8名の建築家とアーティストが設計したパビリオンが都内各所に現れる「パビリオン・トウキョウ2021」というイベントが7月1日より開催。
藤森照信、妹島和世、藤本壮介、平田晃久、石上純也、藤原徹平、会田誠、草間彌生(敬称略)による作品は、渋谷や原宿、青山、浜離宮恩賜庭園に展示されています。
今日はそのうち、ウチから最も近い九段ハウスに行って参りました。
一度は観てみたいと思っていた九段ハウス。
現在は会員制ビジネス・サロン「kudan house」として利用されているため館内は見学不可となっています。
今回のイベントでは庭園が使われ、石上純也氏の「木陰雲」という作品が展示されています。
延期されて7月6日スタートだったのですが、昨日ようやく工事作業者が引き上げて、今日から作品の全てを見られるようになったそうです。
つまりは本日スタートと言っても過言ではない感じ?
本日は快晴。
これは絶好の見学日和だと思い、バスで九段まで行って参りました。
歩くと汗だくになるかと思って。汗をかくと蚊に刺されるかと思って。
朝から意外と人が多かったので引きの写真は撮れませんでした。
旧山口萬吉邸
1927年に竣工。
戦後GHQによる接収などを経て、
ふたたび山口家の住まいとして約50年間使用される。
2018年5月に国登録有形文化財に指定。
窓の形が様々なので建物の表情が面白い。
ところどころに見られる飾りはアカンサスか?
建物の角にある外灯。
10時過ぎですが灯っていました。
既存の敷石がカッコいい。
玄関の脇から既に作品展示が始まっています。
※庭を覆う黒い木材が作品
庭の木に合わせて天井部の木材を繰りぬいているため
時間がかかったらしいです。
柱を支えている部分。台風などで倒壊すると大変ですもんね。
いい感じの楓の葉?が庭石に貼り付いていました。
隣の工事現場から九段ハウスを撮ってみた。
このビジュアルが見られるのは今だけなんでしょうね。
入口の受付で貰った冊子。
他の展示物が観て回るのに便利な一冊です。
QRコードを撮って水を貰った。
ここの展示物が描かれたラベルってことは、
他のところに行けば他のラベルの水が貰えるってこと?
ものすごーく、藤森先生の作品を観たいのだけれど、苦手エリアにあるので躊躇い中です。
混むだろうし、駅からは歩くし。予約制だった気もする。
期間中に見られると嬉しいけれど、難しいかもなぁ。暑いし。
また、妹島和世氏の作品も人気で予約が取り難そうだと想像しています。
好きな人、多いですよね。妹島和世氏作品って。
まあ、機会と根性があれば、他の作品も観に行ってみたいと思っています。
緊急事態宣言下ではどうなるんだろう?
まあ、行こうと思ったときに考えればいっか。
そんな感じで、ちょっぴりオススメなイベントです。
パビリオン・トウキョウ2021
九段ハウス(山口萬吉邸)
東京都千代田区九段北1-15-9
鑑賞時間:10:00〜18:00
休館日:7/5、7/12、7/13、7/14、7/19、7/22〜27、8/2、8/10、8/16、8/23、8/30