
明治の南画界を代表する古河生まれの女流画家・奥原晴湖。
彼女の画室を移築して一般公開している場所が鷹見泉石記念館の隣にあります。
もとは熊谷にあったそうで、
熊谷にあった当初のかたちをなるべく再現して公開しているそうです。
復元したのは一部で、玄関から画室にいたる廊下まで。
ゆえにとてもコンパクトに見学できます。
見学と言っても、内部には入れないため、外部から伺うしかないんですけどね。
鷹見泉石記念館のついでに見学するぐらいで丁度良いんじゃないかな。

鬼板に「静」の文字。
理由は謎です。

「繍水草堂(しゅうすいそうどう)」と真新しい板に書かれています。
オリジナルを模した字なのかしら?

玄関の天井。
真新しい木の色が目に眩しいです。

これが古河城の基礎だった石かな?
かなり大きいのでそう思いました。

室内に入れないので、よく分かりませんが、全てが新しく感じます。


奥に額が見えます。


ズームして寄ると、味のある文字が見えました。
でもやっぱり書画の見方が分からないワタクシです。

不思議な灯篭。
名称は何というんだろう?

これも熊谷にあった灯篭なのかは分かりませんが、新しくはない感じ。

蔵も新しく建てたんだろうか?


蔵では奥原晴湖と画室についてパネルで紹介されていました。
※面倒で内部には入っていません

【奥原晴湖画室「繍水草堂」】
茨城県古河市中央町三丁目11番27号
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料:無料