image

徳川14代将軍家斉の治世である天保元年創業の老舗あんこう料理専門店『いせ源』。

関東大震災で家屋が全焼。昭和5年に建てられた建物が現在も使われています。

この入母屋造りの建物は、東京都選定の歴史的建造物に指定されています。

一度は入って(建物内を見て)みたいと思っておりましたが、

同伴者に(お座敷だと特に)心当たりが無く、ハードルが高いなぁと思っておりました。

でもどうやらランチメニューがあるっぽい。

基本は予約が必要みたいだけれど、とりあえず行ってみることにしました。

image
確かにリーズナブルなランチが掲示されています。

image
店前に生の鮟鱇が飾ってありました。
この気候になったからここに飾れるんだろうなぁ。

image
ものすごーく気になるお土産がありました。

image
広々とした座敷席。
(予約だとテーブル席を選べるっぽい)

入口には下足番の方が居て靴と差し替えに番号が書かれた木札を渡されます。

入口がめちゃくちゃ凝っていて格好いいんだけれど、

お客さんが来るのでもたもたして居られずじっくり見られませんでした。

昭和初期ならではの急階段を上って二階に案内されると、そこは二間あるお座敷。

まさにイメージ通りのしつらえでした。

image

壁に掛かっている絵や書をじっくり見てみたいとも思う。

さて予約をしていないので、メニューが書かれたボードを持ってきてくれました。

席に着くまでに2択で考えていたのですがイマイチ決断できず、

若くて可愛らしいスタッフさんがお好みだという方を注文してみました。

image
あんこう煮おろし御膳 1,800円(税込)

image
お出汁に浮かぶ揚げた鮟鱇と野菜。

image
野菜の下に鮟鱇の身がありました。

image
ちょっとした小鉢類も付いています。

image
フルーツは梨と巨峰味の葡萄。←葡萄を食べないので種類が覚えられない
折角だし一粒だし、苦手なので普段は食べない葡萄まで頂きました。

教わった通り、あっさりした味です。

レンゲが付いているのだけれどお皿が平たくてスープが飲みにくい。

狐と鶴のご馳走」という童話の鶴の気分になりました。

総じてあっさりしているのだけれど、

その分、鮟鱇の味の濃さが際立っている一皿でした。

上のメニューに比べて味が濃いですとスタッフさんが説明してくれた

「あんこう柳川御膳」も食べてみたいなぁ。

と思っていたら、夏季限定メニューのようです。

その情報により猛烈にその味が気になってきました。

夏季っていつまでなんだろう?

今月中なら食べられるのかしら?

機会があればチャレンジしたいです。是非。

image
公式のInstagramd情報によるとランチは10月末までみたいです。




image
【いせ源(いせげん)】

東京都千代田区神田須田町1-11-1
営業時間 11:30~14:00(L.O.13:30),17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:月曜(4月~10月は月曜のほか日曜、祝祭日)、夏季、年末年始
https://isegen.com/
https://www.instagram.com/_isegen/


にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログへ