sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

博物館

上野公園『国立科学博物館』の建物が好き。

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年間パスを持って通っていたこともある上野の国立科学博物館。

建物が好きすぎて、行くとベンチに座ってボーっとしていることもありました。

ここは特に天井や床などのタイル類、漆喰やステンドグラスやモザイクなどが見どころです。

って、見どころだらけですね。

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美しすぎる天井を見上げてみる。

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天井のステンドグラス。

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照明器具も和洋折衷な感じで必見です。

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照明器具の底部も凝った模様になっています。

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階段部分の窓の上にはモザイクタイルが貼ってあります。

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螺鈿っぽくて格好いいですよね。

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階段床はタイル張り、腰壁は大理石で覆われています。


久々に鉱石の展示を見たら、改めて発見がありました。

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中央の上下に注目してみました。

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こちらは糸魚川で採れるヒスイ。

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こちらは糸魚川で採れる糸魚川石(いといがわせき)。
ヒスイの中でも青色が特徴の新鉱物なんだそうです。




しばらく経ってから博物館を訪れると、

以前は見逃していたものも「なるほど」と納得できることがあり、

ちっぽけながらも自分の領域が広がったのかなと嬉しくなります。

だから博物館が通いは止められないんだよなぁ。

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かはく限定ガチャってのがありました。
ラフレシアが出ればいいけれど…。

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こちらも、かはく限定ガチャ。ちょいとお高め。

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回してみたいと思ったものの、
小銭に崩すのが面倒だったので止めておきました。

やっぱり好きなんですよね、国立科学博物館。

上野で一番好きな場所かもしれん。

今は気軽に行ける場所ではなくなっちゃったけれど、

以前のようにふらりと立ち寄れるスポットに戻れると良いなぁと

心から願ってます。



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【国立科学博物館】
National Museum of Nature and Science,Tokyo

東京都台東区上野公園7-20
開館時間 9:00~17:00,[金土] 9:00~20:00
休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜),年末年始
https://www.kahaku.go.jp/

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国立東京博物館 特別展「工藝2020-自然と美のかたち-」の入館料が高いと感じる。

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国立東京博物館の特別展「工藝2020-自然と美のかたち-」を朝から観て参りました。

(本日は敬老の日なので、特別展以外の入館料は無料です)

事前に予約して表慶館に向かったのですが、結論から申せば特別展は物足りませんでした。

この時期に開催している日本橋三越本店の日本伝統工芸展の方が、無料だし展示数も多いし良いかもしれんと思える。

ただし、東博の特別展の会場構成は伊東豊雄建築設計事務所なので、その点は納得できました。

会期は、 2020年9月21日(月) ~2020年11月15日(日)。

まあ、表慶館内部に入れるという点は良かったかもしれません。

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建物自体が目の保養。

鑑賞後、このまま帰るのも勿体ないなぁと思い、本館のミュージアムショップに寄ってみました。

以前より格段に博物館オリジナルグッズが増えています。(特に、はにわグッズがいろいろ増えてた)

最も良い場所に置かれていた上野凮月堂の缶入りカステラを、調子に乗って買ってしまいました。

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東京カステラ 見返り美人 1,944円(税込)
缶サイズ:約11.5×17.0×8.5cm

菱川師宣の見返り美人図の着物柄がデザインされた缶入りのカステラでして、

なかなかの人気商品のようです。

ってか、缶が可愛い。(可愛いという表現は微妙に合致しない気もするが)

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東博で最も有名な場所がこの正面階段。
数々のドラマで使われている場所です。

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表慶館の階段も良い感じです。

それにしても特別展の料金がお高くなりましたね。

10月6日からの次期特別展の料金は2,400円だそうです。

そう考えると、今日の1,500円という料金は安かったのか。

うーむ。

ってことで、明日は日本橋に行こうと思います。



日時指定券 オンライン事前予約  https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kogei2020/ticket.html

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【国立東京博物館】
Tokyo National Museum

東京都台東区上野公園13-9(JR上野駅公園口より徒歩10分)
入館料:一般 1,000円、大学生 500円(特別展は別途)
開館時間 9:30~17:00,[金土]9:30~21:00
休館日:月曜(祝祭日の場合は開館、翌平日に休館)、年末年始他
※ミュージアムショップはSuicaが使えます
https://www.tnm.jp/

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3月14日からスタートする国立科学博物館の「和食」展の特別前売券がごっつい気になる。

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特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~
開催期間: 3月14日(土)~6月14日(日)

来月に上野の国立科学博物館で開催される和食展が気になっています。

特に気になっているのが、特別前売券

1. オリジナルふきんセット券 1,700円
2. タオルセット券 2,700円
3. まるで大トロ!セット券 4,000円(完売)

の三種に特別展のグッズが付いているのですが、

「3」が既に完売していることに驚いています。

これは、「つまみ寿司(大トロ)の食品サンプル」とのセット券でして、

この食品サンプルを何に使うつもりで買ったのか?

ってところに大いなる興味を抱いているところです。

ちなみにワタクシは「1」が気になっています。

(ビジュアルは前述の「特別前売券」リンクからご確認ください)

今日現在の特別展サイトには、グッズの紹介はありませんが、

きっと和食に関するクリアファイルが販売されると睨んでおります。

ゆえに、グッズを見に同展に行きたいなと思っております。

食品サンプルのガチャがあれば良いのに、とも思ってます。

また国立科学博物館の年間パスを買って通おうかなぁ。

久々に同館のホットドッグが食べたくなってきたし。

しかし、桜が咲く前に行かないと、激混みするんだろうなぁ。

ってことで、3月中に行こうと思います。



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墨田区横網『東京都江戸東京博物館』の特別展が見応えがあってごっつい良い。

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特別展「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」
2020年2月8日(土)〜4月5日(日)
※シルバーデー(2/19,3/18)は65歳以上特別展観覧料無料
※3/20~4/5は2001年4月2日以降に生まれた18歳以下特別展観覧料無料

昨日、慌てて特別展前売券(900円)をセブンに買いに行きまして、

本日初日ってことで、両国に行って参りました。

同館は江戸と東京の歴史や文化を伝える博物館でして、

両国国技館に隣接しています。

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JR両国駅側から行けば階段を上らなくて済みます。
このエスカレーターを使いたかったけれど特別展は一階です。

建物の設計は九段下にある昭和館も手掛けた菊竹清訓氏。

そして現在の博物館館長は、藤森照信氏です。

今月、藤森先生の講演を聴講する予定があるため、その前に、こちらの特別展を観ておこうと考えた次第です。

特別展の入館者はワタクシぐらいの年齢のお一人様が多い気がしますが、

刀剣が展示されているので、それ目当ての若い娘さんもチラホラ。

内容は、江戸東京博物館所蔵の品や個人所有の委託展示品、ブルボン王家の血筋であるバルディ伯爵のコレクション(ベニス東洋美術館所蔵)があります。

ゆえに写真撮影可能なものと、そうでないものが混在しています。

写真は撮れませんでしたが、「日光御宮御石之間格天井絵方彩色仕本」がとても良かったです。

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[紺糸素懸威五枚胴具足 (明珍宗保/作)]
あまり武具には興味のないワタクシですが、
これは見応えがあり、戻って見入ってしまいました。


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この足袋の部分がめっちゃ気になる。
履いている姿を見たいし、履き心地はどうなんだろう?


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[象牙小箪笥 (小林礫斎/作)]
ごの時代(大正・昭和)は象牙がまだ手に入ったんですねぇ。
とても精巧にできていて欲しいなぁと思う一品。


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[六瓢提物 (小林礫斎/作)]
浅草生まれの小林礫斎による精巧なミニチュア美術。


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瓢箪の中にさらに5色の瓢箪が入っています。

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[瓢箪・独楽他 (小林礫斎/作)]
職人技が凄く、小さすぎて見えない展示品もあります。


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ズームしても見えにくいほど小さい独楽。
きっと回るんだろうなぁ。ってか、サイコロちっさっ!

小さいものは老眼にはキツイ。

こういう時は遠近両用の眼鏡が必要かもと思いました。

でも小さいからこそのワクワク感もあって、楽しかったです。

会期中に展示替えがあるっぽいので、後半に再訪してみようかなぁ。

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展示されていた今戸人形のクリアファイルを購入しちゃいました。
A4サイズが440円とお高めです。

早朝から向かいましたが、JR利用より大江戸線利用の方が空いていて正解。

帰りにJRを利用しましたが、激混みでした。東西線も総武線も、千葉に続く線は凄いなぁ。

なにはともあれ、この特別展はオススメです。



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【東京都江戸東京博物館】

EDO TOKYO Museum
東京都墨田区横網1-4-1
開館時間 9:30~17:30
(入館は閉館30分前迄、土曜は19:30迄)
休館日:月曜(ただし2月24日は開館)、2020.2月25日(火)
特別展専用券:1,100円
特別展・常設展共通券:1,360円
※シルバーデー(2/19,3/18)は65歳以上特別展観覧料無料
※3/20~4/5は2001年4月2日以降に生まれた18歳以下は特別展観覧料無料

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/


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静岡県富士宮市『静岡県富士山世界遺産センター』から見る富士山頂。

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富士宮市にある『静岡県富士山世界遺産センター』は、世界遺産に登録された富士山の保護・保存・整備のための拠点施設であり、学術調査機能を併せ持つ施設です。

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県産ヒノキを用いた木格子の逆さ富士の外観が特徴で、富士山麓の湧き水を引いた前面の水盤に建物が映ると「正富士」のように見えるよう設計されています。

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水盤には鳥居が建てられており、富士山本宮浅間大社との連携が図られています。

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入館料は一般300円。70歳以上の高齢者は無料。

館内は北棟・西棟・展示棟から構成されており、展示棟は螺旋スロープになっており、四季の富士登山を疑似体験できる映像が流れる中を登っていく仕組み。
最上階に着けば、実際の富士山を一望できるという構成です。

建築デザインはプリツカー賞受賞者の坂茂氏。テーマは「富士の水の循環と反映」だそうです。

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この格子の内部が展示棟です。

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展望スペース。
屋内から屋外へそのまま出られます。
雲がなければ真正面に富士山が見えます。


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重く低い雲が次々と湧いており、なかなか全容が見られません。

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富士山の麓に見える鳥居は、浅間大社のもの。

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雲が晴れて参りました。

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富士山頂が見えますね。

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雲がなければ、ここから富士山が見えるのだろうと推察されます。

展望フロアは良い感じに富士山が見えるスポットです。

ロッカーがあり、カフェもあるので、一休みには丁度良いかも。

入館料300円はかかりますけどね。

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富士宮市は雀よりも鶺鴒が多い地なのだと感じました。
めっちゃ居る。


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【静岡県富士山世界遺産センター】
Mt.fuji World Heritage Centre,Shizuoka

静岡県富士宮市宮町5-12
開館時間 [通常]9:00~17:00,[7、8月]9:00~18:00
※最終入館は、閉館の30分前
休館日:第3火曜、施設点検日、年末年始(12月27日~1月3日)
※第3火曜が祝日の場合は開館、翌日休館
※2020年の年始は1月1日~3日も開館
https://mtfuji-whc.jp/


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東京都立川市『国立極地研究所 南極・北極科学館』は小さくとも南極地域観測隊を知ることができる施設です。

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「国立極地研究所」で検索すると、

「国立極地研究所 よりもい」という言葉がトップに出るのです。

「よりもい」の意味が謎だったのですが、

調べてみると『宇宙(そら)よりも遠い場所』というアニメの略称なんだとか。

(最近のアニメの略称は、付け方自体がよーわからん)

この「よりもい」の聖地が、国立極地研究所なんですって。

その気配は売店にしか無いようですが、

この日は結構な見学者たちが小ぢんまりした館内に居ました。

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観測隊といえばコレ。雪上車です。

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書体が時代を感じさせます。

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クローラの音が聞こえそうな重々しい感じがしますね。

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外にはスコップなども付いています。
中に入れておかなくて大丈夫なのかな。


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フロントガラスは小さめなんですね。
吹雪いたら前が見えないんじゃないのか?
ワイパーの責任が重すぎる。


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雪が白いから、雪上車は黒く作っているのかな?
と思って大原鉄工所のHPを見たら、今は朱色でした。
メンテナンスのためか同社からも南極地域観測隊に参加者がいます。


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基地の模型が展示してあります。
結構広いな。


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ライブ映像も観られます。

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気温マイナス10℃って、今は意外と温かいのか?
北海道の冬の温度がビビるレベルだったので、それ基準で。


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時代とともに防寒性能も向上しているようです。
体験ができます。


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南極の氷が展示してありました。むき出しです。触れます。

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南極の氷からスタートするパンデミック小説を読んだことがあるため、
触るのが躊躇われる小心者のワタクシです。
言われないと「南極の氷」と分からないかも。
オジサマが「音がする」と耳を近づけて居られました。


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基地の個室はミサワホーム製。
同社からも南極地域観測隊に参加者がいます。

西村淳氏の「面白南極料理人」を読んでから、

南極地域観測隊が近しく感じられるようになりました。

あの作品は面白いです。

映画にもなりましたね。

自分だったら何を持って行くかなぁ、と考えるのも楽しかった記憶があります。

近しくも遠いところでは、昔、

友人の旦那さんの友人が南極地域観測隊に参加していたってことがありました。

年賀状はそちらの消印だって聞いたことがあります。

企業に所属していて出向を命じられたら家族は慄くだろうなぁ。

学生時代にもっと「働き方」を考えていたら、

そういう選択肢もあったんだなぁと感じました。

結局は親族が所属する分野で働く率が高いって気がする。

ワタクシも祖父の仕事の分野からあまり離れてないもんなぁ。

エンジニアってかっこいいよなぁ~と思いながら見学していたワタクシです。

さて、売店では何も買うつもりが無かったのですが、

壁に貼ってあったカレンダーを見て気持ちが動きました。

洗面所のカレンダーはこれにしようと思い、購入。

なかなか良い感じです。

掛けるのが楽しみです。

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先行販売という文字がありましたが、
ここ以外でどこで売っているんだろう?
隊員たちが撮影した写真を使ったカレンダーは1,200円(税込)です。


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おまけで選ばせてもらったミニポスター。
いろいろあるけど今は「生き物」の気分だったのでこれをチョイス。


ワタクシは南極と言えばタロとジロを思い出す世代です。

小学生の頃、学校の講堂で映画を観させられたもんで。

そのタロとジロを含む15頭の樺太犬記念像は、

東京タワーから同施設敷地に移設されていました。

さて、ここはとても小さな施設ですが、入館無料ですし、

子供を連れてくるには丁度いい感じです。

来年の夏に下の甥っ子が来るなら、

ここに連れてきてもいいかもなぁとちょっと思いました。

立川は遠いので、ちょっと、だけですけど。

なにはともあれ、現在の隊員の写真を見て、

色んな仕事があるんだなぁと感じた、四十代後半の秋です。



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【国立極地研究所 南極・北極科学館】

National Institute of PolarResearch
東京都立川市緑町10-3
(JR立川駅から多摩モノレール高松駅下車)
開館時間 10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:日曜、月曜
入館料:無料
https://www.nipr.ac.jp/science-museum/


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『東京国立博物館』の常設展示の入館料ってこんなに高かったっけ?

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[東京国立博物館本館(重要文化財)]
1932年(昭和7年)着工、1937年(昭和12年)竣工。
渡辺仁の案が採用された帝冠様式の代表的建築。

ものごっつい久々に、上野にある東京国立博物館に向かいました。

大きな企画展が無い隙間の期間なのですが、

入館料を支払う際、620円という価格に驚きました。

こんなに高かったっけ!?

400円台のイメージだったのですが、

それは十数年前の価格だったようです。

ちなみに今後も620円から値上がる予定だそうです。

イギリスの大英博物館は無料なのに・・・とボンヤリ思うワタクシ。

以前は国立博物館メンバーズパスを持っていたのかもしれん。

ちなみにメンバーズパスは現在2,000円で、

常設展なら何度でも入館できます。

またメンバーズパスを買おうかなぁ。

5,000円のプレミアムパスなら、

特別展無料観覧券が4枚付くみたいですし。

ちなみに母は年齢的に無料でした。

う、羨ましくなんかないからねっ!

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敷地内には既に萩の花が咲いていました。

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[山下門内博物館の表門]
現在の千代田区内幸町にあった頃の博物館入口。
薩摩藩の装束屋敷、飯山藩・小城藩の藩邸があった場所で、
上野に新しい博物館が建った明治14年までこの地にあった。
博物館移転後の明治16年に鹿鳴館が立てられ、
明治20年には帝国ホテルが開館する。

今回、展示からこのことを初めて知りました。

旧因州池田屋敷表門
[旧因州池田屋敷表門]
現在、東京国立博物館敷地内にある大名屋敷門。
旧因幡鳥取藩池田家の江戸屋敷の表門で、昭和29年に上野に移築。
博物館の展示物の一つとなっている。

旧博物館入口のイメージとしては近しいかも。

東京国立博物館って、体力と気力を気合を維持して回らんと、バテますな。

歩きすぎて疲労骨折の個所が再び痛み、ちょいちょい椅子に座って休みました。

その間、母は休まず、ずーっと展示物を見歩いていました。

意外と元気だ。

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一度庭に降りると、館内への再入場はできないらしい。
爽やかな風が吹く良い季節でしたが、庭に降りるのは断念しました。

母は「いろいろ見ないと勿体ない」と言っていましたが、

よくよく考えれは無料じゃん。

入館料はたかが620円で、

普段からその価格を無駄遣いしまくっているワタクシなのですが、

「高い」と感じた衝撃は捨て難く、

この日一日中思い続けていた次第です。

値上がる前にメンバーズパスを買おうと思うけれど、

暫く行かないうちにどうでもよくなって忘れちゃうんだろうなぁ。



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【東京国立博物館(とうきょうこくりつはくぶつかん)】

東京都台東区上野公園13-9
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
※毎週金曜、土曜、11月3日は21:00まで開館
休館日:月曜(祝・休日の場合は開館、翌平日休館),年末年始
※ゴールデンウィーク期間とお盆期間中は原則無休
入館料:一般620円、大学生410円
無料開館日:国際博物館の日(5月18日)
使用可能電子マネー:iD,Suicaなどの交通系ICカード,WAON
https://www.tnm.jp/


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【台湾】台北市中正区『国立台湾博物館 土銀展示館(台湾土地銀行本店旧館)』の建物は一見の価値ありな古蹟です。

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1923年1月12日に設立された日本勧業銀行(第一勧業銀行)台北支店は、開拓、土木、水利、農業資金の融資などを主として、不動産と拓殖金融をの業務を行う唯一の銀行でした。
現在の建物は1933年竣工。1997年に台北市市定古跡に登録されています。
2008年から修復工事が始まり、2009年に竣工。現在は国立台湾博物館の別館となる「土銀展示館」として一般公開されています。(土銀は土地銀行の略)

ワタクシは今回、人の気配のない「古蹟修復室」フロアの見学をすっ飛ばしましたが、ここにこそ、この建物の修復のノウハウが詰まっていたようで、詳細な展示がされていたらしいのです。帰国後、下調べは必要だったなと感じました。

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関東大震災の翌年に建てられているため、
当時の最新技術が取り入れられているようです。


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この装飾は照明器具の取り付け部分かと思いきや、換気孔なんだそうです。

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亭子脚(ティンアカ)と呼ばれるアーケード。
公共のために歩道として開放してありますが、私有地です。


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アーケードの一片にはこのような床面アートが施されています。

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シシ神様みたいなものも。

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気になったのはこの個所。

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ロッカーが洒落ているんです。

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博物館らしいロッカーだとも思えます。

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このような一角もありました。

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ガス計量器のブースです。
ガス!


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当寺の館内にもクーラーが設置してあったらしいので、
ガス冷房だったのかも。


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修復されず、そのまま残して展示してある箇所。

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ちなみに展示内容は、男の子が大好きな恐竜の骨格標本です。

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三階分の広大なフロアの天井は漆喰塗り。
左官職人の腕の見せ所です。


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華美ではないものの華麗なモールディング。

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白いところは左官職人が修復した箇所。

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通路の先に興味深いものを発見しました。

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壁の構造について密かに展示してある一角です。

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ここには美しい結霜ガラス(けっそうがらす)が填めてありました。

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窓には鉄格子が填められ、窓ガラスは耐火用のラスが入っています。

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エレベーターで4階まで上がってみました。
同施設の屋根が望めます。
瓦じゃないんだね。


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同じ位置から視線を移してみた。
台湾旅をしているとあまり体感できない視界が広がっています。


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よく見なかったのですが、壁面のレリーフも修復対象だったようです。

日曜日なので大勢の子供連れで大混雑していました。

じっくり見たいなら、平日の見学が良いかもね。

って、今は夏休みか。



2017年の記事はコチラ

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【国立台湾博物館 土銀展示館】
古蹟登録名「勸業銀行舊廈」

台湾台北市中正區襄陽路25號
No. 25, Xiangyang Road, Zhongzheng District, Taipei City
開館時間 9:30~17:00
休館日:月曜


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【台湾】台北市中正区『国立台湾博物館』のすべてがツボ過ぎた。

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設計:野村一郎

『国立台湾博物館』は、日本統治時代の1908年に設置された台湾で最も歴史のある博物館です。
1908年(明治41年)に児玉源太郎(第4代台湾総督)と後藤新平(民政長官)を記念するため、「児玉総督後藤民政長官記念館」として建築されたもので、1909年(明治42年)に台湾総督府博物館に改称。
現在の建物が1915年(大正4年)に完成したのち、1949年に「台湾省立博物館」と改称。
1999年に現在の名称となりました。

三年前から気になってはいたものの入ったことはなく、入らなかったことが勿体ないと思えるほど、圧巻の建築美。展示手法もアーティスティックで、(文字通り)細かい内容を広い空間を使って魅せることに長けていると感じました。
台北旅行で、もし時間があれば入館することをお勧めします。(ただし月曜日を除く)

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[左]児玉源太郎、[右]後藤新平
 同館3階に銅像が展示してあります。

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しかも丁寧な解説付き。

特に文化財に指定されている気配はないのですが、本当に建物内部は圧巻で必見です。思わず天井を見上げて、ぐるぐる回りたくなります。
大理石がふんだんに使用されているため、建設費は如何ばかりかと気になるところではありますが、母曰く、台湾には大理石の産地があるそうですね。だとしたら、ここの大理石は当時の威信をかけたものであろうし、良いものを使っているんだろうなと推察されます。

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かなり立派な正面玄関。
円柱の下半分は補強かな?


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入館料についての案内には、軍人、警察官、学生、
6~12歳の児童、65歳以上(休日のみ)半額とあります。


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まさか外国人にも適用されるとは思っていませんでした。
65歳以上は半額になります。


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円柱と角柱が並ぶロビー階段付近。
大理石の色は必見。


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細かい装飾が、これでもかっ!!っと施されています。
素材はモルタルらしいです。
角柱は基礎で円柱は装飾なんだろうなぁ。


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ロビーのアルコーブ2か所には、
既出写真の児玉源太郎像と後藤新平像が飾られていました。
今はお高そうな壺が飾ってあります。


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華麗な装飾とステンドグラス。
どこかの装飾に台湾フルーツを模したものがあるらしい。


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吹き抜けのロビーに立ち、天井を見上げてみる。
三階分の高さが吹き抜けになっています。


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天井のステンドグラスには軍配団扇(児玉家家紋)と
藤(後藤家家紋)を組み合わせた図案が使われています。

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ソフトクリームのような照明器具。
ディズニーの「美女と野獣」の執事を連想させられました。

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柱の間の天井部分に注目。
こちらは綺麗に修繕されていますが


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こちらは同時期の塗り替えはされていないようです。

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柱頭部分にはアカンサスを模した装飾が施されています。
ロビー中央に立つと巨大な植物が並んでいるように見えます。


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大理石の腰壁が続く中央階段。

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シンメトリーな造りなので、
左右両翼に展示室が続いています。


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黒大理石と白寒水石を交互に配した床。
貴賓室の内容が気になります。

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調べてみたところ、日本から仕入れたイタリア産の大理石らしいです。

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大理石の模様が独特。

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でも、窓の三方枠は木製に見えなくもない。

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木製腰壁のある階段。

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階段踊り場のモルタル装飾。
カバーもかけられず触れられる位置にあります。

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二階の廊下も木製の腰壁で保護されています。
高級感がありますね。

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階段踊り場の窓も規格外の高さ。
光が差し込んでかなり明るいです。


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三階への階段はシンプルな造りになっています。
腰壁は二階まてでなくなります。


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展示室内の天井。
既存の照明器具は使用されず、間接照明になっていました。

展示手法も独特です。
お洒落でアーティスティックで色彩も豊か。

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この日の展示内容は昆虫と植物でした。

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オブジェも凝っている。

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微生物という小さ過ぎる展示内容でも工夫が凝らされていました。

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気になったのは三階の展示にある台湾原住民か作った籠。
凄まじく精巧なつくりです。

さて、台湾と言えば北投温泉の特別天然記念物「北投石」が有名ですが、花蓮から台東の間に延びる花東縦谷は、フィリピン海プレートとユーラシア・プレートが密かにぶつかり合う地帯で様々な鉱石が採れ、「地質の天国」、「玉石の故郷」と呼ばれいるそうです。

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台湾墨玉の原石が建物前に展示されています。

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これは原石ですが、磨くと肉眼では黒に見えるのに、
光を当てると黒斑と緑の縞が入った模様になるらしい。


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ミュージアムショップで石を買ってしまいました。
魅かれた。


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右は蛍石(Fluorite)なので「水を避けて」とアドバイスされました。
光や熱による刺激で発光しますが、はじけるので危険だそうです。
NT$99(347円)

写真の左側は「七彩碧玉(jasper) NT$299(1,047円)」。色と形に魅かれました。
定期的にこのような(宝飾品ではない)石を買ってしまうワタクシ。
帰りの荷物が一層重くなってしまうのでした。



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【國立臺灣博物館】

台湾台北市中正區襄陽路2號
No. 2, Xiangyang Road, Zhongzheng District, Taipei City
開館時間 9:30~17:00
休館日:月曜
悠遊カード(悠遊卡/ヨウヨウカー/Easy card)が使えます
https://jp.ntm.gov.tw/(日本語)


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埼玉県熊谷市『片倉シルク記念館』は片倉財閥の隆盛を垣間見られる施設です。

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「片倉工業」最後の製糸工場だった熊谷工場の繭倉庫を利用して作られ、

操業当時に使われていた製糸機械などが展示されている「片倉シルク記念館」。

片倉工業は、明治から大正にかけて日本の主力輸出品だった絹糸製造を行い、

片倉財閥を構築した老舗企業で、製糸業では121年の歴史があります。

富岡製糸場も同社の工場で、2005年に富岡市に寄贈されました。

「片倉工業」は1994年に伝統事業である蚕糸事業から撤退し、

不動産資産を活かしたショッピングセンター運営や

不動産賃貸事業・小売事業のほか、

第二次世界大戦後に進出した自動車部品等の機械製造販売、

肌着の「キヤロン」の発売元でもあります。

東京スクエアガーデンがある場所が元本社ビルがあった場所になります。

熊谷工場は第二次世界大戦時のアメリカ軍空襲被害を受けることなく、

製糸工場として平成6年まで稼働していたそうです。

敷地内には現在、この「片倉シルク記念館」に隣接してイオンがあります。

ワタクシは製糸業に関する歴史に疎いので、

少しずつ知識を蓄える足掛かりとして同施設を見学致しました。

作業工程を知りたいというよりは、歴史を知りたかったのですが、

同施設で上映されている映像が大変参考になりました。

富岡製糸場も空襲被害がなかったそうですが、

いずれは、その理由にもたどり着けるればと思っています。

それにしても蚕って、今や完全に家畜化され、

遺伝子組み換えも行われていますが、

この一生でエエのんか?

と、憐憫のまなざしを向けずには居られません。

ゆえに、にょろにょろした虫が苦手なワタクシなれど、

チラ見ぐらいは耐えられちゃったりするわけです。

富岡製糸場に行くにせよ、

蚕の写真などを見ねばならんのだろうなぁ。



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【片倉シルク記念館】

埼玉県熊谷市本石2-135
開館時間 10:00~17:00(入館は16時30分まで)
休館日:月曜、火曜、年末年始、臨時休業あり
入館料:無料


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新潟県長岡市『如是蔵博物館(にょぜぞうはくぶつかん)』で濃い時間を過ごす。

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昭和11年に建てられた重厚な蔵のような建物。
長岡大空襲のなかでも焼け残ったというしっかりした造りです。
内部はシンプルながらも普請がスゴイ。階段は必見です。
(上階で階段裏側を見てください)


長岡市は連合艦隊司令長官・山本五十六海軍大将の出身地です。

山本五十六にまつわる資料を収蔵展示しているとして有名なのが、

『如是蔵博物館(にょぜぞうはくぶつかん)』。

駅前にあります。

私は初めての出張先の壁に貼られていた言葉で山本五十六を知りました。

やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ


頼るものな、く腑に落ちる言葉なく、誰も経験しなかったことの連続で

過労死すると親に言われ続けた管理職時代を過ごしていた時期に、

この言葉が私の指針になりました。

三十代後半から四十代前半の私を支えたのが、山本五十六の言葉です。

今までなかなかタイミングが合わなかったのですが、

青春18きっぷ日帰り旅ではベストな立地にあったもんで、

この度、この博物館を目的地として長岡に足を運んで参りました。


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敷地内にあるお社。
小説では山本五十六が祀ってあると書かれているそうですが、
実は天照大御神や須佐之男命などが祀られているそうです。


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冬枯れの敷地内は一面が落ち葉。
これはこれで良い雰囲気です。


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通路にあるホースは何なのか?と思ったら、融雪のためのようですね。

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この一角の景観は賞をとっているらしい。

見学料は200円。

小規模ですが、内容はごっつい濃いです。

この類の展示品でこみ上げるものがあったのは初めてでした。

館内は撮影禁止なので興味のある方は実際に見て頂きたい。

あの時代がよく分かります。

父親が五十六歳の時にできた子供だから五十六と名付けられたというのも、

あの時代っぽい。

それはともかく、

指針となるものを多くの人が求めていた時代だったからこそ

山本五十六がこれほど神格化されたのだと感じました。

ブレない人に人は付いていくのかもしれん。

今の私は余生のような管理職生活を過ごしておりますが、

平成時代の私の10年間は間違いなく全力でした。

山本五十六の遺品などの展示物を見ていて

自分にリンクするものがあったため、

こみ上げるものがあったのかもしれません。

戦時中は誰もが全力で生きていたのだと推察されます。

その人々を否定することなど私にはできない。

改めてそう思います。

さて、展示物を見た後は

一階で博物館の管理をしているマダムと

小一時間ほど話をさせて頂きました。

これが凄く楽しかったのです。また来ようと思うほどに。

新潟の地図から地理とその歴史を教えてくれたり、

江戸の古地図から藩主のことを教えてくれたり。

仕事で、新潟で取材して記事を書くことがあったのですが、

あの前にここを知っていれば・・・と、ちょっと悔しかったです。

マダムは六十代だそうですが、日々書を読み研究されているようで

(マダムは趣味で調べてると仰るけど、そんなレベルじゃない)

ものごとを調べていく過程も垣間見えて、それすら興味深かったです。

ああいう六十代っていいなぁ。

あれだけ年月日などの数字が記憶できているってのも凄すぎる。

私の興味を持っていることと合致した知識がある方だったので、

素晴らしい出会いでしたし、話を伺えたことに感謝しています。

楽しかったです。

ちなみに、口コミで「話が長すぎるという」という評価があったそうで、

「だから質問されない限りは話さないようにしているの」

と可愛く拗ねて居られました。

ゆえに、興味のない方は静かに、

もの凄く興味がある方はマダムに質問してみてください。

本当に何でも答えてくれます。

河井継之助についての考察については、

「えーっ、そうなの!?」感がありました。

再訪するまでに、いろいろ調べておこうと思います。

いやぁ~、勉強になったわぁ。

新潟がちょっと身近に感じられました。

来年は得た知識の観点から、旅先を考えてみようかな。


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資料も頂きました。
帰りの車内で読もうと思っていたのですが寝てしまいました。
休みはあるので、家でじっくり読もうと思います。



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【如是蔵博物館(にょぜぞうはくぶつかん)】

長岡市福住1-3-8(JR長岡駅東口から徒歩約5分)
開館時間 10:00~16:00
休館日:月曜、年末年始
入館料:一般・大学生:200円


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【台湾】台中市北屯区『台湾民俗文物館』で四合院(復元)を見学する。

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台中市が1989年に作った教育型施設『台湾民俗文物館』。
ここで四合院建築を観ることが出来ると知り、台鉄台中駅からタクシー利用で行って参りました。
バス利用をするつもりでしたが、二人に疲れが見えるため炎天下の中でバスを待たせるのは難しいと思い、タクシーを利用することにしました。
しかし、四合院に興味があるのはワタクシだけだったので、二人には面白くないスポットだったかもしれません。
申し訳ない。

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だだっ広い公園の一角に建つ四合院建築。

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敷地はそれほど広くはありません。

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地上のみしか見ていませんが、地下に施設があったのかしら?

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復元なので本物感は足りませんが、
こういうものだという視覚的な体感はできます。
そもそも四合院ってなんやねん?って人には全く面白くない場所かも。


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何と読むのかも、どういう意味なのかも分からない謎漢字が貼ってありました。

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全ての建物内部が見学できるわけではないようです。

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とにかく暑くて体力が削がれる環境にあるので、
この季節に行くのは無謀だったかも。


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台湾に残されている四合院建築が少ないため見学に来たのですが、
歴史を知らないとこの建て方の意味もわかり難いかもしれません。
甥っ子に説明するのは難しいと感じました。
四合院(しごういん)とは、方形の中庭を囲んで1棟3室、東西南北4棟を単位とする北方中国伝統的家屋建築のこと。。道路(胡同)に面した建物の壁と接続して、2m近い高さの煉瓦壁が築かれ、南側に大門(表門)を構える。
中国の華北地方以北及び西北地方に多く見られるが、特に北京市街において建てられたものが著名。
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ファッション誌の撮影に使えそうなスポットですね。

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伝統的な四合院の中庭に欠かせないのが樹木。
ここでは一本も見られなかったのですが、視覚的に流石に辛い。
乾燥地帯に来たような気分になりますね。


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馬を模した遊具は鉄製。
炎天下では拷問グッズに見えます。


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公園内には舞台もありました。
イベントの時に使うんでしょうね。


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善光寺辺りにありそうな牛の像がありました。
どういう意味なんだろう?

帰りはバスを利用しました。台湾はバスが発達しており、慣れるとタクシーより安価で大変便利。この距離なら、安価どころか悠遊カード利用でバス代が無料になります。
タクシー利用の際は感じませんでしたが、バスは運転が荒く、甥っ子は乗り物酔いしてグッタリ。
子どもとバスに乗る際は、酔い止めを事前に用意することをオススメします。

ここに来るのなら、子供といえどオペラハウスに連れて行く方がマシだと感じました。少なくともオペラハウスは涼しいですからねぇ。


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【台湾民俗文物館(臺灣民俗文物館)】
Taiwan Folklore Museum

No. 73號, Section 2, Lushun Road, Beitun District, Taichung City
台中市北屯區旅順路二段73號
台鉄台中駅から路線バス131 or 132番利用「崇徳国中」下車。
※HPに以下の情報がありましたので他のルートでも行けるっぽい
崇德國中(步行3分鐘):58、58(副)、12、131、132、65、700、105
※悠遊卡利用ならこの距離のバス料金は無料になります
開館時間 9:00~17:00
休館日:月曜
http://taiwanfolkmuseum.blogspot.com/(台湾語)


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兵庫県神戸市『甲南漬資料館』は甲南漬を造る会社の旧社長宅で国の有形文化財に登録されています。

甲南漬資料館
[甲南漬資料館(旧高嶋家住宅主屋)]
昭和5年築
設計:清水栄二

甲南漬を製造する髙嶋酒類食品(株)2代目当主邸宅として建てられた旧高嶋家住宅。

国登録有形文化財に指定されており、現在は甲南漬資料館として利用されています。

そもそも甲南漬ってのを、関東の人は知らないのではないかしら。

簡単に言えば・・・というか、ストレートに言えば奈良漬です。

髙嶋酒類食品(株)は、江戸時代末期に酒造業を創業し、

明治3年には焼酎の製造を始めたそうですが、

(酒粕問屋からスタートしているので)甲南漬と味醂が有名だと思われます。


甲南漬資料館
広場正面にあるのが文化財に指定されている旧住宅。

甲南漬資料館
ウィーン分離派(セセッション)っぽい外観です。

甲南漬資料館
玄関に文化財プレートがあります。

甲南漬資料館
内部は見学自由。
飲食店もあります。


甲南漬資料館
14時を過ぎていたので食事は出来ず。
こちらで珈琲を頂きました。


甲南漬資料館
明るいのだけれど眩しくはない開口部。

甲南漬資料館
カーテンは当時のままみたいです。
(劣化が激しいので容易く裂けるのでしょうね)


甲南漬資料館
窓が張り出したサロンの外観。

甲南漬資料館
食事だったら「平介茶屋」というお店(奥の和室)で食べられたっぽい。
定食が気になります。カレーライスが安い!


甲南漬資料館
ケーキセットは税別450円!!

甲南漬資料館
甲南漬に関する資料が展示してある館内。
関係ないけど時計が止まっているみたいですね。


甲南漬資料館
甲南漬は基本的にこの6種類。

甲南漬資料館
甲南漬に直接は関係なさそうなものも展示してあります。

甲南漬資料館
二階はカルチャースペースらしく、見学はできません。

甲南漬資料館
酒処もありました。利き酒ができるみたいです。


続いて、平成7年の阪神淡路大震災で倒壊した甲南漬本店跡地に作られた

甲南漬本舗本店に移動しました。


甲南漬資料館
道路に面した白い建物が甲南漬本舗本店。

甲南漬本舗本店
甲南漬の歌が脳裏をぐるぐる回る。
こ~うなんです♫ 灘の名産甲南漬 こ~なんづ~け~♫


甲南漬本舗本店
店内では試食スペースがあります。

甲南漬本舗本店
買う前に食べてみる。

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そして買ってみる。
真空パックの袋入りではなく、樽から袋に入れてもらいました。


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温めるだけの粕汁もありました。

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そして味醂を購入。これが本日の目当てでした。

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パック入りの甲南漬も購入。
お酒が進みそうです。

関西出身なので甲南漬のCMソングをよく耳にしたのですが、

今も流れているんですかね?

関東に住んで二十数年経過しても一度も訊いたことが無い

「ありあけのハーバー」のCMソングみたいなものかしら。

それはそうと、甲南漬(奈良漬)が美味しいと感じる大人になったのだなぁと

しみじみ思ったワタクシなのでした。



甲南漬資料館
【甲南漬資料館(旧高嶋家住宅主屋)】

神戸市東灘区御影塚町4-100-1
開館時間[月~日曜] 10:00~17:00
休館日:12/29~1/5

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兵庫県神戸市『竹中大工道具館』で日本の伝統的木造建築の技を支える道具を知る。【写真多用】

竹中大工道具館

大工道具専門の博物館がJR新神戸駅前にあります。

以前は中山手通にあったそうですが、

竹中工務店本社跡地に建てられ、2014年(平成26年)から公開されています。

ここでは日本の伝統的な木造建築の木組などを展示しており、

施設の建造物そのものも復元した資料のような形になっています。

日本では唯一無二の博物館だと思われます。

どうしてもここに来たくて、早朝から足を運んで参りました。

竹中大工道具館
三宮から地下鉄で向かうとかなり遠く感じます。
JR新神戸駅(新幹線)から直接向かうのがラクかも。


竹中大工道具館
入り口からはゆるやかな階段が続いています。

竹中大工道具館
館内入り口へのアプローチ。

竹中大工道具館
こちらが道具館入口になります。
長い庇の木の色と壁の色がマッチしており、
モダンで優美な外観となっております。


竹中大工道具館
館内には大工道具が動画の説明付きで展示してあります。

竹中大工道具館
展示方法はデザイン的にも工夫されていると感じました。

竹中大工道具館
使い方も一目で分かります。

竹中大工道具館
[唐招提寺金堂原寸大組物模型]
館内で最も存在感のある展示物。


扇垂木
[扇垂木(おうぎたるき)]
仏教建築でよく見られる垂木を放射線状に配置した造り。


竹中大工道具館
ワタクシが大好きな懸魚(げぎょ)のコーナーもありました。

竹中大工道具館
この図案集が欲しいと本気で思います。
懸魚って見ていて飽きないですよね。


蟇股
これは蟇股(かえるまた)。
仏教建築で梁(はり)や桁(けた)の上に置かれ、上の荷重を支える材です。


蟇股
彫刻を施しても重さを支える機能を保持できるところがスゴイ。

蟇股
製作途中が見られるのもいいですね。

竹中大工道具館
[スケルトン茶室]
重要文化財に登録されている大徳寺玉林院茶室「蓑庵」の復元模型。


竹中大工道具館
各名称が貼ってありますが全く覚えられませんでした。
茶室について学ぶのはワタクシにはまだ早いと感じます。
(記憶容量に余裕が無い)


組子細工
鼻血が出そうになった超絶技巧の組子。
この緻密さはやばいです。


組子細工
これを間近で見られるだけでも訪れる価値があると思う。
本当にスゴイ作品です。
(クリックで拡大)


組子細工
離れると、近くで見ていると見えなかったものが見えます。

竹中大工道具館
[唐紙障子]
唐紙を貼った襖障子。


唐紙障子
このタイプ、どこかの文化財で見たのだけれど・・・どこだっけ?

火灯窓付蛍壁
[火灯窓付蛍壁]

竹中大工道具館

火灯窓付蛍壁
これを蛍壁と呼ぶのだと初めて知りました。
勉強になったわー。


竹中大工道具館
[赤磨きの左官壁]
弁柄が入っているそうです。


竹中大工道具館
畳の断面図も展示してありました。
こんな高級な畳を敷ける身分になりたいものです。
畳表の厚みがスゴイよね。
輸入物では考えられない厚みです。


竹中大工道具館
そういえばジブリ展もやってました。
展示品は撮影禁止です。
ゆえに図録を購入しました。


竹中大工道具館
展示品以外にも興味深いのがこの階段。
段差が低く、ステップ部分が広く、登るのがとてもラクです。
バリアフリーな階段って気がしました。(車椅子は省く)


竹中大工道具館
この壁もすごいよね。
遠目からだと畳に見える。
こんな左官壁の家に住みたいです。


竹中大工道具館
休憩は展示館を出た別の場所でできます。

竹中大工道具館
休憩室に向かいます。

竹中大工道具館
庭には踏み入れませんが、眺めることは可能。

竹中大工道具館
和室もありますが、これも展示品なのかも?

竹中大工道具館
休憩室のドアが気に入りました。
引き戸なのですが、
ゴムなどの緩衝材が無くとも静かにピタリと閉まります。
説明しにくいので観に行ってみてください。


竹中大工道具館
シンプルな休憩室。

竹中大工道具館
自販機が置いてあります。

竹中大工道具館
よく手入れされている庭も必見。

竹中大工道具館
庭師さんが細やかに手を入れておられました。

竹中大工道具館
竹中大工道具館
どちらを見ても綺麗。

竹中大工道具館
これは門を入った右手にある置物。
カエルだよね?と自分の視力に問うておりました。
フクロウかとも思った。

午前なのに館内は老若男女で結構混んでいます。

どういう興味を持って訪れたのだろう?とちょっと気になるマダム集団も居ました。

春休みなのでお子さんも多いです。

ここで知識を得て、実物を観に行くのもいいかもしれませんね。

わざわざ東京から向かいましたが、ワタクシは大変気に入りました。

是非、組子細工を見てください。

オススメです。

竹中大工道具館
ジブリ好きもこの期間は多く訪れるのかもしれませんね。


竹中大工道具館
【竹中大工道具館】

兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1
開館時間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)

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千葉県館山市『八犬伝博物館』と城山公園からの富士山の眺望。

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城山公園山頂にある館山城は再建された模擬城です。


その中に昭和57年10月に開館した八犬伝博物館があり、


滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』に関する各種資料が展示されています。


ワタクシにとっての『里見八犬伝』は1983年に上映された角川映画。


鎌田敏夫氏による 『新・里見八犬伝』を元に作られ、


薬師丸ひろ子さんと真田広之さんが主演でした。


その後、馬琴の『南総里見八犬伝』を読もうと思ったのですが、


結局挫折してしまったため、映画のイメージで定着してしまっております。


何より本日、舞台が館山だったってことを初めて知った次第です。


馬琴は言明していませんが、


同地の里見氏に類する歴史上の人物が「モデル」と主張する説があるそうです。


JR館山駅の前には大河ドラマを誘致したいという旨の看板も立っていました。


そんな同氏について勉強してみようと八犬伝博物館を訪れたのですが、


万札しか持ち合わせがなく、


その旨を伝えたら「ちょっと・・・」と困られたもんで、


入館を断念いたしました。


同館を訪れる際は小銭が必要です。


でもせっかく小高い場所まで登ったもんで、


見晴らし台に向かってみました。


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[関東の富士見百景]
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/kikaku/fuji100/map/chiba.htm

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海上自衛隊館山航空基地の先に見える富士山。

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(クリックで拡大)

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先に見える場所が進駐軍が上陸した場所・・・らしい。

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海に突き出る館山夕日桟橋も見えます。

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奥に見えるのが鋸山。



本日、初めて南房総に参りましたが、


想像では暖かい場所だと思っていたものの、海側だからか寒かったです。


そしてここから富士山が眺められるってことを本日初めて知りました。


あいにく今日は霞んでいたけれど。


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下から見上げた城山公園。

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麓にはお団子屋さんがありました。



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【館山城(八犬伝博物館)】

千葉県館山市館山351-2
開館時間 9:00~16:45
定休日:月曜、年末年始
観覧料:400円


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【台湾】台北市『国立故宮博物院』でワタクシがお土産に購入したもの。

故宮博物院


翠玉白菜を見るなら早朝が良いと考え、8時30分に故宮博物院入りしてみました。

これが大正解。

比較的容易くそれを見ることも、激写することも叶いました。

昼近くになると、団体旅行者が大挙して押し寄せて来るため、

館内は大混雑。

旗を持ったガイドと、ツアー客が展示品を囲んでしまうため、

見ることすら叶わなくなります。

まるでルーブルのモナリザのようですね。

ちなみにワタクシはモナリザが普通に飾られていた頃しか見たことがありません。

今は個室が与えられているそうですね。

ルーブルのアイドルなんですねぇ。

て、それに匹敵するのが故宮博物院の翠玉白菜って感じですかね。

東京に来たことがある翠玉白菜ですが、

その間に故宮博物院に行った人は何を見て満足したんだろう?

ちなみに肉の方は、今は台南にいるっぽいです。

満州に駐留していた日本軍が華北地方に軍を派遣してきたため、蒋介石の国民政府(1948年から中華民国政府)は博物院の所蔵品を戦火や日本軍から守るべく重要文物を南方へ疎開させ、1933年2月から5月までの間に1万3,427箱と64包に及ぶ所蔵品がまず上海に運ばれ、その後1936年12月には南京市に故宮博物院南京分院保存庫に移動させた。
その後1937年に日本軍が南京に向けて進軍してきたために、所蔵品は再び運び出されて80箱が四川省の巴県に、9,331箱が楽山に、約7,287箱が峨嵋の計3カ所に避難させられた。
第二次世界大戦後、運び出された所蔵品は重慶を経て再び南京・北京に戻されたが、国共内戦が激化するにつれて中華民国政府の形勢が不利になったため、1948年の秋より中華民国政府は故宮博物院から第一級の所蔵品を精選し、第1陣として772箱の文物が、1949年1月には第2陣として3,502箱の文物が、同月に第3陣として1,251箱の文物が台湾に運び出された。
故宮博物院
大陸のスケールは違うんだろうなぁと妄想させられる景色。

故宮博物院
早朝なので誰も居ません。
これが昼近くなると観光客でエライことになるんですな。

故宮博物院
別館には軽食が食べられる場所もあります。
館内は飲食厳禁、持ち込み禁止なので、
ペットボトル飲料などを持っているとロッカーに預けなければなりません。


早朝は好きなものをゆったりと観られたのですが、

時間が経つごとにそれが困難になります。

10半時頃には館内は大混雑。

多くの観光客で、そりゃあ、もう、大変さ。

これはツアーで来る場所じゃないなと実感しました。

見学がオヒトリサマでヨカッタです。

image
「人と熊」。
これこれ、これが観たかったのよ。


白菜も良いけど、熊もね。

ってことで、写真の展示物を一人でじっくり観られたのは幸いでした。

二色の玉をこの構図で彫ろうと考えたところがスゴイよね。

ちなみに白い童子は相撲の衣装を着けているんだそうです。

手に手を取って喜んでいるのだと思っていたけれど、

相撲をとっていたんですね(笑)。

ってことは、金太郎みたいなものか。

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バラ撒き土産は“貰っても微妙~”というコンセプトのもとに選択しました。
意外と手前の美人付箋は評判が良かった(個人の感想です)。


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読書家のイメージがある上の甥っ子へのお土産は、
彼の大好きな龍にしました。


カレンダーがあるといいなぁと思って訊いてみたのですが、ありませんでした。

限定品っぽいし、予約してたら手に入るのかもね。

分からんけど。

それにしてもミュージアムショップの土産物屋感はなかなか面白いですね。

欲しいものは殆ど無いけど。

もう一度行きたいかと問われると微妙ですが、

今回は行って良かったです。

白菜見たさにこんなに観光客が集客できるなら、

東京国立博物館もイチオシの展示品アイドルを考えた方が良いんじゃなかろうか。

浮世絵とか?

なんてな。


故宮博物院
【國立故宮(グーゴン)博物院(ボーウーユエン)】
National Palace Museum

台灣台北市士林区至善路2段221號
No. 221, Sec 2, Zhi Shan Rd, Shilin District, Taipei City
開館時間 8:30~


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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
※SNSは閲覧していますが発信しておりません。
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