
何処から見てもカエルには見えないと思う「親子かえる」。
じゃあ、何に見えるねんと訊かれても困るけど。
はとバスツアーの二か所目は大谷平和観音。
所要時間30分の見学地です。
近くには大谷寺があるものの、拝観料がかかるのでスルーってことらしいです。
まあ、小さなお寺さんなので、大勢で押しかけられても困りそうですが。
ってことで、炎天下の日中、汗をかきつつ公園内を歩いていたワタクシと甥っ子です。

駐車場脇にあった石像。
ジブリ映画に出てきそうな感じですね。

これで「おおやまがいぶつ」と読みます。
磨崖仏とは、自然の岩壁や露岩、あるいは転石に造立された仏像を指します。

直線的な箇所は採掘跡ですな。

水に浸食されているっぽい大谷石の岩。


石の地層がこういう状態なのは、世界がどういう状態だったんだろう?

ここら一帯は公園になっているらしい。

[大谷平和観音像]
遠くからでも見えるぐらい巨大です。


竣工は昭和29年(1954年)。
開眼は昭和31年(1956年)5月4日。


記念撮影している人と比較すると、その大きさがわかるかも。
像高は26.93メートル(88尺8寸8分)。


壁と一体化しているので倒れる心配はないかも。

採掘跡。
直線だらけの切岩が何かの建造物にも見えて不思議。

近くには、国の特別史跡の大谷磨崖仏(大谷観音)を有する大谷寺があります。


時間の都合で入らなかったけれど、一見の価値ありって感じのお寺でした。


入館には300円掛かるため、囲いの外のお賽銭箱を使ってお参り。


崖の下に屋根が見えますね。


屋根には鬼瓦と懸魚があります。


鬼瓦が木製で、鬼の面が付いています。


懸魚は三花懸魚(みつはなげぎょ)。
ヒレの部分が凝ってます。
カッコイイ。

本尊は千手観音で、坂東三十三箇所第19番札所。
国の特別史跡及び重要文化財に指定されている「大谷磨崖仏」があります。
人骨も展示してあるらしい。

近くにある廃墟。
なんだかとても心惹かれました。
(行きたいとは言っていない)
大谷資料館の近くにあるので、次回来ることがあれば、
大谷寺に参拝したいと思います。
ここは、もう少し涼しくなってからにしたい場所ではあるかな。
【大谷寺(おおやじ)】
栃木県宇都宮市大谷町1198番地
天台宗の寺院で、山号は天開山。
院号は千手院。
詳しくはウィキペディアへ
栃木県宇都宮市大谷町1198番地
天台宗の寺院で、山号は天開山。
院号は千手院。
