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ひと月ほど前に予約を入れて『Nibbles』に行って参りました。

ここは完全予約制の創作フレンチレストラン。

昨年開業したそうで、前回の旅では存在しませんでした。

店名は、フランス語で「つまんで、齧る」という意味だそう。

そのネーミングからも、あまり作法には拘らない気配がしますな。

シェフおひとりで切り盛りしているため、

一回一組しか受け付けていないそうですが、

この日は若干他の組みと被っておりました。

「一回」の定義は、一時間置きってことなのかも。

コース料理 7,700円(税込)のみで、7~8品ほど。

アレルギーや苦手な食材について訊いてくれたので、

そばアレルギーとだけ伝えておきました。

シェフのアートを阻害するようなことはしたくないと思ったため、

制約は一つだけにしておきまして、

たとえお皿に魚卵が入っていても気合で食べる気満々でしたが

この日はその類は出ませんでした。ヨカッタ。

ベストな状態で火を入れる都合上、

予約時間ジャストの入店は必須だそうです。

大変評価の高いお店なので、

かなり期待値を上げて指定時間に向かいました。

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食器類の選択は若い男性らしいと感じます。

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この日のメニュー。
蕎麦はパスタに変更して貰っています。

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選ぶのもやり取りも面倒なので料理に合わせたセットワインをオーダーしました。

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アミューズは春巻きの皮をカップにした一品。
オイスターソースを使っているので中華っぽい。

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こちらは山形県産の舟形マッシュルームを使ったスープ。
水分は殆ど使っていないそうです。

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岩手県の石黒農場のホロホロ鳥を使った一皿。
フルーツトマトとペコロスのマリネに
エディブルフラワーのアリッサムが散らしてあります。

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ラベル的にも魚料理に合いそうな白ワインが二杯目になります。

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一週間寝かせたのちにローストしたハタ。
お皿に敷かれた緑のものは春菊。


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やわらかめのパン。
割ったところに少量のオリーブオイルが掛かっていた気がする。


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三杯目のワインは赤になります。

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炙った山形牛と蕪のソテー。
上には炒めた白菜と青のりが掛かっています。
山形牛がとろける柔らかさ。

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お蕎麦の場合もペペロンチーノ風だそうですが、
パスタなので、より和風味を感じました。


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棒状のスフレグラッセ。
上に乗っているのは蜜柑とディルとペパーミント。

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初来店の人に供するスペシャリテ。

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なかなか美しいチョコレート菓子です。
赤いパウダーはビーツ。

令和2年度の山形市中心市街地新規出店者サポート事業の対象店のようです。

中心市街地の空き家対策ですかね。

外観と内装のギャップが面白いです。

料理は全て控えめな量で、

トークができない時節柄、待ち時間の長さを感じますが、

そのぶん、何も考えずにボーっとできる時間があるとも言える。

コースは1種のみで、7,700円。

アルコールのセットは別途かかりますが、

かなり安いと感じました。

これからまだまだ変化&進化するんたろうなと感じるお店でした。

願わくば、最後に珈琲が出ると、個人的には言うことなしかも。

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【Nibbles(ニブルス)】

山形県山形市七日町2-7-15
定休日:不定
※カード不可・現金のみ
※完全予約制・コース料理のみ
※当日は100%,前日は50%のキャンセル料がかかる

https://www.instagram.com/nibbles.restaurant/

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