
大正5年にイギリス・ルネサンス様式を基調とて建てられた山形県庁舎および山形県会議事堂。
明治44年(1911年)に市内で発生した山形市北大火で焼失した庁舎の二代目庁舎として、中條精一郎を顧問に、コンドルの弟子である田原新之助が設計しました。
今回は母と訪問しましたが、個人的には正庁の天井漆喰飾りのリベンジと位置づけていたため、詳細は前回の記事に任せるとして、今回はそれのみ記録しておこうと思います。

多くの知事が車で送迎されたに違いない車寄せ。

前回見た時よりも白く感じる玄関。

今回は別アングルで階段を撮ってみました。

ステンドクラスがあることで、階段を上る際も眩し過ぎないんですかね。

改めまして、再びの正庁です。


前回発見できなかった山形らしいモチーフを、
今回は探し当てたいと思います。


見つけるべきは、「さくらんぼ」と「紅花」です。


めっちゃ時間は掛かりましたが発見できました!


ワタクシの肉眼では探し出せないため、カメラのズーム機能で捜索。


分かり易い向きに加工してみました。
左下に「さくらんぼ」、右寄り下に「紅花」があります。
いやぁ、スッキリしました。
見つけられたので、この建物への心残りは解消しました。
これで、三度目の訪問はしないかもな。

[山形県 県会議事堂]
こちらの玄関からは入れません。


この日は使用中で見学はできませんでした。

【山形県郷土館】
文化財登録名称:山形県旧県庁舎及び県会議事堂
正式名称:山形県郷土館愛称:文翔館(ぶんしょうかん)
山形県山形市旅篭町3-4-51
開館時間 9:00~16:30
入館料:無料
休館日:月曜

大正5年(1916年)開館
設計:田原新之助