sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

文具

日本橋浜町『PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)』に追加のストラップを買いに行く。

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会社帰りにダッシュでパピエ ティグルに行って参りました。

追加で「Onawa(おなわ)」の商品を購入するために。



前回購入したものがなかなか良かったので

長さ(用途)違いのものが欲しくなったんです。

行ってみたところ、前回よりも商品が無くなっていましたが

欲しいと思っていたものの一部が残っていたのは幸いでした。

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[上]AA Onawa(パラコードストラップ)<イカサシ> 蓄光タイプ 7,150円(税込)
※AA(安全安心)シリーズ
[下]magonawa(まご縄) 2,640円(税込)。

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蓄光タイプは紫外線を吸収して蓄えると暗いところで仄かに光ります。 

実はワタクシ、割と蓄光材が含まれている商品が好きです。

蓄光材を含むプラスチックを星型にくり貫いたものを自室の天井に貼って

天の川~的な気分を味わっているほどに。

そんな訳で蓄光タイプのストラップを選んだのですが、

本当は短いハンドストラップが欲しかったけど、ありませんでした。

で、ショルダータイプの長さを買う、と。

写真下のハンドストラップは紺色みたいな色なんですが、

既存の色のリストに含まれていません。

どうやらこちらは新色で、「コンサバ」というカラー名でした。

これからの季節、手持ちの服に合う色かも。

何はともあれ、エイヤーッと今日再訪して良かったです。

明日はもっと商品が無くなっている気がする。

オンラインストアでも購入できますが、

現在注文が多く、入手するには少し時間が掛かるらしい。

ちなみにショルダーストラップはスマホだけでなく

カバンをたすき掛けにしたい時にも役立ちそう。

衣類にあわせていろんな色が欲しくなりそうな予感がしています。

ジッとオンラインストアを見る。




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【PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)】

東京都中央区日本橋浜町3-10-4
営業時間 [水~金]12:00~18:00,[土日]12:00~19:00
定休日:月曜、火曜(祝日の場合は営業)
※Suicaやau PAYなどの各種電子マネーが使えます
https://www.instagram.com/papiertigram_tokyo/


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日本橋浜町『PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)』で迷いながらOnawaのhimagoを入手する。

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「Onawa(おなわ)」のPOP-UPイベントを開催中とのことで

現物見たさに水天宮前の『パピエ ティグル』に行って参りました。

「Onawa(おなわ)」とは福岡県糸島市を拠点にするブランドで、

パラシュートコードを編み込んだショルダーストラップが人気。

パラシュートコードはパラシュートに使用されている紐なので

耐荷重や強度がかなり(←ざっくり)あります。

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パピエ ティグルの文具類も気になるのですが、

今日の目的ではないためスルー。

まっしぐらに展示してあるコーナーの前に立ち、

時間を掛けて悩みまくりました。

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迷い過ぎてドツボにハマる。

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だって種類が沢山あるんですもの。

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迷ったけど選べず。試しにキーホルダータイプを購入。
PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)とのコラボカラー(トリコロール)らしい。

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himago 1,650円(税込) 

帰宅して冷静になったら欲しいカラーが絞れた気がするので、

近いうちに再訪して入手できたら良いなと思っています。

でも売り切れちゃうかもなぁ。





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【PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)】

東京都中央区日本橋浜町3-10-4
営業時間 [水~金]12:00~18:00,[土日]12:00~19:00
定休日:月曜、火曜(祝日の場合は営業)
※Suicaやau PAYなどの各種電子マネーが使えます
https://www.instagram.com/papiertigram_tokyo/


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人形町今半「すき焼ボールペン」が結構圧が強めなオマケだった。

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最寄り駅のスーパーマーケットで今半製品にオマケが付いているのを発見。

結構「今半」の圧が強めだったのでつい手に取ってしまいました。

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油性ボールペンの黒インキで0.7mmの芯です。
替芯はパイロットBPRF-6Fになるらしい。

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やっぱりすき焼きのたれを買うべきだったかしら。

油性ボールペンは重宝するのですが、

これを人前で使う勇気は今のところありません。

良く見たら、パイロットの「オプト」でした。

普通に買うと200円(税別)の商品ですね。

さすが今半と言うべきか。

明日追加でドレッシングを買いに行って

もう一本貰っちゃうかもしれない。





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豊島屋の鳩グッズ「干支クリップ」が可愛い。

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鎌倉で人に会っていたのですが、

その方から「文具好きでしょ」と貰ったのが写真の干支クリップ。

お知り合いから貰った福袋?の中に入っていたらしいのですが、

頂いちゃいました。

めちゃくちゃ可愛いです。

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公式SNSで見たらこれは販売していて、800円もする代物みたいです。
ひーっ。

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クリップが入っている箱自体が可愛いです。

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タツノオトシゴと鳩さぶれ形。

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クリップは厚めの紙でできています。
エコですね~

検索したけれど、こういう福袋画像は出てきませんでした。

獅子舞の袋にお菓子も入っていたから福袋かもしけないけれど

定かではありません。

でもこのクリップ自体は本店に行けば買えるらしい。

次回覗いてみようかしら。






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ボールペンの替え芯だけを買いに浅草橋へ。

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以前、『カキモリ』で購入したボールペンを愛用しています。



このボールペンの替え芯が欲しいと思っていたのですが、

Amazonだと10本セットでしか売っていないし、近くに文具店が無い。

これはシモジマまで行かないと入手できないかもしれぬと思い、

それだけのために浅草橋まで向かいました。

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ジェットストリーム エッジ 0.28mmの替え芯 @176円(税込)

売り場に着いたものの並んでいる商品の中には見当たらない。

近くにスタッフさんが居たので希望商品の画面を見せて

引き出しのストックから取り出して貰いました。

棚に並んでいないってことは一般的な商品じゃないのかも?

ってことは替え芯を入手するのが今後益々難しくなるのかも?

などと少しの葛藤を心に秘めつつ、

「何本必要ですか?」の声に

「じゃあ、三本ください」と咄嗟に口にして居りました。

一本だけってのも何だかなぁ~と思っていたのですが、

五本買うほど使い続けるかは分からない。

芯の細さが気に入っているだけで、

他に良さそうなものが出れば乗り替える可能性は否めない。

まあ、そんな感じです。

とりあえずは芯を入手できたので、

明日から安心してノートに文字を書きまくれそうです。

それにしても皆さんどこで買え芯を買っているんですかね?

入手方法がかなり気になる。




【シモジマ 浅草橋本店】
東京都台東区浅草橋1-30-10
営業時間 [平日] 9:30~19:00, [日祝] 10:00~17:30
定休日 不定休
https://shimojima.jp/shop/default.aspx


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昭和生まれの心を擽るタッチペン。

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先日、浅草橋のシモジマで購入したuniのタッチペン。

三菱鉛筆を使ったこのある世代であれば

つい手に取ってしまうであろうビジュアルです。

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ちゃんと「タッチペン」だと書いてあります。

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パッと見は鉛筆に見える。

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キャップには予備のペン先が付いています。

使っていてなんか嬉しいので、

いつか落とすかもと思いながら鞄に入れて持ち歩いちゃっています。

シモジマ価格を忘れましたが、Amazon価格では549円(税込)でした。

こういう文具ってなんか良いですよね。

選択肢があまり無かった(誰もが同じものを使っていた)世代には、

郷愁を誘う、こういうアイテムが売れるのかもしれん。

それはそうと、昭和時代は鉛筆を使って勉強していたけれど、

令和の子供はタッチペンを使って勉強しているらしいですね。

使っているのは一部の子供たちだとは思うのですが、

それが全国共通になったら、

鉛筆は過去の遺物になっちゃうのかもなぁ。




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千代田区外神田『yuruliku(ユルリク)』は営業が金曜と土曜だけの小さな隠れ家的文具店です。

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何年も「行ってみたい」と思い続けていたのがユルリク。

金曜日と土曜日の午後しか営業していない文具店です。

通りすがりでは絶対に分からないだろうと思われる場所にあるため、

地図を見ないでたどり着けないんじゃないかしら。

今日は丁度土曜日で、通りすがったのが丁度午後だったため

立ち寄ることにしました。

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相生坂手前の神田川川岸に建つ建物内にお店があります。

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川岸にあるので高台から川に向かって階段が続いています。
結構複雑な造りでダンジョンみたいだわ。
高所恐怖症のワタクシはビビりながら複雑な造りの階段を下ります。

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お店の出入口は夜に出歩いたら大怪我するんじゃないかと思える造り。

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店内はとても小さいのですが、拘ってんなぁ~という紙製品が並んでいます。

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今日はこちらを購入しました。
左は近江屋洋菓子の包装紙柄のポチ袋とクリアファイルです。

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今月勇退される方への寄せ書き用にこちらも購入しました。
封筒にはメッセージが書いてあります。

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3セット購入すると入れて貰える封筒がちょっと面白いんです。

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裏はこうなっています。

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穴をあけてそこに金具(名称がわからない)を通しているだけなんですね。

品数も多くはないのですが、見ているだけで楽しかったです。

ワタクシには階段がちょーっと怖いんだけれど、

それすら楽しめました。

立ち寄って良かったです。




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【yuruliku(ユルリク)】

東京都千代田区外神田2-1-3 東進ビル新館B1
営業時間 12:00~18:00
営業日:金曜、土曜
※Suicaが使えます
https://www.instagram.com/yuruliku/
http://www.yuruliku.com/


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SuicaのペンギンA5リングノートの絵柄が可愛くてつい買ってしまった。

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SuicaのペンギンA5リングノート 各660円(税込)
[左]あめ細工、[右]フォークダンス

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裏はこんな感じ。

ノートをあまり使わないワタクシ。

手のひらサイズの手帳は結構使うのですが、

大きめサイズは全く使いません。

使わないのに我慢ができず、

Suicaのペンギンの新作ノートに手を出してしまいました。

絵がめっちゃ可愛いので、

このシリーズで色々出してほしいなぁ。

ってか、絵入りのマスクを出してくれたらいいのに。

と、毎度思ってます。

買ったSuicaのペンギングッズを姪に横流ししておりますが、

いつかは彼女も飽きる日が来るんだろうなぁ。

飽きないように、せっせと刷り込みしておかねば。



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こんなん見つけた。

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はにさっく 495円(税込)
※定価でした

合羽橋のシモジマで、写真の指サックを発見しました。

「めっちゃ可愛い!」

とテンションが激上がりのまま帰宅して母に自慢したら

ものすごーく呆れた感じの低いテンションで、

「あなた、時々変なものが好きよね」

と言われました。

彼女は1ミクロンも埴輪に可愛さを感じないらしい。

えーっ、可愛いのにー。

『埴輪 踊る人々』は名作なんだゾっ。

埼玉県熊谷市が誇る出土品なんだゾっ。

と訴えるも、スルーされてしまいました。

可愛いのに…。

ちなみにこちらの指サックは3パターンあるようです。

もっと誰かに関心を持って欲しいし、

「え~、可愛い~」という言葉も欲しいので、

明日の出勤時に持参し、填めて過ごして

千葉県民Tからのツッコミ待ちをしたいと思います。

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翌日、会社で めーちゃんが発見したのだけれど、
滑り止めの一つが前方後円墳だった!

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ワタクシ以外にも愛用者が社内に居ることが発覚。
いろんなポーズと表情があるみたい。


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台東区三筋『カキモリ』は世界にたった一つのオリジナルノートとインクが作れる専門的文房具店。

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自分で表紙や中紙を選んで仕立てるリングノートが有名な『カキモリ』。

普通の文房具店とは異なり、「書く」ことに特化した商品だけを取り扱っています。

つまりは、ノートとレターセットとペン類のみの取り扱い。

しかし「書くむことが好きな人々には有名で大人気の文房具店です。

明るい開口部のお洒落文具店ゆえ内部がほどほどに見え、

店内では若い娘さんたちがオンリーワンのリングノートのパーツを選んでいます。

筆不精且つリングノートを使わないワタクシはリングノートを作る予定はありませんが、

ペンの消耗が異様に早い職業に就いているゆえ、ここではペンを選ぶことにしました。

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じっくりとサンプルを試して選んだのがこの4本。
上のペンは一本1,100円!です。

ワタクシはペン先が細いものが好きでして、使っているものも0.28とかが多いのですが、

それに匹敵、またはそれよりも細いペンを入手することが出来、大変満足できました。

日本製のペンって素晴らしいですよねぇ。

こうしてまた、複数あるペン立てがギチギチになるのであった。



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【カキモリ】
kakimori

東京都台東区三筋1-6-2
営業時間 11:00~18:00
定休日:月曜
※Suicaが使えます
https://kakimori.com/


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Suicaのペンギン「活版印刷の一筆箋」をいつ使おうか。

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Suicaのペンギン 活版印刷の一筆箋 (クローバー・ハート) 各517円(税込)

トレニアート東京でSuicaのペンギングッズの新作を発見ました。

どうやら19日に発売されたものらしいです。

そういえば連休中は東京駅に立ち寄らなかった・・・ってこともないな。

トレニアート東京に立ち寄らなかっただけで。

今回の新作は一筆箋。

使い勝手が良さそうなので、2種類とも入手しちゃいました。

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ノート状に糊止めされては居らず、バラバラの一筆箋です。

活版印刷とはレトロですねぇ。

枚数はそれぞれ16枚入り。

これに文字を書くならインクはセピアがお洒落かもしれんなぁ~

と思いながら、ユニボールシグノの黒を手に取るワタクシ。

数あるペンの中で、これが一番書きやすいんですよね。

しかも字が少しだけ上手く見える。

シモジマにセピア色のインクがあるか探しに行ってみようかな。




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自分の指の太さを舐めてた。

紙が捲れないのです。

指が乾燥し過ぎて。

会社支給の指サックを使うのですが、ちょいちょい、すっぽ抜ける。

ってことで、

指の第二関節以上を覆うタイプの指サックを調達して参りました。

帰宅後、試しに装着してみたら、

指の血が止まるかと思って慌てて外すレベル。

親指じゃないからMサイズで良いよね~と軽く考えていたのですが、

ワタクシの人差し指はLサイズが適当なようでした。

だったら親指は何サイズになるのか?

ってことは考えずにおこうと思います。

実は、今その性能が素晴らしくて話題になり過ぎ、

入手困難になっている「くっつかNICE!」という商品が

欲しいと思っていたのです。

しかし同商品にはLサイズが無いため、

ワタクシには使えないという結論に到達しまして、

最終的には指の太さを考慮しなくて済むメクールに落ち着きました。

ちなみにメクールは会社からは支給されません。

不特定多数が使うものとしては時節柄適さない

(つまりは個人しか使えない)

ってのがその理由っぽいです。

指サックは共有なのかと問われれば否ですが、

単価が違いますもんねぇ。

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[メクール]
色は3種類ありまして、
ピンクにはコラーゲン、黄色にはヒアルロン酸、
グリーンにはアロエが入っているそうです。
どれがいいのかサッパリわからんので色で選らんてみました。

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裏には滑り止めが付いています。

指をダイエットしようと思ったら、どうすればいいんですかね?

一朝一夕に指は変われないと思うので、

指サックについては諦めようと思います。

メクールで駄目だったら、

片手にラテックスの手袋をはめるしかないかもなぁ。

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うだうだ言っていたら、
「これなら大丈夫でしょ」ってものを庶務担当者が買ってくれました。
「Lサイズにしといたから」と言われたものの、あれ? ちょっと大きい?
ワガママなことを言っていたら、Mサイズの手配もしてくれました。
これは良さそうです。


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日本橋本町『小津和紙』は四代将軍・徳川家綱の時代に創業した和紙専門店です。

小津和紙


承応2年(1653年)創業の日本橋にある和紙の専門店『小津和紙』。

全国の手漉き和紙を中心に、書道用具や御朱印帳などが揃っています。

本日は人形町から東京駅まで歩いていたのですが、

その途中にあったので立ち寄って参りました。


小津和紙
昔の店舗が渋いですねぇ。

小津和紙
店舗の横に工房があり、手漉き和紙の体験ができます。
外国人観光客に人気のようでした。


小津和紙
本日購入したのはオリジナル商品2点。
一筆箋(324円)と眼鏡拭き(216円)です。


小津和紙
眼鏡拭きは当然、紙製です。
眼鏡だけでなく、タブレット画面を拭くにもちょうど良いです。


正午までには帰宅せねばならんのに、うっかり長時間店舗に居てしまいました。

ゆえに家まで歩こうと思っていたのが、東京駅までになってしまいました。

雨も降っていたので、ちょうど良かったんですけどね。

ここの御朱印帳はなかなかワタクシ好みでございまして、

次回の購入はこちらで致そうと思いました。

それと、長らく探していた硯もありまして、

もうここの硯を買っちゃおうかなという気分になりつつあります。

サイズが小ぶりなのも良かったし。

また日本橋界隈を散歩することがあれば、是非立ち寄りたいお店です。



小津和紙
【小津和紙】

東京都中央区日本橋本町3-6-2 小津本館ビル
営業時間 10:00~18:00
定休日:日曜、年末年始
http://www.ozuwashi.net/


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奈良市椿井町『古梅園(こばいえん)』という日本最古の製墨業を営む老舗で墨造りを見学・体験して来た。【写真多用】

古梅園

創業1577年。安土桃山時代から続く墨製造業の老舗『古梅園』は

敷地内にある複数の建物が国登録有形文化財に指定されています。

ずーっと外観を見てみたいと思っていたもんで、母と一緒にやって参りました。

お店が開いており、ちょっと迷ったものの、

写経を始めるし墨を買ってもいいかもしれないと思い、入店。

店内に並ぶ墨の高額さに驚きつつ、ついつい筆を手にしてしまいました。

筆を買うなら、やっぱり墨も欲しい。

字が上手くないのに高い墨を買うのは恥ずかしいと思ったもんで、

小さくて、他の商品に比べると安いものを購入致しました。

いろいろ吟味していたところ、内部の見学・体験が可能だと教えていただいたもんで、

無理やり母を誘って、見学・体験をすることにしました。

見学・体験料は、その日できる墨によって変わるらしいのですが、

この日は一人4,000円(税別)でした。

※体験で出来た墨を後日送ってくれるというサービス込みの値段

実はこの見学・体験は予約が必要だと思っていたため、

端から諦めていたところだったもんで、

偶然にも願いが叶い、もの凄く嬉しくて興奮してしまいました。

そして、その興奮は見学・体験後の今なお続いております。

老舗はやっぱり凄かった。

古梅園
店舗正面に掲げられた看板。

古梅園
隣の建物に掲げられた「墨」の看板。墨ってこういう字だったんですね。

古梅園
奥への入口には文化財プレートが掲げてありました。
となりには「宮内省御用」の看板も。


古梅園
[古梅園台所]
登録有形文化財(建造物)


古梅園
元は製墨職人の食事所でした。

古梅園
建物の木材には、ここで採れる墨が塗られています。
天然の防蟻、防腐剤ですね。


古梅園
[古梅園釜屋兼井戸屋形]
登録有形文化財(建造物)


古梅園
今は使っていないようですが、内部の構造は立派でかなり興奮しました。

古梅園
[古梅園銅壺場]
登録有形文化財(建造物)
膠を溶かす釜屋。


古梅園
この窯の中にはお湯が入っていて、
そこに細長い寸胴を入れて長時間湯煎し、液体にします。
不純物が極めて少ない上質の膠は臭くないようです。


古梅園
牛など動物の骨や皮を原料とした膠(にかわ)。

古梅園
[古梅園東内蔵]
登録有形文化財(建造物)
内向きの調度品等を納める蔵。


古梅園
[古梅園製墨説明所]
※梅の樹の隣にある小さな建物
登録有形文化財(建造物)
見学等来訪者に製墨行程を説明する施設として使用され
ています。

古梅園
説明用の道具類が並んでいました。

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その中の不思議アイテム。
これはなんぞや?


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吉宗の時代に日本にやってきた象の鼻なのだそうです。
象から膠をつくる許可を受けて古梅園で保管していたものらしい。


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そんな博物館級のものを触らせて貰いました。
数年後にはガラスケースに入れられていたりして・・・。


古梅園
[古梅園商品蔵]
※左側の蔵
登録有形文化財(建造物)


古梅園
古い看板が飾ってありました。

古梅園
[採煙室]
ここで煤を採取しています。


古梅園
部屋一室に200個の器が並べてあり、
植物性油(この時は菜種油)を入れた小皿に灯心入れ火を灯します。


古梅園
暗くて見えませんが、こういう土器で煤を集めています。

古梅園
200個ある蓋を手作業で20分おきに手作業で少しずつ回転させます。

古梅園
蓋を置いて不完全燃焼させることで煤を採っているんですね。

古梅園
蓋に付いた煤は羽根で丁寧に集めるそうです。

古梅園
イグサの芯をよった灯心も職人さんが作ります。

古梅園
灯心が細いほど上質な煤が摂れるそうです。
ただし、時間がその分、かかります。
※そして値段も跳ね上がる


古梅園
奥の商品蔵まで続く二本のレール。

古梅園
庭を掘ると煤で黒くなった土が出るそうです。
400年分の蓄積物でしょうか。


古梅園
[古梅園細工場]
※左側の建物
登録有形文化財(建造物)
膠と油煙を練り合わせたものを計量して型入れする作業所です。


古梅園
この日の朝の細工場内部屋の気温は氷点下だったそうです。

古梅園
ここで職人さんが練った墨を握らせてもらいます。
※母の手


古梅園
握ったものが今回の体験成果物になります。

古梅園
すぐさま包まないとダメらしい。
乾燥させてきちんとした墨にしてから送って貰います。


古梅園
製品になる墨は木枠に入れて模様付けがされます。
木枠は木肌がつるつるしている特徴のある梨が使われるそうです。

古梅園
[古梅園西灰替倉(西乾燥倉)]
※正面の建物
登録有形文化財(建造物)
型入れ後の墨を自然乾燥されるための施設。


古梅園
一日おきに箱を移動させて行くそうです。
左に送っていくだけでなく、上下も交換するのだとか。
相当体力が必要ですね。


古梅園
箱の中には灰と墨が何層にも入っているそうです。

古梅園
[古梅園北灰替所(北乾燥倉)兼倉庫]
登録有形文化財(建造物)
型入れ後の墨を自然乾燥させる施設として使用されています。


古梅園
数年どころではない長きにわたって墨を乾燥させているそうです。
ここで30年だと仰っていた気が。


古梅園
この後に磨きが入るそうです。
※磨かないものもあります

古梅園
磨くのは国産の蛤の貝殻。
これじゃないと綺麗に磨けないそうです。


古梅園
古梅園の庭には、本当に古梅が植わっていました。
※隣は桜の木


古梅園
見学が終了し、再び店舗へ。

古梅園
こちらが店舗。

古梅園
今回ワタクシが購入した写経用の筆。

古梅園
アドバイスを受け、結局サイズを一つ上のものに交換して貰いました。

古梅園
擦り見本が貼ってあるのが有難い。

古梅園
[五星 紅花墨]
母曰く、定番中の定番品だそうです。


古梅園
母曰く、この商品の場合は星の数でランクが分かるそうです。


ここまで道具を揃えると、絶対に写経をし続けなければと思えますね。

道具から入るタイプゆえ、今回の体験は大変良かったです。

墨の良し悪しが、ほんの小さな欠片だけですが、理解できた気がします。

そして何より、古梅園の老舗プライドに接することができ、

とても良い刺激を受けました。

もの凄くファンになりました。

次の墨が買えるよう、写経を精進したいと思います。

機会があれば、ぜひぜひ見学・体験をオススメします。

今まで博物館で書を見てもイマイチ興味が湧かなかったけれど、

墨の良しあし・・・という視点から、改めて書を見てみようと思いました。

そしていつか、芳名帳に名前を書く際、

ペンではなく筆を選べるようになりたいと思います。



古梅園
【古梅園(こばいえん)】

奈良県奈良市椿井町7番地
営業時間 [月~金] 9:00~17:00
定休日:土日祝 
http://kobaien.jp/

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奈良市@壱景。

鹿



母と奈良にやって参りました。


当初、柳生方面に向かおうと計画を立てていたのですが、


41分発のバスに乗るところを38分発のバスに乗ってしまい、


バス系統違いで目的地に向かえませんでした。


バスが走り始めた瞬間に気がつき、運転手さんに確認して次の駅で下車。


急遽目的地を「ならまち」界隈に変更いたしました。


結果としては土日は混む場所が空いていたので、ラッキーな一日となりました。


盛りだくさんのメニューだったもんでアップには時間が掛かりそうです。


ゆえに、こぼれた写真を羅列しておきます。


奈良市
今週末が若草山の山焼きらしい。

鹿
奈良といえば、毎度おなじみの鹿。
向こうから母子の鹿がやって参りました。


鹿
鹿せんべい目当てだったのかもしれませんが、要望には応えられず。

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自販機にある鹿柄の缶は募金のためのボタンみたいです。
10円から募金OK。今回初めて知りました。
ってか、隣の缶入り飲料(しかもホット)はどーなんだろう?


Lawson
奈良には町家風ローソンがございます。
ワタクシが知る中では一番カッコイイLAWSONです。


Lawson
明治時代創業のお菓子屋さんだった建物を再利用しています。

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この日の気温が何度だったのかは存じませんが、
雪が舞う激寒の一日でした。
張っている氷が分厚い。


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「ぴよっきー」という、ゆるキャラらしいです。

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一通りポーズを取ってサービスしてくれたのち、
どこかに行ってしまいました。


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奈良と言えば、墨。墨といえば書道用具店。
って感じに狭いエリアにお店が点在しています。
そこで購入したぽち袋と筆ペン。


image
奈良と言えば、靴下。
商店街にオープンしたての専門店があったので、そこで購入致しました。
奈良の会社の製品みたいです。



何度訪れても飽きない奈良。


奈良駅周辺しか観光していませんが、まだまだ見どころは沢山ありそうです。


文化財のみならず町家カフェも多く、とても魅力的。


ここ数年、ワタクシにとっては最も行きたくなる観光地です。



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Suicaのペンギンの新作グッズをやっぱりついつい買ってしまう。

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[クリアファイル(ポーズ;星グレー) 324円(税込)]

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[フェイスタオル(ホワイト) 1,200円(税込)]
今治産 綿100%
サイズ:約34×80cm



朝からPenstaに立ち寄ったら、Suicaのペンギンの新作グッズが色々出ていました。


「Suicaのペンギン もちもちクッション6,800円(税別)」に激しく惹かれたものの、


出勤前だったので断念。


代わりに本日買ったものは、写真の3商品でした。


image
[4色ボールペン 540円(税込)]
(Bic4色ボールペン)
Made in France / Printed in Japan となっています。


image
透明なボディーかと思いきや、メタリックになっていました。



いまだに惹かれているので、


もちもちクッションを買うのは、時間の問題かも。



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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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circleB06-10富山県『立山黒部アルペンルート』の室堂で雷鳥に接近遭遇して大興奮したのに周囲に誰も居なかった。
circleB06-10富山県富山市『富山ガラス工房』にて吹きガラス制作を体験してきた。
circleB06-10長野県上田市『ルヴァン 信州上田店』天然酵母と国産小麦を使った量り売りのパンがスゴイ。
circleB06-10長野県上田市@壱景。【写真多用】
circleB06-10新潟県新潟市『川辰仲』は古町花街の100年前の置屋が見られる貴重な建物です。
circleB06-10『つけるだけ 歩くだけでやせる魔法のパッド(足指パッドつき)』が気になるのでちょっと試してみることに。【追記アリ】

circleB06-10ワタクシが行って良かった&また行きたいと思うカフェ。【2017】
circleB06-10ワタクシが行って良かった&また行きたいと思うカフェ。【2016】
circleB06-10ワタクシが行って良かった&また行きたいと思うカフェ。【2015】
circleB06-10ワタクシが行って良かった&また行きたいと思うカフェ。【2014】

circleB06-102012年に購入してとても重宝したもの。
circleB06-102013年に購入してとても重宝したもの。
circleB06-102014年に購入してとても重宝したもの。
circleB06-102015年に購入してとても重宝したもの。
circleB06-102016年に購入してとても重宝したもの。
circleB06-102017年に購入してとても重宝したもの。
circleB06-102019年に購入してとても重宝したもの。
circleB06-102020年に購入してとても重宝したもの。
circleB06-102021年に購入してとても重宝したもの。

circleB06-10茨城県北茨城市『天心遺跡』の被災後復元された六角堂がすごい。
circleB06-10料理が美味しそうな映画。
circleB06-10女子会デザートのバケツプリンが凄まじいデカさだった件。
circleB06-10コルネの食べ方は頭からか尻尾からか?
circleB06-10『牛乳パックシリコン蓋』をワタクシはこう使う。
circleB06-10アボカドカッターでアボカドを切るとこうなるのね。
circleB06-10思い込みを無くそう。
circleB06-10東京上空をヘリでクルージング。
circleB06-10通勤時防災用携行品リスト。