栃木駅で降りたら『五十畑荒物店』に立ち寄って何かを買いたくなります。
文化財に指定されている建築物ですが、
気負いなく荒物を売り続けているところが個人的にはツボです。
店構えからしてツボ。
何か掘り出し物があるんじゃないかと、つい入りたくなるんですよねぇ。
最近は籠が店頭に並ぶようになっているようですね。
毎度購入を迷う棕櫚の箒もありました。
今回も笊が目当てだったのですが、
以前より格段に品物が減っていました。
ちょっと驚き。
[卓上箒 500円(税込)]
座りながらでも掃きやすそうな持ち手ですね。
[大分県産の笊 1,080円(税込)]
この手の笊は、生産者自体が減っているんだろうなぁ。
蕎麦用の笊ですが、ワタクシは苺洗いに使うつもりです。
笊が減るのは寂しいです。
今ある荒物屋さんの殆どは、在庫を売るだけで新たに仕入れないのかもしれませんね。
中国製が増えていると以前聞いたことがあるし。
日本の山間部で細々と作っているところもあるのでしょうが、
わざわざ足を運ばないと入手できないんだろうなぁ。
ちなみに五十畑荒物店の隣のモダンな建物も文化財です。
【五十畑荒物店(いかはたあらものてん)】
栃木県栃木市倭町11-4
営業時間 9:00~19:00
定休日:月曜
登録有形文化財