
実業家で茶人の根津嘉一郎が収集した
日本と東洋の古美術品を展示しているのが南青山にある『根津美術館』 。
美術館敷地は、根津嘉一郎の私邸跡になります。
国宝である、尾形光琳の「燕子花図屏風」を持っていることでも有名で、
その他、複数の国宝と重要文化財に指定されている美術品を持っています。
本館は、隈研吾さんの設計によるもの。(第52回BCS賞受賞作品(2011年))
本日は、平日だから空いているかもという期待のもと、
こちらの美術館にやって参りました。
結論から申せば、外国人で混んでいました。
外国の方に人気がある美術館なんですなぁ。

庭園の至る所にある仏像の前にはお賽銭が置いてありました。

燈籠好きには堪らないであろう程、庭園内には石燈籠が置いてあります。

斑入りの大きな椿も咲いていました。
あれ? 椿が咲くのって今だったっけ?

滾々と湧き出ている水。
これは噴水の類なんだろうか?

石塔もぽつぽつ建っています。
雨だと良い感じでしょうな。

花を頭に飾った仏さまもありました。


えらく良い位置に咲いた山茶花ですな。

意外と人とすれ違わない庭園内。

庭内のソメイヨシノはまだ蕾ばかり。






樹の幹から直接咲いている桜。
ううう・・・削りたい、もぎたい。

枝垂れ桜はまだ蕾。


咲くのは来週かしら?

もう少し晴れていたら、庭園も綺麗に見えたでしょうねぇ。
現在開催中の特別展は『高麗仏画香りたつ装飾美』というもの。
朝鮮半島全域を統一した最初の王朝「高麗」の仏画を集めた展覧会です。
入館料は1,300円。
本当は、4月12日から始まる光琳展の国宝「燕子花図屏風」を観に来たかった。
休みとタイミングが合わず、残念です。

【根津美術館】
東京都港区南青山6-5-1
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜、展示替期間、年末年始

