sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

神社

京都市北区『紫野 今宮神社』の脇にある「あぶり餅」を食べる前に先ずは参拝。

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32件の建造物が国の登録有形文化財に登録されている『紫野 今宮神社』。

目的地だったわけではないのですが、「あぶり餅」を食べる前に先ずは参拝することにしました。

現在の今宮神社がある土地には、延暦13年(794年)の平安遷都以前から疫神スサノオを祀る社(現・摂社疫神社)があったとされる。平安遷都後にはしばしば疫病や災厄が起こり、神泉苑、上御霊神社、下御霊神社、八坂神社などで疫病を鎮めるための御霊会が営まれた。正暦5年(994年)にも都で大規模な疫病が流行ったため、朝廷は神輿2基を造って当地で祀られていた疫神を乗せ、船岡山に安置し、音楽奉納などを行った後、疫災を幣帛に依り移らせて難波江に流した。民衆主導で行われたこの「紫野御霊会」が今宮祭の起源とされ、京都の他の都市祭礼と同じく災厄忌避を祈願する御霊会として始まった。

<中略>

西陣の八百屋に生まれた「お玉」が江戸幕府第3代将軍徳川家光の側室となり、5代将軍綱吉の生母・桂昌院として従一位となった。このことが「玉の輿」ということわざの由来になったとの説がある。桂昌院は京都の寺社の復興に力を注いだが、今宮社に対する崇敬と西陣に対する愛郷の念が非常に強かった。
Wikipedia

実はワタクシ、徳川家光の側室である「お万の方」贔屓なもんで、桂昌院がどうにも苦手。

ここには文化財が沢山あるにもかかわらず、ササっと参拝するに留めました。

一人じゃなかったというところも、ササっと参拝の一因です。

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本殿も拝殿も1902年(明治35年)に再建されています。
国登録有形文化財

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疫疾消除を祈願して出された摂社「疫社」の特別御朱印もありました。

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今回は普通の御朱印を頂きます。
手前の豊玉姫の使い「神使 姫なまず」に心がグラつく。

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いろいろ見逃している文化財がありますが今回は致し方なし。

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御神木は大黒松だったんですね。

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では、工事中の東門を抜けて「あぶり餅」を食べに行こうと思います。

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こちらが御朱印。(300円)


【紫野 今宮神社(むらさきの いまみやじんじゃ)】
京都府京都市北区紫野今宮町21
主祭神:大己貴命、事代主命、奇稲田姫命
創建:長保3年(1001年)
神仏霊場巡拝の道第96番(京都第16番)
http://www.imamiyajinja.org/


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京都市上京区『菅原院天満宮神社』で通り雨に逢い雨宿り。

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目的地に向かう途中で発見したのが『菅原院天満宮神社』。

天神さんとは相性が良いため、なるべくお参りするようにしているため

目的を済ませてから立ち寄りました。

どうやら菅公誕生の地に後から社殿を造ったようですね。

神社のある当地は、菅原清公から道真の孫子三代の邸宅である菅原院(すがわらいん)があった場所とされており、道真生誕の地とも伝えられる。
左大臣・藤原時平によって大宰府に左遷させられた道真は都に戻ることなく延喜3年(903年)に薨去。その後、京の都には異変が相次いだ。
道真らの菩提を弔うために菅原院跡地には歓喜寺が創建され、その境内に道真とその父祖を祀る小祠も作られた。その後、歓喜寺は長保5年(1003年)に源融の旧邸・六条河原院の跡地に移転している。その移転先で新たに作られた天満宮が後の錦天満宮の元である。なお、歓喜寺は正安元年(1299年)に時宗の善導寺に合併されて六条道場・歓喜光寺となっている。
菅原院の跡地には移転した歓喜寺の殿舎が残されていたが、それを利用して道真公生誕の地といわれるこの地に、新たに社殿を造営して道真を祀り、相殿神として父是善、祖父清公も祀るようになった。
明治時代になると村社に列せられている。
当社の正面には烏丸通を挟んで京都御苑の下立売御門がある。また、当社は京都御苑内にある厳島神社も兼帯している。
Wikipedia


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説明はこちら。
(クリックで拡大)

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通りから見える牛の絵。かなりユーモラス。

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この写真で今年が何年かわかりますね。

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手水鉢の隣にあるのは井戸ですね。
汲み上げて使っているんだろうか。


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苔生しているところが良い感じ。

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昭和レトロな絵で手水の使い方を説明してあります。
草間彌生さん柄…


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拝殿前には屋根がついた建物が立っています。
珍しいなぁ~と思っていたらいきなり雨が降ってきました。
少し雨宿り。

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晴れ間が出てきたので拝殿を観察。

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入り口脇の建物で御朱印を頂きます。
御朱印帳をロッカーに預けちゃったので書置きを頂きました。
ってか、御朱印帳が可愛い。

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絶対に見ておけという圧を感じたので井戸を見に行きます。

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菅公御産湯の井
参拝者が給水所から水を飲めるようになっているらしい。

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「おさいせん」という箱にも圧を感じたのでコインを投入。
水を頂いた訳ではなく見ているだけでしたけど。

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綺麗な水ですね。
(給水所で水を飲めばよかったかな?)

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こちらが御朱印です。
管公のイラスト入り。(500円)

それほど大きくはない場所ですが、なかなか良かったです。

記憶に残る天満宮でした。



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【菅原院天満宮神社】

京都府京都市上京区烏丸通下立売下ル堀松町408
参拝時間 6:00~17:00
https://sugawarain.jp/


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茨城県ひたちなか市『酒列磯前神社』の本殿の辺りの風が心地よい。

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磯崎町の岬の丘に鎮座する酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)。

創建は、西暦856年(斉衡3年)。

少彦名命(すくなひこなのみこと)をお祀りしており、

「病気平癒」「お酒の神様」「温泉の神様」のご神徳があるそうです。

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社殿に向かう参道の両側を覆う木々。

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参道の樹叢は、県指定天然記念物です。

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密生しているのは樹齢300年を超えるヤブツバキやタブノキらしい。

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参道の石垣には寄進した人の名が彫られた碑がはめ込んでありました。
場所的には船に関わる人が多いようですね。

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海軍に関する碑もありました。ここから出征したんだろうか。

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参道の石畳は一部古いままで、その苔生した色味から
昔はもっと木々が鬱蒼と茂っていたのかもと想像させられました。

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こちらは、二の鳥居。
一の鳥居は一番上の写真のそれです。

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「幸運の亀さん」
宝くじに高額当選された方が奉納されたそうです。

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亀石象に触ると御利益があると評判で、 大安日には大にぎわいになるんだとか。

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拝殿
午前中だったので空いていました。

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拝殿前の参道におかれた御朱印の紹介。
参拝の待ち時間が長いこともあるってことですかね。

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入母屋破風の彫刻も見応えあり。
かなり凄い彫刻に見える。

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授与所でこちらの案内を見て拝殿に戻ります。

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兎の毛通し(うのけどおし)の「リスとぶどうの彫刻」。
これが左甚五郎の作かぁ。
網があるのでワタクシの肉眼では見えなかったけど。

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七五三の時期のようで、可愛らしく着飾った女の子を複数見ました。

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再度から彫刻群を眺める。

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額は真新しい感じがします。

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木造の美しさがわかる角度。

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本殿裏の境内を囲む石垣と柵。

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苔生した灯篭。
柵が真新しいので東日本大震災後に復興されたものなのかも。

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本殿
こ祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)と大名持命(おおなもちのみこと)。

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破風に彫刻が見えます。

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龍ですね。凝ってる。

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神輿が置かれた神楽殿。右は神馬舎。

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平成の神馬大修理と書いてある。

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こちらが修理され塗り直された神馬。鮮やかです。

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参拝がすんだので御朱印を頂きます。
御朱印は全て書置きです。

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折角なので二つ頂きました。

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宝くじにご利益があるらしい。今年は買おうかな。

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最近、長寿じゃなくてもいいから健康でありたいと思います。

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授与品で気になったもの。ビジュアルが良いので撮ってみました。

医薬の神様のご利益に期待して訪れたのですが、

宝くじ(金運)にもご利益があるとは現地で初めて知りました。

宝くじを買うなら指定のあった売り場で買わないと効果がないのかも。

宝くじを買う買わないは別にして丁寧に亀さんを撫でておく。

それはそうと、神社を覆う木々のおかげか、海からの風が緩和され

心地よい空気が漂っている感があります。

特に本殿の辺りに。

何かしらのご利益があれば、お礼参りに行かねば。




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【酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)】

茨城県ひたちなか市磯崎町4607-2
※ひたちなか海浜鉄道湊線「磯崎駅」より徒歩10分
※阿字ヶ浦駅から向かうと急坂を上がることになります

祈願受付時間 9:00~15:00
主祭神:少彦名命
https://sakatura.org/


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【秋の乗り放題パス】福島県郡山市『鹿島大神宮』の天然記念物に指定されているペグマタイト岩脈が圧巻。

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かなり前から行きたいと思っていた鹿島大神宮。

福島県の山の中にあるため公共交通機関利用だとかなり行き難い場所にあり、ウチからだと片道約5時間はかかるので気合いを入れないと向かえない。

もちろん新幹線を使えば時短できますが往復料金はそれなりに掛かります。

そんな費用と時間とタイミングと気合いの都合で今まで行けなかったのですが、唐突に「行くぞ!」と閃いたため、秋の乗り放題パスを利用し(乗り継ぎ時間が面倒な黒磯は新幹線でワープし)て向かいました。

ホームページに御朱印や授与品などは事前予約が必要と明記してあるので、前日に神社に電話を入れておおよそ何時ごろに辿り着く旨を伝達。電話を入れておかないと社務所に神職さんが居られない時間帯があるようです。(つまり御朱印などが頂けない)

さて、そうまでして鹿島大神宮に行きたかった理由は、境内のペグマタイト岩脈が見たかったからです。

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【覚書】
  • 天応元年(781年)9月15日に鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)より勧請したのが始まり
  • 1966年(昭和41年)『鹿島神社のペグマタイト岩脈』として国の天然記念物に指定
  • 御祭神:武甕槌大神
  • 御神体:巨晶花崗岩(国指定天然記念物ペグマタイト岩脈)
  • ペグマタイト(巨晶花崗岩)
  • ペグマタイトのお守り
  • 祝休日(土曜、日曜、祝日) 

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まずは手水舎に向かいます。

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竜の足元にあるのもペグマタイトだわ。

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何段かは数えていませんが石段を上ります。
階段脇の杉は「鹿島大神宮のスギ」として福島県の緑の文化財に指定されています。

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上に行くほど急になる階段。
両側にペグマタイトが転がっているのが見えます。

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拝殿に到達。
蚊に襲われつつ参拝。
(ここで虫よけ登場)

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足元に埋められているペグマタイトが結界みたいだ。

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拝殿の左手側にまわります。

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神楽殿の右手に白い岩が見えます。

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こちらがペグマタイトの岩脈。
ペグマタイトの主な成分は石英や長石(ちょうせき)です。

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埋蔵量は推定で約14,000トンだとか。

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巨晶花崗岩(きょしょうかこうがん)とも称されるペグマタイト。

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紙垂(しで)があるので、ここがご神体と言っていい場所なんでしょうね。

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左手に道らしきものがあるので向かってみました。
ペグマタイトを踏みながら歩いております。
ええんかいな。

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ところどろこに白いキノコが生えていました。
石かと思った。

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視界に入る足元の白いものはペグマタイトなのか白キノコなのか。

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小さな祠があちらこちらにありますが、辿り着けそうにありません。

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露出していても大きな岩のままってことは風化し難いってことなんだろうな。

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岩脈の露出面の長さは約40m、幅は14m。
地下10mまでこの岩石があると考えられているとか。

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岩がゴロゴロと転がっている間を抜けてより高い場所に向かいます。
というほど歩かなかったけど。

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日が射すと岩が白く見えて圧巻です。

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パワースポットかどうかはわかりませんが、独特の空気感がある神社でした。

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巨石が押し出しているのかは分かりませんが右の樹が若干反っている。

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木の根元にある石が上の巨石を支えているように見える。

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拝殿右手側からも巨石群を見ておけば良かったかもしれないと、帰宅後に思いました。

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急な階段を下るには手すりが低すぎてめっちゃ怖い。
by 高所恐怖症

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社務所に向かいます。
お出かけから帰っていた神職さんが出迎えて下さいました。

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昨日祈祷したばかりだというペグマタイトのお守り。
初穂料は800円。
袋の色が多すぎて迷いそう。

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直感で二つ選んでみました。
右は家に置いておく用、左は携行用。

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お守りの中にはヘマタイトが入っています。
ってか、左のお守りがめっちゃ気になる。

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御朱印も書いていただきました。
初穂料はこちらで決めていいとのことなので
お守り代の端数に紙幣(北里)を添えました。

ワタクシはタクシーを利用しましたが、

車で来る人はどこに駐車すればいいんだろう? とちょっと気になりました。

もしかして鳥居をくぐって道の奥に入って行くのかもしれんね。

ちなみに日本三大ペグマタイト鉱物産地というものがあるそうですが

ここれそれには入っていないようです。

岐阜県苗木地域、滋賀県田上地域、福島県石川地域がそれで

特に福島県石川地域は日本で最も結晶が大きくて美しいのだとか。

ちょっと見てみたくなってきました。

これはもしかすると再び石にハマるきっかけになったかもしれん。

日本のご当地石に触れる旅、とかしちゃおうかな。


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絵馬がどこかにあったらしい。


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【鹿島大神宮】

福島県郡山市西田町丹伊田字宮作239番地
(JR磐越東線三春駅よりタクシーで約5分、料金は1,500円ちょいほど)
主祭神:武甕槌大神
創建:天応元年(781年)
https://kashimadaijingu.jp/
https://www.instagram.com/kashimadaijingu/

【今回利用しなかったので古い情報になっているかもしれません】
JR郡山駅 6番バス乗り場より 堂坂・西田行政センタ経由「甲森」停留所下車(乗車時間40分)徒歩6分
(休日は夕方の1本のみ ダイヤ注意)甲森 17:50 → 18:29 39分 830円

 レンタサイクル
自転車の台数:19台(普通:10台 電動:9台)
利用期間:4月~11月まで
利用時間:9時~16時まで
利用料金:普通500円、電動1,000円(1日1回)
貸し出し・返却場所:
JR三春駅売店(駅.com)


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神奈川県伊勢原市『茶寮 石尊』は大山阿夫利神社下社に隣接する茶寮の「升ティラミス」。

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大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)内にある『茶寮 石尊』。

設計は建築家の堀部安嗣氏。

国の重要文化財修復に携わった経験のある

宮大工の内田幸夫氏(内田工務店)が施工したそうです。



今回の目的の一つでもあったため、参拝後にこちらに立ち寄りました。

早い時間でしたが、眺望を眺めながらお茶が飲めるテラス席はほぼ満席。

しかし辛うじて空いている席があったのでそちらに着席しました。

ゆえに店内席は見ていません。

どんな造作だったんだろう? ちょっと気になります。

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テラス席。縁側のような席もあります。

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反対側から見るとこんな感じ。

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アイスもあるっぽい。

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結構売り切れているものがあるんだけれど
早朝なので今日売切れた訳ではないっぽい。

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人気の「升ティラミス」がありました。

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テラス席からの眺望。

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曇っているのでよく分からないとは思いますが
眼下に神奈川県の街並みが広がっています。←大雑把

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名水がある場所なので「水まんじゅう」を選択しました。
ドリンクは阿夫利ジンジャー(生姜サイダー)です。

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水まんじゅうといえば山梨県北杜市の有名店のものが浮かびますが、
ここのは餡子が入っている点が特徴っぽい。

喉が渇いていたのでサッパリしたものを選びましたが、

涼めば「升ティラミス」でも良かったかもしれんと思える。

ロケーションの良い席ですが、生憎の曇り空だったため贅沢感は半減。

快晴だとそれだけで価値があるだろうと想像できる場所でした。

ただここは「雨降り山」だから、そんな幸運に恵まれるのはレアなのかも。

山の上で贅沢に休憩できる場所として人気なのだろうと思われます。

16時頃に閉店してしまうので、夜景を見たければ冬が良いかもね。



【大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)】
神奈川県伊勢原市大山355
主祭神:[本社]大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)
[奥社]大雷神(おおいかずちのかみ)
[前社]高龗神(たかおかみのかみ)
9:00~16:30
https://www.afuri.or.jp/

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【茶寮 石尊】
営業時間 [平日]9:45頃~16:00(L.O.15:30),
[休日]9:45頃~16:30(L.O.16:00)
※Suicaが使えます
https://www.afuri.or.jp/sekison/
https://www.instagram.com/saryo_sekison/


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神奈川県伊勢原市『大山阿夫利神社 下社』は山の中腹にあるため参拝は体力勝負でした。

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神奈川県伊勢原市の大山にある大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)。

大山祗大神、大雷神、高龗神の三神を祀り、

心願成就、商売繁盛、社運隆盛などのご利益があるとされています。

本社に祀られている大山祗大神は、富士山に祀られている木花咲耶姫の父君で、

山の神や水の神として信仰を集めています。

このことから江戸時代、大山と富士山の両山を参拝する両詣りが盛んになりました。

清流のある場所に行きたいと思い続けていたところ、

ここが水源・水利の神である大山祗大神を祀っていると知り参拝を決意しました。

大山は別名「雨降山(あふりやま)」とも言われ、

雨乞いの神として農民の信仰を集めたそうです。

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鳥居脇に小太刀を担いだ像がありました。
大山詣は6月27日から7月17日まで期間に行われる女人禁制の参詣で、特に鳶や職人の間で人気があった。大山に2つある瀧・良辧瀧と大瀧で水垢離し、頂上の石尊大権現に登り、持ってきた木太刀を神前に納め、改めて授けられた木太刀を護符として持ち帰った。

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下社にある獅子山 

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下社の拝殿は山の中腹にあるとは思えないほど立派です。

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参拝後は御朱印を頂きます。

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下社ですら再訪できなさそうなので、二種類頂きました。
左が7月27日に始まった夏季大祭期間(夏山)の限定御朱印です。

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名水が汲める場所が拝殿と社務所の間の通路奥にあります。

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通路で、水を入れるペットボトルが200円で入手できます。
勿論、空のペットボトルです。

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こちらが水汲み場「大山名水神泉」。

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吹抜けのような場所で水が竜の口から出続けています。

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脇の案内板に書かれている文言を見、安心して水を汲むことにしました。

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ついでに水晶も洗っておきました。

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水筒には麦茶が入っていたので、
200のペットボトルを購入して水を持ち帰りました。

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境内からの眺めはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星になっています。
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鳥居の内側から見下ろした階段(参道)。登りは結構しんどかった。
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階段を下ったところに休憩所があります。
結構空いていましたが、本社に登った人が下山する頃に混むのかもしれません。

もっと若く、もっと体重が軽ければ本社に参拝したと思います。

しかし今のワタクシではここが限界でした。

標高約700m。

階段だらけだったので普段の運動不足により筋肉痛になるかも。

何はともあれ、幾何かの達成感は得られました。

これで清流(水)を求める衝動は少し抑えられそうです。

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霧で見えませんが、この山の上に本社があります。


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【大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)】

神奈川県伊勢原市大山355
主祭神:[本社]大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)
[奥社]大雷神(おおいかずちのかみ)
[前社]高龗神(たかおかみのかみ)
9:00~16:30
https://www.afuri.or.jp/
【茶寮 石尊】https://www.afuri.or.jp/sekison/


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神奈川県伊勢原市『大山阿夫利神社』に向かう道程がなかなかハードだった。

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清流のあるところに行き、綺麗な水に触れたいと思い続けておりました。
近くてラクしてそれが叶いそうな場所を検討した結果、神奈川県の大山が該当。

青春18きっぷを使う場所では無かったため普通に運賃を払って向かおうと思ったのですが、念のためお得な切符を探してみたところ「丹沢・大山フリーパス」なるものがありました。
窓口や券売機に向かわずともスマホだけですべてが完結するフリーパスらしい。
オンラインで購入すると、小田急、神奈中バス、大山ケーブルカーに乗車でき、しかも一部区間は乗り降り自由。
利用が初めてだったのでワクワクドキドキしながら目的地に向かいました。

交通手段については後方に纏めておくとして、

大山の麓でバスを下車したところからスタートします。

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終着バス停からケーブルカーの駅までは約600m。

コマ参道と呼ばれる階段だらけの道を延々上り続けます。

ワタクシは山頂までは行きませんが、バスに乗っていた殆どの人が登山目的のようでした。

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参道中腹にあった案内板。
もっと下にあっても良いと思う。

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早朝から開いているお店もありました。
店主さんが結構ご高齢だけれど、日々この階段を上り下りしているんだろうか?

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往路では開いていなかったので復路で撮っていますが、
このように両側に土産物屋が並んでいるところがちょいちょいあります。

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登山のラクさは体重に反比例すると思う。

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途中で野菜販売コーナーがありましたが、荷物を持ちたくなかったのでスルー。
でも、よく見ると新鮮なので買えば良かったかも。

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階段の両脇には宿坊や豆腐料理店が並びます。
懐かしい番組名を見たので思わず撮ってみた。
あれから物価がどれだけ上がっているのかも気になるところです。

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温泉的なものがあるのかと思いきや、薬湯を販売しているってことみたい。

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早朝過ぎてお店が開いておらず、若干「千と千尋の神隠し」の千尋の気分を味わう。

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キャラブキも名物らしい。
こちらは「大津屋きゃらぶき本舗」。
往路では開いていなかったので復路で撮っています。

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コマ参道を上り切ったところに清流に架かる橋があります。
この奥に滝があるらしい。

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ケーブルカーの駅までやって来ました。
ここに来る最後の階段の段差が高くてしんどかった。

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昆虫食推しっぽい?
というか、隣のガチャの下の段がめっちゃ気になります。

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記念スタンプが置いてありました。
台紙を販売していると書いてあるのだが値段が高すぎる。

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神社からはこんな景色が見られるらしい。

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急斜面を上るケーブルカー。
珍しいことに中腹に駅があります。

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終点「阿夫利神社駅」に到着。
霧が出ております。

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駅の造りが簡素に見えますね。

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熊が出るらしい。
書体が良い。

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ケーブルカーを折りてもまだまだ階段が続きます。
怠惰なワタクシには結構ハード。汗だくです。
ジブリ映画「ハウルの動く城」の荒れ地の魔女の気分。

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階段途中にある狛犬の阿形と吽形。
強そうです。

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ようやく神社に到着しました。

いったい何段の階段を上ったんだろう?

ここへは足腰が強くないと来れないなと感じました。

山形県の山寺に登った時も感じたけれど、

ここも「しんどさ」で記憶に残る場所になりそうです。

汗がなかなか引かないのですが、先ずは参拝したいと思います。





「大山ケーブル」行きバス(神奈中バス)

・小田急小田原線「伊勢原駅」北口(バス4番のりば)
・神奈川中央交通(神奈中バス)西バス 伊10系統「大山ケーブル」行き乗車
・終点「大山ケーブル」下車(乗車時間は約25分)

※終着バス停からケーブルカーの「大山ケーブル駅」までは徒歩約15分(約600mの階段)

大山ケーブル~阿夫利神社(始発~終点)

【運賃】大山ケーブルカー「大山ケーブル駅」→終点「阿夫利神社駅」(約6分)

 片道:640円
 往復:1,270円





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長野県諏訪市『諏訪大社上社本宮』は大人になって参拝すると見方が変わる、かもしれない。

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諏訪市と言えば諏訪大社。長野県といえば諏訪大社。

それぐらい有名な場所だと思う諏訪大社の上社本宮に詣でて参りました。

子供の頃に来た気がするのだけれど、御柱しか記憶にない。

子供だったので建物には一切興味が無く、

ここがただの森だと感じていたことを思い出しました。

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布橋(ぬのばし)
重要文化財
安永6年(1777年)造 
保存修理事業で東側の入口御門と布橋が
銅板葺きから昭和初期のこけらぶきの屋根に戻った。


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神馬舎

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立札が更新されているっぽい。
この文字を書く担当者が居るんだろうなぁ。


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指かな? と思いきや人参でした。

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額のところに何らかの気配がすると思ってガン見したところ、
額を支える金具部分(右)に蝉の亡骸っぽいものを発見しました。


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途中で切られているものの存在感が凄い巨樹。
これは何の樹なんだろう?


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御柱の一本目を発見。

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桁行三八間、梁間一間の布橋。
布橋は創建(1777年)当時には、現在より東側に約5.4メートル延び、入口御門が創建された1829年にその分を解体して西側へ移したことが分かった。両建物とも1959年まではこけらぶきだったことから、布橋と入口御門の屋根は、大社が隆盛を誇った昭和初期のこけらぶきに戻し、併せて布橋に付属する番所を復元する申請を文化庁に行った。
布橋のこけら板は、長さ約24センチ、幅6センチ以上、厚さ約4ミリの杉の割り板を使用。竹くぎで固定しながら、約30万枚の板を屋根(約406平方メートル)に張り巡らせた。入口御門は厚さ約3ミリの栗材約9万5千枚を敷いた。布橋には、柱とはりに補強材を入れて耐震対策、自動火災報知器を整備した。番所は大社や市博物館所蔵の写真や残っていた図面を元に復元した。
出典:信州・市民新聞グループ

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改修中ですが直線が整然と並ぶ美しさを感じます。


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彫りが凄い。どれも凄すぎて何処を見ればいいかわからなくなる。


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勅使殿と五間廊


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絵馬堂(左)と摂末社遥拝所(右)


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絵馬堂の改修された屋根は銅板葺きでした。
銅板葺きは高価ですが耐久年数が長いのが特徴です。
現代では銅板を葺ける職人さんも減少しています。


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こちらは宝殿


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四脚門(しきゃくもん)
国指定重要文化財

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布橋を出たところ。

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布橋を出たところから見た宝殿。

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9棟もの保存修理工事を行っている時期だったので
布橋を渡れたのはラッキーだったのかも。

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改修中の雅楽殿。

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改修の様子が写真で展示してあります。

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現在改修で見られなくなっているエリア。

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名前が分からないのだけれど可愛らしい鳥を発見。

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鳥に詳しい方が居たらこの鳥の名前を教えてください。

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参拝所
右側の防音シートに覆われた建物は勅願殿だと思われます。

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神饌所
手前の柵にも銅板が使われていますね。
周囲が苔生しているところを見ると銅板じゃないと長持ちしないんだろうな。

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御柱の遥拝所という札があったので覗いてみたところ

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奥に御柱が見えました。
真新しいからわかるけれど数問経過したら色が古くなって
周囲の木々と見分けが付かなくなるんだろうな。

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石段下から見た塀重門

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石段とその脇にある祈祷殿

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こちらが一の御柱。
次回の御柱祭は2028年春だそうです。

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御沓石(おくついし)を見るつもりが横の水流をぼーっと眺めてしまいました。
(つまりは御沓石を見逃した)

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「祓い給へ 清め給へ 守り給へ 幸え給へ」
(はらへたまへ きよめたまへ まもりたまへ さきはえたまへ)
と無言で唱えながら、茅の輪くぐりもやっておく。

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手水舎の隣にある温泉が出ている明神湯。
結構熱めの湯です。

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北参道の大鳥居

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気配を感じて見上げたところスズメバチの巣がありました。

子供の頃に家族で参拝した気がするのですが、

記憶にあるのは見上げる高さの白い御柱だけなもんで

訪れたのは四社あるうちのここだったのかが不明です。

ちなみにワタクシが生まれて以降の御柱年は以下のとおり。

1980年(昭和55年)
1986年(昭和61年)
1992年(平成4年)
1998年(平成10年)
2004年(平成16年)
2010年(平成22年)
2016年(平成28年)
2022年(令和4年)
※御柱祭が行われるのは7年ごとですが正確には満6年間隔になります

ゆえにワタクシが家族と諏訪に来たのは1986年頃だと推察されます。

御柱が白かったということは御柱祭からそれほど月日が経っていないってことで。

年代が分かったからどうということは無いのですけれども。

もし再訪することがあれば2027年頃に来て今の御柱を見納めしておきたいです。

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社務所の右手側で御朱印を頂きます。

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こちらが頂いた御朱印。
達筆で見入ってしまいました。


【国指定重要文化財】
四脚門,神楽殿,神馬舎,摂末社遙拝所,勅願殿,勅使殿,天流水舎,入口御門,拝殿,布橋,文庫,幣殿,脇片拝殿

かりんちゃんバス:路線図(PDF),バス時刻表(PDF)

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【諏訪大社 上社本宮】

長野県諏訪市中洲宮山1
本宮主祭神:建御名方神(たけみなかた)
本宮御神体:御山(神体山)
https://suwataisha.or.jp/


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長野県諏訪市『北斗神社』の急峻な石段は200段もあるらしい。

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諏訪大社に向かって歩いていると、左手の山側に石段を発見。

めちゃくちゃ急な崖にある石段が壁のように見えます。

石段の上に祀ってあるのは、

北極星を神格化した神様「天之御中主神」だそうです。

天之御中主神は、天地初発の時に高天原に出現した最初の神。独神となって身を隠した。
別天神の第一の神で、続く高御産巣日神・神産巣日神を合わせて「造化三神」とも称される。

天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ、あまのみなかぬしのかみ)は

古事記において神々の中で最初に登場する神でして、

それゆえにかご利益は「寿命」とされているようです。

大戦中は出兵した兵士のために参拝に訪れる人々のために

地元の有志が石段を造設したそうです。

しかし、その後敗戦となったため階段は途中で放置。

近年段階的に整備され、現在は200段もの階段と手すりが付いています。

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階段の上に二つのお社があるらしい。
ちなみにこの北斗神社は真北を向いているそうです。

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石段は最大傾斜角度35度と書いてあるものもありました。

立川和四郎富昌(諏訪大社造営に携わった宮大工、立川和四郎富昌の次男)に師事した

白鳥弥四郎が本殿を手掛けたそうです。

本殿の彫刻が見事らしいのですが、

盗難被害にあったことで現在は二重の格子で厳重に管理されており、

お社の彫刻などは見え難い状態にあるんだとか。

高所恐怖症ゆえに階段の昇降は控えましたが、ご利益よりも技工が気になるので

体調とメンタルが万全な日に上ってお社の彫刻を見てみたい気もする。

時と共に鬱蒼と茂った森の中の神社になりそうですが、その経年変化も見たいかも。

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諏訪大社上社本宮の三之鳥居(若宮八幡社の手と前にあります)。
いよいよ諏訪大社に入るぞという心構えができる鳥居でした。


参考:北斗神社と泰一社《諏訪市の神社》

参考:國學院大學 古典文化学事業「天之御中主神」

【北斗神社(ほくとじんじゃ)】
長野県諏訪市中洲神宮寺(旧・中州村)
祭神:天御中主神(あめのみなかぬしのかみ、あまのみなかぬしのかみ)
本殿:文政8年(1825年)


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港区赤坂『乃木神社』で楷樹に出会って一つ知識を得る。

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初めて乃木神社境内に入りました。

公園の延長に神社がある印象。

大正時代にできていて新しいからか、

とても入り易い神社だなと感じます。

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案内板はこんな感じ。

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左下が旧乃木邸のある場所です。

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今日は割と空いていました。

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ここで印象に残ったのがこちら。
楷書の語源ってこうだったのかと初めて知りました。
そもそも語源を考えたことも無かった。

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屋根を突き抜けて生える楷の木。

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直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っているのが特徴らしい。

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わかるような、わからんような。

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樹を引きで見るとこんな感じ。

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楷の木の脇で御朱印が頂けます。

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御朱印は書き置きのみ。想像よりも可愛らしい御朱印でした。

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こんな新聞があるんですねぇ。

スピリチュアル的な感想は持てませんでしたが、

勝負運、仕事運、学業成就、縁結び、夫婦和合などのご利益があるそうです。

乃木希典も明治神宮のように自分が神格化されるとは思っていなかっただろうなぁ。

ちなみに現在の本殿・幣殿・拝殿は大江宏が手がけたものです。

なんか納得。




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【乃木神社(のぎじんじゃ)】

東京都港区赤坂8-11-27
御祭神:乃木希典命(のぎまれすけのみこと)
乃木静子命(のぎしずこのみこと)
https://nogijinja.or.jp/


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台東区下谷『小野照崎神社』は小野篁を祀る人気の神社らしい。

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852年(仁寿2年)創建の『小野照崎神社』は

公卿であり歌人としても有名な小野篁を祀る神社です。

小野篁といえば閻魔大王の裁判の補佐をしていたという伝説がある人物。

多芸多才なので、ここでは学問・芸術・芸能・仕事の神様とされています。

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手水舎が人感センサー付きで驚いた。

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本殿は関東大震災や空襲の火難を逃れたのだとか。

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神拝詞がありました。
「祓え給い 清め給え 神ながら 守り給い 幸え給え」

お祓い下さい お清め下さい 神様のお力によりお守り下さい 幸せにして下さい

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本殿の彫刻は小ぶりながらも見応えがあります。

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本殿を囲む木々の新緑がとても綺麗。

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ちょっと気になったのがこちらの「つくえ守り」。
札が倒れたりする可能性を考えて購入を控えました。

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人気の御朱印は数種類あります。
上の二つが書き入れ、下は書き置きだそうです。

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特別御朱印をお願いしてみました。
(判子と張り紙でできています)

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荒神札が独特で興味深いです。

小野篁という人物に興味があるので訪れてみましたが

御朱印を見ると、芸能の神様としての面が強いのかなと感じました。

芸事をしていないのでその点についての願いは浮かばないのですが

小野篁の頭の良さの欠片でもあればなぁとは思っています。

頭がいい感覚(?)を味わってみたいと本気で思う今日この頃です。

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【小野照崎神社(おのてるさきじんじゃ)】

東京都台東区下谷2-13-14
主祭神:小野篁、菅原道真
https://onoteru.or.jp/


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静岡県静岡市『和歌宮神社』の主祭神は山部赤人だそうで。

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てくてく歩いていたら道の奥に神社を発見しました。

なんとなく気になったので近づいてみたところ

狛犬の前に神社の由来が書いてありました。

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主祭神は山部赤人と木花開耶姫命だそうで、

「田子の浦ゆ うち出でてみれば真白にそ 富士の高嶺に雪は降りける」

という万葉集に収められている有名な歌がこの地で詠まれたことに由来するらしい。

って、万葉集での「田子の浦」はここだったのか!



確かにここ(蒲原)からだと、

田子の浦を通ってうち出でてみないと富士山は見えない。

2017年に述べていた課題を期せずしてここでクリアすることができました。

そうか、そうだったのか。納得です。

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神社には誰も居ませんがきちんと管理はされていました。

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兎の毛通しが立派です。

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良く見えないのでズーム。
鳳凰の彫刻でした。

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木鼻の獅子、こちらは阿形。

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木鼻の獅子、こちらは吽形。

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蟇股の一つ。これは鶴かな。

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拝殿の脇に御神木がありました。

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葉が生い茂ったら雰囲気が変わるでしょうね。
(樹種が分からなかったので雑な感想ですみません)

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境内入り口手前にある神池に鯉がいるのですが、
リュウキン(琉金)が成長したようなビジュアルの個体がいました。

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赤いのでかなり目立っています。

いやぁ、「田子の浦」の謎が一つ解けて満足致しました。

それにしても山部赤人を祀る神社は滋賀県にあるだけではないんですね。

日本って面白いなぁとつくづく思った出会いでした。



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【和歌宮神社(わかみやじんじゃ)】

静岡県静岡市清水区蒲原3-32-1
主祭神:山部赤人、木花開耶姫命


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神奈川県鎌倉市『源頼朝の墓』とその周辺を散策する。

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鎌倉一の有名人に纏わるスポットなのに誰も居ない。

地元在住の方に案内されて『源頼朝の墓』やって参りました。

来年の大河ドラマは鎌倉が舞台だとのことで、

混む前に主要スポットを観ておこうということっぽい。

源頼朝+大河ドラマといえば、『草燃える』。

ワタクシの大好きな作家の永井路子さんと、

これまた大好きな女優の岩下志麻さんが出ていた時代劇で、

小学生ながらに見入った記憶があります。

ゆえに長らく北条政子といえば、岩下志麻さんのイメージでした。

来年の大河ドラマでは、小池栄子さんか演じられるそうで、

これまたイメージに合うなぁと今から期待しているところです。

さて、源頼朝の墓は上の階段を登ったところにございまして、

かなりひっそりとしたスポットでした。

源頼朝ってあまり人気が無いのかなぁ。

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武家政権の創始者なんですけどねぇ。

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明治に廃仏毀釈で法華堂が壊されたため空地になっています。
(頼朝を祀る白旗神社が階段手前に建てられている)

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荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)
長治元年(1104年)の創建。

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本殿は鶴岡八幡宮若宮の旧本殿を譲り受け移築したもので
重要文化財に指定されています。

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境内にあってひと際目を惹く「大銀杏」の御神木。
樹齢900年近くになるらしい。

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鎌倉宮(かまくらぐう)の手水舎。
COVID-19により使用不可のためこのような姿になっています。

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絵を見て亀の甲羅を撫でていたのですが、
文字を見たら「頭を撫でる」と書いてありました。

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鎌倉宮は後醍醐天皇の第三皇子といわれる
護良親王(もりよししんのう)を祀る神社です。

鎌倉の桜は散り続けて路面をピンクに染めている状態ゆえか、

各寺院に観光客の姿は殆どありませんでした。

しかし、見たところ小町通りや鶴岡八幡宮大勢の人が居たので、

我々が足を運んだ場所がマニアック過ぎたのかもしれん。

わからんけど。

得意か不得意かと問われると、

ワタクシは後者に傾きがちな鎌倉。

武家文化があまり得意ではないからかもなぁ。

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渋谷区神宮前『東郷神社』で御朱印を頂く。

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日清、日露戦争時(明治期)の日本海軍の指揮官であった東郷平八郎元帥を祀る『東郷神社』。

東郷平八郎は、当時世界屈指の戦力で無敵と言われていたバルチック艦隊を撃退したことで有名で、イギリスでは「東洋のネルソン」と称され、ドイツでは「東洋のティルピッツ」と称された人物です。

国葬の際には参列のために各国海軍の儀礼艦が訪日したほどだったとか。

身近な逸話としては、所説あるものの、日本で初めて「肉じゃが」を作らせたとも言われています。

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そんな『東郷神社』は、若者たちの街・原宿のど真ん中にございまして、その隣の建物に用があったため、ささっとお参りして参りました。

「ささっと」の理由は、結婚式が執り行われていたためです。

白無垢姿の花嫁さんを遠目に見て、なんとなく「がんばれー」とエールを送っておりました。

で、御朱印をいただいてみました。

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COVID-19の影響により、現在は書き置きなのだそうです。
数種類ある中から仲秋の候の柄を選んでみました。
(500円也)

それにしても、渋谷区はアウェイ感が半端ないです。若い方が多いからかな。

「ちょっとすみません」と心で手刀を切って歩いておりました。

明日は年齢的に落ち着くエリアで過ごそうと思います。



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【東郷神社】

東京都渋谷区神宮前1-5-3
開門時間 4〜10月:6時,11月〜3月:6時半
(元日のみ午前0時)
閉門時間 17時(三が日は18時)
https://togojinja.or.jp/

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文京区春日『牛天神北野神社』で、ひなまつり記念限定御朱印を頂く。

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文京区春日にある『牛天神北野神社』は、1184年に源頼朝によって創建されたそうです。

葛飾北斎が富嶽三十六景「礫川雪の且(こいしかわゆきのあした)」を境内にあった茶店から

富士山を見て描いたとも言われています。

本日から3日間、ここで雛祭限定御朱印が頂けるということで、散歩がてらお詣りして参りました。

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迂回すれば坂道(でも急坂)があるのですが階段を突き進みます。

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狛犬ならぬ、狛牛が両脇にありますね。

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おみくじを結ぶ場所も牛形です。

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こちらが「ねがい牛(なで石)」。
自然石でして、ここに頼朝が腰かけたとかなんとか。
撫でると願いが叶うそうです。
どちらが頭か分からなかったので、
とりあえず腹だと思われる箇所を撫でておきました。


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小さな雛飾りも置いてありました。几帳がいいなぁ。

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左側が本日頂いた御朱印。北野神社のもののみ拝受しました。
しおりが可愛い。


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御朱印と一緒にチョコ柿の種も頂きました。

殆ど人が居ないと思いきや、境内にはチラホラの「チラ」ぐらいの参拝客が。

天神様だから受験生なのかな。

ねがい牛(なで石)については、

ガーゼを境内のお水で濡らし、ねがい牛の口元に触って気を入れ、ビニール袋などに入れて持ち帰り、寝る際に枕の下に入れると、2つの願いが叶うと言われています。

という、説明が同社のホームページにあったのですが、

やっぱりどちらが口か分からなかったワタクシには難しいミッションだと感じました。

違いが分かる方は是非、実行してみてください。

今はマンションだらけで富士山は見えないけれど、

高台だから昔は富嶽三十六景のような富士が見られたんでしょうね。

羨ましい・・・。



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【牛天神北野神社】
うしてんじんきたのじんじゃ

東京都文京区春日1-5-2
開門 6:00~17:00,授与所 9:00~17:00
※ひなまつり記念 限定御朱印は9:00~16:00
御祭神:菅原道真
http://ushitenjin.jp/


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埼玉県秩父市『秩父今宮神社(八大龍王宮)』の御朱印。

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樹齢1000年を超える欅の御神木。埼玉県指定天然記念物です。

天文4年(1535年)、京都の今宮神社から須佐之男命(牛頭天王)を勧請して今宮神社を創建。

それ以前の大宝年間(701年~704年)には、八大龍王を祀る八大宮を建立してあったのが、

『秩父今宮神社(八大龍王宮)』です。

併記されている理由は由来にあるようですね。

境内の欅(けやき)の御神木が有名だそうで、どこかにハート型の穴があり、

それを見つけると恋愛成就・縁結びのご利益がある「パワースポット」として人気だとか。

「昔は普通の村の神社だったのだけれど、建て直してから人気になったみたい」

と、地元の方が仰っていました。

鳥居を潜った右側にあるのが、龍神さまが住んでいるという「龍神池」。

武甲山の伏流水が湧き出す秩父最古の泉なのだそうです。

神社の御利益は縁結びのほか、がん封じ・ぼけ封じ、

開運招福、厄除け、商売繁盛、安産祈願など。

弁財天を祀っているため、お金を洗うと御利益があるそうな。

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御神水は小さな容器に入れて持ち帰りできます。
身に着ける貴金属などを洗ったりする人が多いらしい。


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御朱印は5種類から選べます。
龍のお姿の御朱印を選択しました。


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角に刺さっているのは手作りみたいです。
御朱印の移りを防ぐ紙を固定するためのものらしく、
アイデアと心遣いが素晴らしいと思いました。

とても小ぢんまりした神社で

パワースポットかはワタクシには分かりませんが、

細やかな気遣いが各所にあり、

なかなかいい感じの神社だなぁと感じました。

お金は洗わなかったけれど、

全て体感してみるのも良いかもしれません。



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【秩父今宮神社(八大龍王宮)】
ちちぶいまみやじんじゃ

埼玉県秩父市中町16-10
主祭神:伊邪那岐大神・伊邪那美大神
須佐之男大神(牛頭天王)、八大龍王神
宮中八神(御巫八神)
役尊神(役行者・役小角)
聖観世音菩薩、馬頭観世音菩薩
弁才天(弁財天)
http://www.imamiyajinja.jp/


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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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