sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

京都市

JR京都駅『ぶぶる』にボトルタイプ(四角)の新商品が登場していた。

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JR京都駅新幹線中央口にある京都祇園辻利の新ブランド『ぶぶる』。

二度の京都旅で利用した印象が良かったので、

今回もまた新幹線改札を入る前に立ち寄りました。

「いつもの」を購入するつもりだったのですが、

カウンターに新しいタイプの商品が展示してあるのを見て気が変わりました。

2025年5月10日に新発売になった「今日のお茶」というボトルタイプの商品です。

煎茶とほうじ茶の2種類あり、価格はそれぞれ350円(税込)。

平べったいので、鞄のポケットにも入れやすいです。(購入品の写真はない)

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ボトル入り冷茶(玉露)も購入しおきました。

ボトルの形が四角いので、ほうじ茶が入っているとウイスキーに見えなくもない。

かな?

容量は280mlなのでそれほど多くはないのだけれど、

持ち運びしやすいし口が小さくて飲みやすいので女性にオススメです。



前回の記事




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【ぶぶる】

京都府京都市下京区東塩小路高倉町8-3
JR東海京都駅構内アスティ京都2F
営業時間 9:00〜21:30
定休日:不定
※Suicaやau PAYなどの各種電子マネーが使えます
https://www.instagram.com/buburu_giontsujiri/
https://buburu.jp/


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京都府京都市『研覃ほりべ』で月替わりのランチコースをいただく。

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ミシュラン 一つ星の『研覃ほりべ』。

ランチで予約を入れられるところが探せずジタバタしていた時に見付けました。

幸いにも予約が入れられたので、秋の女子会はここですることに。

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乾杯は日本酒で。

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先附
白さ海老(シラサエビ)、柿、原木椎茸、とんぶり

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蒸椀

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渋皮栗おこわ

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片手土鍋が出てきました。右手前の白いものはお手拭きです。

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絞り易くカットされていますね。

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鱧と天然舞茸のお鍋

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舞茸の良い香りがします。
舞茸がキノコ類で一番好きかもしれん。

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次なる日本酒はこちら。

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お猪口は一回一回選ばせて貰えます。

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御造
鯛、カマス、イカ、鰹。

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椀物が出てきました。

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琵琶湖子持ちあゆ。

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次なる日本酒はこちら。

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お猪口はガラスにしました。
これいいな。

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焼物
近江牛、糸瓜南京、銀杏。

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鱧の佃煮と京都産コシヒカリ。

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水菓子。

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すだち&シャンパンシャーベット、シャインマスカット、ピオーネ。

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自家製御菓子は栗蒸し羊羹でした。奥は昆布玉。

最後の栗蒸し羊羹が記憶に強く刻まれました。

蒸たての羊羹を食べたのは生まれて初めてです。

もしかして栗蒸し羊羹を買ったらレンチンすべきなのかもしれん

と思ってみたり。

それはともかく、お店の設えも心地よく、料理もお酒も美味しく頂けました。

日本酒の種類はそれほど多くは無さそうですが、厳選はしていそう。

なかなか面白いランチタイムでした。

おせち料理が気になるのだけれど、頼んでみようかな…。




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【研覃(けんたん)ほりべ】

京都府京都市中京区錦小路通室町西入ル天神山町273
完全予約制
ドレスコードあり
https://www.kyoto-horibe.com/
https://www.instagram.com/kentanhoribe_kyoto/


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京都府京都市『白峯神宮』の境内には蹴鞠をする鞠庭があります。

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崇徳天皇(すとくてんのう;第75代天皇;日本三大怨霊の一人とされる)と、

淳仁天皇(じゅんにんてんのう;第47代天皇)を祀る『白峯神宮』。

蹴鞠の師範を務めた飛鳥井家の邸宅跡に建てられているそうで、

摂社の地主社に祀られる精大明神は蹴鞠の守護神なんだそうです。

蹴鞠と言えばココ、というぐらい有名らしい。

サッカーをする人が参拝するらしく、沢山のサッカーボールが奉納してありました。

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舞殿だと思っていたけれど、ここが拝殿だったらしい。

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蹴鞠(けまり)をする鞠庭。
「まり」を「毬」と書くと思い込んでいました。

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境内の右側に地主社があります。

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様々な神様が奉られているらしい。

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天神さんの牛の像がありました。

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こちらが本殿。

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拝殿と本殿の位置関係はこんな感じ。

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おみくじも鞠を模したものです。

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菊の御紋がインパクト大。

ちなみに崇徳天皇については、小倉百人一首の

「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ」

という歌が有名です。

その石碑が境内にありました。

崇徳天皇の生涯を思うと(白河天皇の話が本当であれば)辛くなりますよね。

悲運過ぎる。

しかし、神社で祀られることで後世の人にその生涯が伝わっており、

126名もの君主のうち、ワタクシでも知っている有名な天皇だったりもします。

久しぶりにその名前を見て、

日本史の勉強をやり直そうかなと思い始めていたりして…。



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【白峯神宮(しらみねじんぐう)】

京都市上京区今出川通堀川東入飛鳥井町261
参拝時間 8:00~17:00
授与所開所時間 8:00~16:30
https://shiraminejingu.or.jp/


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京都府京都市『樂美術館』は一子相伝を貫く強い思いが感じられる場所でした。

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窯元である樂家に隣接して建てられた『樂美術館』は、

1978年樂家14代吉左衞門・覚入によって開館しました。

樂家歴代作品を中心とし、茶道工芸品や古文書などを中心に展示されています。

樂焼(らくやき)は、利休の侘び茶に叶う茶碗(樂茶碗)を生み出したのが始まり。

また樂という屋号は、豊臣秀吉に聚樂第からとった樂の銀印を下賜されたのが由来

という説があるそうです。

個人的には樂茶碗に興味がないのですが、

友お茶を嗜む人たちがのために同美術館に同行しました。

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自転車で来たため駐輪する場所に迷っていたら案内の方が出てきてくださり、
駐輪場所を指示してくれました。
(自転車の置き方が拙いとご近所さんから苦言を呈されるらしい)

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石碑が建っています。

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陶板のプレート。
平成23年4月1日に財団が公益法人化しました。

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入口に合った花の名前を根元で知る。
これが藤袴なのか。

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アプローチにあった石像。これは亀?

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おもしろい造りの入口(靴脱ぎ場)。

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美術館すぐの休憩室(待合室)。

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休憩室から見える庭。
睡蓮鉢が格好良い。

なんとなく好みに合致するものが二つほどありましたが、

それ以外は「なるほど」という感想でした。

千利休の好み(美意識)は、434年経っても揺るぎなく受け継がれているんですね。

好みの振り幅が大きいワタクシには聊か窮屈に見える世界です。

「侘び」を作り続ける血を記す家系図を見ても、そのように感じました。

家系図にただ「女」と書かれる女性たち。

ここに名前を記せ、そして作品が展示されている女性は、

相当凄い人だったんろうなぁ。



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【樂美術館】

京都府京都市上京区油橋詰町87-1
開館時間 10:00~16:30
休館日:月曜、展示替え期間、年末年始ほか
https://www.raku-yaki.or.jp/museum/


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京都府京都市『Hive Coffee』は今出川駅から直ぐの場所にあるモーニングが食べられるお洒落カフェ。

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夕方に東京に戻るので、早朝に友人宅を抜け出し

京都駅に荷物を預けに向かいました。

バスを利用したのですが、京都駅に近づくにつれ外国人観光客で大混雑。

身体の大きな人が大型のキャリーケースを持って乗り込んでくるもんで

車内は混沌としてエライこっちゃな状況になっていました。

乗車率120%ぐらいにはなっていたんじゃなかろうか。

京都駅にバスが着き、少々時間が掛かったものの下車できました。

駅正面に着き、どこのコインロッカーに預けようか考えていたら

お掃除をしている若い女性を発見。

ロッカーの場所を関西弁で訊いたら、直ぐ近くのスポットを教えてくれました。

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この日の天気は曇りの予報。
朝から蒸しております。

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教えて貰ったのはこちらのロッカー。
こんなところにあるとは知りませんでした。
(夕方に引き取りに行ったら空きがチラホラありました。穴場か?)

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戻りは烏丸線を利用。吊革の一部が北山杉だ。

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同志社大学のある今出川で下車しました。

友人宅に戻って朝食を摂る選択肢があったのですが、

お待たせするのは申し訳ないので、外で食べることにしました。

選んだのは駅から徒歩2分程度のところにある『Hive Coffee』です。

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人気店のようで満席でしたが、退店する人が居て直ぐに席に着くことができました。

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京都でお水を飲む度に感じるのが美味しさ。
舌に残る癖がなくて飲み干し易いです。

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小物類に溢れたカウンター。
見ているだけでも楽しい。
あの竹籠、可愛いな。

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ブレンドコーヒーも美味しい。

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モーニングセット 1,300円(税込)。
ドリンクと100%オレンジジュースまで付いています。

バターが塗られたトーストも美味しい。ってか、全部美味しい。

塩加減がちょうど良く、一品ごとのクオリティが高い。

大変満足できました。

来て良かった。

こういうモーニングが食べられるお店が東京の生活圏にあるといいのに。

そう思いつつ、お店をあとにしました。



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【Hive Coffee(ハイブ コーヒー)】

京都府京都市上京区築山北半町228
営業時間 7:00~17:00
定休日:不定
※Suicaが使えます
https://www.instagram.com/hive_coffee_kyoto/
https://www.facebook.com/people/Hive-Coffee/100087760518165/


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京都府京都市『Ototojet』の完全予約制の手毬寿司と隠れ家過ぎる店舗。

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大人気の持ち帰り寿司で有名な『Ototojet』。

店舗での夕食に予約をしたかったのですが、既に埋まっていて予約が取れず。

数日後に思い直して友人宅で食すべくテイクアウトの予約を入れました。

予約時間に自転車で店舗に向かったのですが、お店がなかなか見つからない。

ぐるぐると所在地一角を二周し、道路で子供を遊ばせていた若奥さんに訪ねてみました。

「ああ、魚屋さんね」と言って教えて貰ったのですが、

地元では魚屋さんにカテゴライズされることを知りました。

(同店舗は2023年に伏見から引っ越してきたらしい)

ちなみにお弁当は日にち指定はあるもののオンラインショップか

(発送○以外は現地にて受け取り)

タイミングが合えば大丸京都店伊勢丹で事前予約すれば購入できます。

(大丸京都店では既に完売)

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細い路地のずーっと奥にある店舗。
表に看板が無いので暖簾が目印です。
夜になるとランプが灯って分かり易くなるのかも。

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引戸をあけてすぐのところにあるカウンター。
モダンな内装です。

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手毬寿司の価格は3,650円×2個=7,300円(税込)。

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店主さんは元グラフィックデザイナー。
手毬寿司のビジュアルの美しさにも納得です。

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箱から取り出して大皿に盛ると更に華やかなビジュアルになります。

場所は北区紫野石龍町。

目印は紫野教会で、その二軒隣りの路地の奥にお店があります。

暖簾は季節で変わると思うので、今の季節は上の色でした。

手毬寿司には醤油は要らないと思います。

きちんと味がついている。

個人的には蟹が美味しかった。

鮮魚の美味しさがよく分かるテイクアウト寿司で、

人気なのも納得できる内容でした。

機会があれば予約して帰りの新幹線内で食べてみたいな。



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【Ototojet(おととじぇっと)】

京都府京都市北区紫野石龍町39-1
営業時間 12:00~19:00
定休日:水曜
※完全予約制
※現金またはカード
https://www.ototojet.net/
https://www.instagram.com/ototojet.menu/


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京都府京都市『豊国神社』をサクッと拝観。

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豊国神社の唐門が国宝らしい。ということで、サクッと観に行って来ました。

サクッとという理由は、ここが豊臣秀吉を祀る神社だから。

出世開運・良縁成就の神様だそうですが、はっきりと申せば興味がほぼ無い。

国宝である唐門は、元は南禅寺塔頭金地院にあったもので、

豊国神社再建にあたり移築されたのだそうです。

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巨石が並ぶ立派な石垣は豊臣秀吉が造った方広寺大仏殿の遺構。

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豊国神社唐門(ほうこくじんじゃからもん)
国宝

豊国廟は、慶長四年(1599)豊臣秀吉の遺命によって秀吉を祀るために創建されたが、その後、元和元年(1615)徳川氏により破壊されて荒廃した。現在の豊国神社の社殿は明治初年、方広寺跡に再建されたものである。唐門は伏見城の遺構と伝えられ、最初二条城にあったのを金地院に移し、さらに明治時代の再建の際に現地に移したという。

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神社が高台にあり、鳥居の向こうに街が見えます。

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隣接する方広寺の鐘楼。
方広寺鐘銘事件の舞台ですかね。


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天井の絵を見てカメラを持って来なかったことを心の底から後悔しました。

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スマホで寄れる限界がこれ。

大阪の陣の切っ掛けになった舞台がここだったんですね。

コンデジを携行していなかったのでズームができず、鐘も撮れず。

その点はとても残念でした。

ここはリベンジしたいかな。

「秀吉が建立した奈良の大仏を凌ぐほど巨大な大仏殿」が裏の方にあったそうですが、

こちらもあまり興味を持てませんでした。

天下人秀吉は巨大なものが好きだったんですね、という感想です。

もしかしたらワタクシはあまり秀吉も家康も好きではないのかもしれない。



【豊国神社(とよくにじんじゃ)】
京都府京都市東山区茶屋町530
主祭神:豊臣秀吉
https://toyokuni-kyoto.jp/


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京都府京都市『一休こんぶ松田老舗』の塩吹き昆布欲しさに立ち寄る。

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一休こんぶ(塩吹き昆布)が欲しくて、自転車で松田老舗に向かいました。

観光客があまり居ない時間帯(夕方)だったので、

店主さんが直ぐに対応してくれたことと時間が無かったこともあり、

目的のものだけを購入しました。

本気で欲しければオンラインショップがあるから良いかとも思え。

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購入したのは「一休こんぶ(塩吹き昆布)」2袋 @67g/580円と、

「禅味」という細切り昆布のふりかけ 73g/580円、

「初霜」という短冊切りにした塩吹き椎茸 70g/580円です。

特に「一休こんぶ(塩吹き昆布)」は甘いものを食べたあとの口直しにもなります。

(ここのものかは不明なれど、某料亭でも甘味のあとに出てきた)

家で新米を炊き、塩昆布でおにぎりにすれば最高のランチになるに違いない。

そう期待しています。





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【一休こんぶ松田老舗】

京都府京都市北区紫野下門前町37
営業時間 9:00~18:00
※たぶん現金のみ
https://matsudashinise.com/
https://www.instagram.com/matsudashinise/


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京都府京都市『菓匠 松屋藤兵衛』の大徳寺納豆入りの松風と懐かしいお菓子を発見する。

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個人的には京都といえば「松風」。

クニャっとした歯触りが独特で、癖になる和菓子です。

今回は大徳寺そばの『菓匠 松屋藤兵衛』の「松風」を購入することにしました。

店内に入ったら、なんらかの記憶がよみがえりそうな気がする。

学生時代に来たことがあるような…。

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表に暖簾は掛かっていませんが、
夜になると内側に掛かって目隠しになるのかも。

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桐箱入りの松風もあります。
「自宅用なら紙箱でいいと思いますよ、桐箱はお高いですから」
とアドバイスをいただく。

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「さざれ石」を見て記憶が甦る。
これ! 京都に遊びに行く母に強請ってお土産に買って来て貰ったやつ!

「さざれ石」がめちゃくちゃ好きだったことを思い出しました。

友人と一緒に来ていたので、友人が買うかなと思って買い控えたのですが、

彼女は買わないと言ったので追加で購入。

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「松風」は10個入りで1,050円だった気がします。

「さざれ石」の他に「ふやき」を購入しました。

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ひとり占めするつもりで購入した10個入りの松風。

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切れ目が入っているので食べやすいです。
大徳寺納豆の塩味が良いアクセント。

ねっとりした歯触りで、やっぱり好き。

前回食べて「松屋常磐」のものも美味しかったけれど、

こちらの紫野松風もまた別の美味しさです。

ちなみに帰りがけに店主さんにおまけを頂きました。

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「さざれ石」の崩れたもの。

ワタクシが「さざれ石」でテンションが上がっていたからでしょうか?

棚の引き戸を開けてふたつの袋を取り出し、

「トーストに振りかけても良いし、ヨーグルトに乗せても美味しいから」

と、ワタクシと友人に一つずつくれました。

好きな物だけに、めっちゃ嬉しい!

いつもあるものではないでしょうし、いつも貰えるものでもないでしょうし、

凄くラッキーで有難いなと感じました。

日持ちの長いお菓子なので、ちまちまちまちまと食べ進めたいと思います。

勿論、松風は一気に食べたけどね。


他店の「松風」




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【菓匠 松屋藤兵衛(まつやとうべえ)】

京都府京都市北区紫野雲林院町28
営業時間 9:00~18:00
定休日:木曜
※現金のみ


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京都府京都市『こーひぃ 七面堂』は地元マダムが集う場所。

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洛東遺芳館をじっくりと見学したあと、喉が渇いたのでカフェに入ることにしました。

すぐ裏手に評判の良さそうなカフェがあるので向かったところ、

ご高齢の地元マダムたちが話に花を咲かせていました。

「お邪魔していいですか?」

とお伺いを立てたところ快諾していただいたので、

お店に入ってカウンター席に陣取る。

「飲み物しかないのよ」とオーナーに言われてメニューを見たら

激安価格に仰け反りました。

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アイスコーヒー 300円(税込)!

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「これでも食べて」と言って出されたお菓子は青森のものでした。
だれかのお土産なのかな?(笑)

アイスコーヒー一杯分の滞在時間でしたが、

涼めたし喉の渇きも癒せたしで大変助かりました。

ここは外国人観光客があまり来ないのではないかしら?




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【こーひぃ 七面堂】

京都府京都市東山区豊浦町336
営業時間 10:30~17:00
定休日:日曜ほか?
※現金のみ


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京都府京都市『洛東遺芳館』の保存状態が良好な展示品が一見の価値ありまくり。

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『洛東遺芳館』は、京の豪商・柏原家(柏屋)に伝わる美術品を展示する私設美術館。

前回時間が無くて見学できなかったのですが、今回は中に入ることが叶いました。

柏原家の先祖は加藤清正公の家臣だった人物だそうです。

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江戸期の寛永年間(1645)初代三右衛門が当所に居を構えたといわれており、はじめ京小間物・扇子等を商い、徐々に商種商域を拡げ、木綿・漆器・紙の店を江戸に持ったいわゆる江戸店持京商人となり、今日も東京・大阪で盛業中であります。
展示品のすべては、柏原家の江戸時代からの伝承品で、婚礼調度・絵画・浮世絵・工芸品・古書古文書等で、これ等を順次展示しております。 また、現在の建物も幾多の大小火難を逃れ、数百年来の商家の体裁を保っている京都でも数少ないものであります。

入館料は破格の300円。

こんなに安くて良いのかと訊き返したくなるほど展示内容は上質です。

この日は、NHK大河ドラマで人気の蔦重に因んだ展示品でした。

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令和七年秋季展「続・蔦屋重三郎と浮世絵展」
10月1日(水)~11月3日(月) ※10月13日と11月3日を除く月曜は休館

春季展の続編として、蔦屋重三郎が出版した喜多川歌麿・北尾政演(山東京伝)・葛飾北斎の絵本や京伝の洒落本などを中心に約五十点を展示。春季展とは展示作品を大幅に入れ替えて、鳥居清長・菊川英山・溪斎英泉・歌川国貞などの版画を加え、江戸時代後期の浮世絵美人画の変遷にも焦点を当てました。

館内は撮影OK。そういう点も太っ腹です。

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火災に遭わなかった邸宅はほぼ当時の姿のまま残っています。

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外にある窯。
ここで仕事をする女中さんは冬は寒かっただろうなぁ。

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まずは右手の建物で美術品を見学します。(入口は背中側)

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保存状態がかなり良い浮世絵が並んでいます。
虫食いもほぼ無し。

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ちなみにここは二階の展示品です。

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かなり保存状態の良い未使用の貝合わせのお道具も展示してありました。

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美術品が展示してある建物を出て、母屋に向かいます。
これはトロッコみたいなものかしら?

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石塔に彫られた絵がオールに見える。

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母屋の玄関。

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武家屋敷然とした重厚な玄関ですね。

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大岡春ト(おおおかしゅんぽく)「唐子図」。
宝暦13年(1763年)の作品。
大岡春トは、江戸時代中期大阪を代表する狩野派の画家。

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道具類の保存状態がかなり良いと感じました。

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玄関側から外を眺める。

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先ずあるのは応接間。
ソファーを置いても違和感がないのは天井が高いからかしら。

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応接間に掛かっていた絵。
「祥邨叟(しょうそんそう)」の文字がテーブルの上の紙に書いてありました。
小原古邨(おはらこそん)が「祥邨」名義で発表した作品。
古邨は花鳥画の名手として知られ、特に海外で高く評価されたそうです。

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奥の和室から見た庭。
蚊取り線香のCMが作れそう。

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同室の隅に置いてある火鉢。
こうして見ると雨戸が新しく改修されているようですね。

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様々な場所の襖の引手。かなり凝っています。

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左の奥が仏間。大変豪華な造りです。

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右側にかなり豪華な仏壇があります。

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この部屋から見た庭。

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ここだけでなく、お茶が点てられる部屋が複数ありました。

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この部屋は女性のご隠居さんのものだろうか?

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庭を囲むように建っているところが面白い。

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使われている磨き丸太や竹などの材料が豪華な部屋。

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母屋側から道路を眺める。


良いものを見過ぎると感覚が麻痺して来ますね。

普段だったらこんな立派な建物を見るとテンションが上がるのですが、

浮世絵で振り切れてしまったあとだったため、

「まあ、そうだよねー」的な温度になってしまいました。

記憶に残ったのは応接間の小原古邨(おはらこそん)の絵。

他の絵も見てみたいと思ったので、持っている美術館があるか探すつもりです。

ちなみに柏原家の東京での商いの場所(本社ビル)は、

いつもよく行く榮太樓總本鋪の隣でした。

あの漆器店は相当な老舗だったんだ…。

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柏原家の現在の商い



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【洛東遺芳館(らくとういほうかん)】

京都府京都市東山区問屋町通五条下ル3丁目西橘町472
開館時間 10:00~16:00(最終受付15:45)
休館日:月曜(祝日は開館)
入館料:一般300円
https://www.kuroeya.com/05rakutou/index.html


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京都府京都市『真田紐師 江南』で真田紐に関する話を三つほど教えて貰う。

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前回訪問時の印象がかなり良かったこと、その後のやり取りでも好印象だったこと、

購入した品がかなり良かったことで、『真田紐師 江南』さんの大ファンになっております。

複数の人にオススメしており、継続してオススメしたくて仕方が無いため、

京都での宿主である友人と一緒にお店に向かいました。

今日は御主人が店番のようです。

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先ずはパパっとストラップを選択。

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短いのも良いなと暫し迷う。

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めがね紐も良い感じ。

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めがねホルダーもあります。

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シンプルですがコースターもあります。

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重い荷物も大丈夫という感じの紐もあります。これ良いなぁ。

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腰紐。

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昔の真田紐の見本も展示してあります。

今回は博物館に来たのかと思うほど御主人がいろいろと説明してくださいました。

紐の秘密も訊くことができましたし、茶道の流派や陶芸家の紐見本なども見せて頂きました。

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紐の色が一色ということにも意味があることを知る。

とても幸運だったのは、茶器が入った古そうな桐箱を持参された方が居て

とある流派の方だったため特別な棚からその流派の紐を取り出し、

ご主人が桐箱に紐掛けするのを見られたこと。

全ての流派の紐掛けが即座にできるんだと感心しつつ、

息を止めて見入ってしまいました。

本当にすごいです。

今まで桐箱に紐が掛かっていても注目したことはありませんが、

今後はその点にかなり注目してしまいそうです。

面白かった。

今回は三つの商品を購入しました。

購入して直ぐに使い始めているため、写真は撮っていませんが、

スマホストラップ2種と、気になっていたコートホルダーを購入しました。

購入品を見て「私も買いたいな」と言ってくれた人が居たことを含め

とても満足しております。

いつかはここで自分の紐をつくって貰いたいなぁ。

って、桐箱に入れるようなものを作ったことも

今後作ることも無いんですけどね。


前回の記事


【真田紐師 江南(さなだひもし えなみ)】
京都府京都市東山区上人町430番地 問屋町通り
営業時間 10:00~17:00
定休日:水曜
※Suicaやau PAYなどの各種電子マネーが使えます
https://www.instagram.com/sanadahimoshi_enami


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京都府京都市『POJ Studio』というお洒落な「和」に触れられるお店。

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2025年8月29日にオープンしたという『POJ Studio』。

築100年以上の三階建ての町家を改修した伝統工芸品を主とするインテリア雑貨店です。

角地に建つ木造三階建てって、ランドマーク感がありますね。

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お城みたい。

中はとてもお洒落な空間で、それに似合う商品がセレクトして置いてありました。

どこかで見たことがあるものものあれば、初めて見るものもある。

そんな中で、これは見たことがないというものを手に取ってみました。

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苔という名のアロマオイルです。

他には無い香りで癒される。

トイレットペーパーの芯に数滴たらしてからセットすると

ペーパーを使う度に香りが広がるとどこかで読んだ気がするので

その気になったら実行したいと思います。

石に垂らしてもいいかもな。



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【POJ Studio】

京都府京都市下京区下鱗形町528-1
営業時間 [平日] 10:00〜17:00, [土日祝] 10:00〜18:00
※カードか現金
https://www.instagram.com/pojstudio
https://pojstudio.com/


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京都府京都市『麩屋町のざき』のランチがリーズナブルで満足度高し!

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佛光寺付近から清水五条に向かう途中で気になるお店を発見しました。

ランチ時だったので友人にここで良いか訊いたところ、是という回答だったので

予約しなくても利用できるか訊くべく入口に向かいました。

京都らしい外観の建物は築約80年の古民家で、それを改修したようです。

予約の合間である一時間程度なら利用可能という返事だったので

提供が早そうな丼セットを選択しました。

ここは「和食をもっと身近に」というコンセプトのもと、

二条にあるイタリアン「リストランテ野呂」の系列店として

2025年7月6日にオープンしたそうです。

ランチタイムの丼セットは2,750円(税込)ととってもリーズナブル。

表の看板が内部の雰囲気を裏切っている点も含めて面白かったです。

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居酒屋かな? と思わせる表の看板。

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この内容で2,750円(税込)は激安です。

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「本日のすりながし」は、林檎とセロリのすりながし。

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「おばんざい三種盛り合わせ」
右手前は温野菜に茸風味のあんかけを掛けたもの。
左手前はワカメと玉葱とピンクグレープフルーツの酢の物。
奥はキウイ、モロッコインゲン、椎茸の胡麻だけがけ。
それぞれ手が込んでいて大変美味しいです。

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魚介メンチカツ丼(香味野菜のメンチカツ)には
豚の脂も入っているそうで、とってもジューシー。
お味噌汁と香の物が付いています。

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メンチカツにはバルサミコ酢が掛かっています。

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割るとこんな感じ。レンコンのシャキシャキ感がイイ。

期待せずに入ったのですが、入った瞬間に「当たりだ」と感じました。

とにかくお店の雰囲気が良いです。

友人曰く、この時のお客さんは全て女性だったそうです。

確かに女性人気が高そうな内容でした。 

オープンして間がないため、ふらっと来て入れたのだと思いますが、

今後は予約するのが望ましそうです。

ちなみに料理長は「京都吉兆」で修業された方らしいです。

なるほど。



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【麩屋町のざき(ふやちょうのざき)】

京都府京都市下京区麩屋町通松原上る鍵屋町203-1
営業時間 [lunch] 11:30〜14:00(最終入店13:00), [dinner] 17:30〜22:00(最終入店20:00)
定休日:月曜、月一回火曜、その他Instagram要確認
https://www.instagram.com/fuyacho.nozaki202576/


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京都府京都市『京からかみ体験工房 唐丸』の御朱印帳づくり体験に参加する。

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『京からかみ体験工房 唐丸』で御朱印帳作りが体験できると知り、

予約をして行って参りました。

制作体験コースは御朱印帳作り以外にもあるのですが、

自分が一番使うであろう物を選択しました。

お店に着いてから気付いたのですが、

手元が見易い眼鏡を忘れまして、ほぼ勘で作る羽目になりました。

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御朱印帳の見本が並んでいます。

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三種類ある版木から自分が作りたい柄を選択します。

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こちらは「遠州輪違」という柄。

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楮紙の色を選びます。

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版木に色を乗せます。
※同じ回の参加者さんの手元を撮らせて頂きました

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好きな部分をカットします。

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「霊芝雲(れいしぐも)」という模様の御朱印帳ができました。
この模様は天地が分かり難くてかなり困りました。

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楮紙は面白いと感じたものを選択しております。

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ショップが併設されているので体験後にお買い物もできます。

色が欠けても分かり難いものを選んだのですが、

逆に柄自体の向きが分かり難くて大変苦戦しました。

眼鏡は必要です。

体験料は6,000円(税込)。

リベンジしたい気持ちはあるけれど、

今あるものを使い切ってから考えようと思います。



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【京からかみ体験工房 唐丸(からまる)】

京都府京都市下京区泉正寺町460
※Suicaが使えます
https://karamaru.kyoto/
◆御朱印帳づくり体験:https://karamaru.kyoto/experience.html#course03


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京都府京都市『D&DEPARTMENT KYOTO / d食堂 京都』を覗きたかったのだけど。

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京都にも「D&DEPARTMENT」があると知り、行ってみたいなと思っていました。

しかし今回の旅では覗く時間は無さそう。

同店が入る佛光寺の境内には入ったので、店舗外観写真だけ撮って来ました。

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こちらが「D&DEPARTMENT KYOTO」。
京都の伝統工芸品や地元の定番商品を紹介している雑貨店です。

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別角度から同店を撮影。
外に自転車が並んでいるということはレンタサイクルもやっているんだろうか?

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こちらは「d食堂 京都」。
文字通り食堂です。

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「天童木工」のテーブルと椅子を使っているらしい。

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佛光寺の門にあった木鼻の彫刻。莫ですかね。

京都を再訪することがあれば、

次回こそは中に入ろうと思っています。



D&DEPARTMENT



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【DEPARTMENT KYOTO / d食堂 京都】

京都府京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397 本山佛光寺内
営業時間・定休日はSNSを要確認
https://www.d-department.com/ext/shop/kyoto.html
https://www.instagram.com/d_d_kyoto/


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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち・新宿区在住。食,日本酒,旅,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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建てめも。

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