sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

文京区関口『関口芭蕉庵』をちょい散策。

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松尾芭蕉が、1677年から3年間住んだ場所。

それが関口芭蕉庵です。

建物は第二次世界大戦後に建てられているため

芭蕉にゆかりがあるのは土地のみになります。

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説明はこちら。

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池泉回遊式庭園です。

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雨が降っているので桜が白っぽく見える。

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ここは田中光顕伯爵宅「蕉雨園」の一部になります。

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ソメイヨシノではない小ぶりな桜。名称不明。

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作庭当時の自然石が用いられてい園路。

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木板の文字が滲んで読めませんが
石碑に芭蕉の有名な句が書かれていました。

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遊水地は東京の名湧水57選に選ばれているそうです。

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園内に咲く花。これはヤマブキかな?

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雨に濡れた落椿(おちつばき)。

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高台側から見る長屋門。

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内側から見る長屋門。

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芭蕉並木か。

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桜と白椿。

隣接する椿山荘の庭からするとコンパクトで素朴ですが

静かなので居心地は良いです。

虫のいない季節に限るとは思いますが。

生憎の雨ですが、人が少ないので散策にはちょうど良かったです。

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水神社(すいじんじゃ)の大銀杏。
周囲の草が刈り取られているため対岸から根元まで見ることができます。



2025年の胸突坂
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10年前の胸突坂
胸突坂


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【関口芭蕉庵(せきぐちばしょうあん】

東京都文京区関口2-11-3
開園時間 10:00~16:00
休園日:月曜、火曜、年末・年始
入園料:無料


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文京区関口@壱景。

目白通り
[グリーンショップ・音ノ葉]
東京都文京区関口2-11-31
営業時間 10:00~18:00
花、庭木、観葉植物、園芸資材等を販売しています。
隣がoto no ha Caféです。


ペンタス
毎度思うけど、東京で花の苗を買うとお高いんですよね。
でも、睡蓮は育ててみたいと思ってます。


和敬塾
[和敬塾(わけいじゅく)]
早稲田大学や東京大学など50校以上の学生が共同生活を送る男子学生寮です。


和敬塾
7,000坪の敷地に、東,西,南,北,巽,乾の全部で6つの寮があるそうです。

和敬塾
昭和30年創設。

永青文庫
[永青文庫(えいせいぶんこ)]
東京都文京区目白台1-1-1
旧熊本藩主細川家伝来の美術品・歴史資料のほか、
16代当主細川護立の蒐集品などを収蔵・展示・研究を行っています。


永青文庫
長らく訪れていませんでしたが、改修されるそうです。
昔は暗くて古くてギイギイ音が鳴る建物だったという記憶アリ。
そして夏に来ると、蚊にボコボコにされる場所でもあります。


永青文庫
永青文庫公式サイト

樹木
すごく謎だったのが木の周囲にビニル袋を固定していたコレ。
どういう意味があるんだろう?
落ち葉対策にしては、受ける範囲が狭すぎるんだけれど?


樹木
中には雨水が溜まっていました。
ボウフラが湧きそう・・・。


電柱
電柱(電話用)には「細川」の文字。
そもそも細川家の敷地だった場所に通っているこの道の名は何というのだろう?


芭蕉庵
[関口芭蕉庵(せきぐちばしょうあん)]
東京都文京区関口2-11-3
開園時間 10:00~16:30
入園無料


芭蕉庵
松尾芭蕉が神田上水改修工事に携わった際に住んでいた住居跡が
元になっているそうです。


芭蕉庵
芭蕉庵にある建物は戦後に復元されたもの。

芭蕉庵
これが芭蕉庵の正門ですが、常に閉ざされています。
※入口は胸突坂にあります


芭蕉庵
正門上の屋根瓦。
火伏せの模様が見えます。


芭蕉庵
傾斜地にあるので、とてもバリアフルな庭園です。

芭蕉庵
木の杭があるのだけれど、文字が見えなくなっているので
ただの“木材”になっちゃってます。


芭蕉庵
そういえば松尾芭蕉については俳諧師であること以外イマイチ知らないワタクシ。

延宝5年(1677年)水戸藩邸の防火用水に神田川を分水する工事に携わった事が知られる。
労働や技術者などではなく人足の帳簿づけのような仕事だった。
これは、点取俳諧に手を出さないため経済的に貧窮していた事や、
当局から無職だと眼をつけられる事を嫌ったものと考えられる。


芭蕉庵
芭蕉の葉が塀の外からも見えていました。
後から植えたのかな。


胸突坂
旧小石川区も旧牛込区も坂が多いんですよね。
その中でもここは坂が長く、
階段が無ければ歩き難かったろうなぁと想像されます。


胸突坂
これが現在の胸突坂。
現在の歳でもこの階段を下からは上りたくないワタクシです。
(ゆえにいつも上からのコースを選択しています)


神田川
神田川(神田上水)から見る目白台。
椿山荘の敷地側を望む方向です。


神田川
この辺りの神田川の川底は
上総層群(かずさそうぐん)が露出した場所だった記憶がある。


坂、坂、坂。

そんな脚力勝負のエリアが関口および目白台界隈のイメージ。

神田川に向かって下るコースを取ると、とくにそのイメージは濃くなります。

それはそうと、胸突坂の横には神社があるのですが、

ワタクシはこれを当初、お稲荷さんだと思い込んで通っていました。

敷地に踏み込んでもそんな気配がしないなぁ~

と不思議に思って調べてみたら、ここは「水神神社」という水の神さま場所でした。

どーりで。




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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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sava!ブログから建物に関することをある程度分離してメモしておこうと考えてできた分室です。家に関することについて語っているので、気が向いたら見てください。
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