
明治20年(1887年)に建てられ、132年もの年月を経た国登録有形文化財が松本市にあります。
文化財登録名は、旧光屋店舗兼主屋と旧光屋文庫蔵。
現在はレストランおよびワインセラーとして利用されています。
前回の松本旅で気になっていたので、今回の母との長野旅行に組み入れてみました。
予約したのは前日でしたが、たぶんギリギリ予約に滑り込めたんだと思われます。
実は期待値が高かったのですが、それを越える満足度です。
個人的には、わざわざ足を運ぶ価値ありだと思いました。

牡蠣と蕎麦が苦手だと伝えたら、以下のようなメニューになっておりました。

喉が渇いていたのでビールを注文致しました。
信州はワインの國なので、ビールの種類は少ないようです。

[毛蟹ののトルテッリ]

[抹茶スポンジ]

[冬野菜と白馬村のプラチナサーモン]

[白子のポワレ焦がしバター]

[牛蒡のスープ]

[本日の鮮魚(鰆)]

[甘い誘惑 かわいい4段のデザートスタンド]


レモンケーキ。
上に乗っているドライフルーツは独特の食感で、香りも良く美味でした。


カヌレとゴマのマカロン。


蕗の薹のアイスって、初めて食べました。
苦みで口がさっぱりします。


信州産の杏を使った杏仁豆腐。
パンナコッタのような食感でした。

マイルドで好みの味の珈琲でした。
総じて目と舌に心地よく、大変楽しいランチタイムでした。
また是非とも再訪したいと思います。

こちらは『ヒカリヤ ヒガシ』。
こちらが国登録有形文化財の建物です。

アプローチ部分はなかなか面白い造りです。


バスタブのような水がめがデデンと中央に置いてあります。

壁には著名人のメッセージがあります。

料理に関わる人々のメッセージはベンチ側に。

アプローチの建物を出て庭を通って、『ヒカリヤ ニシ』へ。
正面は料理棟のようです。

これが『ヒカリヤ ニシ』の建物。

庭から、アプローチ部分を振り返るとこんな感じ。
※左手が文庫蔵、右手が『ヒカリヤ ヒガシ』です。

『ヒカリヤ ニシ』の天井の梁。かなり立派です。
帰りは庭を経て、表まで見送ってくれました。
ずいぶん丁寧な対応だなぁと感心したりして。

旧光屋文庫蔵
国登録有形文化財に指定されている建物です。


現在はワインセラーとして利用されているとか。


分かりやすい場所に文化財プレートがありました。

【ヒカリヤ ニシ】
長野県松本市大手4-7-14
TEL.0263-38-0186
営業時間11:30~13:30 ,18:00~21:00
定休日:水曜
※ドレスコードあり
(スポーツウェア、ショートパンツ、サンダルでの入店不可)
http://hikari-ya.com/nishi/lunch.html


時刻表PDF:https://www.city.matsumoto.nagano.jp/kurasi/sumai/bus/town.files/zikokuhyou.PDF

