sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

庭園

新宿御苑の大温室は散策するにはちょうど良いサイズかも。

新宿御苑

新宿御苑には大温室があります。

大温室とありますが、それほど大きくはない気もする。

しかし外観からすると結構大きいのかもしれません。

パパイヤ
[パパイア(蕃瓜樹)]
学名:Carica papaya
パパイア科パパイア属の常緑小高木。


lemon
[レモン]
学名:Citrus limon
ミカン科ミカン属の常緑低木。


サガリバナ
[サガリバナ]
学名:Barringtonia racemosa
サガリバナ科の常緑性高木。
一夜だけ咲いて夜明けとともに散ってしまう幻の花なのだそうです。


ブラックキャット
[ブラックキャット((black cat)]
学名:Tacca chantrieri
タシロイモ科タシロイモ属の多年生草本。


ブラックキャット
外国では「バットフラワー(蝙蝠花)」や
「デビルフラワー(悪魔の花)」とも呼ばれています。


ブラックキャット
真下から見上げるとこんな風になっています。

キャットテール
[キャットテール]
学名:Acalypha hispaniolae
トウダイグサ科エノキグサ属の常緑多年草。


ベニヒモノキ
[ベニヒモノキ(紅紐の木)]
学名:Acalypha hispida
トウダイグサ科エノキグサ属(アカリファ属)の常緑低木。


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[ヒモノキ(紐の木)]
学名:Acalypha hispida cv. 'Alba'.
トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木。
ベニヒモノキの白バージョンです。


ベニマツリ
[ベニマツリ(紅茉莉)]
学名:Rondeletia odorata
アカネ科ベニマツリ属の常緑低木。


コダチチョウセンアサガオ
[コダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)]
学名:Brugmansia suaveolens
キダチチョウセンアサガオ属ナス科の多年生木本。


ヒメアリアケカズラ
[ヒメアリアケカズラ(姫有明葛)]
学名:Allamanda neriifolia
キョウチクトウ科アリアケカズラ属の常緑小低木。


イソノギク
[イソノギク(磯野菊)]
学名:Aster asagrayi var. asagrayi
キク科シオン属の常緑多年草。


ベニアミメグサ
[ベニアミメグサ(紅網目草)]
学名:Fittonia verschaffeltii var. pearcei
キツネノマゴ科フィットニア属の常緑多年草。


ルリマツリ
[ルリマツリ(瑠璃茉莉)]
学名:Plumbago auriculata.
ルリマツリ属イソマツ科の半耐寒性常緑低木。


セロジネ・メイエリア?
セロジネ属?
属名:Coelogyne
セロジネ属はラン科植物の分類群の一つ。


セントポーリアの一品種
セントポーリアの一品種。
イワタバコ科の属のひとつ。


シロバナ ベンガル ヤバスカズラ
[シロバナ ベンガル ヤバスカズラ]
Thunbergia grandiflora 'Alba'
キツネノマゴ科ツンベルギア属のつる性常緑多年草。


ベニゲンペイカズラ
[ベニベンケイカズラ(紅弁慶蔓)]
学名:Clerodendurum x speciosum
クマツヅラ科クレロデンドルム属の非耐寒性常緑蔓性低木。


新宿御苑
いくつか何も置かれていないテーブルがありましたが、
蘭展のためのスペースだったようです。


ブラッシジウム シンジュク
[ブラッシジウム シンジュク]
Brassidium 'Shinjuku'
ラン科ブラッシディウム属の多年草。
新宿御苑で交配育成された蘭です。


スパトグロッティス・ロビー
[スパトグロッティス・ロビー]
学名:Spathoglottis lobbii
ラン科コウトウシラン属(スパトグロッティス属)の多年草。


F.C.Paddle 'Superbum'
名称も学名も不明。

小黒油茶
[カメリア・メイオカルパ(小黒油茶)]
学名:Camellia Meiocarpa
 中国では種子から油を搾るために栽培されているそうです。


ジュズサンゴ
[ジュズサンゴ(数珠珊瑚)]
学名:Rivina humilis
ヤマゴボウ科リビナ属の非耐寒性常緑多年草。


ミセバヤ
[ミセバヤ(見せばや)]
学名:Hylotelephium sieboldii
ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多肉性宿根草。


新宿御苑
一区画、立ち入りできないところがありました。

新宿御苑
こんなところに落雷するんですね。

新宿御苑
落雷したらしき箇所。

新宿御苑
強化ガラスなんでしょうね。ひび割れだけで済んでますし。

やはり温室に咲く花を見るのは癒されますなぁ。

どこかに何かが咲いているかもという探検気分もあり、

それが満たされる感じもあります。

200円でここまで見られるのはお得感があります。

それはそうと、ここも落雷の危険があるんですね。

雨天の時は要注意かも。



新宿御苑
【新宿御苑(しんじゅくぎょえん)】
東京都新宿区内藤町11
開園時間 9:00~16:00(16:00入園終了)
温室の開館時間 9:30~15:30(15:30入館終了)
休園日:月曜(月曜祝日の場合は翌平日),年末年始(12月29日~1月3日)
入園料:200円
http://fng.or.jp/shinjuku/


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新宿御苑の熱帯スイレンが(量は少ないけれど)見頃かも。

新宿御苑

新宿御苑には個人的には丁度良いサイズの温室があります。

スイレンの学名はNymphaea(ニンファー)。

ヘラクレスに捨てられたニンフがナイル川に身投げし、

水辺の妖精となり、人が近付くとスイレンになるという

ギリシャ神話に由来するものだと言われています。

(じゃあ、“ファー”って何やねんってところはノーモア ツッコミ)

一般的な開花期は5月中旬らしいのですが、

温室だとその縛りはないんでしょうね。

Nymphaea

Nymphaea

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Nymphaea

Nymphaea

Nymphaea

Nymphaea

Nymphaea

オオオニバスの花はこれから咲くらしく、蕾が付いていました。

子供の頃に憧れだったオオオニバスの葉。

一生乗れませんが、一度は乗ってみたかったわぁ。

大きな葉だと、25kgぐらいは乗せられるようですね。

スイレンは朝に花を咲かせ、夕方には花を閉じる性質がありますが、

オオオニバスは夕方から花を咲かせるらしいです。

Victoria amazonica

Victoria amazonica

Victoria amazonica

咲いていないので想像の域を出ませんが、

水に浮かぶ木蓮みたいですね。

スイレンとモクレン・・・水の蓮と木の蓮?

花の形が蓮ってこと?

という疑問が湧かなくもありませんが、

今回はその疑問に蓋をしておこうと思います。

専門家に訊かんと分からん気がする。

今度、造園業者の知人に訊いてみようと思います。

それにしても、スイレンは綺麗だねぇ~



新宿御苑
【新宿御苑(しんじゅくぎょえん)】

東京都新宿区内藤町11
開園時間 9:00~16:00(16:00入園終了)
温室の開館時間 9:30~15:30(15:30入館終了)
休園日:月曜(月曜祝日の場合は翌平日),年末年始(12月29日~1月3日)
入園料:200円
http://fng.or.jp/shinjuku/


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新宿御苑内に残る文化財。

新宿御苑


新宿御苑は、環境省所管の庭園です。東京都ではないんですねぇ。

江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷があった場所でして、

明治12年(1879年)に皇室御料地、農園の「新宿植物御苑」として

宮内省(現:宮内庁)の管理となりました。

第二次世界大戦後の昭和24年(1949年)5月に一般公開となり、

現在は環境省所管の国民公園となっています。

苑内の施設は昭和20年(1945年)5月の大空襲で甚大な被害を受けましたが、

奇跡的に戦災を逃れた建造物が残っており、今もその姿を見ることができます。


新宿御苑
[旧御涼亭(台湾閣)]
昭和天皇の御成婚記念に昭和2年(1927年)に建てられました。
東京都選定歴史的建造物に指定されています。


新宿御苑
中国風(福建省)木造建築なのは、台湾在住邦人有志による
募金活動で集まった寄付金で建てられているからです。


新宿御苑
台湾の多くの官庁建築を手がけた、森山松之助による設計です。

新宿御苑
木々が生い茂っているため、建物は日陰になっており、
確かに涼むのには良さそうだと思いました。


新宿御苑
建物は福建省風なのに視界は日本庭園という折衷感。

新宿御苑
見どころについての解説がありましたが、
建物内部の全てが見られるわけではありません。


新宿御苑
解説にある玄関の円窓。

新宿御苑
確かにここだけ切り取って見れば、台湾感がある。

新宿御苑
風雨に晒されているためか、欄干が損傷していました。

新宿御苑
[旧洋館御休所]
国の重要文化財に指定されている建物です。
ってか、以前は隣にこんな建物は無かった気がする。


新宿御苑
毎度タイミングが合わず内部見学ができていません。

新宿御苑
ワタクシが本気出せばいつでも見られると思う場所は、
いつまでも来ないし見ない羽目になるという実例ですね。


新宿御苑
[大木戸門と旧大木戸門衛所]
昭和2年竣工。


新宿御苑
[旧大木戸門衛所 庭園内部]
修繕されていますが、利用はされていないようです。

大概の人は新宿駅から近い新宿門から入るようです。

そちらにも門衛所があり、旧大木戸門衛所と同じ築年数になります。

新宿駅が苦手なワタクシは、たぶんそちらから入ることはないと思います。

人混みが苦手なもので。

いつ行っても変わらぬ佇まいであろう文化財指定の建築物は

ワタクシにとってとても安心できるものです。

時代に置いて行かれる気分を味わうことが無いですから。

来年はもっと遠くに感じるであろう昭和という時代を、

ここに来れば垣間見られるので、

未来のワタクシは菊花展を見がてら御苑内を散策して和むんじゃないかな。

その体力と気力さえあれば。

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菊花展についてはコチラ



新宿御苑
【新宿御苑(しんじゅくぎょえん)】

東京都新宿区内藤町11
開園時間 9:00~16:00(16:00入園終了)
温室の開館時間 9:30~15:30(15:30入館終了)
休園日:月曜(月曜祝日の場合は翌平日),年末年始(12月29日~1月3日)
入園料:200円
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新宿御苑で「新宿御苑菊花壇展 明治150年特別展示」を見てきた。

朱雀

2013年に行って以来、久しく足を踏み入れていなかった新宿御苑。

今年も菊花展をやっているようなので、ちょいと行ってみることにしました。

土曜日だし、晴天だし、爽やかな陽気だし、きっと混む。絶対混む。

そう思って、開園と同時に入園するぞと決めたワタクシ。

今回は乗り換えなしで行ける千駄ヶ谷から攻めてみました。

初めてこちらの門から入ったわ。

開園したての新宿御苑は、ほぼ外国人だらけ。

日本人をあまり見かけませんでした。

菊花展をしているから外国人が多いのか、

そもそも新宿御苑は人気の観光スポットなのか、

外国人が多いいまいち理由が分かりません。

でもまあ、菊花展は見応え十分でした。

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千駄ヶ谷門から入る方が空いている気がしました。

懸崖作り花壇
[懸崖作り花壇]
ここにテレビカメラが陣取っておりましたもんで、
じっくり見るのは断念しました。


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[大菊花壇]

大菊花壇
もの凄く整然と並んだ菊の花。
どこから見ても一直線に見えます。


誰ヶ袖
[誰ヶ袖]

伊勢菊
[伊勢菊]
伊勢地方で作られていた菊。


肥後菊花壇
[肥後菊花壇]

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花弁が細くて写真だと弱弱しく見えますね。でも綺麗。

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菊らしい菊って感じ。

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まるでブーケにしたように美しい形に菊が並ぶ鉢。

一文字菊、管物菊花壇
[一文字菊、管物菊花壇]

竹取
[流光]

蜻蛉羽
[蜻蛉羽]

初雪
[初雪]

雲の波
[雲の波]
上下の違いがいまいちわからない。


丁子菊
[丁子菊]
おもに関西地方で作られていた菊


紅葉渓
[紅葉渓]

花垣
[花垣]

仮寝の夢
[仮寝の夢]

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[大作り花壇]

菊花展
大作りという技法で仕立てた菊で、新宿御苑独自の技術なのだとか。

菊花展
あれだけの菊花が咲いているのに、根元はこれだけという神秘。

今回も観て感じたのは、ワタクシは江戸菊が一番好みだということ。(トップ写真)

裏白な感じも風情があって綺麗ですよね。

江戸菊花壇は明治11年(1878年)から作り始めたという

新宿御苑で最も歴史ある花壇なのだそうです。

さて、今回は特別展示も観てきました。

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千駄ヶ谷門近くに位置する菊栽培所。
こういう場所があったんですねぇ。


新宿御苑
意外と広い敷地にて菊が栽培されています。

新宿御苑
見頃な菊は展示されているようで、
ここでは成長途中という感じの菊が咲いていました。


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新宿御苑
そもそも菊は直植えだったんですね。

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近くで見るとこんな菊です。

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包装途中って感じの様相を呈する菊たち。]

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これらの完成形が園内にありました。

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てっぺんまで綺麗に花が咲いているクッションマム。
面白い名前ですね。

きっと昼からは日本人で混むのだと思われます。

こういう場所にご高齢の方々が来ないわけが無いもの。

周囲に人のいない状態で、ゆっくり菊を愛でたい人には、

開園と同時に行くことをお勧めします。

新宿御苑
この後ワタクシは温室へと向かうのでした。



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【新宿御苑菊花壇展】

東京都新宿区内藤町11
日時:11月1日(木)~11月15日(木)
※期間中は無休
開館時間 9:00~16:00(閉門は16:30)


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栃木県足利市『巖華園(がんかえん)』は7棟が国の登録有形文化財に、庭が国の登録記念物に指定されている宿ですが、食事でのみ利用させて頂きました。

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足利市は室町幕府を開いた清和源氏義家流・足利氏発祥の地です。

『巖華園(がんかえん) 』所有者の中島家は、足利氏ゆかりの旧家で、

慶長2年(1597年)に足利義久という名を中島主膳に改めたそうてす。

戦後、社交倶楽部として巖華園倶楽部が発足。

旅館(旅荘)となったのは戦後で、

檀一雄をはじめとし、近年では内館牧子さんなどの文人墨客が逗留し、

数々の作品を執筆しているそうです。

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[表門]
国登録有形文化財


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巖華園(がんかえん)についての説明プレートが設置してあります。

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表門は間口5.5mの腕木門。

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表門を内側から望む。

表門、主屋、新蔵、蔵、旧書院、旧馬屋、好時亭(旧外蔵)の7棟が国の有形文化財に、

谷文晁が作庭し、渡辺崋山が命名したとされる庭園は、登録記念物に指定されています。

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子どもは入ってはいけないとされている庭。
石が多くて転ぶと危ないからでしょうね。


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食事をいただく部屋から庭が望めます。

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この石だらけの庭には、富士山から運んだ岩もあるとか(祠の辺り)。
そして山に向かって敷地が続いており、
「屋敷墓」と呼ばれる一族のお墓もあるそうです。
巖華園は足利市の市街地北部に所在し、足利学校から古刹行道山浄因寺に至る谷筋の入口に位置する。所有者の中島家は源姓足利氏の流れをくむ旧家で、慶長2年(1597)に足利義久は中島主膳と改めて初代を成し、江戸時代末期、10代目休造(生年不詳〜1881)の頃には、現在の屋敷構えが整えられていたことが絵図等の史料から窺える。
家伝によると、本庭園は江戸時代後期の著名な南画家、谷文晁らが作庭し、その弟子、渡辺崋山が命名したと伝えられる。江戸時代末期以降、知識人に好んで造られた「文人の庭」の様子を良く遺す事例であり、中国の山水画に描かれる風景の雰囲気を模したところに特徴がある。

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桜が有名だそうで、その時期と隣の駅の「あしかがフラワーパーク」に藤が咲く時期、

近くのファームでワインの収穫祭がある時期は人気があり、宿泊希望が殺到するようです。

巖華園の客室は母屋・離れを合わせて全6室(和室3室、ツイン3室)。

宿泊のみならず、会食でも利用可能(要予約)で、法事などで使われることも多いとか。

昼食は現在、a. 4,000円、b. 4,500円、c. 5,000円と500円刻みで分かれており(税・サ別)、

aは7品の基本形、bはそれにデザートが付き、cは焼き物が1品プラスされるそうです。

我々はデザート付きのコースをお願いしました。

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手前が胡麻豆腐。むっちりとした食感です。
自転車利用なので飲み物はお茶をお願いしました。


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お椀の蓋を開けると煮物類が入っていました。

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年季の入った器ですね。
アンティーク感があるわぁ。


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お刺身はマグロの上に細切りの山芋が乗っています。
自分でもやってみようと思いました。奥は湯葉。
ツマにはミョウガが混ざっています。


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揚げ物と焼き物。
揚げ物はレンコンのはさみ揚げで、塩味がしっかりと付いていました。


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名物らしいホイル蒸し。

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中は茶碗蒸しと一緒です。
茶碗に入れずにホイルに入れるんですね。
液体だから包むのが難しそう。


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ジャガイモのチーズ焼き的なもの。
この辺りでお腹がいっぱいになって来ます。


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白玉団子の中には貝柱が入っていました。
お出汁も貝柱のそれ。


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御飯は、おにぎり。
パック詰めにしてくれているので持ち帰れます。
ビニール袋も貰えます。
木の芽のおにぎりと、焼きおにぎり。
サイズも味も絶妙でした。
手前は大根の浅漬け(奈良漬け入り?)。


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デザートは黒みつの寒天寄せのようなものとアイス。
食感は蒟蒻のようで、なかなか面白い一品でした。

菅原文太さんが好時亭(旧外蔵)に一か月間逗留したそうで、

毎日朝晩の料理を考えるのは大変だったろうなぁと思っていたら、

事実、女将さんが頭を悩ませて大変だったそうです。

ってことは、お料理は女将さんが考えているんですね。

サービスは複数の方が担当してくださったのですが、

最初だけ女将さんが来られ、巖華園のあらましについて説明してくれました。

ワタクシの母よりも上の年齢だと思われるのですが、

とても矍鑠としておられて、現役バリバリという感じでした。

食後に各部屋も見せて頂きました。

蔵に泊まるという機会はそれほどあるものではないと思うので、

一度泊まってみたいものです。

ここでカンヅメになったら、良い原稿が書けそうな・・・

って、先ずは才能からですかね。

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【巖華園(がんかえん)】

栃木県足利市月谷町8-1
(足利駅から3,351,近くにバスは走っていません)
営業時間 チェックイン15:00 チェックアウト翌10:00
1泊2食付 一人 14,860円
カード:不可
定休日:毎月1日,15日・16日,末日
http://gankaen.it-b.com/


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神奈川県鎌倉市『海蔵寺』は現住職が造営した非公開の庭園があるお寺です。

海蔵寺


建長5年(1253年)に宗尊親王の命により藤原仲能が創建した海蔵寺。

その後、焼失したものの、1394年に再興されたそうです。

地元の方に勧められて足を運んだのですが、

観光客は少なく、穴場のお寺だと感じました。

小ぢんまりしていますが、なかなか良いお寺だと思います。


海蔵寺

海蔵寺
[薬師堂]
お堂は安永6年(1777年)または安永7年に
鎌倉の浄智寺から移築したものと伝わるそうです。
薬師三尊像と十二神将像を安置してあり、
堂内右側に伽藍神像、左側に位牌を安置してあります。


海蔵寺
左側が本堂。
十一面観音が安置されています。

海蔵寺
[本堂]
ツアー客らしき方々が境内に居て、
ガイドさんが「御朱印帳をお返しします」的なことを言っていたので、
ここでも御朱印が頂けると知りました。


海蔵寺
結綿懸魚(ゆいわたげぎょ)ですかね。

海蔵寺
本堂の端正な格天井。

海蔵寺
本堂の脇を通って、裏に回ります。

海蔵寺
奥に非公開の庭があるんです。

海蔵寺
とその前に、岩をくり貫いた場所に鳥居がありました。
祀っているのは何かしら。


海蔵寺
湿潤な岩場に、花が咲いていました。

海蔵寺
[庭園]
非公開


海蔵寺
池には睡蓮の花が咲いていました。

海蔵寺
苔生した庭に落ちる白いものは何かしら?

海蔵寺
落ちていたのは椿の花のようですね。

海蔵寺
水に溢れた境内には、カラーも咲いていました。

海蔵寺
海蔵寺

海蔵寺
真っ赤過ぎて目を惹く花は・・・

海蔵寺
アジサイでした。
この色は目新しくていいですね。


海蔵寺
桔梗も咲いていましたが、今が時期だったっけ?

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ここでも百合が咲いていました。


日差しはまぶしいものの、とても涼しい日でした。

蚊が飛び始めていたので、

これからの季節は防虫に気を配らねばならんかも。

ワタクシは鞄に虫除けスプレーを常備しているので大丈夫。

自宅付近に虫はいないのでつい油断しがちですが、

遠出をする際は必携です。


海蔵寺

海蔵寺
御朱印はこちらでいただけます。

海蔵寺
[御朱印]
3つの朱印を押すのがこの辺りのお寺共通なのかしら?


海蔵寺
【海蔵寺(かいぞうじ)】

神奈川県鎌倉市扇ガ谷4-18-8
山号:扇谷山
宗派:臨済宗建長寺派
本尊:薬師如来


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神奈川県鎌倉市『建長寺』の庭園は夢窓疎石の作なんですって。

建長寺


夢で見て以来、訪れたいなぁと思ってたのが建長寺。

本日は鎌倉在住の方に案内して頂き、

北鎌倉の寺院巡りをして参りました。

午前中は小雨が降っていましたが、午後から快晴。

雨傘が日傘に変わる一日でした。


建長寺
[山門(三門)]
国指定重要文化財。
安永4年(1775年)上棟。
重要文化財登録名称は「建長寺山門」。


建長寺

建長寺
三手先(みてさき)の斗栱。

建長寺
三間一戸の二重門になっています。

建長寺
下層はすべて吹き放しになっています。

建長寺
「賓頭盧尊者」は釈迦の弟子の1人らしいてず。

建長寺
撫でると除病の功徳があるとされるそうな。
色が変わっている部分が皆の身体の悩みなんですねぇ。
ワタクシは右肩を撫でておきました。


建長寺
ビャクシン(白槙、和名:イブキ)の古木。

建長寺
[梵鐘]
国宝


建長寺

建長寺
正岡子規の句はオリジナルではなかったのですね。

建長寺
関東の筆頭鋳物師の物部重光により鋳造。
鎌倉三名鐘の一つなんですって。
(他は円覚寺、常楽寺のもの)


建長寺
[仏殿]
国指定重要文化財
港区芝の増上寺にあった徳川秀忠夫人崇源院の霊屋(たまや)を
建て替えに際し譲渡され、移築。


建長寺

建長寺
禅宗の仏殿ではなく、霊廟建築。
堂内には本尊の地蔵菩薩坐像(室町時代)などが安置されている。


建長寺
この斗栱は五手先・・かな。

建長寺
彫刻が施された数少ない組物。
奥に鳥の巣があるようで、鳥が出入りしていました。


建長寺
この部分だけ色彩が残っています。

建長寺
格天井には鳳凰が描かれているようですが、
かなり風化しています。


建長寺
壁面の天女も同様。

建長寺
壁に貼られていたであろう金箔も剥がれていました。

建長寺
裏から見た仏殿。

建長寺
[法堂]
国指定重要文化財
文化11年(1814年)上棟。


建長寺

建長寺
鎌倉に住んでいた日本画家・小泉淳作の「雲龍図」。

建長寺
鎌倉最大級の木造建築。

建長寺
本尊の千手観音坐像が安置されています。

建長寺
[唐門]
国指定重要文化財


建長寺
仏殿と同じく、増上寺の徳川秀忠夫人崇源院霊屋から移築したもの。

建長寺

建長寺
[大庫裡]

建長寺
[方丈]
京都の般舟三昧院から移築したもの。


建長寺
[庭園と得月楼]
庭園は夢窓疎石の作といわれています。


建長寺
鶺鴒らしき鳥が何かを啄ばんでいました。

建長寺
落雷か何かで伐採されたらしい大木の根。
かなり立派な樹だったんでしょうね。


足利尊氏は「禅宗の五山」の第一位に南禅寺と建長寺、

第二位に円覚寺と天竜寺、第三位に鎌倉の寿福寺、

第四位に京都の建仁寺、第五位に京都の東福寺、

次席に浄智寺を選定しましたが、

現在は別格上位に南禅寺、第一位に天龍寺と建長寺、

第二位に相国寺と円覚寺、第三位に建仁寺と寿福寺、

第四位に東福寺と浄智寺、第五位に万寿寺と浄妙寺とされています。

どのみち建長寺は五山の第一位なんですね。

その建長寺の夢を何故見たのかは謎ですが、

足を運ぶことが出来て、とてもスッキリしました。

気分的にスッキリしただけで、特に何もなかったんですけどね。

ずいぶんとスッキリ整備された境内で、

観光客の多さも気にならないほどの規模には驚きました。


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[右]建長寺の御朱印
[左]長寿寺の御朱印



建長寺
【建長寺(けんちょうじ)】

神奈川県鎌倉市山ノ内8
(北鎌倉駅から徒歩約16分)
拝観時間 8:30~16:30
拝観料:大人(高校生以上)500円
山号:巨福山(こふくさん)
宗派:臨済宗建長寺派
本尊:地蔵菩薩


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文京区本駒込『六義園(りくぎえん)』の紅葉もぼちぼち終わりですね。

六義園



早朝から駒込の六義園に行ってまいりました。


目的はスタンプラリーの最後の個所にスタンプを押すこと。


そしてカレンダーを貰うことでした。


六義園がウチから二番目に行きやすい庭園なので行先に選んだのですが、


ここは都内で二番目に人気のある紅葉スポット。


ゆえに時間が経てば経つほど混雑して写真どころではなくなる場所なんです。


今回は開園前から並んで入園いたしましたが、


それでもそれなりに混んでいました。


六義園
それでもまだ早いので長蛇の列にはなっていません。

六義園
皆さん右回りで庭園に向かわれますが、
ワタクシは左回りでショートカットして向かいます。


六義園
途中、陽を浴びて輝く紅葉がありました。

六義園
六義園と云えば、ここ。定番の撮影スポットですね。

六義園
遠目で見ればまだまだ大丈夫に見えますが、
紅葉は終わりかけて散り始めていました。


六義園
水面に浮かぶ落ち葉の量が多いです。

六義園
ライトアップ時には対岸のここも闇に浮かびます。

六義園
一週間前ぐらいが紅葉の見頃だったのかもしれませんね。

六義園
茶室のある方向。

六義園
水面に映る木々と、枯れかけの紅葉。

六義園
めっちゃ凛々しい顔のカモ。

六義園
ホオジロガモが二羽仲良く水を切って進んでゆきました。
意外と泳ぐのが早いんですね。


六義園
朝なので日射しは低めです。

六義園
無数の竹が地面に刺さっている(と思えた)ことにギョッとしましたが、

六義園
碑を目立たせるライトアップ用だったんですね。

六義園
結構落葉しているため空の青が多く感じます。

六義園
六義園
六義園
六義園
枯れている葉が多いので、雨が降ったら落葉するかもしれませんね。

六義園
よく考えたら、もみじ茶屋が出店しているのを見るのは初めてかも。

六義園
しかし、開店時間にはちょっと早かったようです。

六義園
ドウダンツツジも終わりかけ。

六義園
ツツジの名所は、今はこんな景色です。

六義園
緑の葉の向こうに見える紅葉。

六義園
桜の大木も紅葉していました。

六義園
この桜の紅葉は綺麗でした。

六義園
表が紅くて、裏が黄色い葉。

六義園
綺麗な葉に見とれて空を見上げると、飛行機が飛んでいました。

六義園
桜の木の下では、牛模様の猫が細い声でニャーニャー鳴いてます。
(でも顔はいかつい)



スタンプラリーをしていなければ、紅葉を見ることはしなかったかもしれません。


近年、週末は遠出をしていましたからね。


久々に都内を散策し、少々歩き疲れてしまいました。


実はここから蔵前に移動し、その後徒歩で家まで・・・。


image
4年ぶりにカレンダーをゲットしました。

image
スタンプラリーが終わると、景品に応募できます。



六義園
【六義園(りくぎえん)】

東京都文京区本駒込6-16-3
営業時間:9:00~17:00
(ライトアップ期間中は~21:00,入園は閉園30分前まで)
休園日:年末年始(12月29日~翌年1月1日まで)


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台東区池之端『旧岩崎邸庭園』の紅葉は今が見頃っぽい。

旧岩崎邸庭園



旧岩崎邸庭園にやって参りました。


ここの入園料は400円。


ちょっとお高く感じます。


本日は庭が目当てだったので、洋館内には入らず庭のみの利用。


それでも400円を支払うことに変わりはありません。


何故か今日は洋館内が混雑しているっぽかったんですよね。


ベランダに人が結構立っていたもんで、これは混雑しているなと判断しまして、


空いている庭の紅葉を愛でることに専念致しました。


旧岩崎邸庭園
もみじの赤と、イチョウの黄色が鮮やかでした。

旧岩崎邸庭園
緑と黄色と赤い葉が混じった庭園内の樹々。

旧岩崎邸庭園
この辺りは色付き始めなのかな?

旧岩崎邸庭園
落葉している樹もあります。

旧岩崎邸庭園
これは色付き始めなのだろうか?

旧岩崎邸庭園
日陰で棲息している樹は紅葉も遅いみたいですね。

旧岩崎邸庭園
旧岩崎邸庭園
旧岩崎邸庭園
旧岩崎邸庭園
なんだか和菓子が食べたくなってきました。



今日の東京地方の気温は19℃。


かなり暖かかったです。


しかし明日は一気に気温が下がり、12月中旬の気温になるそうな。


紅葉が進むのか、落葉が進むのかはわかりませんが、


明後日からは12月がスタート。


早く「紅葉めぐりスタンプラリー」を終わらせねばと思っている今のワタクシです。




旧岩崎邸庭園
【旧岩崎邸庭園】

東京都台東区池之端1-3-45
開園時間 9:00~17:00
休園日:年末年始(12月29日~1月1日)
入園料:400円


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江東区清澄『清澄庭園』の紅葉はぼちぼち終わりかけかも。

清澄庭園


清澄庭園にやって参りました。スタンプラリー中なもんで。


スタンプラリーで引き換えられる数量限定のカレンダーは、ぼちぼち無くなるらしいです。


平日に庭園に来て知ったのですが、マダム達がチャレンジしているらしく、


ワタクシが見ているだけでもかなりの人がカレンダーをゲットして居られました。


清澄庭園
清澄庭園は銘石だらけの庭園でして、
名前が書かれた札があって勉強になります。


清澄庭園
今日は暖かいからか、大気がちょっと霞んでいる気もします。

清澄庭園
小判の様にキラキラ輝くのは真っ黄色に色付くイチョウの葉。

清澄庭園
清澄庭園
よくよく見ると葉も枯れかけているのですが、
遠目で見る分には綺麗です。


清澄庭園
後ほど見たら校外学習中の小学生が大勢でこの橋に乗っていました。
木造っぽいけど、耐加重はどれぐらいなんだろう?


清澄庭園
ところどころにあるイチョウが晴天に映えます。

清澄庭園
茸の気配を察知してシャッターを押してみる。

清澄庭園
白い茸が切り株に生えていました。

清澄庭園
かなり綺麗だと感じた朱色のもみじ。

清澄庭園
清澄庭園
清澄庭園
良い色ですね。

清澄庭園
高木に赤い実がなっていました。
これは何の実なんだろう?


清澄庭園
落ち始めた陽に照らされて輝くイチョウの樹。



東京の紅葉もぼちぼち終わりかけのようです。


まだ落葉はしていませんが、葉が枯れかけていました。


今週末が紅葉狩りのラストチャンスかもしれませんね。


清澄庭園
この庭園にはカワセミが居るんですね。
一度でいいからカワセミを見てみたい。


清澄庭園
鴨は皆、お昼寝中でした。

清澄庭園
水に浮かんでいるのかと思いきや、浅瀬に居るみたいですね。


清澄庭園
【清澄庭園】

東京都江東区清澄3-3-9
開園時間 9:00~17:00(入園は16:30まで)
休園日:年末年始(12月29日~1月1日)

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港区南青山『根津美術館』の庭園を散策して来た。

根津美術館


実業家で茶人の根津嘉一郎が収集した

日本と東洋の古美術品を展示しているのが南青山にある『根津美術館』 。

美術館敷地は、根津嘉一郎の私邸跡になります。

国宝である、尾形光琳の「燕子花図屏風」を持っていることでも有名で、

その他、複数の国宝と重要文化財に指定されている美術品を持っています。

本館は、隈研吾さんの設計によるもの。(第52回BCS賞受賞作品(2011年))

本日は、平日だから空いているかもという期待のもと、

こちらの美術館にやって参りました。

結論から申せば、外国人で混んでいました。

外国の方に人気がある美術館なんですなぁ。

根津美術館
庭園の至る所にある仏像の前にはお賽銭が置いてありました。

根津美術館
燈籠好きには堪らないであろう程、庭園内には石燈籠が置いてあります。

根津美術館
斑入りの大きな椿も咲いていました。
あれ? 椿が咲くのって今だったっけ?


根津美術館
滾々と湧き出ている水。
これは噴水の類なんだろうか?


根津美術館
石塔もぽつぽつ建っています。
雨だと良い感じでしょうな。


根津美術館
花を頭に飾った仏さまもありました。

根津美術館
えらく良い位置に咲いた山茶花ですな。

根津美術館
意外と人とすれ違わない庭園内。

根津美術館
庭内のソメイヨシノはまだ蕾ばかり。

根津美術館

根津美術館

根津美術館
樹の幹から直接咲いている桜。
ううう・・・削りたい、もぎたい。


根津美術館
枝垂れ桜はまだ蕾。

根津美術館
咲くのは来週かしら?

根津美術館
もう少し晴れていたら、庭園も綺麗に見えたでしょうねぇ。


現在開催中の特別展は『高麗仏画香りたつ装飾美』というもの。

朝鮮半島全域を統一した最初の王朝「高麗」の仏画を集めた展覧会です。

入館料は1,300円。

本当は、4月12日から始まる光琳展の国宝「燕子花図屏風」を観に来たかった。

休みとタイミングが合わず、残念です。



根津美術館
【根津美術館】

東京都港区南青山6-5-1
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜、展示替期間、年末年始


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茨城県笠間市『春風萬里荘(笠間日動美術館分館)』は魯山人が住んでいた当時のまま移築保存された茅葺き屋根の民家です。

春風萬里荘




1965年(昭和40年)に北鎌倉からこの地に移築された茅葺屋根の民家は、



かつて北大路魯山人が住居として使っていたもの。



現在は笠間日動美術館の分館として公開されています。



画家の住居やアトリエなどが点在する芸術の村内にあり、



笠間稲荷神社とは線路を挟んだ反対側エリアにあります。



小高い場所にあるため、坂道を登るには電動式自転車に限ります。



笠間駅から徒歩だと、20分以上は掛かりそう。




春風萬里荘
巡回バスも出ています。

春風萬里荘

春風萬里荘
太鼓橋が掛かった池もありますが、老朽化のため橋は渡れません。

春風萬里荘
左手前がただの石だと思っていたら・・・

春風萬里荘
喜名盛勝「たたずむ」という作品でした。

春風萬里荘
ちらほら紅葉気味のモミジも見られますな。

春風萬里荘
木々の右手奥が魯山人が設計した茶室「夢境庵」。

春風萬里荘
茅葺入母屋造りの重厚な建物。

春風萬里荘
茅葺屋根には苔が生していました。

春風萬里荘
あ、気になる蟇股(かえるまた)がある。

春風萬里荘
これは・・・イタチ?

春風萬里荘
茅葺の奥には、ひっそりと懸魚(げぎょ)が見えます。
凝った家だなぁ。


春風萬里荘
こちらが入口です。
入口脇に置かれた瑠璃色の壺がツボでした。


春風萬里荘
毎度、沓脱石での靴の脱ぎ方で迷う。
式台との段差がかなりある場合もあって、
ブーツの場合は特に困るんですよねぇ。


春風萬里荘
玄関土間上の照明と天井。
天井は煤竹のように見えました。


春風萬里荘
形状がよく分からなかった釘隠し。
鳥と魚と推察するのですが、どういう状態なんだろう?


春風萬里荘
奥座敷にあった円卓。
これ、イイですよねぇ。
もの凄く好みです。


春風萬里荘
蝙蝠と霊芝で、もの凄く長寿を願っているのが伝わって来ました。

春風萬里荘
ウラ側にある座敷は夏に昼寝をすると心地の良さそうな空間です。

春風萬里荘
その地袋にある引手は七宝でした。
貼ってあるのは麻?


春風萬里荘
京都の龍安寺(りょうあんじ)を模して造られた枯山水の庭園。

春風萬里荘

春風萬里荘

春風萬里荘
実はこの庭を見てちょっと興奮し、写真の許可を入口まで得に行ったんです。
入口に写真撮影禁止のマークがあったのですが、庭は大丈夫かなと思って。
すると、「偶然ですが本日から写真撮影OKになりました」と
注意書きが書かれた紙をくれました。
※大っぴらにはしていないっぽい


菊

春風萬里荘
左手奥が、元厩を改装して魯山人が造った洋間。
床は木(もく)タイルです。めっちゃシロアリに喰われてた。


春風萬里荘
朝倉文夫作「猫」

春風萬里荘
こういう使い方もあるんだなぁと感心したランプ。

春風萬里荘
ちょっと欲しいと思った織部焼の急須。


春風萬里荘
座って良いのか迷うベンチの下に気配を感じて見てみると・・・

春風萬里荘
カエル!

春風萬里荘
めっちゃ凛々しいカエルでございました。

春風萬里荘
洋間の奥にいきなりあるトイレ。
扉が無いオープンな空間です。
今見ても斬新過ぎてギョッとした。


春風萬里荘
北大路魯山人作「アサガオ(便器)」

春風萬里荘
そのトイレの横・廊下の正面にあるステンドグラスの扉。
この奥には何があるんだろう?と思ったら・・・


春風萬里荘
外でした。
ドアのすぐそこに木が植わっています。
出られるのか!?
ちなみに昔は洋間のすべての窓がステンドグラスだったそうです。


image

春風萬里荘
風呂場は結構広いです。
冬は寒そう。


春風萬里荘
壁には魯山人作の織部焼の陶板が使われています。

春風萬里荘
空かもう少し青ければ良いのにと心から思う景色でした。
ちょっとモネの庭っぽい。


春風萬里荘
かなり立派な長屋門。
ここに来る前にも個人のお宅にデデンと建つ長屋門を見ましたが、
あれも間近て見てみたいなぁ。


春風萬里荘
大谷石らしきものが敷かれた門入口の上には
菊らしき花の模様があしらわれた灯篭が掛かっていました。
笠間市と云えば菊だからかな?
菊じゃなかったりして。
たぶん日動美術館のセンスだと思われます。


春風萬里荘
門扉が無いのは、この手前にもう一つ門があるから。

春風萬里荘
庭から見上げる場所にある長屋門。
高低差のある場所に笠間日動美術館分館はあります。




見どころはまだまだ沢山あるのですが、



是非、実際に足を運んで確認して見て下さい。



一見の価値ありな内容だとワタクシは思いました。



サクサクっと帰って行く方々も多々いらっしゃるので、



そうじゃない人も居られるのでしょうが、



個人的には入館料600円は安い!と感じました。



次回は是非、空が青い日に訪れたいと思います。




春風萬里荘
【春風萬里荘(しゅんぷうばんりそう)】
茨城県笠間市下市毛芸術の村
開園時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
※冬季(12~2月)は10:00~16:00(入場は15:30まで)
休館日:月曜
春風萬里荘
[入館料]
春風萬里荘のみ 600円
日動美術館との共通券 1,400円



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新潟県新潟市『旧齋藤家別邸』で雛人形展を観ながらお抹茶を頂いてきました。【写真多用】

旧齋藤家別邸
[北前船の贈り物 湊にいがた雛人形展]
2016年2月23日(火)〜3月21日(月)




齋藤家の四代齋藤喜十郎が大正7年(1918年)に別荘として建設した建物で、



庭は国の名勝に指定されています。



現在は新潟市が公有化して管理しています。



旧齋藤家別邸
入口からして贅沢な造り。
玄関を入って左手に受付があります。


旧齋藤家別邸
受付でお抹茶代500円を支払い、木札を受け取ってから先に管内を見学。

旧齋藤家別邸
広いので、いくらお雛様を飾ってあっても小さく見えます。

旧齋藤家別邸
襖の引手には竹模様が彫られ、銘が入っていました。

旧齋藤家別邸
玄関正面の板戸。
佐藤紫煙の板戸絵です。
鮮やかな色彩です。


旧齋藤家別邸
その板戸の裏側は組子になっていました。
凝ってますなぁ~。


旧齋藤家別邸
外廊下の天井は一部格天井になっています。

旧齋藤家別邸
一階の奥座敷。
ここの欄間の絵柄も竹なのかな?


旧齋藤家別邸
面白い床の間。
モダンですよね。
初めて見ました。


旧齋藤家別邸
模様が素晴らしい床柱。
これは銘木に違いないけど、何の木なんだろう?


旧齋藤家別邸
仕入れにも板戸絵が描かれていました。

旧齋藤家別邸
豪華な仏間。
左側は神棚だと思われます。


旧齋藤家別邸
旧齋藤家別邸
同室の引手。

旧齋藤家別邸
蔵では和菓子に関する企画展が行われていました。

旧齋藤家別邸
丸に剣片喰の家紋が入った扉の金具部分。

旧齋藤家別邸
新潟市内の和菓子屋さんについて紹介されているコーナー。

旧齋藤家別邸
木型も展示してありました。

旧齋藤家別邸
無駄に贅沢な二階トイレの天井材。
矢羽のようですね。


旧齋藤家別邸
二階階段踊り場の杉板戸。

旧齋藤家別邸
旧齋藤家別邸
二階座敷の欄間には人形が飾られていました。
百人一首の歌人達かな?


旧齋藤家別邸
出書院部分の犬が気になる。

旧齋藤家別邸
これも犬。
これって・・・練炭を入れる懐炉でしたっけ?


旧齋藤家別邸
飾ってあるお雛様の中ではお顔が好みでした。

旧齋藤家別邸
こちらも好み。

旧齋藤家別邸
お雛様の頭飾りって、何時代のものなんですかね?

旧齋藤家別邸
最近、土の郷土人形が気になっているワタクシ。
こういう人形にも惹かれます。


旧齋藤家別邸
二階の窓から見える国の名勝。

旧齋藤家別邸
二階の外廊下の天井。

旧齋藤家別邸
一階に戻ってお茶を頂きました。
歩き疲れていたので、とてもホッと致しましたし、次への活力も湧きました。


旧齋藤家別邸
旧齋藤家別邸

旧齋藤家別邸
さて、ここから庭に向かいます。
そもそもこの灯篭も豪華です。


旧齋藤家別邸
いや、外壁の腰壁も豪華なんだけど。

旧齋藤家別邸
入口を振り返ったところ。

旧齋藤家別邸
屋根には「丸に剣片喰家」の紋が見られます。

旧齋藤家別邸
灯篭の向こう側に井戸が見えます。

旧齋藤家別邸
雪対策で縛られたハラン。
こんなことをしても大丈夫なんですね。


旧齋藤家別邸
ぼちぼち日が陰って参りました。
至る所に見れる雪つり。


旧齋藤家別邸
ひたすら豪華な鬼瓦。

旧齋藤家別邸
外観も見ていて飽きません。

旧齋藤家別邸
奥の白いところが蔵。

旧齋藤家別邸
これは何の紋なんだろう?

旧齋藤家別邸
大きくて立派な灯篭が庭には散見されます。

旧齋藤家別邸
池を挟んで主屋を見たところ。

旧齋藤家別邸
庭の高台に登ると市内が見えます。

旧齋藤家別邸
庭にあるせせらぎ。

旧齋藤家別邸
高台の上にはもう一つ建物がありました。

旧齋藤家別邸
根上がり松がここにもありました。

旧齋藤家別邸
夏は涼しいに違いないと推察される高台の別棟。

旧齋藤家別邸
先の方に庭を眺望できる東屋がありました。

旧齋藤家別邸
庭の途中にあったこの灯篭は何の模様なんだろう?

旧齋藤家別邸
母が気になって居たらしい、苔上のモヤシのような芽。

旧齋藤家別邸

ワタクシはこういうのを見ると、全て毟り取りたい衝動に駆られます。




見学している間に、どんどん贅沢な空間に慣れてきます。



当たり前だと感じて来る不思議。



スゴイとは思うけれど、住む場所って感じではなく、



やっぱり別邸なんだなぁと感じた次第。



旧齋藤家別邸
この蔵が、さきほど庭から見えた蔵なんですかね?

旧齋藤家別邸
なまこ壁が立派ですな。

旧齋藤家別邸
ここは現在、休憩所として開放されているみたいです。
って、何もないんですけどね。




秋は紅葉が素晴らしいんだそうです。



雪が積もっていても素晴らしいんだろうなと思いますが。



あ、そうそう。



ここで頂いたお抹茶は、お雛様の展示をしている期間限定なのかもしれません。



美味しかったので、通り道に和菓子店があれば買おうかと思ったのですが、



遭遇することは叶いませんでした。



まあ、その方が記憶に残って良いのかも。





旧齋藤家別邸
【旧齋藤家別邸】

新潟県新潟市中央区西大畑町576
新潟駅前バスターミナル7番線発C20番台・浜浦町線「西大畑」下車徒歩6分
開館時間 9:30~17:00
休館日:月曜
入館料:300円



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【GW】本日は「みどりの日」で六義園も無料ゆえ朝から年配の方々で大混雑でした。

六義園



六義園と言えば?


と訊かれたら、ツツジと紫陽花だとワタクシは思っています。


ツツジはあまり好きではないので、ここには紫陽花を見に来るようにしています。


ゆえに、結構ご無沙汰。


本日は「みどりの日」で無料ゆえ、ちょいと駒込駅まで行って、立ち寄って参りました。


ってか、そもそも駒込駅が半端なくツツジが綺麗で、正直、ここだけで良かったかも。


六義園は「素晴らしい!」って感じではありませんでした。


六義園

六義園


六義園

六義園
この季節、ツツジ以外の見どころは新緑ってところかな?

六義園
写真からはワカリマセンが、人がめちゃくちゃいっぱい居ます。

六義園
道を譲り合って通るレベル。




ってことで、ツツジを確認してから、さっさと撤退したワタクシでした。


贅沢な入園の仕方だったわ。



六義園
【六義園(りくぎえん)】
東京都文京区本駒込6-16-3
入園時間 9:00~16:30
入園料:300円(本日は無料でした)


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【GW】本日は「みどりの日」で旧岩崎邸庭園も無料ゆえ朝から年配の方々で大混雑でした。【写真多用】

旧岩崎邸庭園




天気予報では曇りのち夕方から雨。



実際は快晴になった5月4日の「みどりの日」です。



さて、上野動物園から移動して池之端にやって参りました。



只今午前9時15分。



開園15分経過です。



入口は空いていたものの、館内はだだ混み。



60歳オーバーらしき方々で混雑していました。



旧岩崎邸庭園
ここが入口。

旧岩崎邸庭園
東京都が管理している施設ゆえ、本日は無料です。

旧岩崎邸庭園
ゆるやかな坂道を100mほど上ります。

旧岩崎邸庭園
普段はこの奥で入館料400円を支払いますが本日はこのまま入館。

旧岩崎邸庭園
英国人ジョサイア・コンドルによって設計された建物。


旧岩崎邸庭園
旧岩崎邸は1896年(明治29年)に三菱創設者・岩崎家本邸として建てられたもので、
現在は国の重要文化財に指定されています。


旧岩崎邸庭園
洋館に向かって左隣は撞球室。
塀の柱は保護されていますね。


旧岩崎邸庭園
[スレート葺の屋根]
洋館はこう見えても、木造2階建・地下室付き。


旧岩崎邸庭園
[玄関部塔屋]
かなりデコラティブな外観ですね。


旧岩崎邸庭園
洋館は岩崎財閥3代目の岩崎久弥によって建てられました。

旧岩崎邸庭園
館内へは靴を脱いで上がります。

旧岩崎邸庭園
1945年(昭和20年)にGHQが接収。
1953年(昭和28年)に日本政府に返還。

館内は撮影厳禁のため和館外観までワープ

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園
洋館と同時期に竣工した、書院造を基調とした和館。
1969年(昭和44年)に大広間が重要文化財に指定されたものの、
司法研修所庁舎建設のために和館の大部分が撤去されました。


旧岩崎邸庭園
生活の場として使われていた建物ですが、現在は殆どが取り壊されています。
「完存していれば和館部分のほうが洋館部分より文化財としての価値が高かったと、解体後に気がついた」
とのことで、現在も、価値を知らない人が取り壊す文化財(建物)が日本には多いのだろうなぁと感じました。


旧岩崎邸庭園
屋根は葺き替えられているっぽい。

旧岩崎邸庭園
洋館と和館は船底天井の渡り廊下で結ばれています。

旧岩崎邸庭園
[コロニアル様式のベランダ]

旧岩崎邸庭園
庭には大きな灯籠も。
昔は庭も凄かったんだしょうねぇ。


旧岩崎邸庭園
とても華やかな洋館の外観。

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園
1923年(大正12年)の関東大震災の際には、
敷地が避難所として地元住民に開放されたそうです。


旧岩崎邸庭園
写真ではわかりませんが、一階のベランダ床はタイル張りで、とても華麗です。

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園
[コンドル設計の撞球室(ビリヤード場)]

旧岩崎邸庭園
洋館とは地下で繋がっているそうです。

旧岩崎邸庭園
スイスの山小屋風。

旧岩崎邸庭園
軒にさえ、装飾性を感じます。

旧岩崎邸庭園
煙突があるっとことは、暖炉があるってことですな。

旧岩崎邸庭園
昔、こういう扉の付いた窓に憧れたなぁ。

旧岩崎邸庭園
スイスの山小屋ってよりは、ワタクシにはアメリカのカントリー風に見える。

旧岩崎邸庭園
鎧戸の内側の鍵。
レバーハンドルなのでとても扱いやすそうです。


旧岩崎邸庭園
地下に採光する窓かな?

旧岩崎邸庭園
撞球室の側面。

旧岩崎邸庭園
ドアに嵌め込まれたガラスがとてもカッコイイ。

旧岩崎邸庭園
高そうなガラス~

旧岩崎邸庭園
入れないから分からないけど、この囲いは何だろう?
地下室に採光するガラスが入っているのかな?
雨水が溜まりそうだから違うか。


旧岩崎邸庭園
あ、鳥が居る。

旧岩崎邸庭園
今のワタクシには何の鳥か名前がワカラン。

旧岩崎邸庭園
正面よりも側面がカッコイイ気がする。

旧岩崎邸庭園
外壁は鱗上の木で覆われています。
手間だなぁ。


旧岩崎邸庭園
洋館の階段にもアカンサスの意匠が施されていましたが、
これが本物のアカンサス(葉薊)です。


旧岩崎邸庭園
あら、塀も重要文化財だったのですね。

旧岩崎邸庭園
左手の部分の装飾が特に価値があるっぽい。

旧岩崎邸庭園
湯島ハイタウン、池之端文化センター等の建設により、現在は敷地が約1/3となっています。

旧岩崎邸庭園




ちなみにワタクシがここに来たのは20年以上ぶり。



当時は館内の写真も撮れた気がするのだけれど、



自分専用のカメラなんか持っていなかったし、



そもそも、建物にそれほど興味が無かったし



入れない場所も多かった気がする。



時代と共に、見られる・見られない場所って変化するってことだから、



今のうちに沢山観て、撮っておきたいですね。



いつも後悔するのは、富山市に立派な銭湯があったのだけれど、



入りたいなぁと言っている間に、取り壊されてしまったこと。



あんな立派な建物を今の時代に建てるとすれば、



相当な財力と技術が必要なのに、勿体無い。



そういう、後で悔やまれるレベルで、



人知れず取り壊される建物がこれからもまだまだ増えるんだろうなぁ~



と、この旧岩崎邸和館を見て思ったワタクシです。





旧岩崎邸庭園
【旧岩崎邸庭園(きゅういわさきていていえん)】
東京都台東区池之端1-3-45
営業時間 9:00~16:30
休館日:12月29日~1月1日



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【写真多用】千葉県佐倉市『旧堀田邸』は国指定重要文化財に指定されている建物です。【前編】

旧堀田邸
[旧堀田邸(旧佐倉藩主邸宅)]
千葉県佐倉市鏑木町274番地
 国の重要文化財(重文指定日:2006年(平成18年)7月5日)
開館時間:10時から16時30分(入館は16時まで)
休館日:月曜
見学は有料。


旧堀田邸
旧佐倉藩主堀田正倫が1890年(明治23年)に建造した邸宅。

旧堀田邸
伝統的な和風建築の工法と、ボルトやナットを使用した西洋建築の工法が混在しています。
見学者の入り口は右側。


image
鬼板と懸魚(げぎょ)は水流模様になっていますね。

旧堀田邸
屋根の鬼板には堀田家の家紋があしらわれています。

旧堀田邸

image
蕪懸魚(かぶらげぎょ)と六葉(ろくよう)。
水の流れる様が見事に彫られています。



旧堀田邸はNHドラマ「坂の上の雲」や、「JIN -仁-」、


松坂桃李が主演した「侍戦隊シンケンジャー」のロケなどに使われた場所ですが、


国の重要文化財に指定されており、庭園は県指定名勝になっています。


最後の佐倉藩主堀田正倫が、維新後東京から佐倉に移り住んだ邸宅で、


明治時代に建てられました。


庭は、明治期の庭師・伊藤彦右衛門によるもので、


「さくら庭園」として常時無料で開放されています。


旧堀田邸
襖を開けると正面玄関になります。

旧堀田邸
比較的新しいと思われる照明器具。

旧堀田邸
見学者入り口から入った部屋にある衣紋掛け。
ちよっと小洒落ています。


旧堀田邸
玄関だからって、こんなに衣紋掛けが必要!?
 ってぐらい部屋の両側の壁にあります。


旧堀田邸
端を見ると、後から取り付けられたのが分かります。

旧堀田邸
「桐」の釘隠し
格式の高い部屋にあしらわれています。


旧堀田邸

旧堀田邸
[玄関棟・応接の間]

旧堀田邸
竹節欄間のように何か意味のありそうな欄間ですが、今のワタクシには分かりません。

旧堀田邸
[縁側]
右手の畳廊下は11mあるそうです。


旧堀田邸
長い廊下の軒桁に掛かる丸太

旧堀田邸
平成18年(2006年)7月に国の重要文化財(建造物)に住居部5棟が指定されています。

旧堀田邸
居間棟2階部分は非公開

旧堀田邸
書斎棟は通常非公開になっています。

旧堀田邸

旧堀田邸
網代(あじろ)天井

旧堀田邸
書斎棟 (非公開)

旧堀田邸
普段非公開なだけあって、内部は凄いらしい。

旧堀田邸
非公開になっている場所は、2月11日に見学できるそうな。

旧堀田邸
[居間]
床柱は鉄刀木(たがやさん)、壁土は大阪土が用いられています。


旧堀田邸

旧堀田邸
釘隠しは「橘」。

旧堀田邸
[御寝之間]
※非公開で入室できず


旧堀田邸
襖は印度更紗などが貼ってあるそうです。

旧堀田邸
お手洗い前の手水鉢。
新しいけれど、トイレがありますよという目印なのかも。


旧堀田邸
玄関棟内側

旧堀田邸
カムロちゃんというキャラクターもあるらしい。

旧堀田邸
[客座敷]

旧堀田邸
二重菱組子の欄間

旧堀田邸
舞鶴紋様唐紙?

旧堀田邸

旧堀田邸
ここが特等席なんだそうです。

旧堀田邸
上の座布団に座ってみる庭の景色。

旧堀田邸
結構面白かったので再放送も見ている「坂の上の雲」。
このモックンは評価する。


旧堀田邸
[上ノ間と御祠堂]

旧堀田邸
現代の窓ガラスと昔の窓ガラスの見分け方は、ゆがみの有無。
古いものには気泡が入っている場合もあります。


旧堀田邸
庭は広大です。

旧堀田邸
雪隠あるところに手水あり。
ちょっと遠いけど。


旧堀田邸
湯殿に向かう廊下は天井が低くなっています。

旧堀田邸
昭和時代にはよく見た窓の鍵。
懐かしいです。


旧堀田邸
湯殿に向かう廊下の天井。
桜の木が掛けられています。


旧堀田邸

旧堀田邸
[湯殿]
明治44年に堀田家農事試験場を視察に訪れた
東宮殿下(大正天皇)休息のために増築された湯殿で、
湯に浸る風呂桶はなく、かけ湯によって入浴したそうです。



後編番外編に続く。


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昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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