sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

史跡

文京区関口『関口芭蕉庵』をちょい散策。

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松尾芭蕉が、1677年から3年間住んだ場所。

それが関口芭蕉庵です。

建物は第二次世界大戦後に建てられているため

芭蕉にゆかりがあるのは土地のみになります。

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説明はこちら。

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池泉回遊式庭園です。

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雨が降っているので桜が白っぽく見える。

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ここは田中光顕伯爵宅「蕉雨園」の一部になります。

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ソメイヨシノではない小ぶりな桜。名称不明。

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作庭当時の自然石が用いられてい園路。

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木板の文字が滲んで読めませんが
石碑に芭蕉の有名な句が書かれていました。

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遊水地は東京の名湧水57選に選ばれているそうです。

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園内に咲く花。これはヤマブキかな?

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雨に濡れた落椿(おちつばき)。

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高台側から見る長屋門。

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内側から見る長屋門。

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芭蕉並木か。

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桜と白椿。

隣接する椿山荘の庭からするとコンパクトで素朴ですが

静かなので居心地は良いです。

虫のいない季節に限るとは思いますが。

生憎の雨ですが、人が少ないので散策にはちょうど良かったです。

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水神社(すいじんじゃ)の大銀杏。
周囲の草が刈り取られているため対岸から根元まで見ることができます。



2025年の胸突坂
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10年前の胸突坂
胸突坂


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【関口芭蕉庵(せきぐちばしょうあん】

東京都文京区関口2-11-3
開園時間 10:00~16:00
休園日:月曜、火曜、年末・年始
入園料:無料


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京都市@壱景。

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今回の京都旅で一番「良い閃き!」と思ったのが荷物の預け場所。

最終日の朝に京都駅に荷物を預けようと思ったのですが

一番の穴場は京都伊勢丹でした。

MIカード会員なら無料で預けられるんです。

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9階まで持って行くのに意外と時間が掛かります。

ロッカーは外国人観光客も利用するため争奪戦が起こっていますが、

デパートはかなり静かで穴場だと感じました。

狙い目といえばシェアタクシーもなかなか良い。

利用したのは京都駅から高台寺までですが、

バスもタクシーも長蛇の列なのに、

こちらはまだ知られていないのか待ち時間ゼロでした。

行き場所に指定があるものの、一人800円で利用できます。

車内は広々としているので乗り心地も良い。

渋滞していても課金される心配が無いのも

乗り心地の良さに加味されるかも。

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行き先が合うならオススメです。

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高台寺は外国人観光客でかなり混雑していました。

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着物姿の人は外国人観光客だと言ってもいいほど。

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国ごとに人気のスポットは違うのかもと思えるほど
エリアによっては人種に偏りが見られましたが、
ここは万民受けするスポットという気がします。

さて、以下は個別の記事にするほどではないけれど

写真に残しておきたいなと感じたスポットです。

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都本舗 光悦堂
鷹峯街道沿いにある和菓子屋さん。
京都府京都市北区鷹峯旧土居町1-203

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「御土居餅」が名物らしい。

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こちらが「御土居」。(鷹ヶ峯北)
豊臣秀吉によって作られた京都を囲む土塁。
京都府京都市北区鷹峯旧土居町2-22

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となみ菜園 (京の旬野菜直売所)
京都府京都市北区鷹峯上ノ町59

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奥に作業場があるらしい。

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別の販売所で購入したモロッコいんげん?(200円)

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【大徳寺 京豆腐 小川】

京都府京都市北区紫野上門前町55
営業時間 8:00~18:00
定休日:日曜、祝日
※現金のみ

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店先に大量のおかららしきものが積んでありました。

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軒先に干してあるトウモロコシ。
ポップコーンにでもするんだろうか?

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多数の住宅の前で見たのは消火用バケツに入った水。
ボヤならこれで間に合うのかも?

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手水鉢に入った水が綺麗過ぎて水が入っているようには見えなかったり。

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中庭(奥庭)があるって良いですね。

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小野篁と紫式部の墓所。(夜)

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左が紫式部の墓所、右が小野篁の墓所。
大きさは知名度によるのかしら?


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塀の上の猿。
この姿にどんな意味があるんだろう?

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夕方ってほどでもない時間の鴨川。

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出町柳の商店街

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お豆腐屋さんを凝ると反応してしまいます。

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お豆腐屋さんのおからクッキー。
一袋250円だったかなぁ。

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紅葉もいいけれど、椿もね。

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京都駅から見た(ざっくりいえば)大阪方面。

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京都駅から見た伏見方面(か?)。

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京都駅から見た夕焼け。

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祇園閣。
祇園祭の山鉾がモチーフ。
設計は伊東忠太。

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てっぺんには鶴が乗っています。

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大徳寺の仏殿。こんなところにも細かい彫刻が。

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仏殿の天井に描かれているのは飛天?

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大雲院の鐘楼。

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彫刻が見事。

まだまだ色々見ているのだけれど、情報量が多くて整理できず。

文化財が多いので、つい欲張って写真を撮ってしまうのが敗因かも。





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クリスマスといえばヤドリギってことで。

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12月24日の誕生花といえばヤドリギ。

つまりクリスマスといえばヤドリギ。

クリスマスに飾るといろんな意味で良い雰囲気になる植物ですよね。

是非ともそれを撮りたいと思い立ち、皇居東御苑に行って参りました。

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この樹の中間にあるのがヤドリギです。

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ヤドリギは、半寄生植物です。
花言葉は 「困難に打ち克つ」。

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花芽は数mmと小さいのでよく見えませんが、たぶん付いているのかも。

古代ケルト族にはヤドリギは神聖な植物で、

枝を一本吊るしておけば悪魔の祟りを防ぐと信じられていたそうです。

日本で云えば節分に飾る柊鰯(ヒイラギとイワシの頭)みたいなものかも。

今日はクリスマスイブ(夜)。

穏やかな良い一夜でありますように。




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皇居東御苑の名残の紅葉。

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12月24日に皇居東御苑に居る日本人は少ないようで、

入口で英語で話しかけられた今日のワタクシ。

どうやら外国人ツーリストだと思われたっぽい。

実際この日は外国人ツーリストが多く、

「ここは公園なのか宮殿なのか?」と訊いている人を見かけました。

それは答えるのが難しい質問だなぁと思ってみたり。

今日は大手門から入り、平川門から出るルートで散策しまして、

天守台を望むものの割と最短ルートで進んでみました。

猛烈に喉が渇いていたので早く水分チャージをしたい一心で歩く。

水筒を持ってくればよかったと大変後悔しました。

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石垣が脹らんでいる箇所があるのか、ネットが貼られていました。

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あまり人が居ません。

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今日は快晴なので天守台もスッキリ映る。

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石垣と遠くに見える高層ビルとの対比が良いなぁと思った梅林坂辺り。

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名残の紅葉が見られました。

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紅葉の手前は梅の木だったと思う。
そこに綺麗な鳥が止まっていました。
どこに居るか分かりますか?
(クリックで拡大)

image加工
実は白丸で囲んだところに居るんです。

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三の丸尚蔵館前で桜が咲いていました。寒桜?

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ちょっと咲くのが早い気がする。

季節的に枯葉や落葉した木々が多い中、紅葉が見られたのは良かった。

ちょっと得した気分になりました。

桜も咲いていて、季節感に惑うけれども。

空気が澄んでいてとても良い散策日和でした。

梅が咲いているところもあったので、

来年は早めに梅林に行く方がいいかもなぁ。

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三の丸尚蔵館の新施設の外観がほぼ出来上がっていました。
(開館は令和5年秋を予定)



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【皇居東御苑】

東京都千代田区千代田1-1
開苑時間 9:00~16:00
休苑日:月曜、金曜、年末年始(12月28日~翌年1月3日)ほか
宮内庁:https://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/higashigyoen.html


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神奈川県鎌倉市『寿福寺』で北条政子の墓をみて来た。

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源頼朝が没した翌1200年(正治2年)に

北条政子が栄西を開山に招いて創建したという『寿福寺』。

内裏手の墓地に北条政子と源実朝の墓と伝わる五輪塔があるとのことで、

地元の方に案内して頂いて(文字通り)見て参りました。

お寺の裏側にある薄暗い崖のような場所に

鎌倉地方特有の「やぐら」と呼ばれる横穴式墓所がありまして、

底に割と小ぶりな五輪塔があります。

足元にそれぞれ北条政子と源実朝の名前が書かれたボードがありますが、

それが無ければ誰のお墓か分からないぐらいひっそりとした佇まい。

現在の大河ドラマで人気の観光地となっている感のある鎌倉ですが、

有名人のお墓にしては、あまりお参りする方が居ないのかなという印象でした。

たまたまかもしれませんが。

ちなみに、お墓なので写真は撮りませんでした。

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朱塗りの総門。
割と新しい感があります。

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(クリックで拡大)

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総門から中門までの参道

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中門から内側の境内は一般公開されてません。

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崖にあるこういう造形が鎌倉っぽいですよねぇ。

よくよく考えたら、これは観光だったのかもしれない。

細い道をぐねぐねと上がっていくトレーニングっぽかったけれども。

そして鬱蒼としている木々や草を縫う感じで、

ワタクシは虫刺されに警戒してピリピリしていたのだけれども。

鎌倉時代にあまり興味が持てないため、

いつまで経っても何の情報もワタクシの中に積み重ならないのだけれども。

このことから、次回は虫刺され対策を万全にしてから

鎌倉入りしようと思います。



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【寿福寺(じゅふくじ)】

神奈川県鎌倉市扇ヶ谷1-17-7
正式名:亀谷山 寿福金剛禅寺
宗派:臨済宗建長寺派
開山:葉上房栄西(明菴栄西)
開基:北条政子
創建年:1200年(正治2年)


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皇居東御苑の展望台(台所櫓跡)。

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東御苑の台所櫓跡に展望台がありました。

前からあったっけ? という疑問を持ちつつ、

そこから見える景色目当てに登ってまいりました。

登るってほどではないんですけどね。

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なだらかなスロープになっております。

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ここはかつて御台所前三重櫓があったところです。
櫓の規模がよく分かりますね。

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そらが綺麗に見える!

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竹橋・神田方向

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大手町・日本橋方向

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パレスホテル東京も見えます。

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白鳥濠の石垣の上にあるので、
ネットでよく見る「石垣の上に立つ武士の写真」の気分も味わえます。

こうやって改めて見ると東京はビルだらけだなぁ。

空があまり無くて、時々息苦しくなります。

だから空が広く感じられる場所が貴重だと思える。

特にこの二年間の息苦しさは半端なかったかも。

そうして考えると、

江戸城の大奥に居た女性たちの息苦しさは如何ばかりかと。

そりゃ江島事件みたいなことも起こるよねと納得してみたり、

ここに居続ける皇族の方々の息苦しさについて勝手に想像してみたり。

まあ、いろいろと妄想しまくっておりました。

平和な日本の一般人女性として生きるって、

とても幸せなことなんだなぁとしみじみ感じ入ったりもして。

そんなこんなで、近場でリフレッシュできる場所として、

今後もここに足を向けたいと思います。

いいところを見つけられて今日は良い日だ。

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【皇居東御苑】

東京都千代田区千代田1-1
開苑時間 9:00~16:00
休苑日:金曜、月曜、年末年始ほか
宮内庁:https://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/higashigyoen.html


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皇居東御苑で石垣を愛でる。

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江戸時代に大阪城が幕府の直轄地だったと初めて知った今日。

東御苑の土産物屋で見つけた地図を買うかで結構迷いました。

500円だったら買っちゃえよって感じですが、

持ち帰るのが面倒だったのと、

見終わったらただの紙になっちゃうってことで躊躇い、

結局買い控えしてしまいました。

その代わり記憶力のないワタクシにしては珍しく、

記憶に残る内容でした。

ふむ。あれをテーマに諸国を歩くのも良いかもしれん。

と思ってみたり。

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さて、江戸城には当たり前ですが贅沢な石垣が沢山残っています。

度重なる災害で都度修復されているとはいえ、

修復してまで残そうと思えるところがスゴイ。

関東大震災での石垣の被害について面白い論文があったので、

以下にリンクを貼っておきます。

関東大震災後の旧江戸城石垣の復旧に関する研究 - 土木学会 ]

こうして見ると、築城から現在に至るまで、

石垣には多くの人の手が入っていることが分かりますな。

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現在の汐見坂

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明治初期の汐見坂と比較してみると妄想が捗ります。

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出典はこちら


汐見坂の石垣は結構面白くて、

坂を上った先の左右で石の組み方が違うんですね。

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「亀甲積み」の美しい石垣。

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ピッタリと辺が合わさった美しい形状で、
ずーっと眺めて居られます。

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こちらは「打ち込みハギ」という積み方。
すき間には間石(あいいし)といわれる小石を詰めてあります。

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白鳥濠の石垣は「打ち込みハギ」といわれる積み方で、
家康時代に築かれた城内最古の石垣だと言われていました。

白鳥濠の石垣が最古だと言われていましたが、

今年、「三の丸尚蔵館」の建て替え工事現場から、

最古級の石垣が発見されたそうです。

って、どちらも江戸初期だから同じ時期なのかもしれませんが。

江戸城の石垣は伊豆半島産の安山岩が使われていますが、

今回発見された遺構は利根川水系のものらしき石材が含まれているそうです。

残念ながら崩壊の恐れがあるため埋め戻しされるそうですが、

石の違いを見てみたいので、展示してくれることを期待しています。

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石垣といえば、上の石垣が気になっています。

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これ、何なんですかね?

今度詳しそうな人に訊いてみようと思います。

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天守の石垣は加賀藩によるもので、
瀬戸内海から運んだ花崗岩で造られているとか。

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上に行くほど石が小さくなっています。

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基礎の埋まっている部分も興味深い。

行く度に様々な発見がある江戸城の石垣。

もっとマニアになったら、より楽しめるんだろうなぁ。

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2021年12月の開苑日になります。


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【皇居東御苑】

東京都千代田区千代田1-1
開苑時間 9:00~16:00
休苑日:金曜、月曜、年末年始ほか
宮内庁:https://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/higashigyoen.html


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埼玉県大里郡寄居町『枕流荘 京亭』で鮎三昧。

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昨年に引き続き、今年も『京亭』に行って参りました。

前回帰りがけに次の予約を入れてあったのです。

東京は雨でしたが、この付近は雨が止み、

時々晴れ間も覗いていました。

玄関先で女将さんに出迎えて貰い、

ああ今年も無事に母と来られた…と

内心様々なことに感謝しておりました。

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本日も二階を貸し切り状態でした。

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荒川は濁流になっていました。

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ここは高台ですので庭の先は崖です。

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お酒提供の注意書き。

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初めに供されるのは鮎煮浸し。

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頭から丸ごと食べられます。
かなり美味。

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鮎の潤香(うるか)。

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前菜いろいろ。ここに白身魚のすり身石焼が乗っていました。

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鮎一夜干し。
安定のいい塩梅。

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鮎あらい。甘くて美味。
凍らせた青竹を器にしていて
窓から見えるロケーションに合っていて良いなと思いました。

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あっさり味だけれど美味しいチャーシューと
小さなジャガイモを炊いたもの。
椀蓋を開けた途端に良い香りが鼻腔をくすぐります。
めっちゃ深呼吸しちゃいました。

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テーブルの上で焼かれている本日の鮎は
群馬県上野村のものらしいです。

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天然鮎の塩焼き。

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鮎を食べた後もしばらく炭を見守っておりました。
なんかボーっとできる。

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稚鮎天婦羅、沢蟹付き。

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女将さんが最後の仕上げをする鮎飯
蓋がされたままなのは蒸らしタイムだから。

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一杯でおなかいっぱいになったので、
残りは持ち帰りさせて貰いました。

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満遍なく鮎の身が入っていていい香りで美味です。

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ぬか漬けを食べるとぬか漬けを作りたくなりますな。
断念しまくっていますけど。

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余ったのはこれだけ。
持ち帰り容器に詰めて貰ったら結構量がありました。

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デザートは白玉と餡子とフルーツ3種。

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今回もお土産に手拭いを頂きました。

久々に緑多い場所でいい空気のなか、美味しいものを満喫できました。

実はここに来るまでに電車内から緑あふれる光景を見たら、

なんだかわけもなくツーンと目頭が刺激され、ウルッと来ました。

自然を見て感動する日が来ようとは。

自然に飢えていたんだと実感しました。

ワタクシはコンクリートの箱の中だけでは暮らせない生き物だったみたい。

しかし、今回は来年の予約は入れませんでした。

来年のことは来年考えようと思います。

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ガラス越しに見た庭。
この日、下の池にカワセミが来ていたらしいです。
見たかった!


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毎度スゴイ普請だなぁと感心する床の間。
左官職人のプライドを感じます。

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良いなと思った炭のオブジェ。
空気清浄のためかしら?
プラズマクラスターも可動してたけど。


京亭
【枕流荘 京亭(きょうてい)】

埼玉県大里郡寄居町寄居547
営業時間 11:00~19:00(要予約)
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
http://chinryusou-kyoutei.jp/


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港区にある古墳を見に行く。

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東京の山の手線内に古墳があるなんて知らなかったワタクシ。
知らなかった以前に、考えたこともありませんでした。
だって昔は海だったと聞いているし。

関西人なので古墳は身近な存在でしたが、有力者の墓であるという認識しかなく、「だから何?」と特に興味も持たずに約半世紀過ごして参りました。
しかし、よくよく考えると土木遺産なんですよね、古墳って。

今まで技術の凄さに全く目を向けていなかったのですが、改めて調べてみると、結構凄い存在でした。墓を通じて全国に土木技術を広める役割があったらしいですし。

東北から九州まで古墳は点在しており、朽ちてしまう木造建築物とは異なり、風雨にさらされてもある程度は残る建造物。

土の上に石を敷き詰めていたところもあるらしいし、これだけのものを造ることができるんだぞという威圧にもなる。

時代が下って技術力を誇示できるものが城に変わったとしても、古墳を造った技術は継承されていたんじゃないかと思えます。基礎とか、石垣とか、いろいろ。
まあ、論文を読んで勉強していないので想像の域を出ませんが。

で、東京都の古墳に話を戻せば、港区に前方後円墳があるんです。

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東京タワーの足元にある芝公園の中にあります。

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公園の奥に木々が茂った一角があります。
案内板があるので分り易いかも。

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木々で分かり難いのですが、後円部がこちらです。

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五世紀ごろの古墳!

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とりあえず上まで登ってみる。

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都内では最大級とされる前方後円墳です。
江戸時代に後円部が崩され、墳頂はまっ平らになってます。

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前方部方形の突き出し部が、正面の道っぽいところです。
後円部よりも少し下がって低くなっています。

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謎の石がありました。
なんだコレ?

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碑も置いてあります。
伊能忠敬?

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伊能忠敬の測量の起点となったのが芝公園近くの高輪の大木戸。
その関係で東京地学協会が遺功表を建てたそうです。
細川家の第16代当主 細川護立の名前が刻まれています。

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前方部に移動します。
前端幅は約40mあるそうです。

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振り返って後円部を見ると、くびれがよく分かりますね。

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前方後円墳を真横から眺める。
右側が後円部、左側が前方部です。

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こちらが後円部。

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古墳の脇に芝東照宮がございまして、
そちらに抜ける道の途中にまたまた謎の石が。
移動できなかったのか、遺構なのか、
これはいったい何なのか?

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芝東照宮の石段。
芝東照宮は、日光東照宮、久能山東照宮、上野東照宮と並ぶ
四大東照宮の一つ。
(最もコンパクトな東照宮です)

明治31年の発掘調査で埴輪や須恵器が出土したそうです。
既に後円部の墳頂が削られていたこともあり、主体部(埋葬施設)は発見できなかったとか。

先日、NHKで興味深いドキュメンタリーが放送されまして、奈良の箸墓古墳と芝丸山古墳が同型だとされていました。そもそも箸墓古墳って、卑弥呼の墓かもしれないという説があるそうですね。
俄然、箸墓古墳を見に行ってみたくなりました。(めちゃくちゃ交通の便は悪いのだが)

それはそうと、芝丸山古墳のあるこの場所はパワースポットだと言われているそうです。
標高16m。東照宮があるし、お稲荷さんがあるし、古墳だし、そんな説があってもおかしくないかもなぁ。

蚊が飛び交う前に、じっくり見に行くことができて満足です。



【論文】前方後円墳の墳丘長の規格性→PDF

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文京区湯島1丁目『湯島聖堂』のハンカチノキに花はまだなし。

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湯島聖堂に行って参りました。

ワタクシ、ハンカチノキが大好きでして、

5月になると花を見に行きたくなるのです。

今年は桜も藤もツツジも開花や見頃が早いので、

もしかしたらハンカチノキの開花も早いかもしれん。

そう思って、確認すべくやって参った次第です。

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敷地内に階段がありまして、

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階段脇に若い樹があります。

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葉を見上げたら、花はまだまだ咲かないっぽい。

樹を見て納得できたので、御茶ノ水駅に向かうことに。

昼間に駅を外から見ることはあまりないのですが、

工事現場を見たら結構建物ができていて驚きました。

が、橋を渡る側が工事現場側ではなかったので、

写真を撮ることは叶わず。

GWになったら、散歩がてら撮りに来たいと思います。

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秋葉原方向のロケーション。

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こちらが工事中の御茶ノ水駅側。
すごいところ
(下が外堀)に重機を置いてますよねぇ。

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平日の時間限定で空いている御茶ノ水駅の出口脇に、
御神木っぽい扱いをされている樹がありました。
以前からこんな感じだったっけ?

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真新しい札に見えるので、最近掛けられたのかも?

久々に駅の外に出ると、新発見がありますね。

飯田橋駅からここまで来るのは上り坂なので、

GWに散歩に来ることがあれば、

片道は電車利用をしたいと思います。

肺活量がね…。



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神奈川県鎌倉市『覚園寺』が静かな穴場スポットでとても良いところでした。

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[愛染堂]
廃寺となった大楽寺の本堂を移築。

境内が国の史跡に指定されている『覚園寺』にやって参りました。

鎌倉駅からは少し遠いからか、こちらも人が居らず、

かなり静かでひっそりとしております。

有料拝観エリアは一時間おきの時間指定がされており、

タイミングが合わなかったため愛染堂のみの参拝で終えましたが、

時間とタイミングを見計らって、いつか再訪したいと思っています。

それぐらいワタクシにとっては良いと感じるスポットでした。

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愛染堂の周辺だけでも目に優しく良い感じです。

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灯篭の脇で真っ赤なシャクナゲが花を咲かせていました。

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目がおかしくなりそうな強い赤です。


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チラホラと残る八重桜もありました。

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こちらは薄ピンクの可憐な桜。

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毎度忘れるのですが、これなんて花でしたっけ?
二色なのが綺麗だなぁと感じ入ったのですが。

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あかん。思い出せん。

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梅には実が成っていました。

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これはアカシアの仲間かしら?

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来年の大河ドラマの題材に所縁のある場所らしいです。

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立派な石塔の周囲には蓮の鉢っぽいものが置いてありました。

COVID-19以降、御朱印が書き置きになった寺社が多い中

ここでは直接書いて頂けるようで、

持参しなかったことをとても残念に思いました。

いっそ御朱印帳を購入しようかと思ったのですが、

手のひらサイズでとても小さかったため、

結局は書き置きを頂いて参りました。

空いているから直接書いて頂けるのかもしれず、

今後もそうかはわかりませんが、

再訪することかあれば念のため御朱印帳を携帯しようと思います。

鎌倉駅からこの近くまでバスが走っているので、

それを利用しても良いかも。

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特別御朱印がある。

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書置きを頂きました。


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【覚園寺(かくおんじ)】

神奈川県鎌倉市二階堂421
宗旨:古義真言宗
宗派:真言宗泉涌寺派
本尊:薬師三尊
創建年:建保6年(1218年)

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神奈川県鎌倉市『源頼朝の墓』とその周辺を散策する。

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鎌倉一の有名人に纏わるスポットなのに誰も居ない。

地元在住の方に案内されて『源頼朝の墓』やって参りました。

来年の大河ドラマは鎌倉が舞台だとのことで、

混む前に主要スポットを観ておこうということっぽい。

源頼朝+大河ドラマといえば、『草燃える』。

ワタクシの大好きな作家の永井路子さんと、

これまた大好きな女優の岩下志麻さんが出ていた時代劇で、

小学生ながらに見入った記憶があります。

ゆえに長らく北条政子といえば、岩下志麻さんのイメージでした。

来年の大河ドラマでは、小池栄子さんか演じられるそうで、

これまたイメージに合うなぁと今から期待しているところです。

さて、源頼朝の墓は上の階段を登ったところにございまして、

かなりひっそりとしたスポットでした。

源頼朝ってあまり人気が無いのかなぁ。

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武家政権の創始者なんですけどねぇ。

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明治に廃仏毀釈で法華堂が壊されたため空地になっています。
(頼朝を祀る白旗神社が階段手前に建てられている)

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荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)
長治元年(1104年)の創建。

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本殿は鶴岡八幡宮若宮の旧本殿を譲り受け移築したもので
重要文化財に指定されています。

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境内にあってひと際目を惹く「大銀杏」の御神木。
樹齢900年近くになるらしい。

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鎌倉宮(かまくらぐう)の手水舎。
COVID-19により使用不可のためこのような姿になっています。

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絵を見て亀の甲羅を撫でていたのですが、
文字を見たら「頭を撫でる」と書いてありました。

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鎌倉宮は後醍醐天皇の第三皇子といわれる
護良親王(もりよししんのう)を祀る神社です。

鎌倉の桜は散り続けて路面をピンクに染めている状態ゆえか、

各寺院に観光客の姿は殆どありませんでした。

しかし、見たところ小町通りや鶴岡八幡宮大勢の人が居たので、

我々が足を運んだ場所がマニアック過ぎたのかもしれん。

わからんけど。

得意か不得意かと問われると、

ワタクシは後者に傾きがちな鎌倉。

武家文化があまり得意ではないからかもなぁ。

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埼玉県大里郡寄居町『枕流荘 京亭』で恒例の鮎料理を満喫する。

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昨年に引き続き、今年も母と『京亭』に行って参りました。

前回帰りがけに予約を入れておりましたが、

日にちのタイミングがギリギリ良かったようで、

時節によるキャンセルを言い渡されることなく再訪が叶いました。

『京亭』は本来旅館ゆえ、長らく営業を自粛しておりまして、

もう少し早い時期に予約をしていたら再訪はできませんでした。

前回もそうでしたが、全く他のお客さんと遭遇することなく、

ゆったり、ゆっくりと鮎料理を堪能することが出来ました。

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本日のお部屋はとても見晴らしが宜しいです。

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庭を一望できますし。

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本日の献立が書かれたものがありました。
これに一品プラスでお願いしてあります。


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[鮎煮浸し]
頭から尻尾まで残骸が残ることなく食べることができます。
大変美味しいので、今回はお土産に買って帰りました。


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鮎の潤香(うるか)。珍味です。

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前菜で特に目を惹く沢蟹。
素揚げした後で甘く煮ているようでした。


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鮎一夜干し。
ここ自慢の一品です。
塩梅が丁度良くて絶妙。


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今回は日本酒ではなく、イチローズモルトを選択。

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ロックで頂きました。
意外と料理に合います。


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鮎あらい。
お刺身のツマに、キュウリの花(の下に付くミニミニキュウリ)が付いていました。
葉っぱもキュウリの葉なのだそうです。


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寄居産のトマトをジュレにして掛けた鶏ささみ。
ひんやりした一皿です。


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お待ちかねの天然鮎の塩焼き。
今日の鮎は山梨県の常葉川のものだそうです。


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頭から骨をずずずーっと抜いて、たて酢で頂きます。
ああ、夏が来る~


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白身魚のすり身石焼。
練りもの好きとしては、好物の一品です。
玉葱の甘さが舌に優しいです。


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稚鮎天婦羅、沢蟹付き。
これまた良い塩梅でした。


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追加の一皿は、稚鮎の南蛮漬けでした。
優しい味です。


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女将さんが最後の仕上げをする鮎飯。
定番の美味しさ。
余ったらお土産に持たせてくれるので、
今晩の晩御飯になりました。


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青梅のシャーベット。
青梅がメニューに出るのも、あと数日で終わりですねぇ。

我が家からは少し遠いので、

お隣の埼玉県と云えどショートトリップ感が味わえます。

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本日のお部屋はかなり立派。土壁に圧倒されます。
左官職人の技が、美となって表れております。


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床の間の設えも素晴らしいです。
美しい。


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網戸から見える庭と、それに連なる借景。

鮎料理は今年初ではないけれど、

ここの鮎料理を食べると、夏を感じます。

いずれの料理も外れなく美味しい。

しかし若い方には鮎の美味しさがわかり難いかもしれず、

お客さんの世代交代の話を聞くと、少し切なくなってみたり。

我々も味わえるうちは、建物と料理を満喫すべく、

一年に一度、通えたら良いなぁと願っております。

今回も満足の一日でした。



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【枕流荘 京亭(きょうてい)】

埼玉県大里郡寄居町寄居547
営業時間 11:00~19:00(要予約)
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
http://chinryusou-kyoutei.jp/


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東京都東大和市『旧日立航空機立川工場変電所』という戦災建造物。

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旧日立航空機立川工場変電所は、航空機のエンジンを生産する軍需工場へ送電する変電施設として1938年(昭和13年)東京瓦斯電気工業(株)変電所として作られました。

翌年、日立製作所と合併し、日立航空機立川工場変電所に名称を変更。

同変電所は、高圧電線で送られてきた電気を減圧し、工場内へと送る施設です。

戦局激化に伴い、度重なる米軍の空襲を受け被災。隣接する工場は大破したものの、変電所は大きな被害は免れました。

戦後は内部変電施設の更新をしつつも建物自体の修復はほとんどせず、1993年(平成5年)まで変電所として使用されていました。

現在は、東大和市の指定文化財(市史跡)に指定され、同市が保存・管理を行っています。

しかし建物の老朽化が進んでおり、大規模修繕の必要性に迫られているそうで、東大和市の「変電所保存のための基本方針(改定)」によると、令和2年度に保存修理工事の計画があるようです。

今回、工事前の姿を見ておきたいと考え、今月の公開日である今日、同地にやって参りました。

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矢印の方向から爆撃されているため建物の正面の被弾が多い。

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壁面に残る機銃掃射や爆弾の破片による痕。

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屋内に貫通している箇所もあります。

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貫通痕の屋内側。

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建物の構造が分かる箇所も。

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建物正面には無数の痕が残っています。

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建物側面を見ると機銃掃射の痕は少なくなります。

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建物裏を見ると痕は散見される程度になります。

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変電所の痕跡は建物裏側に少し残されています。

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コンクリート製の階段にも爆撃の痕が残っています。
窓枠や扉などは爆風で吹き飛びました。


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階段裏にも窓から飛び込んだ爆弾の破片による痕(と思われるもの)がある。

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現在、二階は非公開となっています。

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500ポンド爆弾(226.7kg)
B-29爆撃機から落とされた爆弾は、
東日本では250kgが中心だったそうです。
(西日本は1トン爆弾が中心なのだとか)


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内部で展示されているパネルや写真。

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映像展示もあります。
テレビ画面が小さいので後ろに座ると見えにくいです。
壁が改修で塗り直されていますね。


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平成7年の修復工事により、鉄柱で補強された箇所があります。

外部のみの見学はいつでも可能です。

見学日だと入口に募金箱が設置されています。

また、変電所の保存のため、ふるさと納税の募集もされています。

壊れかけた建物を維持するのは並大抵の努力ではないと思います。

細々と修繕は必要でしょうし、修繕し過ぎると元の姿が分からなくなるし。

税金を使うには市民の同意が必要でしょうから、なるべく募金に頼りたいだろうなぁ。

微力ですが、修繕時に使う塗料の足しにでもなればと見学料程度を入れさせていただきました。

修繕が済んでから、どのように手が加えられたのかを見るため、再訪したいと思います。

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ロゴで大まかな製造年が判別できるのですね。

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しかし、前面にあるというロゴを発見できませんでした。
割れて損失している箇所にあったのかな?



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【旧日立航空機立川工場変電所】

東京都東大和市桜が丘2丁目 都立東大和南公園内
西武拝島線玉川上水駅より徒歩5分
一般公開:毎月第2日曜(13:00~16:00)


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埼玉県大里郡寄居町『枕流荘 京亭』にて再び天然鮎料理を満喫す。

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前回予約を入れておいたもんで、

再び寄居町にある『枕流荘 京亭』に母と行って参りました。

価格は前回よりも500円アップの8,500円(税別・サ別)。

鮎のコースは6,500円からありまして、

天然鮎を使うのは7,000円円以上だった気がさそます。

前回から500円アップした分は煮物となって供されました。

寄居駅に着いたのが予約の30分以上前。

前回はタクシーを利用しましたが、

今回は時間に余裕があり過ぎるため、

小雨の中、徒歩で向かいました。

ぶらぶら歩いて10分強。

着いた時間は「ちょっと早いかな?」程度でした。

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入口にかかっている額。
もとはこの額にあるように「虚羽亭」という名だったそうです。


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部屋は洋間を入れて4部屋あります。
すべて個室で貸し切り。


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国指定史跡の鉢形城跡が対岸に見えます。

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とりあえずビールを頂きました。

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手前は、鮎のうるか(内臓の塩辛)。

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[鮎甘露煮]
頭から尻尾まで全て食べられます。すごく美味。


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[前菜]
ツブ貝、鮎の骨せんべい、いくら、生ハムとイチジク。


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[鮎一夜干し]
こちらも頭から尻尾まで全て食べられます。


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[鮎刺身]
しっかりした歯触りの身です。


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少しだけ飲みたい、という気分に合わせて燗酒を選択。

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[虎河豚ひれ酒]

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[冷製の煮物]
茄子はウルカで炊いているそうです。


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[天然鮎の塩焼]
この日の鮎は新潟県の魚野川産でした。


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今回は、一人二尾ずつでした。

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苦手なのに白子が付いてた。

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[白身魚すり身石焼]
蟹と玉葱の真薯でほんのり甘くてフワフワ。


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[稚鮎の天麩羅]
苦みが大人の味って感じ。


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[鮎飯]
一人一合かな?ってぐらい入っています。
残りは持ち帰り。


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なめこと豆腐がたっぷり入った味噌汁も良い感じでした。

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水菓子はシャインマスカットでした。


先付に変化があったものの、基本の料理は前回と変わらず。

食後、雨が上がったので庭に降りました。

涼しくて、散策には丁度良い感じ。

眼下を流れる清流も見ることができ、なかなか良かったです。

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池には鯉やメダカ、アメンボが居ました。

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名勝玉淀の荒川の流れ。
トンボがめっちゃ飛び交っています。


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昭和23年の皇太后陛下(貞明皇后)による植樹の木斛?

いちいち電話を入れるのが面倒なので、

帰りがけに来年の予約を入れておきました。

これにて今年の鮎料理は打ち止め、かな。



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【枕流荘 京亭(きょうてい)】

埼玉県大里郡寄居町寄居547
営業時間 11:00~19:00(要予約)
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
http://chinryusou-kyoutei.jp/


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【写真羅列】岡山県倉敷市の美観地区を歩く。

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昼と夜とでは街の雰囲気かかなり異なります。

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雨上がりの夜道。

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月末までこのような催しが倉敷市内で行われています。

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夏はイベントがいろいろとあるようですね。

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倉敷館は現在改修中です。
工事予定期間は平成30年1月15日から平成31年8月31日まで。


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八重の芙蓉と錦鯉(遠目)。

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[中国銀行倉敷本町出張所]
文化財名:中国銀行倉敷本町支店
※現在は営業していません


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外壁は御影石洗い出し仕上げ。

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大正11年竣工。
設計は
薬師寺主計。

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内部からライトアップされるとこのような色のステンドグラスになります。

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昼間はステンドグラスが青く見えます。

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鉄筋コンクリート造り(一部木造)の二階建て。

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屋根は寄棟。

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夜の大原美術館。

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[旧倉敷郵便局(三楽会館)]
明治35年竣工。


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漆喰塗りの蔵の街並みではレアな下見板張りの外壁が特徴です。

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[井上家住宅]
国の重要文化財。
平成24年度から平成34年度の予定で保存修理工事中です。


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井上家住宅は、300年前の倉敷では最古の町屋です。

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井上家住宅隣の荒物店。

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近付くと籠を買ってしまいそうなので遠巻きに見ています。

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「Marche & Cafe NATURE」というカフェ。
自然食品を扱うお店の2階にあります。


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ここではレモンスカッシュをチョイス。

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けっこうたっぷりとした量です。

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リフォームして間がないのか、白くてきれいな塗り壁。

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窓からは店内裏の興味深い構造物が見えます。

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自然の岩を利用した石垣はかなりの高さです。
この上は何なんだろう?


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石垣の上は、誓願寺という浄土宗のお寺でした。
※境内は一般公開されていません

鶴形山(つるがたやま)という山の上には
阿智神社(あち じんじゃ)、観龍寺(かんりゅうじ)があります。

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[つねき茶舗]
倉敷では有名な茶舗だそうです。
http://tsuneki.net/

銀行建築と言えば、児島にもありました。

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womb brocante(ウームブロカント) が元銀行の建物をリノベして再利用。
現在改修中らしく店舗は休業中でした。


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外観は昭和初期の銀行建築ですね。

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シャッターには富士銀行(現・みずほ銀行)とありましたが、
最終的な銀行の名前なのだろうと推察されます。
※旧安田銀行児島支店が建物名っぽい


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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
もう一つのsava!ブログ
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sava!ブログから建物に関することをある程度分離してメモしておこうと考えてできた分室です。家に関することについて語っているので、気が向いたら見てください。
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