
尾瀬の麓に位置する小さな酒蔵『大利根酒造』。
尾瀬の伏流水と群馬県産の酒米で醸す、地域に根付いた酒蔵です。
会社になったのは明治35年ですが、江戸時代中期から酒を醸していたようです。
元文といえば徳川吉宗の時代になるのかな?
さて、本日の旅の二つ目の目的がここに来ること。
どんな日本酒があるのか期待でワクワクしつつ引き戸を開けました。

入口脇にあるこちらは仕込み水と思われます。
コップがあるので飲めるっぽい。

酒粕があったので一つ入手しました。
本当は3つぐらい欲しかった。持てないけど。

建物の内部から天井を見上げてみる。
三階建てだと思った部分は採光用だったんですね。


改修されている柱をどう替えたのかとても気になる。

地元で飲まれている日本酒の数々。

超限定酒もありました。勿論売り切れ。

気になったのは中央のにごり酒。
絶対美味しいハズと五臓六腑が囁く。

ラベルは現代風なものが多いかも。

こちらもとても気になりました。

気になったにごり酒だけ試したかったのですが
ご厚意で色々試飲させて頂きました。

盃が何気に可愛い。

このサイズだと飲み過ぎなくて良いかも。

こちらは地元で人気のお酒だそうです。

追加で出してくださいました。

全部味が違ってとても面白いです。
わざわざ開封してくださったものがあり大変恐縮。

十年大古酒ってのもありました。どんな味なんだろう?

これは夏涼しいんじゃないかな? という立派な蔵でした。

購入したのはこちらの3種。
計3,300円(税込)でした。
この日は「3」が付く価格が多かったらしい。

すっごくいい香りの酒粕。いい時期に行った気がする。
親切丁寧に説明して頂き、試飲もさせて頂き、大変良い印象。
電車だったからこそ試飲ができた訳で、その点も良かったです。
こんなに次々と試飲させて頂けると予想していなかったので驚きました。
にごり酒が特に好みで美味しいし、
再訪して色々購入したい酒蔵として記憶に残りました。
よくよく考えたらコロナ禍明け初の関東圏酒蔵探訪だったんじゃないかな?
せっかくなので酒蔵探訪を再開しようかな。

【大利根酒造】
群馬県沼田市白沢町高平1306−2
バス停:高平中
営業時間 9:00~18:00
※au PAYなどのQRコード決済可
http://www.sadaijin.co.jp/

