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興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

上京区

京都市上京区『菅原院天満宮神社』で通り雨に逢い雨宿り。

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目的地に向かう途中で発見したのが『菅原院天満宮神社』。

天神さんとは相性が良いため、なるべくお参りするようにしているため

目的を済ませてから立ち寄りました。

どうやら菅公誕生の地に後から社殿を造ったようですね。

神社のある当地は、菅原清公から道真の孫子三代の邸宅である菅原院(すがわらいん)があった場所とされており、道真生誕の地とも伝えられる。
左大臣・藤原時平によって大宰府に左遷させられた道真は都に戻ることなく延喜3年(903年)に薨去。その後、京の都には異変が相次いだ。
道真らの菩提を弔うために菅原院跡地には歓喜寺が創建され、その境内に道真とその父祖を祀る小祠も作られた。その後、歓喜寺は長保5年(1003年)に源融の旧邸・六条河原院の跡地に移転している。その移転先で新たに作られた天満宮が後の錦天満宮の元である。なお、歓喜寺は正安元年(1299年)に時宗の善導寺に合併されて六条道場・歓喜光寺となっている。
菅原院の跡地には移転した歓喜寺の殿舎が残されていたが、それを利用して道真公生誕の地といわれるこの地に、新たに社殿を造営して道真を祀り、相殿神として父是善、祖父清公も祀るようになった。
明治時代になると村社に列せられている。
当社の正面には烏丸通を挟んで京都御苑の下立売御門がある。また、当社は京都御苑内にある厳島神社も兼帯している。
Wikipedia


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説明はこちら。
(クリックで拡大)

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通りから見える牛の絵。かなりユーモラス。

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この写真で今年が何年かわかりますね。

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手水鉢の隣にあるのは井戸ですね。
汲み上げて使っているんだろうか。


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苔生しているところが良い感じ。

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昭和レトロな絵で手水の使い方を説明してあります。
草間彌生さん柄…


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拝殿前には屋根がついた建物が立っています。
珍しいなぁ~と思っていたらいきなり雨が降ってきました。
少し雨宿り。

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晴れ間が出てきたので拝殿を観察。

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入り口脇の建物で御朱印を頂きます。
御朱印帳をロッカーに預けちゃったので書置きを頂きました。
ってか、御朱印帳が可愛い。

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絶対に見ておけという圧を感じたので井戸を見に行きます。

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菅公御産湯の井
参拝者が給水所から水を飲めるようになっているらしい。

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「おさいせん」という箱にも圧を感じたのでコインを投入。
水を頂いた訳ではなく見ているだけでしたけど。

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綺麗な水ですね。
(給水所で水を飲めばよかったかな?)

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こちらが御朱印です。
管公のイラスト入り。(500円)

それほど大きくはない場所ですが、なかなか良かったです。

記憶に残る天満宮でした。



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【菅原院天満宮神社】

京都府京都市上京区烏丸通下立売下ル堀松町408
参拝時間 6:00~17:00
https://sugawarain.jp/


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京都市上京区『京都府庁 旧本館』の旧議場。

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旧議場

京都府庁旧本館の正面からすると真裏に位置するのが旧議場。

明治38年(1905年)から昭和44年(1969年)まで使用されていました。

京都府議会が開催されてきた場所は

竣工110周年を機に建築当初の姿に復元されました。

現在は催し物等の会場として有料で開放されているようです。

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この図だと左側が旧議場です。

壁面の漆喰は塗り直され、議員席やシャンデリアは復元されたものですが、

演壇と議長の机は当時のままだそうです。

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正面の演壇は当時のまま。
使用されているのは吉野杉という説あり。

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カーテンは図面をもとに京都発祥の川島織物(現・川島織物セルコン)が再現。

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漆喰の色の違いも当時のままなんだろうか?

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議場は格天井となっており、格式高い雰囲気が漂います。

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一部のドアノブが当時のままだと思われます。
凝っていて格好いい。

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階段状になっている議員席。

現役で使用されている本館は老朽化が進んでいるのですが、

ここだけ綺麗になっていて若干の違和感が芽生えました。

徐々に修繕していくよ、ってことなのかしら?


◆本館の老朽化具合

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2階木製窓枠の塗装剥がれ。

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曲がり角の注意書き。

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2階階段踊り場の床。
リノリウムが貼られていたようですが劣化して剥がれていました。




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府庁の正面右手にあるのは文化庁 京都庁舎だったらしい。

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南東側(新町通側)からの眺め。


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【京都府庁 旧本館】

京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
公開時間 10:00~17:00(祝日及び年末年始を除く)
公開日:火曜~金曜、土曜(第1週、第3週、第5週)




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京都市上京区『京都府庁 旧本館』は国指定重要文化財だけれど現役で使われているっぽい。

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明治37年(1904年)12月20日竣工の『京都府庁旧本館』は

東京、兵庫に次ぎ日本で3番目に建てられた府県庁舎。

レンガ造りのネオ・ルネサンス様式で、設計は松室重光(まつむろしげみつ)。

京都を中心に多くの建築物の設計を手がけた建築家です。

手がけた建物は京都府庁旧本館のほか

京都市武徳殿、京都ハリストス正教会が国の重要文化財に指定されています。

今回の旅が平日を含んでいたため、平日にしか入れない文化財を観ようと

京都府庁旧本館にやって参りました。

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左手に守衛室があるので、挨拶してから中へ。

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明治時代のドラマのロケに使えそうな外観。

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ペジュメント(破風)の装飾が重厚感を醸し出しています。

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車寄せの上には石造りのバルコニーがあります。
どんなロケーションなんだろう?

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殺風景なエントランスを通って中へ。

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この建物のメインではないかと思える立派な大階段。

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NHKドラマ『坂の上の雲』のロケでこの階段が使われたそうです。

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塗り直されて間がない感じの美しい天井と漆喰装飾。

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大理石の手すりが見どころの一つではないかと。

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一階の地図。
今も実際に使われているため見学できる部屋は限られています。
閉鎖されている気配のある部屋もありました。

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県庁全体図。

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一階の廊下の床は所により石張り。

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革靴を履いていたらカツカツと音が鳴りそう。

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塗装が剥がれてボロボロの壁とドア。

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窓部分が受付だったと思われる一室。
ドアの幅がめっちゃ狭い。家具の出し入れは出来無さそう。

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人の出入りが感じられる一室。
時代物の刑事ドラマに出て来そう。

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中庭に面した廊下の窓は上げ下げ窓になっています。

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階段の奥に小部屋がありました。
道具入れかも。

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二階に向かう階段。
一階より上は赤絨毯が敷いてあります。

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アカンサスの意匠が施された木製の階段手すり。

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二階も上げ下げ窓ですが塗装が剥げてボロボロになっていました。

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二階の廊下。

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見学可能な旧知事室と正庁へ。

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奥が旧知事室です。
正庁と旧知事室の間に二部屋ありました。

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旧知事室の隣の部屋。

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隣室は展示室になっていました。

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照明器具を飾る漆喰装飾。

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知事と部長の登退庁を各課に知らせるための表示灯。

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京都の古地図が置いてありました。

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暖炉も見どころの一つらしい。

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こちらが旧知事室の暖炉。

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壁は布張りのようです。

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旧知事室。
知事の机は右手後方にあります。

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左奥が知事の机。

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天井の隅に開口部があり、装飾されていない構造が見て取れます。

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煉瓦組みが見えますね。

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正庁。

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正庁の窓から見るバルコニー。

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バルコニーの床はタイル張りのようです。

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昭和37年に来日したガガーリン(人類初の友人宇宙飛行を成功させた)。

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バルコニーに立つ昭和天皇のお写真もありました。

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中庭から見た旧議場に向かう回廊。

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中庭。

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重要文化財指定書の写し。

一階の角にカフェがあるらしいのですが、今回は時間が無くてスルー。

重要文化財の中で飲むコーヒーはさぞかし美味しかろうにと残念に思いました。

駆け足で見学した旧本館。

重要文化財なので、もう少し手が入るといいのにと思わなくもないです。

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【京都府庁 旧本館】

京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
公開時間 10:00~17:00(祝日及び年末年始を除く)
公開日:火曜~金曜、土曜(第1週、第3週、第5週)




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京都市上京区『山田松香木店 京都本店』で薬膳茶を買う。

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寛政年間創業の『山田松香木店』の本店が御所から近いところにあります。

「香りにまつわる商品を広く取り扱う」んだそうです。

お香の香りがマイブームなもんで(自分を信じていないので焚かない)

わざわざ立ち寄ってみました。

想像よりも広くて品数が多くて、ちょっと驚きました。

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お茶も売ってます。
お茶の内容が覚えられないのでお断りして撮らせて貰いました。

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こちらもお茶。
パッケージから受ける印象はお洒落なお香。
でもお茶なんですね。

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結局これだけ買っちゃいました。右側は飴です。

後から入ってくる人がオヒトリサマの女性ばかりでした。

そういう客層が好みそうなものが並んでいた気がします。

お店を出たらポツポツと雨が降り始めてきました。

振る気配が皆無だったのでコインロッカーに傘を置いてきちゃったわ。

さて、どうしよう?




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【山田松香木店(やまだまつこうぼくてん) 京都本店】

京都府京都市上京区勘解由小路町164
営業時間 10:30~17:00
定休日:年末年始、お盆
※Suicaやau PAYなどの各種電子マネーが使えます
https://yamadamatsu.co.jp/


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京都市上京区『野呂本店』に初めて入ったけれどとても雰囲気のいいお漬物店でした。

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大正3年創業の『野呂本店』。

東京だと老舗と言われる年数ですが、京都だと普通なのかもしれない。

しかし味は確かです。

そもそも女将さんらしき方の人柄が良い。

にこやかな接客で居心地も買い心地も大変良かったため、

ついついいろいろと買ってしまいました。

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今の時期のおすすめと説明を伺う。

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常温で持ち運べるものもあって買いやすい。

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常温商品で軽いものももあります。

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それが「ちりめん」各種。

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レジカウンターもいい味出してます。

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購入した要冷蔵商品がコチラ。
下の写真の2品とあわせ、お漬物だけで2,700円(税別)になりました。

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常温で持ち歩ける商品がこちら。

「青てっぽう」は必ず購入した方がいい商品だと感じました。

12月末に新宿伊勢丹のポップアップに出るそうですが、

買いに行こうかなと思っています。

キュウリの中央をくり抜いて、青じそを巻いたゴボウが入っています。

シャキシャキとコリコリという食感が爽やかで、青じその風味も宜し。

常温商品もいろいろ買ったのでお粥のお供にしようと考えていますが

さて、何から開封しよう?



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【野呂本店】

京都府京都市上京区今出川寺町上る立本寺前町77
営業時間 9:30~17:30
定休日:不定
https://www.norohonten.co.jp/


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京都市上京区出町通『出町ふたば』へ到着後すぐに大福を買いに行く。

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1899年創業の『出町ふたば』。

学生時代に来て以来だったので記憶は不鮮明ですが、ある種の懐かしさを覚える場所です。

ゆえに、たぶん30年ぶりか? ぐらい久しぶりに行ってみることにしました。

友人宅近くの駅のロッカーに荷物を置き、バスで葵橋西詰バス停下車。

横断歩道を渡ろうとして前を見たら、お店の前に長蛇の列ができていました。

こんなに朝早いのに!

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ワタクシが並んだタイミングでは30分待ち予想だったらしい。

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こんなに商品があったっけ? というほどのラインナップ。


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定番商品がどれだったっけ? と迷うほどでした。

気配的にはワタクシのすぐ後ろで並んでいた方が地元住民っぽいので

話しかけてみたところ、正に地元の方でした。

いろいろ教えて頂いたところ、昔は3つぐらいしか商品が無かったけれど、

行列ができるようになってから品数が増えたんだそうです。

今日買っておくべきものも教えて頂きました。

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その地元の方に教えて頂いたところ、
従業員さんの上に掛かっている鏡は(お客さんが)身だしなみを整えるためのものだったそうです。
今はお客さんが気づき難い場所に掛かっていますが、昔は前面に出ていたんだとか。

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定番の豆餅と、おススメ頂いた栗餅を購入しました。

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合計590円(税込)。
おススメされるだけあって、栗餅がめっちゃ好みの味でした。
今だけの商品だそうです。

栗が甘いのかと思いきや、「甘露煮ではなく生の栗を加工して使っている」ので

その辺りが特別なんだそうです。

事実、焼いたのか蒸したのかした栗が乗っていて、栗の味がしっかり感じる一品でした。

訊いてよかった!

その方曰く、「伊勢丹でも買えるんですけどね」ということですが、

やっぱり気分的にはココで買いたい。

その後行列は道の反対側まで伸びていました。

恐るべし、(観光客に)人気店。



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【出町ふたば】

京都府京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236
営業時間 8:30~17:30
定休日:火曜
※現金のみ


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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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