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興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

灯篭

茨城県古河市『奥原晴湖画室「繍水草堂」』をサクッと見学。

奥原晴湖画室「繍水草堂」




明治の南画界を代表する古河生まれの女流画家・奥原晴湖。



彼女の画室を移築して一般公開している場所が鷹見泉石記念館の隣にあります。



もとは熊谷にあったそうで、



熊谷にあった当初のかたちをなるべく再現して公開しているそうです。



復元したのは一部で、玄関から画室にいたる廊下まで。



ゆえにとてもコンパクトに見学できます。



見学と言っても、内部には入れないため、外部から伺うしかないんですけどね。



鷹見泉石記念館のついでに見学するぐらいで丁度良いんじゃないかな。



奥原晴湖画室「繍水草堂」
鬼板に「静」の文字。
理由は謎です。


奥原晴湖画室「繍水草堂」
「繍水草堂(しゅうすいそうどう)」と真新しい板に書かれています。
オリジナルを模した字なのかしら?


奥原晴湖画室「繍水草堂」
玄関の天井。
真新しい木の色が目に眩しいです。


奥原晴湖画室「繍水草堂」
これが古河城の基礎だった石かな?
かなり大きいのでそう思いました。


奥原晴湖画室「繍水草堂」
室内に入れないので、よく分かりませんが、全てが新しく感じます。

奥原晴湖画室「繍水草堂」
奥に額が見えます。

奥原晴湖画室「繍水草堂」
ズームして寄ると、味のある文字が見えました。
でもやっぱり書画の見方が分からないワタクシです。


奥原晴湖画室「繍水草堂」
不思議な灯篭。
名称は何というんだろう?


奥原晴湖画室「繍水草堂」
これも熊谷にあった灯篭なのかは分かりませんが、新しくはない感じ。

奥原晴湖画室「繍水草堂」
蔵も新しく建てたんだろうか?

奥原晴湖画室「繍水草堂」
蔵では奥原晴湖と画室についてパネルで紹介されていました。
※面倒で内部には入っていません




奥原晴湖画室「繍水草堂」
【奥原晴湖画室「繍水草堂」】

茨城県古河市中央町三丁目11番27号
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料:無料



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三重県桑名市『諸戸氏庭園』の建物が改修中で観られないものの春の一般公開は本日まででした。【写真多用】

諸戸氏庭園
春の一般公開 平成27年4月25日~6月14日
この地には室町時代に「江の奥殿」と呼ばれた矢部氏の屋敷がありました。貞享3年(1686)に山田彦左衛門が購入し、拡張整備しました。杜若池を中心に築庭し、「推敲亭」、「御成書院」、藤茶屋などを建てました。
明治時代に諸戸清六の所有となり、西隣に新しく御殿を建て、庭園を拡張しました。



諸戸氏庭園・諸戸家住宅は平成22年より本格修理を行っており、


御殿の玄関は当時の外務省の玄関を模し、


広間は西本願寺の広間を模していると言われていますが、


現在、御殿及び車廻しは修理のため見学不可になっています。


本邸に付属して小さな洋室があり、


ルイ16世様式のフランスのサロン風な調度で統一されているそうですが、


内部は非公開。


概観だけ見られる状態になっています。


諸戸氏庭園
本邸(国の重要文化財)の右奥に見えるのが煉瓦蔵。
三重県指定有形文化財です。


諸戸氏庭園
大門(左の養生部分)は現在改修中です。

諸戸氏庭園
[本邸(主屋)]
明治22年(1889年)頃建築。
ここが見学の入り口になっています。
 ※館内撮影不可


諸戸氏庭園
本邸の屋根には蔦が蔓延り、鬼板には欠損へ防止用にかネットが張られています。
※検索していて知ったのですが、屋根瓦の一部は、
伊勢神宮の方向に瓦の正面が向くようにしてあるそうです


諸戸氏庭園
影盛り部分からして、豪勢な建物だと分かります。
それにしても劣化がすごいな。


諸戸氏庭園
本邸の玄関照明はシンプルな造りなっています。

諸戸氏庭園
開口部が大きな蔵。壁面はトタンで補強されています。
諸戸家は、石取祭車を所有しているそうです。


諸戸氏庭園
「なまこ壁」が見られる塀。
「たすき掛け」「四半張り」と呼ばれる目地です。
格子状に張られたタイプよりも比較的新しい形式です。


諸戸氏庭園
「なまこ壁」の目地は、盛り上がりが高くなるほど難しい技術になります。
何度も漆喰を塗り重ねるため、手間も掛かります。
劣化している部分を見ても、何層にもなっているのが分かります。


諸戸氏庭園
大幅に劣化している部分を見ると、煉瓦の基礎部分が見えますね。

諸戸氏庭園
ここが庭園への入り口になります。
草木に覆われた鋳鉄製門扉を見ると、
「秘密の花園」を思い出すワタクシ。
トキメキMAXです。

諸戸氏庭園
右手に主屋があります。
庭園に敷かれた敷石のデザインも見事で、
サイズの揃った石を用意して施工するのは大変だろうなぁと感心します。


諸戸氏庭園
主屋に付属している洋間。
屋根部分はトタンで補強されています。
外壁塗装は色褪せており、
補修したらかなり豪華になるのではないかと
猛烈に妄想していたワタクシ。


諸戸氏庭園
洋間のポーチ部分に敷かれたタイルも破損しまくっていました。
残っている部分を見ると、とてもモダンなデザインだと分かります。
塀の煉瓦も風雨や植物で劣化・破損していました。


諸戸氏庭園
主屋・洋間のポーチ。
奥に見えるのが主屋の仏間などだと思われます。


諸戸氏庭園
木造のポーチ部分は繊細なデザインで、何処を切り取っても絵になる概観です。
ちなみに内部はコンナカンジだそうです。


諸戸氏庭園
洋間のシンプルな外灯。

諸戸氏庭園
洋間の開口部ドアノブ。
鍵穴には蓋があります。


諸戸氏庭園
新緑に覆われている洋間の概観。

諸戸氏庭園
敷石は庭へと続きます。

諸戸氏庭園
本邸の庭側から見た概観。
二階部分の外壁は黒漆喰塗りです。


諸戸氏庭園
軒まで黒漆喰で塗られているという豪勢な造り。

諸戸氏庭園
昔はガラス製のシェードが付いていたんだろうなと思われる外灯。

諸戸氏庭園
本邸は木造、入母屋造。
屋根は本瓦・桟瓦・銅板葺ほか。


諸戸氏庭園
諸戸家の前の持ち主であった山田家が薩摩藩主から贈られた石。
虎に見えるのだとか。


諸戸氏庭園
庭の開けた部分に出ると、一面に菖蒲が咲いていました。
これはこれでテンションがあがる。


諸戸氏庭園
[菖蒲池を中心とした回遊式庭園]
山田家時代に整備。
当時は杜若が植えられていたそうです。
また、一部は鎌倉時代に創建された当時からの遺構が残っていると
考えられているそうです。


諸戸氏庭園
尾形光琳『八橋蒔絵螺鈿硯箱』を思い出させる橋ですね。

諸戸氏庭園

諸戸氏庭園
諸戸氏庭園
諸戸氏庭園
諸戸氏庭園
諸戸氏庭園
諸戸氏庭園
菖蒲池には鉢が並べられているだけ。

諸戸氏庭園
庭石も見事なものばかりです。

諸戸氏庭園
花菖蒲の根元には、ワタクシが知らない花が咲いていました。

諸戸氏庭園
正面には藤棚があります。

諸戸氏庭園
[藤茶屋]
 山田家時代には、藩主が藤を愛でるために訪れたといわれる茶室。
1945年の戦災で焼失し、昭和43年(1968年)に再建されました。


諸戸氏庭園
今は使われていないっぽい「つくばい」。

諸戸氏庭園
藤茶屋から菖蒲池方面を望む。

諸戸氏庭園
右手が本邸。

諸戸氏庭園
茶室
カメラのズームでしか寄れないのが悲しい。
屋根の上は草でいっぱいです。


諸戸氏庭園
主屋の裏側。

諸戸氏庭園
[]

諸戸氏庭園
[置き灯篭]
足元を照らす役割と、飾りとして使われています。


諸戸氏庭園
年月を感じる、飛び石の間に伸びる木の根。
きのこも生えています。


諸戸氏庭園

諸戸氏庭園
[推敲亭]
覚々斎原叟(かくかくさいげんそう)の作と伝わる草庵。(三重県指定有形文化財)


諸戸氏庭園
三畳分の畳が敷かれています。

諸戸氏庭園
月見や歌詠みなどに使われていたそうです。

諸戸氏庭園
杉板に竹の竿縁。

諸戸氏庭園
葺き替えられてそれ程年月が経過していないように見える茅葺屋根。

諸戸氏庭園
[織部灯籠]
茶人古田織部の考案した形といわれ、竿の部分に人形の彫があるのが特徴。


諸戸氏庭園
江戸時代から伝わる、京都五条大橋の欄干を用いたという
「橋杭灯籠 (擬宝珠灯籠)」が配置されています。


諸戸氏庭園
この庭にはいったい何基・何種類の灯篭があるんだろうか?

諸戸氏庭園
春の一般公開が本日までなので、この花菖蒲もまた来年まで見納めです。

諸戸氏庭園


諸戸氏庭園
[御殿]
明治24年(1891年)上棟。
手前の池庭は宮内省技師・小平義近の設計で、琵琶湖を模しているとか。
国の名勝に指定されています。


諸戸氏庭園
御殿の屋根には真新しい瓦も見えます。

諸戸氏庭園
輪違いの瓦を見るとテンションがあがるワタクシ。
美しい瓦アートですよねぇ。


諸戸氏庭園
カタカナで「モロト」と書かれた鬼板。

諸戸氏庭園
濠を挟んた向かい側から見た御殿の広間。

諸戸氏庭園
[御殿の広間]
既に保存修理工事が完了しているようです。


諸戸氏庭園
御殿が保存修理工事中で足場に覆われているため、
庭園も一部見られなくなっています。


諸戸氏庭園

諸戸氏庭園
青石で築かれた築山。

諸戸氏庭園
玄関および座敷は27年度も半解体工事中。

諸戸氏庭園
降ろされた御殿の屋根瓦。

諸戸氏庭園
足場でおおわれており、全く見えません。
しかし、ズームで寄ってみると・・・


諸戸氏庭園
玄関の辺りなのかな。
外された木組みが見えます。


諸戸氏庭園

諸戸氏庭園
斜めに木組みが施されていたっぽい。

諸戸氏庭園
壁の「竹小舞」が見えます。

諸戸氏庭園
真新しい木で補強がされているのも見えます。

諸戸氏庭園
礎石を外してあるようにも見える。

諸戸氏庭園
この足場を組むだけでも凄まじい金額が掛かっているんだろうなぁ。

諸戸氏庭園
灯篭についてはまだまだ不勉強ですが、このデザインは好きかも。
基礎部分の彫りが木の根っぽい。


諸戸氏庭園
御殿玄関と玉突場は現在補保存修理工事中で外観も見学できません。

諸戸氏庭園
この左手に小さな階段があったのだけれど、
この溝は何なんだろう?


諸戸氏庭園
[神祠]
明治時代に改築。
金毘羅神社・住吉神社・伏見稲荷・玉船稲荷・菅原神社が祭られています。

屋根には草が生い茂り、ここも補修が必要なことが見て取れます。


諸戸氏庭園
神祠の屋根はとても凝った造りになっています。

諸戸氏庭園
神社前の石灯篭。

諸戸氏庭園
庭園を囲む煉瓦の塀。

諸戸氏庭園
「イギリス積み」であることがハッキリ分かります。
(県指定有形文化財)


諸戸氏庭園
[煉瓦蔵]
明治20年頃に創建されたもので、
当初は5棟連続の木造蔵だったが、明治28年に放火により焼失。
直ちに煉瓦造で再建された。
しかし昭和20年の戦災で西側の2棟を失い、現在は3棟が残存する。
(県指定有形文化財)


諸戸氏庭園
外観は3棟とも同一。

諸戸氏庭園
西側の蔵の外壁は、この隣にも蔵が続いていた名残が見られます。

諸戸氏庭園
補修はしてあるっぽいけど、どこまでが劣化で、
何処までが補修なのか素人のワタクシは分かりません。


諸戸氏庭園
煉瓦壁が崩れている箇所で、構造が理解できます。

諸戸氏庭園
南北(道路側と庭側)両面の上部に窓が付いていますが、劣化も見られます。

諸戸氏庭園
庭側から煉瓦蔵を見たところ。

諸戸氏庭園
木に付いている苔を見ると、ここは湿度が多い箇所らしい。
※蚊が飛びまくっている日だったそうです


諸戸氏庭園
開口部には全て庇の付いた痕跡があるものの、
南面(道路側)では全て失われている。


諸戸氏庭園

諸戸氏庭園
南面中央に両開きの鉄扉が付く。




6月13日(土)が修理工事現場見学会だったと知ったのは、


東京に戻った後でした。


まさに、後の祭り・・・




諸戸氏庭園
手前が六華苑、向かいが諸戸家宗家の敷地。

諸戸氏庭園
[イギリス積み]
段ごとに長手(側面が長い)と小口(側面が短い)を繰り返し置く。


六華苑
塀が崩れている部分で、積み方が分かります。

六華苑
六華苑側から見た、諸戸氏庭園の石垣。

諸戸氏庭園
一部要補修状態のようです。



諸戸氏庭園
【諸戸氏庭園(もろとしていえん)】
三重県桑名市太一丸18
春の一般公開:平成27年4月25日~6月14日
月曜休園(月曜が祭日の場合は翌日休園)

重要文化財(主屋、玄関および座敷、表門、広間、洋館、玉突場)
県指定有形文化財(煉瓦蔵、煉瓦塀、溝渠)
国指定名勝(諸戸氏庭園)
http://www.moroto.jp/



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昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
※SNSは閲覧していますが発信しておりません。
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