
[旧高取邸]
唐津市北城内5-40
入館料:500円
営業時間: 9:00~17:00(入館は16:40まで)
休み:月曜日
明治後期頃築木造
炭鉱王として成功した高取伊好(たかとりこれよし)(1850~1927)の旧宅です。

[大玄関]
大広間棟に続く玄関




[大玄関]


[懸魚(げぎょ)]
懸魚とは破風板の下に装飾を目的として付けられる彫刻を施した板のこと。
掛魚とも記す。通常の読みは「げぎょ」であるが、「けんぎょ」と読むこともある。
発祥地と考えられている中国では垂魚とも呼ばれている。

[本玄関]


[本玄関・懸魚(げぎょ)]


[本玄関・鬼板]

[土蔵と食糧庫から母屋を望む]

[西厠と食糧庫から湯殿などを望む]

[石積みの塀]

窓ガラスも昔のものなので外の景色が水面のように歪んで見えます
【高取伊好(たかとりこれよし)】
明治時代に活躍した佐賀藩出身の実業家、炭鉱技術者。
1850年、佐賀藩多久領の武士、鶴田斌の三男として生まれる。
9歳の時に、姉の嫁ぎ先である高取家の養子となり、その家督を継いだ。
1998年12月25日、唐津の私邸が日本国の重要文化財に指定される。
数年ぶりに『旧高取邸』を訪れました。
重要文化財なので、内部は撮影禁止。
外観だけ撮影OKとのことで、数枚撮って参りました。
久々だったので、記憶がおぼろげだったのですが、中に入って驚きました。
こんなに広かったっけ?
こんなに迷路みたいな造りだっけ? みたいな。
能舞台があり、
昔、ワタクシが弟子入り志願で訪れた伝統工芸士の先生邸にあった能舞台を思い出しました。
正直、アチラの能舞台のほうが感銘を受けたかも・・・。
唐津を訪れるなら、この『旧高取邸』は一見の価値ありです。
それにしても、維持するのは大変だったろうなぁ~。