文化財に登録されています。

本日は東京駅からJRの高速バスを利用し、母と参拝してまいりました。

ワタクシは今月二度目の参拝となります。


静岡浅間神社
[麻機街道の石鳥居]
道路の向かい側から眺めてみました。

静岡浅間神社
[神部神社浅間神社総門]
国指定重要文化財


静岡浅間神社
総門(境内側)

静岡浅間神社
[神厩舎]
国指定重要文化財


静岡浅間神社

静岡浅間神社
左甚五郎作と伝わる神馬。

静岡浅間神社
手水舎は楼門の左右に一つずつあります。

静岡浅間神社
蟇股(かえるまた)の彫刻は色褪せていますが、凝っていますね。

静岡浅間神社
手水舎としてはかなり立派な装飾で飾られています。

静岡浅間神社
鯉の彫刻が大変立派でして、八千戈神社のものとよく似ています。

静岡浅間神社
[神部神社浅間神社拝殿]
国指定重要文化財
文化2年起工、同11年竣工。

静岡浅間神社
社殿は一つですが、
左が浅間神社、右が
神部神社の拝殿となります

静岡浅間神社
大拝殿を飾る天女の彫刻。

静岡浅間神社
美人度はそれぞれのようです。

静岡浅間神社
かなり色褪せた蟇股(かえるまた)の彫刻。

静岡浅間神社
静岡浅間神社
鳥の羽の部分が退色しやすいんですかね。

静岡浅間神社
[神部神社浅間神社舞殿]
国指定重要文化財


静岡浅間神社
これでもかーっ!!っと、葵の御紋がちりばめられています。

静岡浅間神社
彫刻群が素晴らしい建物です。

静岡浅間神社
境内のど真ん中に舞殿はあります。

静岡浅間神社

静岡浅間神社
火伏せの彫刻が至るところにあります。

静岡浅間神社
霊獣になっているような亀。
皮膚の彫刻が細かくてスゴイ。


静岡浅間神社
翼を持つ龍「飛龍」の彫刻。
「龍に翼を得たる如し」とはまさにこのことですかな。


静岡浅間神社
鳥の種類に詳しくないため、これは鳩かしら?と思って眺めていました。

静岡浅間神社
ニワトリ(?)が舞殿の最も良い場所に飾られていました。
どういう意味があるんだろう?


静岡浅間神社

静岡浅間神社
耳が気になる木鼻の「獏」。


玉鉾神社
[玉鉾神社]
御祭神:羽倉東麿・岡部真渕・本居宣長・平田篤胤(国学の四大人)
国学の神。学業成就・合格祈願に霊験があり。


静岡浅間神社
躑躅と回廊。

静岡浅間神社
回廊の屋根って真っ直ぐではないんですね。
水捌けのための勾配なのかしら?


静岡浅間神社
本殿側に面した回廊と拝殿。

静岡浅間神社
本殿に向かう階段。進入はできません。

静岡浅間神社
神部神社浅間神社の本殿に至る階段。

静岡浅間神社
神部神社浅間神社本殿。
次回こそは御祈祷を申し込んでみようと思います。

少彦名神社
[少彦名神社]
主祭神 :少彦名命
医療・薬業の守護神。
病気平癒・身体健全の霊験あり。

少彦名神社
蟇股(かえるまた)は立川流干支彫刻で飾られています。

少彦名神社
兎。

少彦名神社
亥。
子と丑は内部に飾られているそうです


八千戈神社
八千戈神社の蟇股(かえるまた)も、
前回よりは多く撮ることができました。

八千戈神社
八千戈神社
八千戈神社
八千戈神社
八千戈神社
八千戈神社
それぞれの話の内容は、
次回ボランティアの方に訊いてみようと思います。


静岡浅間神社
GW中には大拝殿の特別昇殿があるようです。
混むんだろうなぁ。


静岡浅間神社
お参り後に御神水場に立ち寄りました。

静岡浅間神社
お賽銭を入れ、ペットボトルを置いて水栓金具を操作します。
(自動的ではありませんでした)

静岡浅間神社

静岡浅間神社
前回、水筒を持参すればよかったと思ったため、
今回はちょっとした達成感を得られました。


静岡浅間神社
静岡浅間神社
境内にある御神木。
かなりの樹齢なんじゃないかしら。


静岡浅間神社
通常、御朱印帳に直接書いて貰えるのは総称の「静岡浅間神社」のみ。
それ以外のお社分は書き置ききです。


麓山神社(はやまじんじゃ)の記事】につづく。



静岡浅間神社
【静岡浅間神社(しずおかせんげんじんじゃ)】

静岡県静岡市葵区宮ヶ崎町102-1
正式名称:神部神社・浅間神社・大歳御祖神社
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静岡県静岡市『静岡浅間神社(しずおかせんげんじんじゃ)』の計26棟が国の重要文化財に指定されています。【その肆・神部神社と浅間神社】

静岡浅間神社


賎機山(しずはたやま)の麓にある『静岡浅間神社』は、

神部神社(かんべじんじゃ)、浅間神社(あさまじんじゃ)、大歳御祖神社(おおとしみおやじんじゃ)

三社の総称です。

約10万両もの巨費を投じ、

文化元年(1804年)から三期に分け、60年の歳月を費やして建てられた社殿計26棟は

国の重要文化財に登録されています。

また4月5日の「廿日会祭の稚児舞」は県指定無形民俗文化財に登録されています。


静岡浅間神社
[麻機街道の石鳥居]
神部神社浅間神社に入るには、
こちらの石鳥居をくぐるべきだったのかも。

静岡浅間神社
[神部神社浅間神社総門]
国指定重要文化財
昔はこの門に仁王像が安置されていたそうですが、
明治の神仏分離令により、
現在はこの先にある臨済寺に移されています。


静岡浅間神社
いずれは文化財に指定されそうな総門前の石橋。

静岡浅間神社
総門をくぐると、その先に楼門があります。

静岡浅間神社
現在、楼門は改修工事中でした。

静岡浅間神社
楼門前のモダンな鋳鉄製灯篭。

静岡浅間神社
養生内の様子。

静岡浅間神社
楼門脇に手水舎を発見。
と思いきや・・・


静岡浅間神社
滑車を見る限り、井戸らしいのだけれど。

静岡浅間神社
御神水と書いてある。

静岡浅間神社
お賽銭を入れ、ペットボトルを置くと自動的に水が流れてくるそうです。
実は昨晩、水筒を持参すべきか迷い、水汲み場を検索したのですが、
この地は引っかからなかったため、持参しませんでした。
予感がしたなら持つべきでしたね。


静岡浅間神社
[神部神社浅間神社拝殿]
国指定重要文化財
文化2年起工、同11年竣工。
社殿は一つですが、
左が浅間神社、右が
神部神社の拝殿となります

静岡浅間神社
[大拝殿]
※中央二階部分
大拝殿は高さ25m。
出雲大社本殿より1m高く、木造神社建築では日本一の高さ。


静岡浅間神社
内部には狩野寛信による「八方睨みの龍」が描かれているそうです。
GW頃、内部見学が可能な日があるっぽいです。


静岡浅間神社
蔀戸(しとみど)があり、和様の建築様式で、楼閣造。
蟇股の彫刻がよく見えないのですが、
次回はズームで見てみようと思います。

静岡浅間神社
拝殿と回廊。

静岡浅間神社
[神部神社浅間神社回廊]
国指定重要文化財


静岡浅間神社
回廊の間に通路があり、少彦名神社や玉鉾神社に向かうことができます。

静岡浅間神社
どこから見ても無数の彫刻で飾られた大拝殿。

静岡浅間神社
破風の下に天女の彫刻が見られます。
何か楽器を持っているようですね。


静岡浅間神社
笙(しょう)を持っているっぽい向かって左側の天女。
右側は何を持っているのかしら。


静岡浅間神社
向かって左の天女。

静岡浅間神社
別の場所に飾られている天女は琴を持っていました。

静岡浅間神社
他にも天女の彫刻がいろいろ。
琵琶を持つ天女が見えますので、
外周を飾る天女は全て楽器を持っているのかも。


静岡浅間神社
組物にも細かく模様が描かれています。

静岡浅間神社
風鐸(ふうたく)は意外とシンプル。

静岡浅間神社
木鼻の唐獅子。
腹辺りの×が臍に見えますね。


静岡浅間神社
向かって左側から拝殿を眺める。

静岡浅間神社
彫刻があり、銅板飾りがあり、手書きの模様があり、
ありとあらゆる装飾に溢れた社殿です。


静岡浅間神社
拝殿の裏側には、本殿に向かう階段があります。

静岡浅間神社
[神部神社浅間神社舞殿]
国指定重要文化財


静岡浅間神社
境内にある社殿の中では珍しく、塗装されていない建物です。
その分、彫刻の表情がそのまま観ることが出来ます。


静岡浅間神社
静岡浅間神社
象の木鼻。

静岡浅間神社
舞殿内側の彫刻群。

静岡浅間神社
これは双眼鏡持参で来るべきだったかも。

静岡浅間神社
組まれている木の直線と、彫刻の曲線が相俟って、
とても優美な建築物となっていますね。


静岡浅間神社
大拝殿の懸魚は二重懸魚。

静岡浅間神社
宝蔵付近から見た神部神社浅間神社の拝殿。

静岡浅間神社
神部神社浅間神社の本殿に至る階段。

静岡浅間神社
なんだかここだけ、チチェン・イッツァの遺跡って感じ。

静岡浅間神社
かなり急な階段ゆえ、昇降するとなると恐怖を感じそうです。
手すりも無いし。


静岡浅間神社
神部神社浅間神社本殿の向拝辺り。
これでもかってぐらいの金彩ですね。

神部神社浅間神社の境内に立っていたら、

どこからか鳥の澄んだ声が聞こえてきました。

目が悪いのを補足すべく耳は良いワタクシ。

声を辿ってカメラをズームしたら、大拝殿の上に鳥を見つけました。

意外と響く声なんですね、鳥の囀りって。

静岡浅間神社
大拝殿の屋根の上に鳥が居ます。
(クリックで拡大)


静岡浅間神社
胸の羽が赤いですね。

静岡浅間神社
これはイソヒヨドリのオスでしょうか?

静岡浅間神社
検索してみたら、
「春にはツグミ科特有の声量のある美声でさえずる」とある。


静岡浅間神社
そうかぁ、春ならではの光景だったのかぁ。
と知っても、一句も浮かばなかったワタクシ。

平成26年末より開始された静岡浅間神社平成の大改修。

20年かけて行われるため、まだ十数年も続く予定です。

現在は楼門が改修中ですが、いずれは本殿の改修に至るでしょうから、

ある種、今のうちに見ておくべき重要文化財群かもしれません。

次回は御神水をいただくべく、水筒持参で再訪したいと思います。

静岡浅間神社
帰り際に見たら、御朱印の窓口に列が出来ていました。

静岡浅間神社
お願いしたい御朱印にマルを入れます。

静岡浅間神社
御朱印帳に直接書いていただけるのは、
総称である「静岡浅間神社」のみっぽいです。
それ以外は書置き。


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昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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