sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

彫刻

【その陸・完】富山県高岡市『勝興寺(しょうこうじ)』の経堂も重要文化財でして左甚五郎による龍の彫刻があるのを見逃したんです。

勝興寺
[経堂]
重要文化財
文化2年(1805年)建立




本堂に向かって左側にある経堂。



欅でできた風格のある建物です。



ワタクシは正面からしか見ていなかったのですが、



実は西側の壁面に左甚五郎が造った龍の彫刻があったそうなんです。



周囲を見ることを怠ったことを、これほど後悔するとは思ってもみませんでした。



必ず再訪して、次回は写真に納めたいと思って居ります。



勝興寺
経巻を収納する建物。
内部には手動回転式の八角輪蔵があります。


勝興寺
左甚五郎作の龍があるのは池に面した二階の壁です。

勝興寺
【クリックして拡大画像で見てみてください】
全く気付かなかった。
見逃した!


勝興寺
額が、よ、読めない。
右側から、□(←読めない)輪蔵と書いてあるような・・・。


勝興寺
えらくあっさりした造りの開き戸ですな。




本堂の隣にある塚が、ちょっと気になりました。



どこにも説明が無かったのだけれど、



これは何を(もしくは誰を)埋葬してあるんだろう?



勝興寺
何か物語がありそうなんだけどなぁ。

勝興寺
門扉にも寺紋が付いていました。

勝興寺
これは何という紋なんだろうか。
周囲が藤なので、なんとか八つ藤とか言いそうだけど。
調べてみたら、ただの「八つ藤」でした。


勝興寺
「もののふの 八十娘子らが 汲みまがふ 寺井の上の かたかごの花」大伴家持
(もののふのやそおとめらがくみまごう てらいのうえのかたかごのはな)

[意味]
大勢の若い娘たちがやって来て、
入り乱れるようにして水を汲んでいるが、
井戸の傍に咲くかたかごの花の美しいことよ


この辺りに4月になるとカタクリの花が咲くそうです。




さて、帰りに総門のあった辺りから駅方面を見ると、



雪を被った立山連峰が広がっていました。



電線などの障害物はあれども、圧巻です。



この辺りに住む人は、毎日この景色を見ているんですね。



いいなぁ。



伏木
そういえば坂道を上がって来たっけ。
ここは高台だったんですね。


立山連峰
写真などではお伝えできない絶景です。




平成32年度までの予定で、現在、本堂を除く重要文化財11棟の修理が行われています。



今なら空いているので、完了までにもう一度足を運びたいと思っています。



次は新緑の頃に再訪したいな。





勝興寺
【勝興寺(しょうこうじ)】

富山県高岡市伏木古国府
宗旨:浄土真宗
宗派:本願寺派
本尊:阿弥陀如来



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【その参】富山県高岡市『勝興寺(しょうこうじ)』の本堂も重要文化財なんです(前編)。

勝興寺
[本堂]
重要文化財
寛政7年(1795年)建立
間口39.3m、奥行き37.4m、高さ23.5mの大きな建造物で、全国の国宝・重要文化財の建造物の中でも平面積は8番目の大きさを誇る。屋根は亜鉛合板葺きである。元々は鉛葺きの屋根だったものが明治時代に瓦葺きになったが、1998年から2004年まで行われた本堂の大修復で、環境に配慮し鉛葺きに色合い、光沢が近い亜鉛合板葺きとなった。




唐門を抜けると右手に手水舎があります。



結構傷んでいるようにも見えますが、改修はしないのかな。



柄杓が無かったので、手で掬って使いました。



勝興寺
[手水舎]
瓦が落ちるのを防ぐためかネットが掛けられています。
は溜められているのですが、柄杓はありませんでした。


勝興寺
手水舎の天井部分。
組み方が面白いなぁと思って見ていたのですが、
廃材利用?


勝興寺
七不思議のひとつ「天から降った石」。
叩くと金属音がするそうですが、叩いていないので不明です。
石自体は安山岩(サヌカイト)であるという説が有力だそうです。




唐門の正面にあるのが、本堂です。



屋根から落ちる雪除けの三角ガード(←正式名称不明)も設置されております。



それを潜って本堂正面の階段から上を見上げると、圧巻の彫刻群が目に映ります。



や、やばい。めっちゃテンションが上がる。



勝興寺

勝興寺
本堂正面
柱も梁も立派で圧倒されます。
西本願寺阿弥陀堂を模して造られたそうです。
2005年修理完了。


勝興寺
御香立てのこれは鬼?かと思ったけれど、
耳があるから獅子だよね。


勝興寺
どこを写真で切り取っても絵になる建物。
床板が分厚いので安心して歩けます。
もの凄くしっかりした造りです。


勝興寺
[向拝]

勝興寺
彫刻が見事。
美しいです。


勝興寺
尾棰(おたるき)の部分が龍になっています。

勝興寺
木鼻の獅子の彫刻。
向かって左側が吽形。


勝興寺
向かって右側が阿形になっています。

勝興寺
たてがみが、お蝶夫人。もしくはオスカル・・・。



頭抜き部分に飾られている彫刻も見事です。
ってか、凄過ぎます。


勝興寺

勝興寺

勝興寺

勝興寺

勝興寺

勝興寺

勝興寺

勝興寺

勝興寺

勝興寺

勝興寺
これが一番気になった。
顔が魚・・・だよね?


勝興寺
開口部の明かり取りも凝ってます。

勝興寺
修繕で灰汁洗いをしたのかな。
木目が美しいです。


勝興寺
見よ! 階段に使われている木材の厚みを!

勝興寺
床板も厚いので、踏み抜く心配ご無用です。

勝興寺
縁の下にある亀腹。

勝興寺
二つ並んだ礎石。

勝興寺
これから改修するのだろうと思われるものが縁板に置かれていました。
これはどこにあったものだろう?




【その肆】につづく。





勝興寺
【勝興寺(しょうこうじ)】

富山県高岡市伏木古国府
宗旨:浄土真宗
宗派:本願寺派
本尊:阿弥陀如来



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【その弐】富山県高岡市『勝興寺(しょうこうじ)』の唐門も重要文化財なんです。

勝興寺
[唐門]
重要文化財
明和6年(1769年)京都で建立。
明和26年(1893年)移築。




現在、本堂以外の殆どの建物が改修中につき、



境内に入る門はこちらの唐門になります。



堀にかかる石橋を渡るのですが、圧巻の佇まいです。



もう、ここからで期待値が高まるってもんです。



勝興寺
石橋も古いものらしく、補強もしてありました。

勝興寺

勝興寺
兎の毛通しの鳳凰。
胸元の飾りは何だろう?


勝興寺
門に掲げられた額。
「雲龍山」は勝興寺の山号です。


勝興寺
何処を写真に切り取っても圧巻の彫刻群。

勝興寺
扉に色合いが無くとも、華美です。

勝興寺
龍は玉を持っています。




ちなみに、勝興寺は戦国時代に瑞泉寺と並んで越中一向一揆の中心勢力でした。



浄土真宗本願寺派といえば、一向一揆のイメージが強烈ですもんね。



寺の敷地は土塁・空濠で囲まれておりまして、



ここは越中の国府跡という伝承があるそうです。



境内は東を正面とし、総門、唐門を入った敷地南寄りに大規模な本堂が建ち、北寄りには大広間、書院、台所など寺僧の居住・接客用の建物群が軒を列ねる。近世建立の堂舎群がまとまって残り、近世寺院の景観を残す点に価値が認められる。



勝興寺




この唐門を観ているだけでも時間がさくさく進んでしまいます。



スゴイな、唐門。



歴史の授業で一向一揆のくだりは特に苦手だったワタクシ。



そのあたりをきちんと勉強しなおせば、



この境内の建物群も違った見方ができるのかもなぁと、ぼんやり思いました。



勝興寺
本堂側から唐門を望む。

勝興寺
檜皮葺の屋根が優美です。
こうやって見ていると、ぞりぞりとさかさまに撫ぜたくなりますね。
近くで見ると大きな板なんだろうけれど。




時間が無いので、本道に向かいます。



【その参】につづく。





勝興寺
【勝興寺(しょうこうじ)】

富山県高岡市伏木古国府
宗旨:浄土真宗
宗派:本願寺派
本尊:阿弥陀如来



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【写真多用】埼玉県熊谷市『妻沼聖天山(めぬましょうでんざん) 』の超絶技巧の彫刻の数々を観れば国宝であることも納得できますな。(行かないなんて勿体無い)

妻沼聖天山

妻沼聖天山歓喜院本殿「聖天堂」は“埼玉日光”と称される絢爛豪華な装飾建築で、

現在、国宝に指定されています。

日光東照宮を彷彿とさせる本殿は、250年間で生じた傷みや、剥落した彩色を

建立当時のように美しく蘇よみがえらせるため、

平成15年10月から約7年の歳月をかけて「平成の大修理」が行われました。

保存修理完了後、平成23年6月1日から一般公開されています。

また、日浅草の待乳山聖天、奈良県の生駒聖天とともに

日本三大聖天の一つに数えられる名刹で、特に縁結びの霊験あらたかなんだとか。

伝説の彫刻職人・左甚五郎の作という作品もあるそうな。

日光の、あの「眠り猫」で有名な職人です。

ちなみに今回、ワタクシはそれを知らず、ゆえに探さず、

写真はございません。

猫の彫刻を見付けたら、

それが左甚五郎の作だと伝承されているものらしいです。

真偽のほどは定かではありませんが。

妻沼聖天山
ここは25年ほどの歳月をかけて造られているそうです。
そして平成の大修理は7年(総工費は約11億5900万円)掛かりました。
日光東照宮はあの規模で1年5ケ月で完成。
こうして比較してみると徳川幕府ってお金持ってたんですねぇ。


妻沼聖天山
左甚五郎の作と伝えられる鷲と猿。
鷲に咥えられた猿が彫られていますが、食べられているわけではなく、
川でおぼれているところを助けて貰っているそうです。


妻沼聖天山
途中で、どこをどう写真に撮ればいいのか判断できなくなってきます。

妻沼聖天山
懸魚の中央の六葉も凝りに凝っていますねぇ。
金箔が眩しくて見えませんが、蓮の花ですかね?


妻沼聖天山
蟇股の部分にも細かい彫刻がされており、
平成の大修理では彩色が大変だっただろうと推察されます。


妻沼聖天山
国宝じゃなくても、文化財を傷めないでください。

妻沼聖天山
居た絵も2枚程ありました。
獅子の視線の先が気になります。


妻沼聖天山
ちなみにここにある彫刻は、同じものが一つもないそうです。
似ていてもどこか違うのだそうな。


妻沼聖天山
鶴と亀。

妻沼聖天山

妻沼聖天山

妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
南側にある獏(だっけ?)に注目。

妻沼聖天山
獏の右側の小斗に注目。

妻沼聖天山
彩色されていない箇所があるんです。
これは「建物は完成してしまうと崩れるのみ」と云われるため、
未完成であることで長く保つようにという願掛けのようなものみたいです。


妻沼聖天山
龍がキンキラキンで眩い限りです。

妻沼聖天山
獅子の口も、開いていたリ、閉じていたリと様々です。

妻沼聖天山
[鳳凰(南側)]
小沢常信(おざわつねのぶ)作


妻沼聖天山
唐破風の下の彫刻の・・・

妻沼聖天山
子供たちのポーズがカワイイ。
特に左端。


妻沼聖天山
こんな兎の毛通しがあったりもします。

妻沼聖天山
唐破風の下に彫られているのは「三聖吸酸」。

妻沼聖天山
孔子、釈迦、老子が酢をなめて、その酸っぱさを共感している様子を表しており、
「三聖吸酸(さんせいきゅうさん)」という中国の故事に由来した彫刻です。
儒教、仏教、道教など、宗教や思想が異なっているとしても、
酢が酸っぱいという事実は皆同じであり、真理は一つであるという
「三教一致」を意味しています。


妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
以上が蟇股に施された鳥たち。

妻沼聖天山
可愛く走る雷神さんもいます。

妻沼聖天山
中殿部分の彫刻は若干控えめ。
それでも“若干”程度です。


妻沼聖天山
鳳凰の頭がニュッと出ていたりもします。

妻沼聖天山
中央が、碁を打つ布袋と恵比寿。平和で暇であるということを表しているそうです。

妻沼聖天山
だって神様が杯持ってお酒飲んでるし。

妻沼聖天山
酒の瓶も置いてあるし。

妻沼聖天山

妻沼聖天山
本殿の北側。

妻沼聖天山
この彫刻があったのは西側だった気もする。

妻沼聖天山
[闘鶏]

妻沼聖天山
子供の服が豪華だ。

妻沼聖天山
花一匁的な遊び。

妻沼聖天山
木は梅です。

妻沼聖天山
竹馬遊び。

妻沼聖天山
柱の模様は日光東照宮のそれと同じらしいです。

妻沼聖天山
文字はここだけにありました。

妻沼聖天山
懸魚の鰭の部分。

妻沼聖天山
霊獣・犀(サイ)。

妻沼聖天山
犀は火を防ぐ水の霊獣で、火伏せの意味が込められているようです。


境内には、松が一本も植えられておらず、況して彫刻でも表されてはいないそうな。

理由は、「待つ」と同じ音なので、願いが叶い難く、縁起があまり良くないのだとか。

ゆえにこの地域の門松には梅と竹は入っていても、松は入っていないらしいです。

縁起をかつぐのも大変ですねぇ。

それはそうと、ワタクシの周囲の埼玉県民は一人も

県が誇るべき「国宝」を知りませんでした。

況して、国宝がある場所が熊谷市ってことに驚いていました。

“何もないと思っていた”そうです。

埼玉県民の皆さん、あなた方の県には全国に誇るべき国宝があるんですよー。

と、とりあえずワタクシの周囲の埼玉県民たちには布教しておきました。

出来れば、行ってみてね。

妻沼聖天山
途中の「坂田医院旧診療所」も国登録の文化財です。



妻沼聖天山
【妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)】

埼玉県熊谷市妻沼1627
山号:聖天山
●●●
熊谷駅から朝日バス利用
 太田駅・西小泉駅・妻沼聖天前線で「妻沼聖天前」停留所下車
片道460円 Suica利用可

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【写真多用】埼玉県熊谷市『妻沼聖天山(めぬましょうでんざん) 本殿』の猿がなんだかとてもユーモラス。

妻沼聖天山
華やか~




埼玉県には国宝美術品が3件ありますが、



建造物は2012年に指定された『妻沼聖天山(歓喜院聖天堂)』が1件のみ。



どこがどう“国宝”なのかを知るべく、熊谷市に向かったワタクシですが、



稲荷寿司や貴惣門に気を時間を取られているうちに、



妻沼聖天山内の“国宝”がどれだったのかを確認することを怠っておりました。



よくよく考えれば、拝観料を支払うとどこかで見た気がする。



うーむ、拝殿の中に靴を脱いで入って観るのかな?



などと考えていた時に、国宝への入口を発見致しました。



妻沼聖天山
拝観料ではなく、入場券というのですね。
一人700円になります。
内部にお手洗いは無いので、中に入る前に済ませておいた方が良いです。
めっちゃ時間が掛かりますから。




ガイドさんが付く時間があるようで、ワタクシが入った時は既に説明が始まっておりました。



ゆえに途中からプチツアーに参加したのですが、ガイドさんの知識量に脱帽。



これは是非、ガイドさんの説明を聞きつつ見学することをおススメしたいです。



話の流れが分からなかったので、先ずは個人的に興味のあるものを観ていたら、



十数匹の猿が目に留まりました。



これも日光東照宮みたいですよね。



あ、そうそう。ここには左甚五郎の作品があるらしいのです。



そしてこの外観から「埼玉日光」とも呼ばれているそうです。



のちのち、その説明を致しますが、先ずは猿の写真を羅列します。



妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
この子の左前足が欠けているように見えるのは気のせいかな?

妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山




猿は「魔が去る」といって縁起のよい生き物らしく、



ここには18匹の猿が彫られているそうです。



猿だらけですね。



今年の干支なので、真っ先にアップしてみました。



まだまだ続く。(でもupに時間はかかる)





妻沼聖天山
【妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)】

埼玉県熊谷市妻沼1627
山号:聖天山
●●●
熊谷駅から朝日バス利用
 太田駅・西小泉駅・妻沼聖天前線で「妻沼聖天前」停留所下車
片道460円 Suica利用可



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【写真多用】埼玉県熊谷市『妻沼聖天山(めぬましょうでんざん) 拝殿』とその周辺。

妻沼聖天山
[妻沼聖天山拝殿]




寺伝では治承3年(1179年)に、長井庄(熊谷市妻沼)を本拠とした武将齋藤別当実盛が、守り本尊の大聖歓喜天(聖天)を祀る聖天宮を建立し、長井庄の総鎮守としたのが始まりとされている。中世には忍(おし)城主の庇護を受け、近世初頭には徳川家康によって再興された。




国宝を観る前に、まだまだ観るものはあります。



先ずは参拝せねば。



お寺さんなので、見学させて頂くことについて挨拶させて頂くに留めて、



その後、境内の見学を開始いたしました。



妻沼聖天山
兎の毛通しも周囲がカラフルだと目立たなくなるもんなんですね。

妻沼聖天山

妻沼聖天山

妻沼聖天山
妻沼聖天山

妻沼聖天山
妻沼聖天山

妻沼聖天山
龍に鰭がありますね。

妻沼聖天山
龍に羽がありますね。

妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
どこに焦点を合わせるべきか迷い始めて来ました。

妻沼聖天山
鳳凰の姿もありました。

妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
昼近くになると、境内に人の姿が溢れてきました。

妻沼聖天山
ちょっと前に戻って、仁王門の手前に水屋があります。

妻沼聖天山
妻沼聖天山

妻沼聖天山
百度石って、時代劇でしか回しているのを見たことが無いわ。
今もお百度を踏む人が居るのかな?


妻沼聖天山
石舞台が拝殿正面にありました。

妻沼聖天山
案内板は別のところにあった。

妻沼聖天山
ちょっと気になった建物。
仁王門を潜ったら左手側にありました。
これはいったい何だろう?


妻沼聖天山
滑車が見えるということは・・・

妻沼聖天山
井戸ですね。
ここで身を清めるのかな。


妻沼聖天山
周辺の彫刻も見事です。

妻沼聖天山
妻沼聖天山
妻沼聖天山
水に纏わる生き物ばかりですね。

妻沼聖天山
比較的新しい建物みたいですね。
これは護摩を焚くところかな?ちがうかな?


妻沼聖天山
相撲の土俵らしきものもありました。

妻沼聖天山
拝殿の横に続く回廊も古そうです。

妻沼聖天山
奥に見えるのが鐘撞き堂です。

妻沼聖天山
回廊の下をくぐると・・・

妻沼聖天山
ありました。夫婦の木。

妻沼聖天山
別の木が仲良く成長しているようです。

妻沼聖天山
薄暗い場所に鐘撞き堂がありました。

妻沼聖天山
妻沼聖天山
風雨で劣化しているっぽい彫刻が見えます。

妻沼聖天山
石垣はきっちりと組んでありますね。綺麗だ。

妻沼聖天山
改修の際に取り外したのかね廃材も置いてありました。

妻沼聖天山
妻沼聖天山
卒塔婆が立っていたのだけれど、これは供養塔なのかな。

妻沼聖天山
ここから先の“国宝”を観るには入館料700円が必要ですが、
これは必見だと思います。是非払ってでも観るべき。




ここから先が国宝に指定されている本殿になります。



つづく。





妻沼聖天山
【妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)】

埼玉県熊谷市妻沼1627
山号:聖天山
●●●
熊谷駅から朝日バス利用
 太田駅・西小泉駅・妻沼聖天前線で「妻沼聖天前」停留所下車
片道460円 Suica利用可



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埼玉県熊谷市『妻沼聖天山(めぬましょうでんざん) 仁王門』の仁王さんに撒かれている豆が気になる。

妻沼聖天山仁王門
ええんか? 節分の豆を仁王さんに撒いて・・・




寺院内に仏敵が入り込むことを防ぐ守護神である仁王さん。



門の両側に立つ、金剛力士(こんごうりきし)像のことです。



『妻沼聖天山』の仁王門にも立派な仁王さんが立っているのですが、



柵の隙間から足元を見たら、大量の煎り豆が落ちていました。



2月3日は節分でしたからねぇ。



でも、節分の豆って、鬼に撒くものではなかったっけ?



埼玉では仁王さんにも撒くものなのか?



と、二体の金剛力士像の足元を見て、文化の違いを感じました。



あの豆は誰が掃除するんだろう?



ってか、豆を撒いて、木像が傷まないのかな。



色々と気になります。



妻沼聖天山中門
正面が「中門」です。

妻沼聖天山

分かり易く、まっすぐ続く参道の奥が拝殿になります。

妻沼聖天山中門
実は注文も文化財になっています。
ただし、市指定。


妻沼聖天山中門

妻沼聖天山中門
中門の向かって右手に鰻屋さんがありました。
結構人が入っているようだったので今回は素通り。


妻沼聖天山仁王門
正面に見えるのが「仁王門」です。
万治元年(1658年)創立、
明治24年台風で倒壊したため、明治27年に再建されました。


妻沼聖天山仁王門
立派な仁王さんが門の両側にチラリと見えてます。

妻沼聖天山仁王門
貴惣門に比べると彫刻は少なくシンプルな造りですね。

妻沼聖天山仁王門
[阿形(あぎょう)像]

妻沼聖天山仁王門
[吽形(うんぎょう)像]
「だめ、絶対」
というキャプションを入れたくなるお顔と右手です。


妻沼聖天山仁王門
[阿形の狛犬]
仁王門の手前に狛犬が鎮座していました。
なんだかユルイ顔で癒される~


妻沼聖天山仁王門
[吽形の狛犬]
しっぽ、長っ!


狛犬
「あ」

狛犬
「うん」。




この狛犬たちは角が無いですね。



昭和時代以降に作られた物は左右ともに角が無い物が多いそうですが、



この狛犬はちょっと古そうなんだよなぁ。



いつの時代のものなんだろう?



今度、ガイドさんに質問してみようかな。





妻沼聖天山
【妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)】

埼玉県熊谷市妻沼1627
山号:聖天山
●●●
熊谷駅から朝日バス利用
 太田駅・西小泉駅・妻沼聖天前線で「妻沼聖天前」停留所下車
片道460円 Suica利用可



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【写真多用】埼玉県熊谷市『妻沼聖天山(めぬましょうでんざん) 貴惣門』は国指定重要文化財で3つの破風をもつ特異な形式の門です。

貴惣門




『妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)』には埼玉県唯一の国宝建造物があります。



正式には『歓喜院(かんぎいん)』で、高野山真言宗の仏教寺院。



本尊は、歓喜天御正体錫杖頭で重要文化財に指定されています。



もう一つの重要文化財が、貴惣門。



境内入口直ぐの門がそれです。



正面遠目では分かり難いものの、



近寄ると素晴らしい彫刻の数々で飾られています。



素晴らしいというか、凄まじいというか。



もう、どこをどう見ればいいのかワカランレベルで、



とりあえず写真を撮っておきました。



動画で撮るのがベストだったのかもしれませんが、



若干、アワアワしていたもんで思い浮かびませんでした。



貴惣門
【貴惣門】
嘉永4年竣工
安政2年(1855年)頃完成
●●●
この門は、正面よりも横から見る方が面白いです。


貴惣門

貴惣門
書の知識が無いもので、この書体の良さが語れませんが、
周囲の彫刻は素晴らしいと思えました。


貴惣門
屋根を上下二重とし、下重は前後に2つの切妻屋根を架け、
側面から見ると3つの破風をもつ特異な形式の門。←wikiより


貴惣門
蕪懸魚(かぶらげぎょ)

貴惣門

貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門

貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門

貴惣門
ここには何かが書かれていたんでしょうね。
今は全く見えませんが。


貴惣門
[持国天(じこくてん)]
東方を護る守護神として造像される場合が多く、
向かって右手前に安置されるのが原則とされます。


貴惣門
体色は赤く、右手を拳にして右腰に置き、左手に刀を持つ姿で表されることが多い。

貴惣門
足下に邪鬼を踏みつけています。

貴惣門
多聞天(毘沙門天)は修復中で不在でした。

貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門
獅子の口が赤いってことは、以前は朱に塗られていたのかもしれませんね。

貴惣門
貴惣門
貴惣門

貴惣門
貴惣門
貴惣門
貴惣門

貴惣門
奈良辺りでよく見る石の台座部分。
あの上にはこういう重厚な木造建築物が建っていたんでしょうね。
次回観る時は、もう少しリアルに妄想できそうです。


貴惣門
そして参道は手前側にある中門、仁王門へと続きます。




貴惣門
【妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)】

埼玉県熊谷市妻沼1627
山号:聖天山
●●●
熊谷駅から朝日バス利用
 太田駅・西小泉駅・妻沼聖天前線で「妻沼聖天前」停留所下車
片道460円 Suica利用可



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茨城県桜川市『椎尾山薬王院』は薬師如来を本尊とする1200年もの歴史を持つ天台宗の古刹。【写真多用】

椎尾山薬王院
[椎尾山薬王院 仁王門]
江戸時代中期頃のもの。
桜川市指定文化財。



椎尾山薬王院は最仙上人による延暦元年(782年)の開山で、


薬師如来を本尊とする天台宗の古刹です。


1200年も前にできたお寺とはどんなものだろうと思い、


「秋バス」の「薬王院」を下車して参拝して参りました。


本尊薬師如来が身心の苦痛を癒すということで病気平癒の祈願寺となっており、


しかもここは眼病に霊験あるお寺さんなんだそうです。


こりゃぁ、是非、行かねば。


椎尾山薬王院
仁王門に行く前に既に崖を登るような石段があります。
下から見上げると門の屋根しか見えない。


椎尾山薬王院

椎尾山薬王院
仁王門を守る白い龍。
「悪いことをしていると頭から喰われちゃうよ」と近くに居たオジサマ集団に声を掛けられました。
「悪いことをしたことが無い(笑)」とキッパリ言い切って通ったワタクシ。


椎尾山薬王院
言われてみれば、口を開けた龍の彫り物って初めて見たかも。

椎尾山薬王院
本殿側から見降ろした仁王門。
大工棟梁桜井瀬左衛門によるもの。
ちなみに現在、仁王像は修理のため不在です。
しかし、この拝殿側にこういう門では初めて見る木彫りの像があったんです。


椎尾山薬王院

[風神像]

椎尾山薬王院

[雷神像]

椎尾山薬王院
階段が崩れている箇所は、東日本大震災で被害に遭ったものと推察。

椎尾山薬王院
もの凄くバリアフルな石段で、一段は高さ30cmはありそうです。
高所恐怖症気味なワタクシは、心臓がバクバク、太ももがビリビリします。
途中、崩れている箇所もあり、最後は手を使って登りました。
降りるのは怖くて無理。


椎尾山薬王院
[本堂]
延宝8年

桜川市指定文化財。
本堂薬師寺如来、因陀羅大将像など指定文化財を多く納めています。


椎尾山薬王院
本堂を飾る装飾が見事です。
芸術観賞をしているような気分。


椎尾山薬王院
手挟み彫刻も見事。

椎尾山薬王院
本堂の天井には龍の画が!
素晴らし過ぎる!


椎尾山薬王院
この巨大眼鏡をくぐると眼病に御利益があるそうです。
期待を込めて2回潜りました。
入れて良かったです。

それはそうと、最近このタイプのゴザを見なくなりましたね。
夏場にちょっと欲しいかも。


椎尾山薬王院
本堂の装飾彫刻が見事で、一見の価値ありです。

椎尾山薬王院
鬼瓦と懸魚と蟇股(かえるまた)は、ワタクシのツボ三点セットです。

椎尾山薬王院
全ての形が美しくてキュンキュンとトキメキます。
このお寺さんのファンになりました。


椎尾山薬王院
修繕したと思われる懸魚部分。
風化が他と違うので、そう思いました。


椎尾山薬王院
蟇股(かえるまた)は車輪にも見えるけれど、なんだろう?

椎尾山薬王院
本堂の蟇股(かえるまた)には物語がありそうです。

椎尾山薬王院
左側は雷神ですよね。
どういう説話なんだろう?
ってか、カワイイ


椎尾山薬王院
縁の下には木材がストックされていました。
古材ですかね。


椎尾山薬王院
[鐘楼]
誰でも鳴らすことができますが、大きい音は鳴らさないようにと書かれていました。
鐘の下にはお皿があり、お賽銭が置かれています。


椎尾山薬王院
重い鐘を釣るのがこの金物一本だという事実がスゴイですね。
どうやって抜けないようにしているんだろう?


椎尾山薬王院

椎尾山薬王院
鐘の下は砂地になっています。
鳴らす音の響きに関係があるのかしら?
柔らかい音になるのかな?


椎尾山薬王院
鐘には「女人の厄除け云々の文字がありました。
ワタクシも突いてみましたが、大きな音を出さずに鳴らすのって、なかなか難しいもんですね。


椎尾山薬王院
[三重塔]
元禄17年,宝永元年(1704年)
茨城県指定文化財。
仏教の祖である釈迦の舎利(遺骨)をおさめる仏塔。


椎尾山薬王院
大工棟梁 桜井瀬左衛門安信の手によるもので、
桜井瀬左衛門安信は7年後に成田山新勝寺三重塔を完成させています。


椎尾山薬王院
「木鼻」は全て龍になっています。
・・・と思って良く見ると、象みたいなものも居ますね。


椎尾山薬王院
元は全て白く着色されていたのでしょうか。
龍の喉部分が白の縞になっていますね。


椎尾山薬王院
蟇股(かえるまた)の間に封じ込められた赤鬼。

椎尾山薬王院
もしかしたら四方に赤鬼が封じ込められているのかもしれません。

椎尾山薬王院
行に登って来た石段。やはり帰りは怖くて降りれませんでした。

椎尾山薬王院
ここから筑波山に登るのかもなぁと思って見た道。

椎尾山薬王院
[スダジイ樹叢(じゅそう)]
椎尾山薬王院境内と裏山2.6haにわたり、スダジイ(椎)が群生しています。
中には樹齢500年を超える巨木が数十本あるそうで、
それらは「スダジイ樹叢」として天然記念物に指定されています。
日本におけるスダジイ樹叢の北限にあたります。

ちなみに椎の木の左手にある社祠はお稲荷さんではないかなと思います。
三重塔を見るべく階段を上がったのですが、
そこから先に行こうと思ったら木鼻の狐らしきものが目に入ったもんで、
一礼して撤退しました。
石の台座に像が無かったので未確認ですけれども。


甜茶
お声掛け頂いて、甜茶を頂戴しました。
お釈迦様の誕生日に釈迦像にかけるものだそうで、普段は甘酒なんだそうです。
「秋バス」イベント期間につき、特別に供されています。
アレルギーに効くみたいですね。


みかん
ワタクシが新宿から来たもんで、
小さい方の「福来みかん」を持って帰りなさいとご住職に言われました。
一つ頂きましたが、大きい方は食べて帰りなさいと言われたので、
バス内で出会ったココだけの同行者と半分こさせて頂きました。



もう一度、是非是非足を運びたいお寺さんです。


ただし、標高200mの場所にあるもんで、車の力が必要。


「秋バス」などの循環バスが出る特別なシーズンに再訪しようと思っています。


めっちゃオススメです!




椎尾山薬王院
【椎尾山薬王院(しいおさん やくおういん)】

桜川市真壁町椎尾3178
JR水戸線岩瀬駅からタクシーで約15分
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群馬県桐生市『桐生天満宮』は群馬県指定重要文化財で彫刻に覆われた本殿は必見です。

桐生天満宮
【桐生天満宮】
江戸時代には徳川家の祈願所となっていたそうです。
左は石橋(渡れません)。


桐生天満宮
県の文化財に指定されてる建築物とのことで・・・。

桐生天満宮
【神道七福神 宝船神社】
手前にあるのは、なで牛。


桐生天満宮
兎の毛通しは松竹梅で、梅を咥えた鶴ですかね。

桐生天満宮
【神楽殿】
拝殿の左側にあります。


桐生天満宮
もう、どこからどう見ても素晴らしくて、
蚊の襲来を受けつつも虫除けスプレーで応戦しつつ鑑賞。


桐生天満宮
兎の毛通しは鳳凰。

桐生天満宮
鰭は梅なのかな?

桐生天満宮
桐生天満宮
彫刻の色彩はまだ色褪せていなくて華麗です。

桐生天満宮
正面の松の画も素晴らしいですね。
ここで舞っているのを観てみたいなぁ。


桐生天満宮
この図にあるように壮麗な建物は、サイドに回らないと見ることが出来ません。

桐生天満宮
左側に進んでみると、豪華な彫刻で覆われた本殿が見えました。

桐生天満宮
本殿の懸魚と六葉。
六葉は蓮かな。
懸魚は三ツ花懸魚です。


桐生天満宮
どこをどう切り取っても、凄過ぎる彫刻群。

桐生天満宮
柱には龍も見えます。

桐生天満宮
色が残っていた頃は華やかだったんだろうなぁ。

桐生天満宮
右側にまわってみました。

桐生天満宮
先のものと同じ懸魚と六葉。

桐生天満宮
この辺りの彫刻は獅子かな。

桐生天満宮
軒支輪に至るまで彫刻だらけ。

桐生天満宮
壁にはたぶん何かの説法に出てきそうな人物が居ます。

桐生天満宮
ちょっと離れてみても、凄いというか、凄まじい彫刻。

桐生天満宮
ロダンの「地獄の門」にも似た迫力がありますね。

桐生天満宮
こんな遠くからではなく、間近でゆっくりと観てみたいです。

桐生天満宮
こんな風雨にさらされる場所にあるなんて、すごく贅沢な美術品の使い方だなぁ。

桐生天満宮
蟇股と言っていいのか悩むけど、これは何を表しているんだろう?


桐生天満宮




現在の桐生市街は桐生天満宮を基点として成立しいるそうで、



天満宮鳥居前が本町一丁目となり、



ここから五丁目に向かって町が広がって行ったそうです。



と、一丁目の人が仰っていました。



またこの桐生天満宮では、関東三大骨董市の1つとされる



「桐生天満宮 古民具骨董市」が毎月第一土曜・日曜日に開催されているのだとか。



(残りの二大骨董市は知りませんが)



今度覗いてみようかな。



こそれはそうと、こんな素晴らしい文化財が



それほど大々的にパンフレットなどに紹介されていないことが不思議です。



ノコギリ屋根の建造物も素晴らしいけれど、



ここは美術品といっていい建物で、必見だと思うんだけどなぁ。



ワタクシが見たパンフレットや地図の紹介があっさりし過ぎなだけで、



他の配布物には写真付きで紹介されているのかもしれませんけど。



必見です。



(ただし、この時期、やぶ蚊の襲来に注意)



金木犀
町中至る所で金木犀の花が香っていました。




桐生天満宮
【桐生天満宮(きりゅうてんまんぐう)】
群馬県桐生市天神町1丁目2番1号
主祭神:天穂日命、菅原道真公
創建:伝・景行天皇時代(71年~130年)



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新潟県新潟市『佛興寺』には越後のミケランジェロと称される石川雲蝶の作品があります。

佛興寺



石川雲蝶(いしかわ うんちょう)は幕末期の彫物師で、


若くして江戸彫石川流の彫物師として名を挙げ、苗字帯刀を許されました。


江戸の雑司ヶ谷で生まれ、金物の町として知られた新潟の三条へ婿養子に入ります。


永林寺、西福寺開山堂(魚沼市)、秋葉神社奥の院(長岡市)、


瑞祥庵金剛力士像(湯沢町)などで雲蝶の彫刻が見られるんだとか。


昨年2014年は石川雲蝶生誕200年だったそうです。


ちなみにワタクシはこの日初めて石川雲蝶なる人物を知りました。


冊子



母のリクエストで近場で作品を見られるお寺を探したら、


佛興寺さんがヒット。


朝から電話をして拝観希望を伝えたら、午後ならOKと承諾頂きました。


拝観料は「志」。


予約をしないと、作品を多く置いてある蔵には入れません。


佛興寺
[懸魚(げぎょ)]

佛興寺
蕪懸魚と、りっぱな鰭(ひれ)には千鳥が見られます。
中央の六葉(ろくよう)は、ちょっと変わった成りですね。


佛興寺
これは瀧でしょうか?

佛興寺
雨が降っていたので、ちょっと見え難いですが、龍です。

佛興寺
これは獅子かな。

佛興寺

佛興寺



凄いなとは思いましたが、


目が悪い為、カメラのレンズを通さないと詳細が見えないワタクシ。


撮影禁止エリアを鑑賞するには、オペラグラスが必要かもなぁと思いました。


使っていいかは謎ですが。


それにしても志って、


一般的には幾ら払うものなんだろう?


“気持ち”の相場がわからない。




佛興寺
【佛興寺(ぶっこうじ)】
新潟市中央区神道寺3-1-14
025・244・4990
※拝観の際は必ず事前に問い合わせのこと

「うまさぎっしり新潟」の佛興寺関連ページ
http://www.niigata-kankou.or.jp/10sum/world/index.html


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【写真多用】富山県南砺市井波は井波彫刻に溢れた工芸品だらけの町でした。

井波
富山県南砺市井波。以前は富山県東礪波郡井波町でした。
滋賀県信楽町と姉妹都市提携しているらしい。


240年の伝統を持つ井波彫刻で有名な町、井波。

250名の職人が現在も、欄間、獅子頭、置物、看板などの彫刻を作成しています。

ずーーーっと、行きたいと思い続けていたワタクシ。

今回、初めて念願が叶いました。

実は、有楽町と富山市の観光案内で行き方を質問したのですが、

どちらも(軽めの表現で言うと)イマイチな反応で、

何の足しにもならない回答しかくれませんでした。

3月14日の新幹線開通で観光客を誘致するんじゃないの!?

と、とても心配になったワタクシです。

「旅行会社で訊いてください」

と言われた時は、一瞬絶句したがな。

まあ、いい。

結局は自力で何とか観光しようと思い直し、

バスの時間などを探した次第です。

本来、こういう場所はパック旅行で訪れるものなんでしょうな。

個人で公共交通機関利用で“わざわざ”行く人は殆ど居ないのかもしれん。

でもね、個人的には行って良かったです。

今後再訪する日がないとも限らんので、

覚書としてここにメモっておこうと思います。


【高岡駅井波エリアまでのレンタカーを使わない行き方】
  • 加越能(かえつのう)バス利用
    高岡駅前から庄川町行き(or 小牧堰堤行き)に乗車し、「井波中央」バス停下車

    【高岡駅】北口コミュニティーバスのりばで「2番乗り場」利用
    高岡駅
     ※平日と休日(土日祝)ではダイヤが異なります
     ※高岡ステーションビル1階の乗車センター奥にバスの案内所があります
     ※バスの運賃は距離で変わるため、整理券は忘れずに取りましょう
     ※バスは中央から乗車し、前方から降りるタイプ
     ※小銭のご用意をお忘れなく


    【運賃】高岡駅前→井波中央 770円/片道 ※2015.2末現在

    【乗車時間】 約50分

    【下車するバス停について】
    「井波」というバス停もありますが、そこで下車すると観光エリアまでは結構歩きます。
    坂下だと「井波中央」、坂上の瑞泉寺前までだと「瑞泉寺前」での下車が便利です。
    井波
    「瑞泉寺前」バス停よりも一つ下にあるバス停。坂の下にあるので、行きはここが便利かも。
    ※往路・復路でバス停の柄が異なります


    井波
    「井波中央」バス停から高岡駅に帰る場合はこちらのバス停になります。

    井波
    帰りはこのバス停から乗ると便利です。時刻表を必ずチェックしてください。

    【復路について】
    バスのダイヤは13時台を過ぎると、15時台までありませんのでご注意を。
    ※ダイヤ改正前は16時台まで無かった
    バス時刻表
    新幹線が出来るため、バスの経由・時刻も変わるらしい。


さて、以下はワタクシが井波で見た景色や、食べたものなどの羅列です。

前日に降雪があり、屋根には積雪も見られました。

日が出てくると雪が溶け、屋根からドサドサと落ちて来てちょっと危険。

住宅の「庇」って大切なんだなぁと実感した次第です。

井波
「井波中央」バス停で下車すると、すぐそばに観光案内所があります。
周辺地図や割引券なども置いてあって便利ですよ。


井波
やっぱり一番の見どころは瑞泉寺。
個人的には太子堂が一番おススメです。


井波
シーズンオフなので人が殆ど居ないメインストリート。
ここにバスも通ります。


井波
古い建物が並んでいて、とても風情がある八日町通。

井波
いたる所で職人さんが欄間などを彫っている姿を見ることができます。

井波
歩いている人すら絵になる町並み。

井波
路地ですら風情があります。

井波
おみやげ物屋はいろいろあるのですが、
井波彫刻(欄間)を買う財力はワタクシにはありませんので見てるだけ。


井波
職人さんが欄間を彫っているのがガラス戸から見えます。

井波
ところどろこにある三階建ての店舗付き住宅。
木造三階建てで雪の重みにも耐えられる構造ってすごいなぁ。


井波
酒屋さん発見。

井波
カッコイイ看板ですなぁ。
※入ると買ってしまいそうなので自粛しました


井波
立体的な部分が見えるので、これも彫刻が施されているっぽい。

井波
外灯の下に、七福神の彫刻が設置されておりました。

井波
これが一番キレイだとワタクシが思った弁才天。

井波
吉祥天?
七福神じゃなくて、八福神なのかも。


井波
昨年末にネットでも話題になっていたカボチャ彫刻。

井波
中央の建物に惹かれて近寄ってみると・・・

井波
中央の庇が独特の形で面白いですよね。

井波
これ(下段)、格納できる仕組みなのかな?

井波
ここは糀屋さんでした。
※とても入り難い


井波
民芸品を売っている「らしい」お店。

井波
某個人事務所の建物。

井波
・・・に掛かっている看板。
選挙事務所として使われているっぽいので、「飛躍」を祈念してウサギなのかも?


井波
二階の軒下に掛かっている看板には「井波八幡宮御旅所」と書かれてあります。
御神輿が入るのかな?


井波
亀の絵が描かれたグレーチング。

井波
町によって異なるようて、八日町通のグレーチングは岩魚(?)。

井波
[井波美術館]
富山県南砺市井波3624


井波
公衆電話BOXまでもが井波彫刻で飾られています!

井波
[池波正太郎ふれあい館]
井波を「父祖の地」として度々訪れたとのことで、この館が出来たそうな。


クリアファイル
[池波正太郎クリアファイル 300円/枚]
よいとこ井波売店で購入できます。


季味の庵
「季味の庵」の天ぷら定食 880円

季味の庵
海老やキス、野菜などの天ぷら

季味の庵
切り干し大根

季味の庵
香の物

東山荘
[東山荘]
富山県南砺市井波3043(瑞泉寺前)
昭和初期の井波欄間や 美術品が置かれている書院造の料理旅館。
看板に「創業元禄」とありますね。


東山荘
池波正太郎さんや白州正子さんも宿泊されたそうです。

東山荘
ランチだけでも頂けるようですが、予約制みたいです。

東山荘
隣にある石蔵。

東山荘
獅子の鏝絵がありました。

黒髪庵
[黒髪庵]
南砺市指定文化財


黒髪庵

黒髪庵
ちょっと中に入ってみたのですが、どれがどれだか・・・

黒髪庵
とても風情のある一角ですね。

茶ぼ~ず
[茶ぼ~ず]
富山県南砺市井波字三日町
民家を改修したお蕎麦屋さんだそうですが、
ワタクシはアレルギー持ちなので、永遠に入れそうにもありません。


井波
黒髪庵と茶ぼ~ずの道を出たところ。

古い町並みを見ながら、のんびり歩く。

そういうことを「楽しい」と感じられる方におススメしたい町です。

すずめ
すずめ
寒いのでスズメもムクムクしておった。



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富山県南砺市井波『井波彫刻総合会館』の入り口にあるガチャをするなら入館料を払う前にね。

井波彫刻総合会館
[井波彫刻総合会館]
富山県南砺市北川
開館時間 9:00~17:00
休館日:第2、第4水曜




井波彫刻のガチャは井波彫刻総合会館にしかありません。



ってことで、瑞泉寺前から左折し、坂を上って行って参りました。



オフシーズンだからか、ちょっぴり閑散としていますが、



丁度、お雛様展をやっていました。



井波彫刻総合会館
3月3日までお雛様展をしているからお雛様が飾ってあるのか、
そもそも年中飾ってあるのかは謎。


井波彫刻欄間
[井波彫刻巨大欄間]
十二支の彫刻で、なかなか見応えがあります。


井波彫刻欄間
戌と亥

アテレコしてみる。

右(亥)「俺の前に立つんじゃねーよ」
左(戌)「え? 座ってるけど?」

井波彫刻欄間


アテレコしてみる。

右(母)「お父さん、杵は臼から外さないで下さいよ」
左(父)「分かってるよ、さっきはちょっと失敗しただけだろ」
奥(子)「ニヤリ」


ポスター
どこかで見たことのある絵柄ですな。
SAOと一緒じゃね?)


ガチャ
井波彫刻カプセル自動販売機「獅子ガチャラ」
500円/回
ガチャの蓋が開かず、そのまま東京までお持ち帰り~


ガチャ
獅子木札
[計8種]
ガチャの中には入館割引券が入っています。


ガチャ(裏)
普通は色が付いているのですが、
木肌のままのを望んでいたらそれが当たった。


ツボ押し
売店で自分土産にツボ押しを購入。
木製で、800円でした。




内部は撮影禁止なので、ガチャの機械写真もありません。



入館料の500円が高いと思うかは人それぞれでしょうが、



正直、ワタクシには高く感じました。



ガチャで100円引きになったのだと後から知った時は尚更。



って、そもそもガチャで500円使っちゃってるんだけどね。




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【写真多用】富山県南砺市井波『真宗大谷派井波別院瑞泉寺』の太子堂では凄まじい気魄を感じる超絶技巧の井波彫刻が見られます。

太子堂
【真宗大谷派 井波別院 瑞泉寺 太子堂】




弘化4年(1847)に創建、明治12年(1879年)火災で消失、



大正7年(1918年)に再建された太子堂。



ここには、後小松天皇から下賜された二歳の聖徳太子像が安置されています。



堂内は撮影禁止ですが、周囲は撮影可なので、とりあえず撮って参りました。



井波彫刻で埋め尽くされた外周を廻り、



シャッターを押しつつ、興奮しまくっていたワタクシです。



必見!



瑞泉寺
本堂から太子堂に続く回廊。

瑞泉寺
雪囲いがされている回廊を渡ると、その先が太子堂です。

瑞泉寺
途中にある照明に彫られた鳳凰。

瑞泉寺
現代の井波彫刻の看板が設置してありますが、これがなかなか可愛いんです。

太子堂

向こうが本堂。
太子堂側に鐘が設置してあります。


瑞泉寺
高岡で作られたんだろうか?

瑞泉寺
天女が彫られていました。

瑞泉寺
太子堂に到着。

瑞泉寺
屋根の葺き替えについての説明書きがありました。

瑞泉寺

太子堂
太子堂正面入り口(右手)。

太子堂
ここにも現代の井波彫刻の看板が置いてありました。

太子堂
看板の横に置かれた説明書き。

太子堂
上の文を読んでから、改めて周囲を見てみる。

太子堂
なるほど。右上が手挟み彫刻なんですね。

太子堂
【手挟み彫刻】

太子堂
太子堂
太子堂
太子堂
太子堂
太子堂
太子堂
太子堂

太子堂
見る方向によって彫が異なります。

太子堂

太子堂

太子堂
右手前【木鼻】にある彫刻は象なのかな?

太子堂
【木鼻】

太子堂

太子堂
龍もいます。
こうやって見ると、龍の喉から腹って蝦蛄みたいでイーッ!!ってなりますね。


太子堂
イーッ!!

太子堂
それ以外にも彫刻が盛り沢山!

太子堂
雉と・・・植物は何だろう?

太子堂
これは象かな?

太子堂

太子堂
桜と・・・雉?

太子堂
菊と雉かな?

太子堂
ワタクシにはユニコーンに見えるのだけれど、海馬かな?

太子堂
やっぱり海馬みたいですね。

太子堂
雉と・・・何の実だろう?

太子堂
獅子に牡丹?
牡丹に唐獅子?


太子堂
[水波に兎縁]

太子堂
[椿に鳳凰]

太子堂
[竹に虎]

太子堂
[水波に龍]

太子堂
[梅に虎]

太子堂
[牡丹に孔雀]
かな?


太子堂
羽の彫りが凄いですね。

太子堂
[竹に獅子]

太子堂
以上の彫刻は外周上部に取り付けられています。

太子堂

左手に宝物殿へ向かう渡り廊下があります。

太子堂
太子堂で使われている木材はヒノキが殆どなんだとか。

太子堂
どこを切り取っても絵になりますなぁ。

太子堂
見えにくいのですが、矢印は左を指しています。

太子堂
この先に見えている白い建物が宝物殿。

太子堂
でも、休館でした。

太子堂
仕方が無いので、今来た道を戻ります。

太子堂
直線と曲線の、これでもかっ!!ってほどの重なりが美しさを生むんですね。

太子堂
向こうに山門が見えます。

太子堂
【蟇股彫刻】

太子堂
これは亀ですな。

太子堂

太子堂
これは・・・錫杖(しゃくじょう)かな?

太子堂
これがどこを飾っていたのかを失念しましたが、鳥・・・ですよね。

太子堂
かなり厚みのある木材で造られた階段。
重そうです。


太子堂
かなり幅広の無垢材で作られた床板。
※ワタクシの右足との対比でお分かり頂けるかと


太子堂
外側から見た太子堂。

太子堂
【唐破風(からはふ)】

太子堂
[三花懸魚(みつはなげぎょ)]
鰭(ひれ)も付いていて豪華ですね。


太子堂
破風に付いている彫刻。
鬼の形相のような獅子の顔で、気迫がこもっていますね。




瑞泉寺は春になると花のお寺になるそうです。



藤棚もあったし。



瑞泉寺のフジは樹齢約80年。高さ約3メートル。約120平方メートルの棚につるを広げ長さ30センチ程の花房を垂らす。




・・・そうで、5月初旬から見頃になるそうです。



その頃までには雪囲いも取れ、太子堂がより綺麗に見えるんでしょうねぇ。



とにもかくにも、こういうものに興味がある方に、おススメな場所です。





【真宗大谷派井波別院瑞泉寺】
(しんしゅうおおたにはいなみべついんずいせんじ)

富山県南砺市井波3050
太子堂拝観料:300円
閉門:16時30分
加越能バス瑞泉寺前バス停下車すぐ
(高岡駅前から庄川町行き、または小牧堰堤行きに乗車)
井波
「瑞泉寺前」で下車すると坂を上らずに済みます。



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【写真多用】富山県南砺市井波『真宗大谷派井波別院瑞泉寺』の本堂とその周辺。

瑞泉寺
【真宗大谷派 井波別院 瑞泉寺 本堂】




山門をくぐると、正面に本堂があります。



現在は雪囲いで全容が見えませんが、内部には入れます。



内部では、太子堂に向かう受付や売店があり、



本堂参拝も可能。



ここでも井波彫刻は見られるのですが、



やはり太子堂の方が圧巻でした。



内部は撮影できないのですが、外部は可能。



使用している木材は、飛騨地方のケヤキだとかで、



その幅を見ると、贅沢だなぁ~としみじみ思いました。



瑞泉寺

瑞泉寺
山門脇に参拝受付所がありますが、受付はここではないそうな。

瑞泉寺
お手洗いを示す看板は現代の井波彫刻です。

瑞泉寺
[鐘楼堂]
大梵鐘は北陸寺院の中でも随一の大きさなんだとか。


瑞泉寺
猪の目懸魚の奥に隠れている彫刻は何だったんだろう?

瑞泉寺
[瑞泉会館]
参拝受付はここから入って行うらしい。


瑞泉寺
めっちゃ屋根からの落雪に覆われています。

瑞泉寺
立派な建物ですねぇ。

本堂
本堂の懸魚(げぎょ)が見えます。
その下の彫刻は何だろう?


本堂
一部雪に覆われていますが、たぶん獅子でしょうな。

瑞泉寺
反対側の懸魚と彫刻。
ヒレの一方が損傷していますね。


本堂
雪囲いで使った梯子なのかな。

瑞泉寺
釘隠しは高岡銅器っぽいですな。

瑞泉寺
広幅の床板は所々継いでありました。
厚みがある床板ほど安心できるものはない。


瑞泉寺
本堂の正面。
太子堂よりは彫刻が控えめです。


瑞泉寺

瑞泉寺
でも、木組みが最高にアーティスティックでカッコイイんです。

瑞泉寺
真新しい井波彫刻の看板(左)。

瑞泉寺本堂
本堂の屋根から流れ落ちる雪。
確かに囲いが無いと危ないかも。




太子堂へ続く。



【真宗大谷派井波別院瑞泉寺】
(しんしゅうおおたにはいなみべついんずいせんじ)

富山県南砺市井波3050
太子堂拝観料:300円
閉門:16時30分
加越能バス瑞泉寺前バス停下車すぐ
(高岡駅前から庄川町行き、または小牧堰堤行きに乗車)
井波
「瑞泉寺前」で下車すると坂を上らずに済みます。



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【写真多用】富山県南砺市井波『真宗大谷派井波別院瑞泉寺』の山門とその周辺。

瑞泉寺
【真宗大谷派 井波別院 瑞泉寺】




『真宗大谷派井波別院瑞泉寺』は、



東本願寺の真宗本廟を本山と仰ぐお寺で、



戦国時代には越中一向一揆の拠点とされていた場所です。



高く堅牢な石垣に囲まれているのは、そのせいなんだとか。



この石垣、お寺では見たことの無いものだったので、



もの凄く異様な感じがしました。



建物には井波の職人による井波彫刻の数々が飾られ、



一見の価値ありです。



感嘆し、写真を大量に撮ってきたので、



ここでは先ず山門のみを写真のみでご紹介します。



瑞泉寺山門
[瑞泉寺山門]

瑞泉寺山門

瑞泉寺山門

瑞泉寺山門

瑞泉寺山門

瑞泉寺

瑞泉寺

瑞泉寺

瑞泉寺

瑞泉寺

瑞泉寺
どこを見ても彫刻だらけです。]

瑞泉寺山門
山門の天井は折上格天井です!

瑞泉寺
山門正面頭上の龍の彫刻。
龍は水を司るから、これは火伏せのまじないなのかな。


瑞泉寺
龍の目には何が入っているんだろう?
髭は銅製だと思うんだけどなぁ。


瑞泉寺
なんじゃこりゃ~っと声を上げそうになった彫刻で埋め尽くされた門扉。

瑞泉寺

瑞泉寺
彫刻で埋め尽くされております。

瑞泉寺

瑞泉寺

瑞泉寺

瑞泉寺

瑞泉寺
たぶん何らかの説法なんだろう彫刻。
ストーリーを知りたいなぁ。


瑞泉寺
特に、このカエルの話を特に知りたい。

瑞泉寺

瑞泉寺

瑞泉寺

こちらは音楽に関する四つの彫刻っぽい。

瑞泉寺
琴だってのは分かる。

瑞泉寺
これは笛かな。

瑞泉寺
で、これは何なんだ?

瑞泉寺
山門の柱周囲にも銅(?)の細工が施されています。
この獅子、かわいい。


瑞泉寺山門
山門内側の側面にある階段。
なんかカッコイイ。


瑞泉寺

瑞泉寺
この綺麗な屋根瓦は何処で焼いているんだろう?

瑞泉寺

瑞泉寺
屋根から滴る雪解け水。
これ、何気にイイ瞬間じゃないですか?


瑞泉寺
毎度おなじみ「懸魚(げぎょ)」
三花懸魚(みつばなげぎょ)ですかな。




式台門

山門の隣にある式台門。

式台門
有名な獅子の彫を撮り忘れました・・・。

式台門

太鼓堂
その隣の太鼓堂。

太鼓堂

太鼓堂
正面のみ漆喰塗りなんですね。
ってことは、火事はこちら側から起こるってこと?

井波
右側が瑞泉寺の石垣。
かなり堅牢な石垣のように見えます。





本堂へ続く。



【真宗大谷派井波別院瑞泉寺】
(しんしゅうおおたにはいなみべついんずいせんじ)

富山県南砺市井波3050
太子堂拝観料:300円
閉門:16時30分
加越能バス瑞泉寺前バス停下車すぐ
(高岡駅前から庄川町行き、または小牧堰堤行きに乗車)
井波
「瑞泉寺前」で下車すると坂を上らずに済みます。



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昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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