
慈雲寺の参道脇にある水場『竜の口』。
中山道を通る旅人や、慈雲寺の参拝者のために作られたそうです。
工業ガイドしもすわによる説明は以下の通り。
中山道を通る旅人や慈雲寺の参拝者のために作られた竜の口は、参道の脇にあります。この石造の龍頭は、江戸時代中期に岡谷・旧横川村の山田金右エ門が作り、現在まで続く歴史ある水場です。
石で造られた参道の左右には多くの石造物があり、階段を上がると武田信玄ゆかりの矢除け石があります。川中島の合戦に向かう途中にこの地に立ち寄った信玄は、この大石には矢よけの法力があると聞き、武田勢はこの矢よけの法力をこめた御札を拝領し戦場向かいました。

「竜の口」とはこの付近の名称らしい。
この石の彫刻自体は「竜頭水口」と称するっぽい。

水鉢の水面はかたく凍っていました。

水が流れ続ける部分だけは凍っていないため、
水晶のブレスレットを洗ってみる。

冷たい水のはずですが、不思議とその冷たさをあまり感じませんでした。

ここに炊飯器の窯が置いてあるのが気になる。

この階段の先に史跡「矢除石」があるようです。
きっと夏場でも水は冷たいと予想され、
それこそ旅人には有難いスポットではないかしら。
寒いので口にしてはいませんが、きっと味もいいんだろうと思われます。
いいなぁ、名水がある場所って。
ちなみに、ここから秋宮に向かう道中にも水場が複数ありました。

御作田社前の水場。

こんないわれがある場所だそうです。
↓

冷水かと思いきや、温水でした。
(写真右側)

「下諏訪温泉 旦過の湯」の脇にある水汲み場。
こちらはぬるめのお湯でした。

旦過の湯の隣にある「multiply」。
残念ながら定休日でした。
きっと珈琲が美味しいに違いない。

「銕焼地蔵尊とかね案内板」には水準点(※)がありました。
※国土の高さを測るための基準

ここのお湯は熱めでした。

街道の雰囲気がありまくりな場所でした。
足湯もあるけど手湯もある下諏訪町。
気軽に温泉に接することができる場所だと感じました。
龍が住まうに相応しい場所という気もする。
水に触れあいたい時には上諏訪共々とても良い土地かも。

山の稜線に沿って富士山が見えました。
岡谷の辺りからだと良い感じに富士山が見えるのかしら?

【竜の口】
長野県 諏訪郡下諏訪町東町中606 慈雲寺

