
予約を入れてあった『千』に母と行って参りました。
前回は月初だったので、珍しく1か月に2度足を運んだことになります。
感染者急増中の東京は来月末まで緊急事態宣言下にあり、
神楽坂でも閉める飲食店が散見されるようになって参りました。
臨時休業ではなく、閉店。
なかなか切ないものがあります。
さて、本日は2度目なのでどんなものが出るのかという点でも
とても楽しみにしておりました。
結論から申せば期待以上の内容で、
もう少しお支払いするべきだったのでは? と恐縮しているところです。
飲める日が来れば、その時に貢献しようかしらと思ってみたり。

◆八寸
初っ端から豪華な内容に驚きました。


白エビ!


酢の物は焼き鮎です。
たぶんワタクシにとってこれが今年の鮎の食べ納めかも。


キュウリの牛肉巻きや、椎茸と帆立貝柱の生姜煮。
ああ、お酒があれば…と思わなくもない。

とりあえずの梅サワー。
もちろんノンアルです。


水割りもある。
もちろんノンアルです。

◆お椀
焼き胡麻豆腐とセコ蟹のお吸い物。
ものすごくいいお出汁が出ていてウマウマでした。
きくらげの食感も良いアクセントになっています。

◆お造里
ウニと和歌山県産ビン長鮪の二種盛り。

◆焚合せ
加茂茄子,万願寺,焼き鱧
焼き鱧に鰻のたれっぽい味が付いていて大変美味しいです。

◆焼物
里芋とアワビのバター焼き(肝つき)

◆昆布締め三種
上質な昆布のうまみが凝縮されていてウマウマでした。

◆御食事
鱧の白焼きとキュウリの糠漬けが乗った御飯。
とろろがけに出来るので2度美味しい。
海苔が良い香りでした。
写真はないけど、止め椀は牛蒡の赤だし。

◆甘味
パンナコッタっぽい食感のココナッツの葛寄せとマンゴーの黒蜜掛け。
何もかもが美味しくて、大満足のひとときでした。
料理ってエンターテインメントですね。
とても楽しめたし、癒されたし、胃も満たされました。
ふと思ったのですが、この日この場に居た人たちのなかで
ワクチン接種を一回しかしていないのはワタクシだけでは?
という気配が無きにしも非ずでした。
二回目の接種も頑張って乗り越えて、
再びここで食事を楽しみたいと思います。
来月のメニューは何だろう?
今から楽しみです。

【神楽坂 和食 千】
東京都新宿区神楽坂3-1-43
営業時間 11:30〜14:30 , 17:00〜20:00
※アルコールの提供はありません
(日曜の営業はランチのみ 11:30〜15:00)
定休日:月曜、日曜午後、年末年始
http://washoku-sen.jp/

