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山梨県には複数の重要文化財に指定されている建造物があり、

駅から近い場所はほぼ足を運んておりますが、

甲府駅に近い場所にある二カ所は未踏のままになっていました。

本日はそのうち、武田信玄が信濃善光寺を山梨郡板垣郷に移したことに始まる

甲斐善光寺とも呼ばれる「善光寺」を参拝して参りました。

善光寺から近い場所にある重要文化財「東光寺仏殿」はまたの機会にと考えております。

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善光寺山門(仁王門)
永禄元年(1558年)創建、宝暦4年(1754年)に焼失。
現在の山門は明和4年(1767年)の上棟。(徳川家治の時代ですね)

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扁額には「定額山」と書かれています。

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こんなニュースがありました。

国の重要文化財に指定されている「善光寺本堂」と「善光寺山門」は、老朽化で雨漏りがひどいことなどから、今年度から令和15年度までの10年計画で、修理事業を進めていく予定です。
甲斐善光寺によりますと修理が大規模になることや物価が高騰している影響によって、修理費用はおよそ33億円が必要になるということです。
2024年4月10日 NHK 山梨県のニュース

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床に使われている石の色が違うのは補修されているってこと?
調べたら60年以上前に大規模修繕工事がされているみたい。

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補修に塗装工事が含まれると思うのですが、
日光東照宮のような補修になるのは嫌かも。

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山門には未完成の金剛力士(仁王)像が安置されています。

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阿形(あぎょう)像

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未完なので像を造る工程がわかるとも言える。

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丸太を嵌めてから彫るんですね。
というかバランスが凄い。

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吽形(うんぎょう)像

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こちらは割と彫り進められている感があります。

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山門は桁行が約17m、梁間が約7m、棟高が約15m。
石畳の参道を含めて立派な外観です。
(ひとめだけでは老朽化を感じられないほどに)

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山門の説明はこちら。

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かなり立派な参道だと感じる。

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参道脇にお店がありました。

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道を挟んで参道は続きます。

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本堂の前の常香炉にはお線香の自動販売機が設置してありました。

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手水舎もあります。

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善光寺本堂
永禄元年(1558年)創建、宝暦4年(1754年)に焼失。
現在の本堂は天明5年(1785年)の上棟。
本堂は撞木造(しゅもくづくり)。

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重文指定年月日:昭和30年(1955年)06月22日。

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破風の彫刻と色彩が豪華。

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唐破風部分の屋根は茅葺なのかな?

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立派な向拝(こうはい)。
本堂外陣(げじん)までは無料で見学できます。

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龍や獅子に色彩が施されていないのは何か意味があるんでしょうね。

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手挟(たばさみ)の彫刻も見事。
亀の顔の向きが違いますね。

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木鼻(きばな)の
一部の獅子の眼には玉のようなものが填まっているように見えました。

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本堂脇から向拝を眺める。


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外陣にある賓頭盧(びんずる)様。
神通力の強い十六羅漢の一人。

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外陣にある天井画。
ワタクシの視力では見えませんが、きっと龍なんだろうと推察。

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金堂もよくよく見ると素晴らしい。
(彩色された天井画を双眼鏡で見てみたい)
500円をお納めしても見るべきかと。
本堂中陣天井には巨大な龍2頭が描かれている。廊下の部分は吊り天井になっていて、手をたたくと多重反射による共鳴が起こり、「日本一の鳴き龍」と呼ばれている。
本堂下には「心」の字をかたどる「お戒壇廻り」もあり、暗闇の中の鍵を触れることによって、御本尊様と御縁を結ぶと言われている。

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宝物が詰まった本堂だと感じました。

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本堂脇にある階段。

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本堂の基礎の部分。
石の積み方が美しい。

甲斐善光寺には燈籠仏(とうろうぶつ)と呼ばれる仏像が伝来している。
これは像高5cmほどの一光三尊阿弥陀如来像で、普段は燈籠に収められ秘仏として扱われている。江戸時代に甲斐善光寺で発行された縁起に拠れば、願い事を占う際に用いられる仏像で、「善光寺燈籠仏縁起」「甲陽善光寺略縁起 附 灯篭仏略縁起」に拠れば、願い事が叶うなら重くなってくださいと念じて持ち上げると、願い事が叶う場合には重くなり、叶わない場合は軽くなるという。明治6年(1873年)10月18日、山梨県庁から「山梨郡善光寺燈籠仏を以って吉凶禍福を卜するを禁ず」の通達が出され、燈籠仏を用いた占いが禁止された。
燈籠仏は歌舞伎や川柳において登場する。

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最近頻繁に見る芭蕉の碑。健脚だったんだなぁ。

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こちらは早咲きの梅のようで、ほぼ満開でした。

この本堂は、東日本最大級の木造建築物だそうです。

信州の善光寺とは異なり観光客がほとんどいないため、

「お戒壇廻り」がたった一人だったので大変怖かったです。

たぶん廻っている時は金堂の下にワタクシひとりだけしか居なかったんじゃないかと。

自分と向き合う良い機会でしたが、いろいろと考えさせられました。

ちなみに鳴龍は、今まで聞いた中で一番いい音な気がします。

響きが耳に心地良い。

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鳴龍の御朱印もあります。

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直書きの御朱印をいただきました。
(500円)

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物欲が湧きそうになるお守りもありました。
こういうタイプは初めて見た気がする。


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【善光寺(甲斐善光寺)】
山梨県甲府市善光寺3-36-1
創建年:永禄元年(1558年)
開基:武田信玄
本尊:善光寺如来(秘仏、重要文化財)
[拝観・御守り受付所] 9:00~16:30
http://www.kai-zenkoji.or.jp/


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