先月はお盆休みなど諸々の理由でスキップしましたが、
母が来たので、久しぶりに『千』に行って参りました。
こちらに来て直ぐに
「そんなに（ごはんを）食べられない」
と母が言ったもんで、
お手間をかけて申し訳ないながらも
前日に料理長に相談して量を減らして頂くことに。
ちなみにワタクシは普通の量で、
お酒とともに美味しく頂きました。
席に着くと同時に「正雪」の文字が目に入ったため、
これを飲む以外の選択肢は無くなりました。
ずーっと飲みたいと呟いてきたもんで。
ということで、今日の一杯目は「正雪」です。
副料理長に注いで頂きました。
◆八寸
とんぶり酒盗和え,蛸・マスカット胡麻酢
さば寿司,衣かつぎ,賀茂茄子田楽,鰹の酒盗和え,銀杏
◆お椀
太刀魚,なめ茸,菊花,酢立
ここで菊の花が出てきたので、
プチっと重陽の節句を味わった気分になれました。
◆お造里
鮃の昆布締め、鮪
お刺身に合う日本酒として提案されたのがこの二種です。
右の純米吟醸 山本のラベルがこちら。
なかなかパンチの効いた説明書きです。
教えて貰ったのですがバーコードの形も凝ってる。
夏酒かなって感じでスッキリした味でした。
◆焚合せ
蕪,水菜,鱧
大好物の鱧と蕪が出てきてウレシイ。
◆焼物
かます柚庵焼
家では殆ど魚を食べないけれど、
ここに来ると様々な魚を食べられるのが良い。
食べているうちに胃袋が元気になって来たのか、
このメニューから母が「普通に食べられる」と言いまして、
通常量に戻して頂きました。
満を持して十四代 愛山を頂きます。
かなりテンションが上がる。
めちゃくちゃ美味しかったです。
◆蒸物
蓮もち
あんかけの菊菜と松の実の食感が顎に気持ちいい。
これ好きだワと思う一品でした。
〆に「大信州 秋の純吟」を頂きました。
お肉に合うものをという要望への回答です。
お忙しいのに副料理長がまたまた注いでくれました。
◆強肴
宮崎牛と松茸
母が「胡麻豆腐が食べたい」と言ったため、
母だけ胡麻豆腐を追加。
同時にワタクシにもこのお皿を出して貰っちゃいました。
ワタクシにとって今年初めての松茸です。
◆御食事
木の子御飯,香の物,赤出し
茸は4種類入っているらしい。
◆甘味
桃と小豆。
巨峰のゼリーはたぶん、今月母が誕生月なので
料理長のご厚意なんだと思われます。
今日も楽しく美味しく頂きました。
母がどんどん元気になったもんで、いろいろ有難かったです。
皆様の暖かい接客のお陰です。ありがとうございます。
って、ワタクシはダラダラと飲んでただけなんですけどね。
それはそうと、当ブログと母ブログを見て下さっていて
仙台からこちらに足を運ばれた方が居られるとのこと。
なんだか近しく感じて嬉しくなりました。
ありがとうございますというのも変ですが、
閲覧のみのフォロワーさんらしいので
なんとなくここで挨拶をしておきたくなりました。
神楽坂の街歩きも含めて楽しまれていると嬉しいなぁと思ってます。
アルコールが苦手じゃなければ、そちらもオススメです。
この話を聞き、ふんわりと楽しさが増した夜でした。
【神楽坂 和食 千】
東京都新宿区神楽坂3-1-43
営業時間 11:30〜14:30 , 17:00〜21:00
（日曜の営業はランチのみ 11:30〜15:30）
定休日：月曜、日曜夜、第3・第5日曜、年末年始
