sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

御朱印

大阪市中央区道修町『少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)』は本殿・幣殿・拝殿が国登録有形文化財に指定されているビルの奥にある小さな神社です。

少彦名神社



仕事の前に、北浜にやって参りました。


この辺りは文化財に指定されている建物が多くあるエリアでして、


そこで珈琲を飲む前に、少彦名神社にお参りをすることに致しました。


with 母。


勘で歩いていたもんで、通り過ぎるかと思ったものの、


すんなりと入口を発見することができました。


ここは医薬にゆかりのある祭神を祀っていて、


周辺は製薬会社だらけ。


そんな医薬業従事者からの信仰を集めているほか、


医薬業関連の資格試験合格を願う人、病気平癒を願う参詣者が多いそうです。


少彦名神社
ワタクシにとって、この看板が目印になりました。

少彦名神社
ビルの間にある通路を通った奥に拝殿などがあります。

少彦名神社
右側から入り、
帰りはこちらの通路を通って出てくるのがルールなのではないかと推察。


少彦名神社
正面が国登録有形文化財に指定されている拝殿です。

少彦名神社
「薬印絵馬根付」が欲しかったのですが、売り切れ中でした。
有田焼なのだそうです。
いつ入荷するかは不明なんだとか。


少彦名神社
左側が1月31日までの初詣限定御朱印。



実はワタクシ、本日が誕生日なのです。


御朱印を頂くことができ、変な話ですが良い参拝記念になりました。


少彦名神社、大変気に入りました。


また行きたいです。




少彦名神社
【少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)】

大阪府大阪市中央区道修町2丁目1-8
(北浜駅から徒歩約1分)
主祭神:少彦名命(すくなひこのみこと)、神農氏(しんのうし)
創建:1780年


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湯島天満宮に初詣。

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今年も元旦の早朝から初詣に行って参りました。


通勤時間よりは早い時間だったのですが、昨年のほうが早い時間だったようで、


今年は露店が営業して賑わっておりました。


参拝にそれほど待つことはなかったのですが、


御朱印をいただくのに列に並び、それなりの時間を待ちました。


その後、お札を返し、新しいお札を頂きました。


本日は肌寒く、帽子とマスクと手袋は必携って感じで、


寒がりなワタクシはカイロを三つも体に貼って外出。


昨年末は風邪で寝込むことなく過ごせたので、


このまま今月も風邪をひくことなく過ごしたいという願いからの行動でした。


image
今年の御朱印。
昨年は「元旦」と書いていただいたのに。



平成三十年。


ワタクシの場合、


生まれた昭和時代よりも、平成時代を過ごした年数のほうが多くなりました。


来年の元号がどのようなものになるのかはわかりませんが、


なるべく画数が少なく書きやすい文字であって欲しいわぁ。


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境内の梅の開花は、今年は少し遅そうです。



いつもより子供の受験生が少ない気がしますが、


これも少子高齢化の影響ですかね。


お守りやお札に「合格祈願」と書いてあるものがありますが、


その製作量も年々減少しているのかもしれないと想像いたしました。


少子高齢化の一因が我が身にもあり。


まあ、こればかりは如何ともし難いんですけどね。



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【湯島天満宮】

東京都文京区湯島3-30-1
主祭神:天之手力雄命、菅原道真
創建:(伝)雄略天皇2年


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茨城県桜川市『雨引山楽法寺(雨引観音)』の御朱印がカッコイイ。

雨引山楽法寺



用明天皇2年(587年)に中国出身の法輪独守居士により創建された雨引山楽法寺。


厄除、延命、安産、子育の霊験あらたかと言われている古刹です。


この歳になったワタクシに何の御利益があるのかは不明ですが、


紅葉見たさに足を運んで参りました。


仁王門を抜けると階段があり、登り切ったところに本堂があります。


標高は409m。


歳をとると、登るのが辛くなるかもなぁと思いながら、駐車場からワープしました。


雨引山楽法寺
[本堂]
茨城県有形文化財


雨引山楽法寺
修繕したてなのか、真新しい感じがしますね。

雨引山楽法寺
雨だったもんで、彫刻をじっくり見るのは次回に持ち越しました。

雨引山楽法寺

雨引山楽法寺
[多宝塔]

雨引山楽法寺
その下で雨宿りするかのような鶏たち。

雨引山楽法寺
セキショクヤケイ(赤色野鶏)も居ます。

雨引山楽法寺
ご祈祷を希望する人々が本堂に入ってゆきます。

雨引山楽法寺
既に落ちた葉が地面を覆っています。

雨引山楽法寺
眼下には桜井市の町並みが広がっているのが見えますが、
晴天だったらもっと綺麗なんだろうなぁと思われます。

雨引山楽法寺
ちなみに市バスの時刻表はこんな感じ。
平日は運行していません。
車利用ではない場合、参拝時間は要注意かも。



晴れていたらもっと良いロケーションだったのだろうなと思えます。


生憎の天気で、ホント残念でした。


筑波山
筑波山の紅葉はぼちぼち終わりですかね。

image
市バス内に、こかな案内が貼ってありました。

雨引山楽法寺
バスを下車する際に、このチケットを運転手さんから貰います。

雨引山楽法寺
御供所で上のチケットを渡すと、コチラの品々が貰えます。

雨引山楽法寺
寺名が印字されている特注品でした。

雨引山楽法寺
[御朱印]
ものごっつい達筆ですね。


雨引山楽法寺
【雨引山楽法寺(雨引観音)】
茨城県桜川市本木1
宗派:真言宗豊山派
本尊:観音菩薩(寺伝延命観音)
創建年:伝・587年(用明天皇2年)


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新潟県長岡市(栃尾)『常安寺』の階段が急で怖い。

常安寺

常安寺(じょうあんじ)は、長尾景虎(上杉謙信)が創建したとされるお寺です。

上杉景勝の会津移封に伴い、会津、米沢に移転したそうですが、

元禄14年(1701年)にこの地に復興されました。

現在の本堂は昭和54年に建てられたものだそうです。

実はこのお寺の先に、目的地に至る階段があるのです。

ゆえにちょっと立ち寄って、お参りさせて頂きまして、

御朱印と火伏せのお札を頂いて参りました。

常安寺
えらく立派な手水舎ですな。彫刻がすごい。

常安寺
亀が居たり、牛が居たり、鼠が居たり、兎が居たり。

常安寺
天井は格天井になっています。
ほえーっ。しかも元は極彩色の絵が描かれていた形跡がありました。


常安寺
本堂の前には美しい苔庭が広がっています。

秋葉三尺坊大権現
で、こちらが目的地に至る階段。
ものごっつい幅が狭く、急です。
正直、立ち止まれないほど怖かったです。


秋葉三尺坊大権現
振り向いたらこんな感じ。

秋葉三尺坊大権現
この風鈴の飾りの先に、本日の目的地があります。
チラリと見えるのはその拝殿。


栃尾
実はこの風鈴、二日間開催されるお祭りのためのものでした。
左のポスターのお祭りも同時開催で、
双方夜にライトアップするそうです。


栃尾
スタンプラリーも同時開催。

栃尾
街なかには小学生が作った灯りの飾りがぶら下がっていました。


あの急な階段を通って、ライトアップ会場に至るのかと考えると、

怖さが倍増しますな。

昔はお百度を踏む人も居たそうで、

夜道にあの階段を登るのかと想像したら、それだけでもゾワゾワしました。

栃尾は御高齢の方がものすごく多いと聞いたのですが、

あんなにバリアフルで大丈夫なんだろうか?

と思っていたら、迂回するルートがありました。

ちょっと距離があるけれど、普通は徒歩移動なんてしないんだろうな。

さて、これから本日の目的地に向かいます。

常安寺
御朱印には秋葉大権現の文字が書かれています。
書置きですが和紙を使っているのでちょっと嬉しいです。


【常安寺(じょうあんじ)】
新潟県長岡市谷内2-7-7
山号:報恩林清滝山
宗旨:曹洞宗
創建年:天文16年(1547年)
開基:長尾景虎

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静岡県三島市『三嶋大社』は木花之開耶姫の父神を祀る三島神社の総本社です。

三嶋大社

三嶋大社なのか、三島大社なのか、完全に記憶できないワタクシですが、

三嶋大社に行って参りました。

戦前は「三島神社」でしたが、戦後に「三嶋大社」と称すようになったとか。

何故かは知りませんけど。

こちらの本殿・幣殿・拝殿は国の重要文化財に指定されていまして、

それを見るのが目的で足底筋膜炎の両足を運んで参りました。

三嶋大社
鳥居をくぐって直ぐに不穏な立て看板と石を発見。

三嶋大社
「たたり」つて、こういう漢字を書くものだったんですね。
祟りと崇って紛らわしい漢字だよなぁと今更ながらに思い出す。


三嶋大社
石のくぼみに溜まった水の上でもぞもぞ蠢く蟻。
一瞬、これがヒアリか!?と思ったものの、ヒメアリっぽい。
(写真はクリックで拡大できます)


三嶋大社
[総門]
普通にくぐろうとしてましたが、門の左側に案内板が掛かっていました。


三嶋大社

三嶋大社
[神馬舎]

三嶋大社
[神門(しんもん)]
三島市指定文化財

慶応3年(1867年)8月10日の再建とされています。


三嶋大社
総欅造りで、彫刻が優美です。

三嶋大社
懸魚の六葉の部分が菱形なのが興味深い。

三嶋大社
三嶋大社
三嶋大社
三嶋大社
三嶋大社
彫刻は保護されているので、カメラが無いと良く見えません。
保護の目的は鳥除けなのかしら。


三嶋大社
神門の天井板はかなり幅広い欅の板で立派。

三嶋大社
[拝殿]
国の重要文化財に指定されています。


三嶋大社
江戸時代らしい権現造の拝殿。

三嶋大社

三嶋大社

三嶋大社
拝殿の柱も立派。
総欅造りってことは、これだけの欅を伐採した山があるってことですよね。
どこなんだろう?


三嶋大社
兎の毛通し以外はネットで保護されている彫刻群。
やっぱりよく見えません。


三嶋大社
彫刻がよく見えないのって、残念感が増しますね。

三嶋大社
拝殿の懸魚と紋。

三嶋大社
左奥が本殿
こちらも国の重要文化財に指定されています。


三嶋大社
本殿の懸魚。

三嶋大社
これは・・・何を模った彫刻なんだろう?

三嶋大社
本殿の屋根を見ると、「外削ぎ」になっています。
三嶋神は男神ですもんね。


三嶋大社
拝殿を横から見る。

三嶋大社
[舞殿(ぶでん)]
三島市指定文化財
慶応2年(1866年)12月18日の再建とされています。
古くは「祓殿」と呼ばれる神楽祈祷を行う場でしたが、
舞の奉納が主となったので「舞殿」と称されるようになったそうです。


三嶋大社
周囲を飾る彫刻が立派な建物です。

三嶋大社
[若宮神社(わかみやじんじゃ)]
祭神の物忌奈乃命は三嶋神の御子神で、神津島の物忌奈命神社の祭神。


三嶋大社
[見目神社(みるめじんじゃ)]
祭神は、波布比売命、久爾都比咩命、伊賀牟比咩命、佐伎多麻比咩命、
伊波乃比咩命、優波夷命という三嶋神の后神6柱。
三嶋神は奥さんが6神も居るんですねぇ。
「見目(みめ)」とは「御妃(みめ)」を意味するともいわれるそうです。


三嶋大社

三嶋大社
社務所の前に置いてあった道具。
これは何の神事に使うものなんだろう?


三嶋大社
この回廊の奥左側で御朱印が頂けます。

三嶋大社
立ち入り禁止区域に案内板がありました。

三嶋大社

三嶋大社
その園内に立派な樹が立っていました。

三嶋大社
写真では分かり難いのですが、かなり立派で迫力のある樹です。


三嶋大社
[三嶋大社の湧水]
今は境内の井戸の水をポンプアップしながら流しているそうです。


三嶋大社

三嶋大社
[芸能殿]
これが以前の総門だったんですねぇ。


三嶋大社
白アリの被害が凄いのか、無数の穴が空いています。

三嶋大社
[神鹿園(しんろくえん)]
芸能殿に近付くと「鹿の臭いがすごいなぁ」と感じます。
その奥に鹿園がありました。


三嶋大社
こうやって囲われたところに居る鹿を見ると、
奈良の鹿は自由だなぁと感じますね。


三嶋大社
ただし、囲われた場所に居るからこそ、
牡鹿は立派な角を持っているとも言える。


三嶋大社
生まれたての小鹿らしき個体がゲージに入っていました。

三嶋大社
鹿煎餅はちょっと離れた売店で売っていました。
買わないけど。


三嶋大社
神池の立て看板に止まっていた鳩を撮影していたら、
背後に外国人観光客が撮影待ちをしていました。


三嶋大社
総門の脇にあるのが売店です。

三嶋大社
福太郎餅というのがここの名物。
リーゼントしているような餡子が特に有名です。


三嶋大社
インコを探しているらしいので、この地で発見したら・・・
って、高い木が鬱蒼と茂っているので発見したら神ですな。
見つかると良いですね。


ずいぶんとスッキリした感じの御社でした。

こちらの主祭神である大山積神(オオヤマツミ)で、イザナミとイザナギの子です。

ワタクシはよく知らなかったのですが、山と海の両方を司る神なのだとか。

特に三島信仰では海神としての性格が強いのだそうです。

何より覚えやすいのは、木花之開耶姫の父神であるということ。

富士山信仰の神と言えば、木花之開耶姫ですもんね。

(木花之開耶姫は火中出産で有名な女神)

この辺りでその系統の神様が祀られているのは納得です。

今年は浅間神社に縁があったもんで、木花之開耶姫の名前をよく目にしました。

まあ、それほど富士山周辺に通っていたってことなんですけど。

富士山は登らずに遠くから見る山だと思っているワタクシとしては、

次は富士山を眺める旅を計画したいなと思っています。

冬の青春18きっぷ利用で実現させようかな。

三嶋大社
御朱印は上半分が印、下半分が書でした。


三嶋大社
【三嶋大社】

静岡県三島市大宮町2-1-5
主祭神:大山祇命、積羽八重事代主神
創建:不詳


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港区高輪『高野山東京別院』まで高野山競書大会で展示されている甥っ子の作品を見に行って来た。

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東京に高野山金剛峯寺の別院があるってことを初めて知りました。



「江戸時代における高野山学侶方の江戸在番所として慶長年間(1596年~1615年)に浅草日輪寺に寄留して開創された」



のだそうです。



本日ここを訪れた理由は、高野山競書大会の展示を見るため。



母経由で、上の甥っ子の作品が展示されていると聞いたもんで、



夏休みを取ってやって参りました。



優秀作品展示は、8月1日(火)~15日(火)まで総本山金剛峯寺で、



高野山東京別院では8月25日(金)~27日(日)の3日間のみ行われています。



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ガラガラだった駐車場は、ワタクシが帰るころには満車になっていました。




展示作品を見る前に、芳名帳にお名前を・・・と言われて書かれている文字を見たら、



みなさん達筆過ぎたもんで、「ものすごく躊躇われるのでやめておきます」と逃げました。



文字を書くのは苦手です。



いつも同じ字ではなく、その日の体調などによって書く文字が変わるのですが、



そういうのはワタクシ以外の方にもよくあることなんですかね?



昔はカードのサインが毎度違うので、ドキドキすることが多かったんですけど。



何はともあれ、甥っ子の文字を見て、凄いなぁ~と感心しながら建物を後にしました。



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社務所で見つけた薬。
効くんじゃないかと期待できそうなパッケージと名前ですね。


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強靭な胃腸を持つ昭和時代生まれのワタクシですが、
渡航先では不安なため、ちょいと買っておきました。




参拝もしたので、記念に御朱印も頂きました。



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電話をしながら御朱印を書かれたのは初めてです。




子供の頃に行った高野山金剛峯寺とは雰囲気が全く違い、



とてもユルイ感じのお寺さんでございました。



まあ、別院だしね。



高野山東京別院
【高野山東京別院】

東京都港区高輪3-15-18
宗派:高野山真言宗
本尊:弘法大師
創建年:明暦元年(1655年)



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山梨県甲州市『大善寺(だいぜんじ)』は国宝建造物のある別名「ぶどう寺」とも呼ばれるお寺です。

大善寺


一昨年からずーっと訪れたいと思っていた国宝「大善寺」。

「逃げ恥(逃げるは恥だが役に立つ)」3話のロケ地となり、

全国から若者が訪れて参拝客が10倍に激増したとニュースになっていたもんで、

ほとぼりが冷めるのを待っておりました。

タクシーのおっちゃんに訊いたところ東山梨駅からは車で10分程度で、

しかも料金を大サービスしてくれるっつーもんで、運んでもらいました。

拝観料が500円掛かるから、せめてタクシー代は安くしてあげようってことだったのかも?

しかし我々は通常の拝観料ではなく、ワイン付きの拝観料800円を選んじゃいましたけど。

おっちゃんは到着するまでの間、お寺にまつわる話もしてくれました。

国の選択無形民俗文化財に指定されている「藤切り祭」という奇祭があるのですが、

高さ3間半もある御神木(祭りのために組まれているっぽい)から

大蛇を形どった藤の根を修験者が切り落とし、

それを「破邪顕正の守護藤」として参拝客が競って奪い合うのだそうですが、

昔は鎌使って切って持ち帰っていたので怪我人が続出したのだとか。

検索してもそんな話は出てきませんけど、

地元の人が言っているんだから昔はそうだったんだろうなぁ。

今は鎌を振り回している人は居ませんが、

YouTubeで見たところ、奪い合いはかなり激しいです。

それ以外の情報としては、

堂内にある十二神将の像が一体盗難に遭ったものの、転売できずに結局は戻ったとか、

近藤勇が新政府軍と戦った際、新政府軍の鉄砲の弾が山門を傷つけたとか。

観光前に聞くには有用な情報を頂きました。

大善寺
[山門]
山梨県指定文化財


大善寺
慶応4年(1868年)、戊辰戦争で近藤勇の率いる甲陽鎮撫隊の兵が
甲州街道を甲府城へ向けて進軍。
同年3月6日に大善寺の付近で新政府軍を抗戦し、敗退した。
甲州勝沼の戦い


大善寺
弾の痕がどこにあるかは分かりませんけどね。

大善寺
立派な文字なのかはワタクシには分からない山門の扁額。

大善寺
仁王像がありました。
これはカッコイイ。


大善寺
吽形の仁王像。
もう、仁王像に彩色なんてしなくていいと思うの。


大善寺
大善寺
山門の木鼻には唐獅子の彫刻もあります。

大善寺
山門から続く石段。

大善寺
とても登り易い階段でした。

大善寺
正面が本堂。国宝です。

大善寺
秘仏・薬師如来像が本堂の厨子内に安置されれているそうです。
秘仏なので見ることはできません。
葡萄を持つ薬師如来像だそうです。
その背後には、木造十二神将立像(重要文化財)と
木造日光・月光菩薩立像(重要文化財)が安置されています。
(堂内は撮影禁止)


大善寺
本堂の屋根に越屋根が見えますね。

大善寺
って、越屋根じゃなかった。
家紋が付いていますが、良く見えません。

大善寺
桜の木があるので、春に訪れるのも良いかもしれません。

大善寺
薬師堂とも呼ばれる本堂は、県内で最も古い建物だそうです。

大善寺
端正な造形の本堂。
ワタクシもこういうのが美しいと感じる歳になりました。


大善寺

大善寺
[釣鐘]

大善寺
[行者堂]
藤切り祭の開催場所はこちらみたいです。


大善寺
芭蕉の句碑もありました。
本当に芭蕉って、何処にでも句碑があるよなぁ。


大善寺
生育に失敗したアボカドの断面図みたいな石がありました。

大善寺

大善寺
[楽堂]

大善寺
藤切り祭の時には警備本部が置かれる場所になります。
涼しい風が入り、一休みするには丁度いい場所です。


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眼下に甲州の街が広がります。

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しかし、堂内ではなく表には展望台がありました。
こちらも風が涼しいです。
(日差しはジリジリするけれど)

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山の稜線に沿って湧き上がる雲。
天気は下り坂になるのでしょうか。



暑さでへろへろになって参りました。

石段を下り、庫裏へと移動します。

大善寺
こちらでワインを頂きます。
(無料で冷たい麦茶も頂けます)


大善寺
池泉鑑賞式庭園がありました。

大善寺
小さな滝もあります。

大善寺
ワインは白か赤かを選べます。
これはベリーAで作ったワインなんですって。


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机の上には巨峰の盆栽が飾られていました。


境内でワインが飲めるお寺は全国でも稀なんじゃないかな。

なかなか面白いなと思いました。

大善寺
頂いた御朱印は二種。


この後、勝沼ぶどう郷駅に徒歩で向かったのですが、

たぶん2kmはあると思う。

日陰のない葡萄畑の坂道をダラダラと上っていたら、一台の車が停車しました。

お客さんを駅まで送るついでだから、乗って行かないか?という声掛けを頂き、

車でなら3分も掛らない坂道を運んでいただきました。

以前から思っていましたが、山梨の人って本当に親切です。

車が駅に着き、Ennaさんの気付きにより電車が到着する時刻ピッタリで、

長らく待つこともなく、帰路に着くことが出来ました。

これも御利益かもしれんね。


大善寺
【大善寺(だいぜんじ)】

山梨県甲州市勝沼町勝沼3559
山号:柏尾山
宗派:真言宗智山派
本尊:薬師如来
創建年:伝・養老2年(718年)
開山:伝・行基
札所等:甲斐百八霊場18番



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静岡県御殿場市『東口本宮冨士浅間神社』の狛犬が独特で面白い。

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御殿場市にある東口本宮冨士浅間神社にお参りしました。


須走浅間神社という別名があり、バス停などもこちらの名称になっています。


実は、旧岸邸からここまで移動するバスが一時間に一本しかなく、


とらや工房で再度時間を消費して待ったもんで、


当初の予定より到着時間が遅くなりました。


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旧岸邸前にある河口湖や富士山駅行き(御殿場駅経由)のバス停。
一時間に一本バスが来る時間帯があります。



お祭りがあったため、須走浅間神社前のバス停では停まらず、


陸自の富士駐屯地脇辺りに臨時停車。


密かに、無駄にテンション上がっていたワタクシでございました。


バスを降りてから100mほど移動し、神社の境内へ足を踏み入れ、


鳥居を手前にある社務所で先に御朱印を頂きました。


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[楼門]

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楼門脇にある狛犬。

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獅子の子落とし、の図でしょうか。

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阿行の狛犬(親)。

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親狛犬の下に居る子。
顔が阿行か確認し忘れました。

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向かって左側の吽形。

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東京の富士講からの寄進のようです。

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楼門の扁額。

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宝永噴火で被害にあったんですね。

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楼門の奥に拝殿が見えます。

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小ぢんまりとした境内。

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[拝殿]

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拝殿脇にある富士登山記念名簿。
表紙に落書きがあるのが、なんだかなぁ。


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須走と書いて、すばしり、と読みます。

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曇天で富士山は全く見えず。

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陸自の富士駐屯地。

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ヘリも旋回してました。これまたテンションが上がるワタクシ。



なかなか、ここまでは来られなと思うので、御朱印は良い記念になりました。


北口に続いて、浅間神社の御朱印は2つめ。


いろんな浅間神社を参拝したい気分になりました。


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[社務所]待っていると直ぐに書いて頂けます。

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御朱印帳が恰好良くて買おうか迷いました。

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[御朱印]




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【東口本宮冨士浅間神社】
(ひがしぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)
静岡県駿東郡小山町須走126
主祭神:木花咲耶姫命、大己貴命、彦火火出見命



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山梨県南巨摩郡『身延山久遠寺』に青春18きっぷを使って行って来た。【その壱】

身延山久遠寺


『身延山久遠寺』に青春18きっぷを使って行って参りました。

この夏初めての青春18きっぷ利用は、千葉県民Tと共にスタート。

この場所を選んだのは千葉県民Tでした。

ワタクシは昨年達成できなかった

“身延線に乗ること”

を目的としておりましたもんで、

ある種、意見が合致した結果の選択とも申せましょう。

細かく経路を計画し、出発は4時20分と相成りました。

流石に早朝過ぎて汗だくになることも無く移動。

東京発、富士駅経由で身延線に乗り継ぎました。

早いので、座ってウトウトしつつ身延駅に到着。

駅からはバスに乗り換えて身延山を目指します。

この町営バスでSuicaやPASMOが使えるのには驚きました。

観光客が多いからなんでしょうね。

って、この日は空いていたけれど。

身延山の門前町からは、ちょっとズルして乗り合いバスを利用。

現金で210円を支払って、境内までワープ致しました。

後で知ったのですが、健脚でない方は、この乗り合いバスを利用すべき。

山門からは「菩提梯」と呼ばれる全287段の石段があるのです。

まあ、その話は後ほどするとして、境内にあっという間に到着した我々は、

汗をかくこともなく、甘露門から総受付の報恩閣に向かいました。

身延山久遠寺
本堂ほかさまざまなお堂が並ぶ広い境内。

身延山久遠寺
[客殿]

身延山久遠寺
かなり立派な彫刻群にて飾られています。
カメラが冷えすぎて常温になるまで写真が撮れず。


身延山久遠寺
[仏殿]
早朝だったためか、堂内からお経を唱えているのが聞こえました。


身延山久遠寺

身延山久遠寺
身延山久遠寺
身延山久遠寺
身延山久遠寺
身延山久遠寺
この仏殿の彫刻も良かったのですが、カメラのレンズが曇って撮れず。

身延山久遠寺
観光客の居ない(ワープした人が居ないともいう)境内。

身延山久遠寺
[御真骨堂拝殿]
日蓮上人の「御真骨」を安置しているお堂の前に建っています。


身延山久遠寺
こちらも彫刻で彩られています。
鶴と亀ですな。


身延山久遠寺
[開基堂]

身延山久遠寺
総受付と大きく書かれた案内柱がありました。
右手に報恩閣があります。


身延山久遠寺
報恩閣で、御首題ではなく御朱印の方を頂きました。

御朱印
他の宗派の御朱印が混ざった御朱印帳では
「南無妙法蓮華経」の御首題は頂けないようです。
ちなみにワタクシは御朱印帳が最後の一枚を残す状態だったもので
新しい御首題帳を調達せず、御朱印のみを頂きました。


身延山久遠寺
[祖師堂]明治14年、江戸にあった寺院のお堂を移築・再建。

身延山久遠寺
御堂手前のお線香を立てる場所には天井に龍の彫刻が施されています。

身延山久遠寺
改めて祖師堂。

身延山久遠寺
祖師堂を飾る彫刻は彩色が施されていて華やか。

身延山久遠寺
鳳凰と龍。

身延山久遠寺
手挟み(たばさみ)も華やかです。

身延山久遠寺
これは象かな。

身延山久遠寺
象と唐獅子。

身延山久遠寺
向拝に飾られているこの白いものは何だろう?

身延山久遠寺
祖師堂から本堂へは回廊で繋がっています。

身延山久遠寺
あらゆる場所がバリアフリー化されています。

身延山久遠寺
山の上にも御堂がありますね。

身延山久遠寺
[本堂]
1985年、日蓮上人700遠忌の主要記念事業として再建。
黒い外観が渋いです。
第27回BCS賞受賞作品(1986年)
設計:竹中工務店


身延山久遠寺
眩しくて文字が読めない・・・

身延山久遠寺
本堂の扁額。

身延山久遠寺
大鐘と水屋。
水屋の右手に「菩提梯」と呼ばれる全287段の石段があります。


身延山久遠寺
2009年に再建された五重塔。
大成建設施工。


お参りが終わったので、ロープウェイで奥の院に向かいます。

その弐】につづく。


身延山久遠寺
【久遠寺】

山梨県南巨摩郡身延町身延3567
山号:身延山
宗派:日蓮宗
創建年:1281年(弘安4年)
開山:日蓮
札所等:日蓮上人霊跡、日蓮宗57本山、甲斐百八霊場108番



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富山県高岡市『瑞龍寺(ずいりゅうじ)』で“一つやいと”なるものを体験してきた。

瑞龍寺



大雨の中、瑞龍寺に行って参りました。


流石に空いているかと思ったのですが、結構な人でございました。


なんでこんなに人がいっぱいなのだ?


と疑問に思っていたら、


回廊で会話をした方に


「一つやいとを是非、体験した方が良いですよ」


と強く勧められました。


修行の疲れを癒すために、約250年前から続いているやいと(お灸)。
毎年、無病息災を祈願して多くの人が訪れます。その昔、瑞龍寺の雲水らが修行に臨むにあたり、お灸をすえていた事が始まりとされ(把針灸治)、それが広まり、「一つやいと」という行事になりました。やいとはもともと、座禅や行脚で疲れた僧侶を対象にしてきましたが、明治時代の初めごろから農家の人たちや、参拝者にも施すようになったといわれています。



このイベントで混んでいたってこともあり得そうです。


瑞龍寺
現在、山門が修繕中です。

瑞龍寺
瑞龍寺の山号。

瑞龍寺
雨脚が強くなって参りました。
かなり土砂降りだったので・・・

瑞龍寺
外を通らずに・・・

瑞龍寺
回廊を進んで法堂に向かいました。

瑞龍寺
法堂内はご高齢の方々で賑わっていました。

瑞龍寺
その端に、「一つやいと」をする場所があります。

瑞龍寺
お灸をすえてはいけない人も居るらしい。

image
一か所だけかと思いきや、
「両膝を出して座って下さい」と言われ、両膝にお灸をすえられました。
ツボらしいです。
ものごっつい痛熱い。線香の比ではない気がする。
「本日はお風呂には入らないでくださいね」と言われ、
ちょっと悩んでいると、
患部を保護してササッとシャワーを浴びるぐらいなら・・・
と妥協して貰えました。


瑞龍寺
ワタクシが体験したのは「一つやいと」でしたが、
もう一種類あったみたいです。


瑞龍寺
こちらは三倍の価格。
何がどう違うんだろう?



この「一つやいと」は、毎年6月1日と7月1日に行われるそうです。


とてもタイミングが良かったんですね。


回廊で出会った方に勧めて頂いて良かったです。


ちなみに、このツボで膝の痛みが緩和されるのだとか。


もともと痛みが無かったので、効果のほどは分かりませんが、


良い体験ができました。


あまりの熱さと痛さに、


手を合わせて無病息災を祈る余裕はありませんでしたけど。


さて、前回見ていなかった石廟を見てきました。


って、土砂降りだったので近くでは見ていませんが。


瑞龍寺
[法堂]
国宝です。


瑞龍寺
法堂脇にある石廟へ。

瑞龍寺
回廊にある出入り口から入ります。

瑞龍寺
[石廟]
富山県指定史跡


瑞龍寺
[前田利長公石廟]

瑞龍寺
廟は右側から、
前田利長(高岡開祖)、
前田利家(加賀藩祖・利長公の父)、
織田信長(利長公の夫人:玉泉院の父)、
織田信長側室、
織田信忠(信長公の嫡男)
の五基あります。


瑞龍寺

瑞龍寺
御朱印も頂きました。



あいにくの雨でしたが、行って良かったと思える体験でした。



瑞龍寺
【瑞龍寺(ずいりゅうじ)】

富山県高岡市関本町35
宗旨:曹洞宗
本尊:釈迦如来
創建年:慶長19年(1614年)
開基:前田利常
国宝指定:仏殿、法堂、山門の3棟
拝観時間 9:00~16:30
拝観料:500円


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富山県南砺市城端『城端別院善徳寺』は南砺市の文化財に指定されている真宗大谷派のお寺です。【写真多用】

善徳寺
[城端別院善徳寺]



善德寺というのは寺号を持つ城端別院は、真宗大谷派の寺院です。


越中一向一揆の中心として瑞泉寺勝興寺と共に拠点の一つであったようです。


ああ、また一向一揆の話だ・・・と、苦手意識が克服できておらず、


ってか、また勉強しきれていないワタクシでございます。


石川県と富山県を知ろうと思えば避けては通れない歴史ですもんね。


織田信長の視点でも良く分かっていない部分なので、


多面的に、ちょっとずつ知って行こうと思っています。


善徳寺
[山門]
文化12年(1815年)に再建。
県指定文化財


善徳寺
山号は「廓龍山」。

善徳寺
山門の天井を見上げると龍の彫刻と折り上げ格天井が見られます。

善徳寺
一瞬の印象が曼荼羅みたいだ・・・

善徳寺
右側はカエルなのかしら?

善徳寺

花狭間窓。


善徳寺
桟唐戸。


善徳寺
境内から見た山門。
修繕が終了し、補強の白木が見えます。


善徳寺
山門脇の巨樹。

善徳寺
側面に懸魚が見えます。

善徳寺
真宗大谷派の紋と云えば抱牡丹ですが・・・


善徳寺
[本堂]
約250年間一度も焼失することなく現存している。
県指定文化財


善徳寺
平成の大修理と呼ばれる
大規模な保存修理・震災対策事業が終了した姿です。


善徳寺
屋根は本来の姿に近いこけら形の銅板に葺き替えてあります。

善徳寺
小雨なれど、屋根からの雨水が勢いよく水面を打っていました。

善徳寺
本堂の蟇股(かえるまた)

善徳寺
本堂正面の木鼻。象なのか白澤なのか・・・って、象か。

善徳寺
見上げてみる。

善徳寺
反対側も同じ・・・耳がちょっと違う気がする。

善徳寺
本堂脇から山門を望む。

善徳寺
お言葉に甘えてお参りさせて頂きます。

善徳寺
この日はこういう日だったようです。

善徳寺
金箔が貼り直されている本堂内。

善徳寺
畳の下は幅の広い板張りです。

善徳寺
本堂の外側。
これは耐震補強なのかしら?


善徳寺
龍の耳ってこうだっけ?と気になった木鼻。
まあ、龍自体が想像上の生き物ですけど。


善徳寺
この先に講堂があるようです。

善徳寺
[鐘楼堂]
天明元年(1781年)に上棟。
県指定文化財


善徳寺
挿肘木の造形が美しいです。

善徳寺
懸魚の下に龍の彫刻が見えます。

善徳寺
木鼻の彫刻は獅子か白澤か・・・

善徳寺
マーブル模様が美しい石の土台。
これは何処産の石かしら?


善徳寺
[経堂]

善徳寺

善徳寺
敷地内端にある建物。
重厚な造りで興味深いです。
ってか、カッコイイ。


善徳寺
[蓮如上人銅像]

善徳寺
その前の狛犬らしき獅子。
ものごっついイイ表情です。


善徳寺
目にはガラス?が填め込まれていました。

善徳寺
その隣にある立派な樹。
御神木と言われても納得の立派さです。



同院では事前申込で9時~17時の間に拝観案内を受け付けているそうです。


 拝観案内料は一人400円。


係の案内で別院各部屋を見学できるのだとか。


次回は必ず申し込みたいと思います。


善徳寺
式台門は修繕中でした。

善徳寺
角が太鼓堂。
太鼓堂は城端城の遺構であるとの言い伝えが在るそうです。


善徳寺
立派な社務所。

善徳寺
こちらもずーっと社務所です。

善徳寺
本堂の隣に宝物館内に対外的な社務所があります。

善徳寺
入口に貼ってある紙を見て安心する母とワタクシ。

善徳寺
御朱印を頂くためにまっている間、
応接セットでお茶を頂いておりました。
今までいろいろなところに行きましたが、初めてでした。



【城端別院善徳寺】
富山県南砺市城端405
http://www.zentokuji.jp/


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京都府・大山崎『離宮八幡宮』で御朱印を頂く。

離宮八幡宮



石清水八幡宮の元社にあたる『離宮八幡宮』。


嵯峨天皇の離宮「河陽離宮(かやりきゅう)」跡にあったので、


離宮八幡宮という社名になったそうです。


またここは日本における製油発祥の地とされていて、


社務所には荏胡麻(えごま)油がお守りの横に置いてありました。


離宮八幡宮
油の製造と販売の中心「油座」として栄えていたそうです。
昔は敷地も広かったそうな。


離宮八幡宮

離宮八幡宮
[油祖像]
神人(じにん)の像:寺社の雑役、力仕事をする人のこと


離宮八幡宮
[全国油脂販売店標識]



ここでは本殿、拝殿、中門、透塀、手水所、高天宮神社が


国登録有形文化財に指定されています。


時間が無いので諸々見学を端折りました。


しかし、記念に御朱印だけはちゃっかり頂いておきました。


離宮八幡宮
一文字一文字、ものごっつい丁寧に書いていただきました。

離宮八幡宮
[御神油]
ダイエット祈願の文字を見て、文字通り「神頼み」することにしました。




【離宮八幡宮】
京都府乙訓郡大山崎町大山崎西谷21-1
主祭神:応神天皇、神功皇后、酒解大神、比売三神
創建:859年(貞観元年)



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埼玉県熊谷市『妻沼聖天山(めぬましょうでんざん) 』に再々訪して御朱印を頂く。

妻沼聖天山




前回『妻沼聖天山』に参拝したのが4月末でございましたが、



母にどうしても紹介したくて、本日二人で行って参りました。



今回は一年ぶりに本殿を見学いたしましたが、



ボランティアガイドがこの建物を建てた棟梁・林氏の子孫の方で、



前回とは違った視点での見学となりました。



ガイドの方によって、見せる場所が異なるのは面白いですね。



妻沼聖天山
彫刻した職人よりも、彩色する絵師の名前の方が後世に残るものらしい。

妻沼聖天山
明らかにある境目。
彫刻で飾られている左側が奥殿になります。
布石には輝石安山岩が使われています。


妻沼聖天山

妻沼聖天山
張り合わせた彫刻ではなく、全て一枚の木から彫られているそうです。


妻沼聖天山
これは「風鐸(ふうたく)」というもので、
カランカランという音が鳴り、
邪気除けの意味でつけられているそうです。


妻沼聖天山

妻沼聖天山
鷹に助けられる猿の彫刻「鷲と猿」。
伝説的彫刻職人・左甚五郎作とする伝承があります。


妻沼聖天山
反対面の彫刻。

妻沼聖天山
口を開けた南側の鳳凰の彫刻。

妻沼聖天山
反対面の鳳凰の彫刻は口を閉じています。

妻沼聖天山
鹿の脇にある花は「バラ」なのだそうです。

妻沼聖天山
白い象の右側にある、わざと塗り残してある箇所。

妻沼聖天山
白いのは象。下の赤いのは獏・・・らしい。

妻沼聖天山

妻沼聖天山
今まで獅子だと思っていたこの彫刻は、白澤(はくたく)なのだそうです。
まじかーっ。沢山あるはずの目が見あたらないから分からなかったよー。


妻沼聖天山
平和なので七福神が碁に興じているという描写の三枚の彫刻。
それぞれの商売道具が放置されています。


妻沼聖天山
前回はスルーしていた碁盤。
これは書物にあった伝説(?)の対局で打たれたものみたいです。
布袋さんが追い詰められているらしい。


妻沼聖天山
細かく描かれた模様がスゴイ。

妻沼聖天山
猿の彫刻については前回記事へ。

妻沼聖天山
北側(?)の彫刻群。拝殿に向かって右側の側面。
こちらは反対側より若い職人が担当するものなのだとか。


妻沼聖天山
井戸も覗いてみました。




獅子だと思っていたものが白澤(はくたく)だったということが、



この日一番の衝撃的事実でした。



勉強になりましたわ。



妻沼聖天山
貴惣門の二天像がバージョンアップしていました。
(前回の記事


妻沼聖天山
照明でライトアップされています。
うーむ、必要なんだろうか?


妻沼聖天山
前回見逃した「中門」の懸魚。

妻沼聖天山
屋根の連なりが面白い。

妻沼聖天山
拝殿の彫刻。(望遠で撮影)

妻沼聖天山
よくパンフレットに掲載されている角度から撮影してみた。

妻沼聖天山
見学時には番傘を貸してくれます。
これは、ありがたい。


妻沼聖天山
これからの季節、ここに「ニホンミツバチ」が飛び交うようになるそうです。




今回で三度目ですが、まだまだ新しい発見があるものですね。



飽きないわぁ。



妻沼聖天山
母と来た記念に、今回も御朱印を頂きました。

妻沼聖天山
偶然、前回のものと見開きで並びました。
字の違いが分かりますね。「喜」の字も違うし。




次に来る時に、どんな発見があるのが楽しみです。



image
今回も、名物の聖天寿司を購入しました。



妻沼聖天山
【妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)】

埼玉県熊谷市妻沼1627
山号:聖天山
熊谷駅から朝日バス利用
【6番】太田駅・西小泉駅・妻沼聖天前線で「妻沼聖天前」停留所下車
片道460円 Suica利用可



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栃木県足利市『織姫神社』の長い階段をのぼって辿り着いたら社殿は現在改修中でした。

織姫神社


2014年(平成26年)に恋人の聖地に選定されたらしい織姫神社は、

森高千里さんの歌でも有名ですが、足利織物の守り神でもあります。

それらに魅了されたというわけではありませんが、

文化財に指定されている建物見たさに、階段を登って参拝してまいりました。

織姫神社
神社仏閣に行くようになって、階段を昇降する機会が増えました。

織姫神社
八重桜も見頃を過ぎていますが、彩りとしてはアリな感じです。

織姫神社
こんなところにイノシシか出るのかー。

織姫神社
またまた鳥居を潜って先に進みます。

織姫神社
花が多いため、蜂がぶんぶん飛びまくっています。
白い服を着て来れば良かったと思いました。


織姫神社
平等院鳳凰堂をモデルに
1937年(昭和12年)に建てられた社殿は現在改修中でした。
登録有形文化財


織姫神社

織姫神社
あしかがフラワーパークまで行かずとも、
藤の花の開花状況がここでわかるやん
・・・とか思ってみたり。


織姫神社
織姫神社
織姫神社
まだ蕾が多いですね。
ってか、蜂の羽音がスゴイ。


織姫神社
織姫神社から眺めた足利市街地。

image
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image
八重桜もぼちぼち見頃が終わりですね。

織姫神社
日本夜景遺産にも認定されているそうです。

足利市
見晴らしが良すぎて、夏場の境内は紫外線から逃げ場無さそう・・・。

image
image
つつじも満開でした。


こんなに良い気候なのに、思いのほか人が居ないです。

もっと恋人たちだらけなのかと思っていました。

観光シーズンはいったいいつなんだろう?

織姫神社
[社務所]
登録有形文化財


織姫神社
いろいろと貼られている紙を読んでいたのですが、
オリジナル御朱印帳のブルーは人気のため入荷待ちらしいです。


織姫神社
こちらが頂いた御朱印。


結局、社殿を見ることが叶わず、かなり落胆致しました。

見てみたかったなぁ・・・。


織姫神社
【織姫神社(おりひめじんじゃ)】

栃木県足利市西宮町3889
主祭神:天御鉾命、八千々姫命
創建:宝永2年(1705年)


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栃木県足利市『鑁阿寺(ばんなじ)』で御朱印をいただく。

鑁阿寺
[鑁阿寺 本堂]
国宝


休日おでかけパスを使って、足利市に行って参りました。

2014年以来の再訪です。

前回は御朱印をいただくという知識がなかったので建物だけ見て帰ったのですが、

今回は御朱印をいただくことが叶いました。

鑁阿寺
[楼門と太鼓橋]
栃木県指定有形文化財


鑁阿寺
太鼓橋の天井は格天井になっています。

鑁阿寺
栃木県指定有形文化財の仁王門(山門)に立つ仁王像・阿形。

鑁阿寺
仁王像・吽形。
かなり立派な像なのですが、
網のブロック力が強力でよく見えないのが残念です。


鑁阿寺
境内の桜も見頃を過ぎて葉が茂り始めていました。

鑁阿寺
[多宝塔]
栃木県指定有形文化財


鑁阿寺
[大銀杏(おおいちょう)]
栃木県指定天然記念物


鑁阿寺

鑁阿寺
[本堂]
国宝
正安元年(1299年)の建立。
応永14年~永享4年(1407~1432年)大規模改造。


鑁阿寺
本堂の唐破風下に力士像がありました。
前回見逃してましたわ。


鑁阿寺
本堂に向かって左手側に今回は進みます。

鑁阿寺
[不動堂]
本尊は不動明王像(足利市指定文化財)


鑁阿寺
[経堂]
重要文化財


鑁阿寺

鑁阿寺
[西門]
栃木県指定有形文化財


鑁阿寺
前回写真に撮るのを忘れていたため、
今回はこれを撮るのが目的でもありました。


境内は学生さんたちでいっぱい。

それでも前回来た時よりは格段に空いていたので、

皆さん、あしかがフラワーパークに行っちゃっているのかもしれませんね。

ちなみに、あしかがフラワーパークの入園料は日替り。

本日の入園料は1,200円だったので、まだ藤の花も見頃ではないのかもしれません。

見頃だと1,700円になるみたいだし。

さて、御朱印をいただくのに待つ人は居らず、直ぐにいただくことができました。

鑁阿寺
本堂に向かって右側にその一角はあります。

鑁阿寺
お守りなどの種類も豊富でした。

鑁阿寺
御朱印は400円。
待っているとすぐに書いて頂けました。


鑁阿寺
朱印に「国宝」の文字がありますね。


さて、続いてここから織姫神社に向かいます。

予報は曇りでしたが、ちょっと晴れてきました。


鑁阿寺
【鑁阿寺(ばんなじ)】

栃木県足利市家富町2220
国の史跡:足利氏宅跡(鑁阿寺)
宗派:真言宗大日派
開基:足利義兼
別称:大日様


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山形県南陽市『熊野大社』の御朱印。

熊野大社
[熊野大社 拝殿]

イザナミ、イザナギ、スサノオの3神の他に、

境内には様々な神様が祀られています。

30もの神様がここには居るそうです。

八百万の神々を思い出させてくれる場所ですねぇ。

熊野大社
[幸神社(さいわいじんじゃ)]
御祭神:猿田彦神(さるたひこのかみ)


熊野大社
[右]湯殿山神杜(ゆどのさんじんじゃ)
御祭神:少彦名命(すくなひこなのみこと)

[左]月山神社(がっさんじんじゃ)
御祭神:月読命(つくよみのみこと)


熊野大社
[鐘楼(しょうろう)]
寛永3年(1626年)に寄進された貴重な大鐘。


熊野大社
[授与所(じゅよしょ)]


熊野大社
[神楽殿(かぐらでん)]

熊野大社
屋根は茅葺。
雪で劣化しちゃうんでしょうね。


熊野大社
神楽殿の脇にある看板?
無駄に豪華です。


熊野大社
[八幡神社(はちまんじんじゃ)]
御祭神:応神天皇(おうじんてんのう)戌と亥の守り神でもあります。


熊野大社
ここの彫刻も凄いんです。
扉の脇の彫刻とか。


熊野大社
もう、どこを見ればいいのか分からなくなります。

熊野大社
兎の毛通しが亀になっています。
火伏せ、でしょうね。


熊野大社
[菅原神社(すがわらじんじゃ)]
卯年の守り神でもあります。


熊野大社

熊野大社
柵が設けられていて特別感があるけれど、
屋根の劣化が気になる。

さて、かなり時間を割いて境内を見て回りましたが、

ぼちぼち御朱印帳を受け取らないと、忘れて帰ったかと思われるかもしれん。

ちなみにワタクシが居る間に御朱印帳を預けていたのはお一人だけでした。

縁結び色の強い神社ゆえカップルが多く、

御朱印を頂きたいと思うような方は、あまりここまで来ないのかしら?

熊野大社
ご祈祷や御朱印の受付ができる授与所。

熊野大社
[結(ゆわい)うさぎ 初穂料500円]

御朱印
[御朱印]

ちなみにワタクシは恋愛の縁結びには興味が無く、

人生に良い御縁があればいいなぁと思う次第。

それはそうと、気付いたのですが、

ワタクシ、熊野神社関係にお参りするのは初めてでしたわ。

だから、御祭神がイザナミ、イザナギだということに驚いたんですな。

『日本書紀』を習ったけれど、黄泉に下るところぐらいしか覚えてないわ。

あれを読んだとき、

ギリシャ神話のオルフェウスとエウリディケの話と一緒じゃんと思ったっけ。

どちらも男性が取る行動に、なんだかなぁ・・・と呆れたもんですわ。

今読んだら、違う解釈ができるのかな。

今のワタクシなら、男性側の気持ちが分かりそうな予感がして、ちょっと気になる。

山形県長井市
[大鳥居]


熊野大社
【熊野大社】

山形県南陽市宮内3476-1
主祭神:伊弉冉命(イザナミ)
日本三熊野の一つ


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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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