
湯島天神で引っ掛かることがあったので急ぎ検索し、上野の『五條天神社』に徒歩でやって参りました。
初めて参拝して知ったのですが、天満宮と天神者の違いは御祭神。
天満宮で祀っているのが菅原道真公ですが、天神社は「天津神」を祀る神社という意味があるそうです。
『五條天神社』では医薬祖神を主神としており、相殿神として菅公をお祀りしています。

上野公園内にあります。
実は車道から向かわずに公園内から神社に向かったのですが、道中で二種類の生き物を見ました。

メジロが二羽、木瓜らしき花の蜜を吸っていました。
近くに行っても飛ばないほど夢中になっている。

茶色い木々の中では目立つ鳥ですが、
こうして見ると若葉色で目立ちにくいもんなんですね。
このほか、横断歩道近くで足元から視線を感じて原因を探したところ、毛艶の良い黒っぽいネズミがこちらを凝視していました。
その後落ち葉の下に潜り込んで行ったので、上野公園には結構な数のネズミが生息していそうです。

Googleマップが示す正規のルートはこの車道らしい。

かどに建つ石碑の裏に「帝都復興」の文字がありました。
帝都と言われると、東京に居るって感じがする。

五條天神社の主祭神が医薬祖神であることをこの看板で知る。

坂を上りきると上野公園の広場に出ます。
その下の左手に鳥居がありました。

日本の医薬祖神である大己貴命(おおなむじのみこと)と
少彦名命(すくなひこなのみこと)の2柱を祀っています。

綺麗に整えられている参道と境内。
境内に立ち込める薪(煙)の匂い。

大祓(おおはらえ)の神事でここでお焚き上げをしたのかも。
(古札焼納式)

手水舎は独特の造りでした。

天井にあるのは照明なんだろうか?
彫刻がスゴイです。

女性の厄年って60歳にもあるのか。

御朱印は書き置き(印刷?)
初穂料は500円。

御朱印が挟んであった紙に由来がありました。
参拝したとき、正面でご神職が祈祷しておられました。タイミングが良かった気がする。
菅公を祀っているところを探して向かったのですが、期せずして病気平癒を祈願できる神社であったため、そのめぐり合わせも有難く感じました。
湯島天神に比べたらかなり境内が空いていましたが、とても落ち着く場所だったので今後も参拝したいなと思っています。
神社とのいい出会いがあり、満足できる初詣でした。

【五條天神社(ごじょうてんじんじゃ)】
東京都台東区上野公園4-17
主祭神:大己貴命(おおなむじのみこと),
少彦名命(すくなひこなのみこと)
相殿神:菅原道真公
[参拝時間]6:00~17:00閉門まで
[授与所受付時間]9:00~17:00
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