
1930年竣工の『臺北北門郵局』は、栗山俊一の設計です。
1992年8月14日付けで台北市の三級古蹟※(日本でいうところの文化財)とされました。
※古蹟は、国家古蹟(一級古蹟)、直轄市古蹟(二級古蹟)、県市級古蹟(三級古蹟)の3種類ある
RC造の3階建て。
敷地は4000坪あります。
角地にある立派な外観で、素晴らしさにテンションが上がりまくりました。

台北府城北門側から見た外観。

正面右手に見える赤い建物は台北府城北門。


建物すべてが郵便局として使われているわけではないっぽい。


振り返って左手のオレンジの屋根が台北駅です。

第二次世界大戦終結後に4階部分が増築されましたが、元々は3階建てです。

外部タイルの薄茶色は防空色と呼ばれる昔ながらのものなんだとか。

装飾が細かくて、意匠は西洋と中国の混合って感じ。


屋根は鋼製なのかしら?

中央の漢字らしき文字は何を表しているのだろう?

側面の窓の意匠も細かいです。

これだけのガラスを用意するのは、当時、大変だったろうなぁ。

角地は湾曲した造りになっています。

外に置かれたベンチには、同郵便局のキャラクターが描かれています。

文化財であるってことを説明する看板。

台湾の文化財プレートはこういうのなんですね。
来たからには中でグッズを購入したい。
ってことで、角にある入り口から入館いたしました。

漢字だと、だいたいの意味がわかって便利ですね。

正面入り口から入るより、
こちらの入り口から入る方がグッズ売り場に近いです。

記念切手とグッズを買ってみた。
切手を買ったのは、この建物が文化財だったからです。
筆不精なワタクシは日本でも切手を使わないので、
これ以外は要らないかな。


ものごっつい好みど真ん中だった鞄。
キャンバス地で丈夫そうです。小さなポーチも付いています。
ここは千葉県民Tに勧められたのですが、勧めてもらって良かったです。
ここは見ておくべき場所じゃないかなぁ。
グッズも沢山あって、到着早々財布の紐が緩みそうでやばかったです。

【中華郵政臺北北門郵局(台北北門郵局)】
台灣台北市中正區忠孝西路一段120號
No. 120, Section 1, Zhongxiao West Road, Zhongzheng District, Taipei City