今週は激烈に忙しくて一日があっという間の日々。
そんな中、ちゃっちゃと今日やるべきことを済ませ、
予約を入れてあった「国宝展」に行って参りました。
混むだろうなぁ~と思っていましたが、実際は予想以上の大混雑っぷり。
平日だよね!? と何度思った事か。
平成館に着いても列に並んで待つという工程が発生します。
これ、夕方だったら外で待っているのは寒いんじゃなかろうか?
展示期間は四つに区切られており、
期間中いつでも観られる国宝と、そうではない国宝があります。
ゆえにお目当てがあるのならば、サイトで事前に確認しておいた方が良いかもしれません。
洛中洛外図屛風は後半の展示みたいだし、
逆に舟橋蒔絵硯箱(本阿弥光悦作)は前半しか出ないっぽい。
展示内容は国宝のみというわけではなく、重要文化財指定のものも多数あります。
館内は撮影禁止ですが、一部撮れるスポットが用意されていました。
特に文化財指定は受けていなと思われるものの
今回初展示されている金剛力士立像。
確かに国宝は見応えがあるのですが(刀剣類は全く分からんのでスキップ)、
今回最もツボったのは一回の考古学展示室でした。
ここは国宝展のチケットなしでも観られます。
一度は教科書などで見たことがある埴輪。
今まであまり埴輪に興味がなかったのですが(嫌いではない)、
この部屋を見て回わってツボったので色々勉強したくなりました。
[中央] 埴輪 大刀を持つ男子
(※太刀ではない)
[左端] 埴輪 挂甲の武人
これと国宝「埴輪 挂甲の武人」との違いは何なのか。
って、めっちゃ違うけど。
で、この部屋の展示が凄かった。
特にこの「銀象嵌銘大刀」が圧巻。
国宝です。
当時の煌めきをCGで再現して欲しいと思うほど想像力を掻き立てられます。
同じく国宝に指定されている大刀「家形飾環頭柄頭」。
この柄頭は家形をしているのですが、
集会所などの重要な役割を担う竪穴住居らしいです。
古墳から出土しているのですが、どういう意味があるんだろう?
国宝はともかく、考古展示室は是非もう一度じっくり見て回りたいです。
(国宝展に行くなら双眼鏡は必携かも)
それにしても平日でこの混雑っぷりってことは、土日は凄まじいんでしょうねぇ。
博物館入口にポケモンのマンホール蓋がありました。
前からあったかな?
【東京国立博物館】
東京都台東区上野公園13-9
https://www.tnm.jp/
https://www.instagram.com/tnm_pr/