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興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

五箇山

五箇山土産。

五箇山とうふ
[いぶりとっぺ 400円/個]
五箇山とうふの燻製
 常温保存可能

五箇山とうふで有名な「喜平商店」で購入しました。


ふりかけ
[ごま入りしその実ふりかけ 420円]
ちょっと珍しいふりかけではないかと思われ。


ふりかけ
紫蘇ふりかけは数あれど、
しその実がそのままゴロゴロ入っているのがポイント。




憧れの五箇山とうふを買って帰りたかったけれど、生ものゆえに断念。



代わりに豆腐の燻製をゲット致しました。



一ヶ月程度は日持ちするみたいです。



そして、ふりかけ好きのワタクシとして外せなかったのが、



しその実のふりかけ。



初めて見た。



水菜と和えてサラダにしても良いかなぁと思って購入致しました。



その他には、



にごり酒
三笑楽酒造の濁酒。
三笑楽の濁酒は、県内の酒蔵の濁酒の中でも圧倒的な人気を誇る看板酒なんだそうな。




「三笑楽」というお酒を初めて知ったのですが、



特に買う気は無かったワタクシ。



しかしバスで一緒になったOLさん二人が、



電話で「どれが良いのか」と会社の人に訊いていたのを見て、



一つ買ってみようと思いました。



有名なのかもしれん。



実はワタクシ、濁酒が大好きです。



甘酒は嫌いだけれど、濁酒はマジで好き。



先日、実家に帰ったときに、父から一本、飛騨のどぶろくを貰って来たぐらい。



どぶろくは、賞味期限ギリギリってぐらいが好きかも。



マイルドになっているから、美味しく感じるもんな。



それはそうと、三笑楽。



実は結構、富山では有名なお酒だったようで・・・。



後悔すれど、もはや手遅れ。







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越中五箇山『相倉合掌造り集落』は人の力で時を止めた世界遺産だった。

相倉合掌集落
[民宿 勇助]
見学も出来るみたいです。


相倉合掌集落
奥の合掌造りではない家が、1万円/月で1家族住みませんかと公募した家らしい。
少なくともここに10年は住まなきゃだめなんですって。
しかし、全国から54件の応募があったとか。マジかー。
その内、1件を選ぶそうで、2月19日に決定予定。


相倉合掌集落
[原始合掌造り]
70年前までおばあさんが住んでいたが、今は物置になっているらしい。


相倉合掌集落
集落を見渡せるスポットが高台にあり。
登ってみることに。


相倉合掌集落
でも途中で充分見渡せるじゃないのと我々が足を止めた場所。
雪だるまが一つあったので、もう一つ作って加工してみた。
きょろきょろする観光客のイメージ。


相倉合掌集落
写真ではワカランが雪が降っています。
ここに埋まったら春まで発見されないんだろうなぁ・・・


相倉合掌集落
火災対策の「放水銃」が至る所にあります。
屋根が高いからホースじゃ届かなくて銃なんだね。


相倉合掌集落
排水のマンホール蓋はトチが描かれていました。

相倉合掌集落
[茅葺の内側]
この地ては「コガヤ」という茅を栽培しているらしい。←ストロー状になっているのが特徴
今は富山県西部森林組合(旧五箇山森林組合)が
屋根の葺き替えや茅場の管理・刈取りを行っているらしく、
約1,000万円の経費がかかるそうな。
※昔は囲炉裏で燻されたから30年は保ったが、今は20年しか保たんらしい。




上梨地区に続いて、相倉集落に移動しました。



こちらの方が規模は大きく、観光客も多い。



宿多いので、より合掌造りが楽しめるのかもしれません。



ここを保存しようと考えて国に働きかけた当時の村長さんも凄いし、



世界遺産にしたいと思った人も凄いけれど、



いま尚、家、田畑、山林、道や、



屋根葺きに必要な茅を取る「茅場(かやば)」を守って暮らしている人が凄い。



特に木々は「雪持林(ゆきもちりん)」と呼ばれ、



なだれ対策の役割もあるので、無闇に伐採できないらしい。



そういうあらゆるものが雪に埋もれた景色を見て、



コンビニに慣れたて寒さに不慣れなワタクシにはここでの生活は無理だ~



と思いました。



まさに、秘境って感じ。



人の努力によって時が止まった世界が、ここにはありました。



ただただ、凄いとしか言えない。



一見の価値ありですが、



如何せん遠いので、



ツアーで行くのがベストかもなぁ。






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越中五箇山(上梨)『喫茶 作助』のとち餅。

喫茶作助
【喫茶 作助】
富山県南砺市上梨737
営業時間 8:00~17:00
年中無休らしい


喫茶作助
このエリアで出されるお茶が蕎麦茶かどうかを確かめる勇気が無かったワタクシ。

喫茶作助
[メニュー]
いたるところに蕎麦の文字が・・・


喫茶作助
[メニュー裏]
蕎麦アレルギーのワタクシが食べられるものは豆腐と甘味しかない。


五箇山とうふ
[五箇山とうふ 200円]
どうしても食べたかったもの!!
豆腐が大好きなので、これは外せない!!
本当は1丁400円程度なので、買って帰りたい。
でも生ものの持ち帰りは危険。
ってことで胃袋に入れて帰ることに致しました。


五箇山とうふ
[五箇山とうふ田楽 300円]
これは母が選んだメニュー。
胡麻は得意ではないので味噌を一つ味見。
これはこれで美味しゅうございました。


トチモチ
[とち餅 400円]
この辺りの名物っぽい。
素朴で(あまり栃の味はしなかったけれど)それなりに楽しめました。




ある種のツアーだったもんで、制限時間が短く、



昼食に割ける時間は20分程度でした。



蕎麦は論外なので、いろいろ歩いて軽食にすることに。



母は蕎麦を食べたかったかもしれませんが、



快く付き合ってくれました。



で、念願の豆腐を注文。



コレだけで大満足だったのですが、



コレだけだとお腹は減る。



ってことで、とち餅も注文致しました。



遠くで聞こえるチンっというトースターの音。



ほどほどに焼けた餅にきな粉をかけて食します。



きなこの甘さは控えめ。



テーブルに砂糖が置いてあるので、お好みで追加するのもオススメです。



とち餅は、学生時代に知人の田舎で、おばあさんが作ったものを食べたことがあるのですが、



あれが一番美味しかった気がする。



とちの香りが、なんとも不思議で気に入り、沢山頂いたため、



おばあさんのテンションがかなり上がっていたような・・・



まあ、それぐらい、とち餅は作るのが大変なんだそうです。



灰汁が強くて。



それはそうと、五箇山豆腐はかなり美味でした。



これで麻婆豆腐を作って食べてみたいなぁ。



なんて。







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越中五箇山(上梨)『村上家』の2階は太腿がゾワゾワするほどの怖さ。

村上家(上梨)
[国指定重要文化財 村上家]
富山県南砺市上梨725
開館時間 午前8:30~午後5:00
(12月~3月は午前9:00~午後4:00)


村上家(上梨)
先ずは囲炉裏端に座って当主のお話を伺います。
ここでお茶を出して頂くのですが、蕎麦茶ではないかとビビって飲めませんでした。


村上家(上梨)
一階から二階に上がる階段。
これが急だし、足元がぐら付くしで、超怖かった。
鞄は襷がけに限るって感じで、両手は開いている方が良いと思われます。


村上家(上梨)
二階は展示室になっています。
真ん中に板が置いて有りますが、隙間から見える一階に足が竦む。
重い体重で隙間のある床板を踏み外したらどうしよう・・・という恐怖。


村上家(上梨)
展示品は生活用品など色々。

煙硝厩(えんしょうまや)
[煙硝厩(えんしょうまや)]
火薬成分を取り出す基礎となる土を作る場所。
密かにここで加賀藩用の煙硝(えんしょう)を造っていたそうです。
野草を敷いてその上に糞尿を入れ、また野草を敷いて…を繰り返して土と混ぜるそうです。
これを煙硝土(えんしょうど)というそうです。


村上家(上梨)
[煙硝土を入れて煮詰めて軍事用硝酸塩を造る釜]

村上家(上梨)
雪が溶けて氷柱が出来ていました。
今日は暖かいんだねぇ。


村上家(上梨)
石組みが独特です。
並べて積んで表面を平らに削っているのかなぁ。


上梨
庄川にかかる太平橋の先にある流刑小屋。
五箇山は昔、最も罪の重い罪人の流刑地だったんだそうです。
暖房が無いので病気になり易く死亡率も高かったらしい。


上梨
マンホールの蓋の上に雪を除ける屋根が付いていました。

上梨
電話ボックスまで茅葺屋根。
でも怖くてちょっと入りにくい。


上梨
側溝の蓋の模様も合掌造り。




今日は電話で予約し、富山駅から五箇山に行くバスに乗って参りました。



10:30発で五箇山をまわり、16:30に富山駅に戻って来て4,000円(税込み)。



往復の交通料金だと考えたら、安いよね。



昼食は付いていないので現地調達ですが、



でも、まあ、バスだから楽ちん。



2人から運行するようで、



今日は5人で30人ぐらい乗れるバスの座席をノビノビ使えました。



五箇山って色々なところに点在しているんですね。



それが理解できただけでも、今日は収穫でした。



って、五箇山の飲食店メニューは蕎麦だらけなので、



蕎麦アレルギー持ちには危険エリアかも。




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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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