地図をぼんやり眺めていたら、江之浦測候所という場所を発見しました。
杉本博司氏の「小田原文化財団」による建築とアートの複合施設、らしい。
事前予約が必要な施設だけれど、HPを見てもいまいち全体像が掴めない。
建築群に使用される素材は、近隣で得られる素材を中心に使用するものとし、擁壁、造園等に使用される石材は根府川石、小松石等を使用する。造園の為の景石には、平成21年度の広域農道整備事業に伴い、近隣の早川石丁場群跡から出土した江戸城石垣用の原石を使用する。随所に、古代から近代までの建築遺構から収集された貴重な考古遺産が配されている。
何を見せる場所なのか分からないけれど、
たぶん彫刻の森的な場所なんだろうと想像して予約を入れてみました。
チケット代は予約で3,300円、空きがあった場合の当日券は3,850円。
割といいお値段だと思います。
今回は雨だったので「かなりいいお値段」だと感じました。(つまりは高い)
事前予約すると、駅まで送迎バスを利用できます。
(バスの座席に限りがあるので予約がないと乗れないっぽい)
雨だったので大変助かりましたが、
晴れていたら帰りは駅まで歩くのもいいかもしれない。
徒歩で40分掛かるそうなので約2kmありそうですけれど。
駐車場から施設入り口に向かって緩やかな坂を上っていきます。
受付&待合室のある建物。
写っていませんが、
中央に立派な木製テーブルがデデンと置いてあります。
細長いギャラリー棟。
突き当りに開口部があります。
ベランダから見える景色。
同館を石舞台側から望む。
石舞台のあるエリア。
文字通り石だらけ。
この石橋が凄いと思った。
石舞台の先にある光学硝子舞台。
怖いのは鋼板の上を歩けてしまうところ。
留石までは行ってもいいってことよね。
雨だし傘をさしているし風も吹いているのに歩いている人が結構居て驚いた。
高所恐怖症のワタクシは見ているだけでビビりました。
鋼板の中は通れるようになっています。
ここはいい感じのスポットでした。
足元の鉢と
天井の開口部。
井戸に落ちたらこんな視覚なのかと想像しておりました。
出口、もしくは入口。
薬医門もあります。
モダンな茶室とその前にある石造りの鳥居。
傘があるから通れないので迂回する。
めっちゃ雨が降って来ましてついでに軒先で雨宿り。
こちらは石ではなくガラス、ですかね?
床柱が興味深い。
聞こえるのは雨の音のみ。
周囲に人が居らず、静か。
ちょっとワープして、みかん畑を望む。
大根らしきものが植わっている下り坂もある。
大根の葉よね?
雨に濡れた石の階段や石畳が怖いので、坂を下るのは止めました。
一番心に残ったのは、茶室かなぁ。
石がふんだんに使われているので、石好きならばもっと楽しい場所かも。
何度も申しますが、晴れていればとても良いところだと思います。
冬は寒いだろうなぁ。
【小田原文化財団 江之浦測候所】
神奈川県小田原市江之浦362-1
[事前予約・入替制] 午前の部 10:00~13:00,午後の部 13:30~16:30
[入館料] インターネットから事前購入:3,300円
※受付期限はクレジットカード払いは2日前、セブンイレブン払いは3日前まで
[入館料] 当日券:3,850円
※当日午前9時より電話でのみ予約可、定員に達している場合は販売なし
https://www.odawara-af.com/ja/
https://www.instagram.com/enoura_observatory/