東京ステーションギャラリーの「河鍋暁斎の底力」に行ってまいりました。
現在、完全予約制&前売り制となっております。
特筆すべきは、暁斎の完成作品が一切展示されていないこと。
下絵、画稿、即興で描かれた席画、絵手本などの展示です。
ゆえにその画力の高さがより分かりやすく、見応えがあります。
展覧会図録は2,500円なり。
学生時代のワタクシは、
行った展覧会の殆ど全ての図録を手に入れていましたが、
二十数年前頃から唐突に全く買わなくなっておりました。
観たことのある絵が増えてきたってのもありますが、
自室に書籍類が増えすぎ、
根太に負荷がかかり過ぎていたことが原因でした。
大量に本を廃棄しましたが、
手元に残っている殆どが図録だったりもします。
二度と手に入らないものなので、捨てられないのです。
電子書籍などにもなっていませんし。
それはともかく、この展覧会はその名の通りの内容でした。
底力を見た気がしますし、満足度も高かったです。
ゆえにもう一度じっくり見たくて図録を買っちゃいました。
この日この時の東京ステーションギャラリー入口付近は人が疎らでした。
時間制ゆえ混雑せず、
渋めの展覧会ゆえ子供は居らず、
誰もしゃべらず、
COVID-19の感染リスクは低いのではないかと感じました。
個人の感想ですけど。
緊急事態宣言が出されたらどうなるかは分かりませんが、
会期は11月28日(土)~2021年2月7日(日)まで。
前売り券はローチケでの取り扱いになっています。
一般で1,200円なり。
今回はカエルが少なめでした。
【東京ステーションギャラリー】
東京都千代田区丸の内1-9-1
開館時間 10:00~18:00
(金曜は20:00まで開館,入館は閉館の30分前迄)
休館日:月曜(2021.1月11日、2月1日は開館)、
年末年始(12月28日~1月1日)、1月12日(火)