
永観2年(984年)、比叡山延暦寺の僧である戒算が夢告によって、延暦寺常行堂の本尊である阿弥陀如来を神楽岡東の東三条院詮子(一条天皇生母)の離宮に安置したのが始まり。
正暦3年(992年)一条天皇の勅許を得て本堂が創建されたという。不断念仏の道場として念仏行者や庶民、特に女性の信仰を得てきた。
本尊の阿弥陀如来は「頷きの阿弥陀」とも呼ばれており、慈覚大師円仁が一刀三礼にて彫刻したもので、完成直前に「比叡山の修行者の本尊となりたまえ」と言って白毫を入れようとすると、阿弥陀像は首を三度横に振って拒否されたので、「では京の都に下って、一切衆生をお救い下さい。中でも女人等を救いたまえ」と言うと、阿弥陀像は三度頷かれたという伝説がある。
正暦3年(992年)一条天皇の勅許を得て本堂が創建されたという。不断念仏の道場として念仏行者や庶民、特に女性の信仰を得てきた。
本尊の阿弥陀如来は「頷きの阿弥陀」とも呼ばれており、慈覚大師円仁が一刀三礼にて彫刻したもので、完成直前に「比叡山の修行者の本尊となりたまえ」と言って白毫を入れようとすると、阿弥陀像は首を三度横に振って拒否されたので、「では京の都に下って、一切衆生をお救い下さい。中でも女人等を救いたまえ」と言うと、阿弥陀像は三度頷かれたという伝説がある。
紅葉の名所として人気があるらしい真如堂。
吉田山荘にあるカフェの帰りに桜を見に立ち寄りました。
拝観時間が終わるギリギリでしたが滑り込みで入れて貰えたので
庭園「涅槃の庭」を含め「釉貼花花卉鳳凰六耳壺」「舎利塔」などを見学できました。



三重塔は1817年(文化14年)の再建。
(京都府指定有形文化財)





紅葉の花が咲いていました。
これだけ植わっていれば、紅葉もさぞかし。




桜もほぼ満開。

本堂は重要文化財。

内部を観てから枯山水の庭を見に移動します。

速歩で廊下を往復する。

薄っすらと桜が見える。


本堂脇でも薄っすらと桜が咲いています。

内部は写真撮影禁止なので周辺のみを撮っています。









塩漬けにする種類の桜かしら?

驚くほど育っている馬酔木。
低い木しか見たことが無かったので初めて下から花を見上げられました。

トライポフォビアには気持ち悪いビジュアルです。

花の中を見たいという強い欲求でそれに抗う。

「ほら、ぶつぶつやで」と同行者に言われて見下ろしたら確かにぶつぶつでした。
きもい。

遠くから見るぐらいが丁度いいと言うことを今回知りました。

坂を見るとここが高台であることがよくわかります。

庭園などを見学する前に御朱印もいただきました。
滑り込みで見学させて頂けて本当に良かったです。
今回記憶に残ったのは「釉貼花花卉鳳凰六耳壺」。
午前中に油を買いに行ったもんでとてもタイムリーな美術品でした。
この壺に入っていたのはどんな植物油だったんだろう?
再訪することがあれば聞いてみようと思います。

左手に評判のいいカフェがあったことに全く気付きませんでした。

【真正極楽寺 (真如堂)】
京都府京都市左京区浄土寺真如町82
山号:鈴聲山
宗派:天台宗
本尊:阿弥陀如来(重要文化財)
創建年:永観2年(984年)開山:戒算
正式名:鈴聲山真正極楽寺
別称:真如堂
https://shin-nyo-do.jp/

