sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

桜川市

「秋の桜川さんぽ」がオススメです。

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桜川市が何処にあるのか、ワタクシの周囲の人は100%知りませんでした。



況して、桜川市に何があるのか、ワタクシの周囲の人は100%知りません。



そんな桜川市は、茨城県にあります。



つくばエクスプレス的に言えば、筑波山の裏側にある市で、



栃木県真岡市に隣接しています。



市内を走るのはJR水戸線のみで、



しかも市内の駅は大和駅、岩瀬駅、羽黒駅の3つだけ。



車を持たない都民には、いささかハードルの高い場所です。



しかしここには、国指定文化財が100棟以上もあるんですよ。



真壁
真壁は国の重要伝統的建造物群保存地区で、
104棟が国の登録有形文化財に指定されています。


真壁
100棟以上も文化財が密集していると、
写真を撮るのがだんだんとおざなりになって来ます。


真壁
これだけの数の文化財が密集した町並みはレアだと思う。




真壁はワタクシの憧れの地だったのですが、



陸の孤島なもんで、長らく行くのを諦めておりました。



しかし昨年から「秋の桜川さんぽ」がスタートし、



その期間のうちに、限定で無料バスが筑波山口から出るんです。



バス停
筑波山口から岩瀬駅までの間で3か所の観光スポットに停車します。
※今年は11月19日(土)のみ




今年は本日のみの運航だったもんで、雨の中、気合を入れて行って参りました。



(寒かった)



ちなみに真壁は「日本三大石材産地」と言われており、真壁御影石が算出されます。



これが、文化財プレートを掲示するアイテムとして使われているんです。



旧真壁郵便局
これが真壁御影石。

旧真壁郵便局
[旧真壁郵便局]
建築年:昭和2年
第五十銀行(現・常陽銀行)真壁支店として建設され、
昭和31年~昭和61年まで真壁郵便局として使用された。


旧真壁郵便局
昭和初期の建築物が殆ど見られない真壁の町にあって、
ランドマーク的な役割を果たしている。




紅葉が見頃のこの時期、



国の重要伝統的建造物群保存地区である真壁を散策してみてはいかがでしょうか。



_CIMG3578


【秋の桜川さんぽ開催日】
2016年11月19日(土)・20日(日)・26日(土)・27日(日)、12月3日(土)・4日(日)
http://www.kankou-sakuragawa.jp/data/doc/1478226798_doc_11_0.pdf

桜川市観光協会公式ホームページはコチラ

桜川市観光協会公式コチラ


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茨城県桜川市から「酒寄みかん」がひと箱届く。

みかん
[酒寄みかん 5kg]




本日、仕事から帰宅したら、ミカンがひと箱届いていました。



「ふるさと納税してるの?」



と母に訊かれたものの、全く心当たりが無かったワタクシ。



送り主を見たら、桜川市の観光協会からでした。



みかん




贈られる理由が分からず、めちゃくちゃ驚きました。



実は今年の11月21日に茨城県桜川市に行ったワタクシ。



そこでアンケートに答えはしましたが、



こんな豪勢なものが頂けるとは全く知りませんでした。



このミカンは「酒寄みかん」というらしく、



桜川市真壁町酒寄で作られているんだそうです。



そしてこの地が日本のミカン栽培の北限。



早速母が食べましたが、ミカンにうるさい母曰く、



「皮が薄くて、甘くて、とても美味しい」



とのことで、立て続けに数個食べていました。



ワタクシも食べてみましたが、確かにジューシーで美味しいです。



やっぱり続けて数個食べてしまうレベル。



来年はお取り寄せしようかなぁ。



ちなみに、ふるさと納税の特典には、このミカンは入っていませんでした。



来年も桜川市に遊びに行こうと思います。



って、ミカンを貰ったからではありませんよ~



みかん



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茨城県桜川市『椎尾山薬王院』は薬師如来を本尊とする1200年もの歴史を持つ天台宗の古刹。【写真多用】

椎尾山薬王院
[椎尾山薬王院 仁王門]
江戸時代中期頃のもの。
桜川市指定文化財。



椎尾山薬王院は最仙上人による延暦元年(782年)の開山で、


薬師如来を本尊とする天台宗の古刹です。


1200年も前にできたお寺とはどんなものだろうと思い、


「秋バス」の「薬王院」を下車して参拝して参りました。


本尊薬師如来が身心の苦痛を癒すということで病気平癒の祈願寺となっており、


しかもここは眼病に霊験あるお寺さんなんだそうです。


こりゃぁ、是非、行かねば。


椎尾山薬王院
仁王門に行く前に既に崖を登るような石段があります。
下から見上げると門の屋根しか見えない。


椎尾山薬王院

椎尾山薬王院
仁王門を守る白い龍。
「悪いことをしていると頭から喰われちゃうよ」と近くに居たオジサマ集団に声を掛けられました。
「悪いことをしたことが無い(笑)」とキッパリ言い切って通ったワタクシ。


椎尾山薬王院
言われてみれば、口を開けた龍の彫り物って初めて見たかも。

椎尾山薬王院
本殿側から見降ろした仁王門。
大工棟梁桜井瀬左衛門によるもの。
ちなみに現在、仁王像は修理のため不在です。
しかし、この拝殿側にこういう門では初めて見る木彫りの像があったんです。


椎尾山薬王院

[風神像]

椎尾山薬王院

[雷神像]

椎尾山薬王院
階段が崩れている箇所は、東日本大震災で被害に遭ったものと推察。

椎尾山薬王院
もの凄くバリアフルな石段で、一段は高さ30cmはありそうです。
高所恐怖症気味なワタクシは、心臓がバクバク、太ももがビリビリします。
途中、崩れている箇所もあり、最後は手を使って登りました。
降りるのは怖くて無理。


椎尾山薬王院
[本堂]
延宝8年

桜川市指定文化財。
本堂薬師寺如来、因陀羅大将像など指定文化財を多く納めています。


椎尾山薬王院
本堂を飾る装飾が見事です。
芸術観賞をしているような気分。


椎尾山薬王院
手挟み彫刻も見事。

椎尾山薬王院
本堂の天井には龍の画が!
素晴らし過ぎる!


椎尾山薬王院
この巨大眼鏡をくぐると眼病に御利益があるそうです。
期待を込めて2回潜りました。
入れて良かったです。

それはそうと、最近このタイプのゴザを見なくなりましたね。
夏場にちょっと欲しいかも。


椎尾山薬王院
本堂の装飾彫刻が見事で、一見の価値ありです。

椎尾山薬王院
鬼瓦と懸魚と蟇股(かえるまた)は、ワタクシのツボ三点セットです。

椎尾山薬王院
全ての形が美しくてキュンキュンとトキメキます。
このお寺さんのファンになりました。


椎尾山薬王院
修繕したと思われる懸魚部分。
風化が他と違うので、そう思いました。


椎尾山薬王院
蟇股(かえるまた)は車輪にも見えるけれど、なんだろう?

椎尾山薬王院
本堂の蟇股(かえるまた)には物語がありそうです。

椎尾山薬王院
左側は雷神ですよね。
どういう説話なんだろう?
ってか、カワイイ


椎尾山薬王院
縁の下には木材がストックされていました。
古材ですかね。


椎尾山薬王院
[鐘楼]
誰でも鳴らすことができますが、大きい音は鳴らさないようにと書かれていました。
鐘の下にはお皿があり、お賽銭が置かれています。


椎尾山薬王院
重い鐘を釣るのがこの金物一本だという事実がスゴイですね。
どうやって抜けないようにしているんだろう?


椎尾山薬王院

椎尾山薬王院
鐘の下は砂地になっています。
鳴らす音の響きに関係があるのかしら?
柔らかい音になるのかな?


椎尾山薬王院
鐘には「女人の厄除け云々の文字がありました。
ワタクシも突いてみましたが、大きな音を出さずに鳴らすのって、なかなか難しいもんですね。


椎尾山薬王院
[三重塔]
元禄17年,宝永元年(1704年)
茨城県指定文化財。
仏教の祖である釈迦の舎利(遺骨)をおさめる仏塔。


椎尾山薬王院
大工棟梁 桜井瀬左衛門安信の手によるもので、
桜井瀬左衛門安信は7年後に成田山新勝寺三重塔を完成させています。


椎尾山薬王院
「木鼻」は全て龍になっています。
・・・と思って良く見ると、象みたいなものも居ますね。


椎尾山薬王院
元は全て白く着色されていたのでしょうか。
龍の喉部分が白の縞になっていますね。


椎尾山薬王院
蟇股(かえるまた)の間に封じ込められた赤鬼。

椎尾山薬王院
もしかしたら四方に赤鬼が封じ込められているのかもしれません。

椎尾山薬王院
行に登って来た石段。やはり帰りは怖くて降りれませんでした。

椎尾山薬王院
ここから筑波山に登るのかもなぁと思って見た道。

椎尾山薬王院
[スダジイ樹叢(じゅそう)]
椎尾山薬王院境内と裏山2.6haにわたり、スダジイ(椎)が群生しています。
中には樹齢500年を超える巨木が数十本あるそうで、
それらは「スダジイ樹叢」として天然記念物に指定されています。
日本におけるスダジイ樹叢の北限にあたります。

ちなみに椎の木の左手にある社祠はお稲荷さんではないかなと思います。
三重塔を見るべく階段を上がったのですが、
そこから先に行こうと思ったら木鼻の狐らしきものが目に入ったもんで、
一礼して撤退しました。
石の台座に像が無かったので未確認ですけれども。


甜茶
お声掛け頂いて、甜茶を頂戴しました。
お釈迦様の誕生日に釈迦像にかけるものだそうで、普段は甘酒なんだそうです。
「秋バス」イベント期間につき、特別に供されています。
アレルギーに効くみたいですね。


みかん
ワタクシが新宿から来たもんで、
小さい方の「福来みかん」を持って帰りなさいとご住職に言われました。
一つ頂きましたが、大きい方は食べて帰りなさいと言われたので、
バス内で出会ったココだけの同行者と半分こさせて頂きました。



もう一度、是非是非足を運びたいお寺さんです。


ただし、標高200mの場所にあるもんで、車の力が必要。


「秋バス」などの循環バスが出る特別なシーズンに再訪しようと思っています。


めっちゃオススメです!




椎尾山薬王院
【椎尾山薬王院(しいおさん やくおういん)】

桜川市真壁町椎尾3178
JR水戸線岩瀬駅からタクシーで約15分
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茨城県桜川市真壁町は国登録有形文化財建造物の数が100を超え、ところどころタイムスリップした気分になれる町。

筑波山
[桜川市某所から見た筑波山]




茨城県の西側に桜川市はあります。


右手で握りこぶしを作り、親指を横に出した状態にして


それを下に向けた手首上10cm程度の形が茨城県だとすると、


桜川市をは小指側の手首下辺りにあります。


そして桜川市の形を縦の楕円形とすると、


筑波山はその南側にあり、市域に筑波山を擁するつくば市に隣接します。


高低差のある二つの山頂を持つ筑波山はつくば市から見る形とは反対になり、


平坦な地域が多いため「筑波山が美しく見える」エリアの一つと言われているそうです。


また、桜川市の名は、市内の岩瀬地区の鍬柄峠付近にある鏡ヶ池に源を発し、


市内を縦断して土浦市の霞ヶ浦へ注ぐ利根川水系の一級河川「桜川」に由来します。


そんな桜川市ですが、ワタクシは文化財めぐりを趣味にするまで知りませんでした。


無論、行ったこともないし、調べたこともない。


市のホームページを見ても、観光で何を押したいのかイマイチわからん。


と、今まではそんな存在でした。


しかしこの桜川市には「真壁」という町があり、


ここは国の重要伝統的建造物群保存地区になっており、


そのうち104棟が国の登録有形文化財に指定されているんです。


もともと城下町だったそうで、


陣屋があったところを中心として古い町並みが残っています。


結構すごい場所なのに、ひな祭以外は押していないのか、


観光客が殆どおらず、お店も少ないし静か。


奥ゆかしいのか、誰にも荒らされたくないのか・・・


ホント、観光地化したい素晴らしい景観の場所です。


そもそも真壁には電車も循環バスも走っていません。


東京の暮らしに慣れたマイカーを持たない者からすれば、陸の孤島。


観光するにも桜川市のホームページには「駅からタクシーで20分」と書いてあるし。


もっとPRして、土日祝だけでも観光用循環バスを出してくれよ~と思わなくもない。


そんな中、11月21日~23日、28日・29日の5日間だけ、無料バスが走ることになりました。


それを市のHPで見て、随分前から21日に桜川市真壁町に行こうと思っていたワタクシ。


7時に秋葉原からTXでつくばまで行き、


つくば駅上のバスターミナルから「つくバス」に乗って「筑波山口」で降り、


そこから桜川市の無料バスを探した次第です。


バス停
筑波山口バス停付近にある無料バス乗り場は、この看板が目印です。
すごく分かり難くて、同じくバス停を探していたオジサマと
「これは案内板でバス停ではないかもしれない」と
先まで歩いて探しに行ったほどです。


案内板
無料バスで筑波山口から約45分で真壁町に到着。

真壁地図

緑に塗られたエリアが国の重要伝統的建造物群保存地区です。
元は城下町だったので真直ぐ通る道が少ないんだそうです。


高久家
無料バス「秋バス」ではスタンプラリーをやっていて、
バスが停まるうちの3箇所分のスタンプを集めるとポストカード&缶バッヂが貰えるそうです。
真壁地区ではこの「高久家」が押印場所になっています。


高久家
高久家の屋根が真新しい理由は後ほど判明します。
これは今の職人さんの手による影盛。

高久家
壁なども真新しいのですが、ここも国指定の文化財です。

高久家
改修工事で壁を耐震構造に替えたそうです(格子になっている部分)。
ここではアートを展示していました。


星野家
[星野家]
お店をしている訳ではなく、町中で切り絵などの作品展示をしているようです。

ほぼ全ての文化財は内部見学ができず外観のみの鑑賞になります。
↑ これが観光地化されない理由かも


星野家
大棟をよく見ると、熨斗瓦の漆喰が扇型になっているという芸の細かさが!

星野家
無論、ここも国指定の登録文化財です。

星野家
このランプは真新しいようですが、家の雰囲気によく合っていました。

星野家
様々な「アート」が展示してあります。
ここは、ひな祭では一番豪華な雛飾りをするお宅なんだとか。


星野家
奥に看板がある。

星野家
昔は乾物屋さんだったのかな?

星野家
今回の「秋バス」のために特別に雛飾りの一部を展示してあるそうです。
これは是非、ひな祭に見てみたいですね。


旧真壁郵便局
【旧真壁郵便局】
昭和初期
鉄網コンクリート造2階建、建築面積83㎡
当初は第五十銀行(現常陽銀行)の真壁支店として建設されたもの。
中心街角地でランドマークとして親しまれてきたそうです。


旧真壁郵便局
国登録有形文化財(建造物)です。

旧真壁郵便局
ここが「まちなみ案内所」らしいのですが・・・今は違うみたい。

旧真壁郵便局
昔の郵便局、そのままですね。
そういえば、どうして今の銀行も郵便局もこのガラスが取っ払われたんでしょうか?
防犯上はこの方が良いような気がするんだけれど。

スタンプ
桜川市のスタンプラリーの押印場所の一つ「真壁の街並み」のモチーフになっています。

ムラカミ書店
[ムラカミ書店]
本・文具・事務用品・事務機器・印章・紙製品などを取り扱うお店です。


宮本精肉店
[宮本精肉店]
茨城県桜川市真壁町真壁198-59
向かいが真壁伝承館です。


宮本精肉店
ここでコロッケ50円という張り紙を発見!
昭和価格で、めっちゃトキメキましたが、今回はランチの目的地があったのでスルー。
「ちい散歩」で地井武男さんも食べたそうです。


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[川島ストアー]
中には入っていませんが、駄菓子を売っているようです。
時が止まったかのような昭和のお店みたいでトキメキました。
表にあるガチャがものごっつい昭和でした。


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骨董品じゃないの?感があるガチャ。

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内容も昭和時代のものです。

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まだカプセルが残っているっぽいから、100円入れれば出て来るのかもしれん。



建てめも。を作ったので、


その他の建築物についてはそちらで備忘録にしたいと思いますが、


一部、「なぜこのエリアの文化財は新しいのか」について取り上げておきます。


増田酒店
[増田酒店]
以前は屋根の上に大きな看板があったようですが、今は取り外されています。


増田酒店
鬼瓦は損壊したままになっています。

真壁町
崩れたままの見世蔵と門。

真壁町
真壁町
真壁町



2011年の東日本大震災で多数の文化財の屋根が崩れ落ちたそうです。


4年経過していますが、ブルーシートを被せたままの建物も多く残っています。


理由は、文化財ゆえに伝統工法で改修しなければならない縛りがあること。


伝統工法で改修できる職人さんが圧倒的に少ないのため、


一軒終わって、次の一軒を改修するということになるため、


4年経っても2011年に被災したままの状態になっているらしいのです。


住んでいる人は不便極まりなく、


さぞ精神的な苦痛もあるだろうなぁと思いました。


でも、こういう文化財に溢れた町は残して欲しいなぁと、勝て乍ら思います。


タイムスリップしたみたいな街並みで、


歩いていると眉村卓作品の主人公になったみたいで、妄想が捗ります。


短時間しか居られませんでしたが、是非また再訪するぞと思いました。


絵ハガキ
スタンプラリーの景品。
スタンプ押印箇所をまわり切った訳ではありませんが、
いろいろと偶然が重なりまして、頂戴致しました。



今回の「秋バス」は初めての試みだそうで、試行錯誤の連続だったみたいです。


偶然お会いした観光課の方には言いたい放題感想を述べてしまい恐縮です。


しかし是非、来年もこの「秋バス」を続けて頂きたいです。


(と言いつつ次の週末にも桜川市に伺うべく「秋バス」を利用するかも)


帰って来た今も、桜川市観光をリベンジするべく復習しているところですが、


もう少し観光パンフレットがあれば有難いのに・・・


と思わなくもない今のワタクシです。




旧真壁郵便局
【真壁町までの公共交通機関を利用した行きかた】

TXつくば駅から「つくバス」北部シャトルバスで「筑波山口」下車。
筑波山口バス停から山に向かって右側に50mほど歩いた辺りに
桜川市が出している無料バスの乗り場があるので、そこから乗車し、
三つめの停車場所で下車。帰りも同じルートを逆に戻る場合は、
「つくバス」の一日乗車券500円を買う方がお得です。
(普通に払うと往復800円)

桜川市観光協会のHP



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茨城県桜川市『橋本珈琲』は国登録有形文化財の橋本旅館内にあるオシャレなカフェです。

橋本旅館
国の登録有形文化財に指定された老舗「橋本旅館」
創業が江戸末期で、この建物は昭和4年の建築。


橋本旅館
旅館が今も営業しているかは謎です。

橋本旅館




本日は、かねてより行きたいと思っていた真壁に居りました。



茨城県桜川市にあり、電車もバスも走っていない場所です。



日本で一番、国指定の有形文化財(建造物)がある場所です。



電車もバスもないもんで、ワタクシにはハードルが高い場所だったのですが、



この連休中は無料バスが「筑波山口」と「岩瀬駅」から出るとのことで、



気合を入れて早朝から出発。



とうとう野望を叶えることが出来ました。



ちなみに先に言っておくと、文化財だらけの町を一時間程度歩くと、



どんどん有難みが麻痺してきます。



観賞はしたけれど、写真に収めなかった建物のなんと多いことか。



帰宅後、自分にガッカリしました。



雛祭の頃は大層混むらしいのですが、今日は空いていました。



明日も明後日も無料バスが出ていますから、



ぜひぜひ観光に行ってみてください。



さて、そんな文化財だらけの町で今日のランチの場所に選んだのは



これまた文化財である橋本旅館内の「橋本珈琲」。



とてもモダンな空間で、とても珈琲の美味しいカフェでした。



ただし、一気に混雑し、スタッフの方がテンパったようで、



料理は・・・・・・でした。



橋本珈琲
「2013年グッドデザイン賞」
「いばらきデザインセレクション2013知事選」受賞


橋本珈琲
今回は「お肉ランチ」を選択。

橋本珈琲
さつまいものスープ。

橋本珈琲
[いも豚のポークソテー]
どんだけ豚アピールな品名なんだ。


橋本珈琲
30分待って出されたものは、冷めていました。
生ぬるかったと言うべきか。


橋本珈琲
お皿に橋本旅館のマークが付いてます。

橋本珈琲
古代米のご飯。

橋本珈琲
ランチには珈琲が付いていたので、ついでに+300円でデザートを付けました。
今回のランチでは、珈琲(グァテマラ)が最も美味しいと思いました。
珈琲だけ飲みに再訪したいかも。


橋本珈琲
チーズケーキはちょっと粉を感じたかな。




忙しくなければ、少々待っても焼きたてのお肉が頂けたのだろうと思います。



納得しつつも、ちょっと残念かな。



銀座以上のランチ価格だったもので。



でも珈琲は美味しかったです。



テイクアウトも出来るみたいなので、町歩きのお供にイイかも。




【橋本珈琲】
茨城県桜川市真壁町真壁410 橋本旅館1F
営業時間 [月・水~土] 11:00~18:00 [日・祝] 11:00~17:00
定休日:火曜
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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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sava!建てめも。
sava!ブログから建物に関することをある程度分離してメモしておこうと考えてできた分室です。家に関することについて語っているので、気が向いたら見てください。
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