sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

トライポフォビア

【写真あり】この時期の不忍池はトライポフォビアの方々にはオススメしない危険地帯となっております。

不忍池
【トライポフォビア(trypophobia)】
集合体恐怖症と呼ばれ、蓮の花托やシダの葉の裏、魚卵、蛸の足、水玉模様、キノコの裏側、蜂の巣、虫の卵、フジツボ、珊瑚といった穴の集合体に、過度な恐怖感を抱くことをいう。




何年も訴え続けている割には、



親ですらワタクシがトライポフォビアであることを認識していないという事実。



ぶつぶつ、つぶつぶ、all大嫌いだってことを、改めて申し上げます。



何度も「気のせいかもしれん」と筍を半分に切った内側や根元を見るのですが、



ホント、マジで吐き気がします。



メンマは食べられるが、筍を半分ゴロリと煮たものは視覚的に苦手です。



他にも色々、見ると苦いものがこみ上げるものが多々あるのですが、



代表的なものは、蓮。



お寺に行くと必ずと言ってよいほど目にするのですが、



モヤモヤします。



花托の穴の中にある実を針や錐で穿り出したくてウズウズします。



全て穿り出した後は、イーッ!と言いながら全て粉々に破壊したい衝動に駆られるかも。



考えただけで、イーッ!ってなりそう。



そんなワタクシのような方々に、注意喚起でございます。



目下、上野の不忍池では、蓮の花托がわらわらと突っ立っています。



大概が下を向いているのですが、



場所によっては、水面に上を向いてプカプカ浮いているものも。



浮いているものを破壊できないので、



朽ち果てるまで、または新芽が生えて葉が生い茂るまで見え続けるのだと思われます。



敢えて見に行こうとする方は居ないとは思うものの、



近くに行く際は、ご用心下さい。



不忍池
意外と浅そうにみえるのだけれど・・・。
ってか、このツンツン生えているものを根こそぎ抜き去りたい!


蓮
種をキュポッっと抜き取りたい・・・。

蓮
こいつらを駆逐したい・・・。




(そしてワタクシは、この記事をエントリーしつつも二度と閲覧せんと思う)


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三井記念美術館の特別展「超絶技巧!明治工芸の粋」が凄過ぎて息を呑む作品ばかり。

三井記念美術館
[三井記念美術館]
東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7F
開館時間 10:00~17:00 (入館は16:30まで)
※毎週金曜日は19:00まで開館




4月19日から7月13日まで日本橋の三井記念美術館で開催中なのが



特別展「超絶技巧!明治工芸の粋」です。



昨日、偶然にチラシを見て、帰宅後熟読。



こりゃ行かねばっ!! と思い、本日朝イチに並んだ次第です。



ポスター
「超絶技巧!明治工芸の粋」




10時入館。



気付いたら、背後に長蛇の列が出来ていました。



すごい人気らしい。



その中には団体客も居るようです。



入口で音声ガイド(500円)を借りて、いざ、展示室へ。



入口から溜め息の出そうな微細な細工物の工芸品ばかりで、



観るのが遅遅として進みません。



しかも複数人で連れ立って観ているマダム達がギャハギャハと大声で笑うもんで、



ちょっとイラッとするし。



ある程度は諦めて、先へ。



並河靖之(なみかわやすゆき)の七宝、



濤川惣助(なみかわそうすけ)の無線七宝、



安藤緑山(あんどうろくざん)らの牙彫など、



どれも呼吸を忘れるほどの細かい技巧です。



あまりにも細かいので、ルーペが設置してあるほど。



入館料は1,300円ですが、



音声ガイドとあわせて1,800円支払っても良いと思える展示内容でした。



ちなみにワタクシは細かい粒粒したものが苦手なトライポフォビア



今回の特別展はそういう苦手意識を再認識させられるものもあり、



ところどころ観るのを飛ばしました。



何でも、下のクリアファイルにある筍が無理でした。



根元の生えかけの髭みたいな根っ子を見ると、ゾワゾワして吐きそうになります。



クリアファイルを買ったのは、「これが駄目なの」とここで言いたかったが故。



クリアファイル
[左]「日本の美術ことはじめ」 300円
[右]特別展クリアファイル(筍) 300円




会期はまだまだ長くあるので、



素晴らしい日本工芸の粋を目撃したくば、是非。



オススメです。




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誘われて『いけばな小原流展』に行ってきたよ。

華展
【いけばな小原流展 支部展 空間・花】
新宿髙島屋11階催会場にて
 後期展示は明日までです。




唐突にオッカサンからメールを頂戴し、



急遽、新宿タカシマヤに行って参りました。



恒例の花展をやっているらしい。



今回も「高そう~」な花材が目を惹く内容でした。



ってか、植物園に通っているからか、



以前よりも花の名前が分るようになっていた自分に感動。



知識は繰り返すことでも蓄積されるもんなんですなぁ。



さて、今回、オッカサンの作品は結構大きめ。



華展
ヤシの実を使った作品です。
ちょっと大きめ。
ってか、お芋を繋げたような真ん中の植物がごっつい気になりました。
新宿御苑にあるらしいから、今度見に行ってみようっと。


華展
この角度が好き。





実はワタクシも大阪時代にはいけばなをやっておりました。



友人の叔母様が結構な先生だったもんで、



コネで通わせてもらったり。



京都の流派だったもんで、東京で続けるのは難しくてやめましたが。



たぶん、カルチャースクールならあったのかもしれんが、



いまさら、ねぇ。



以前のワタクシならば、もう一度いけばなをやりたいと思ったでしょうが、



今は、植物の名前を知っている人になりたいもんで、



心は動きませんでした。



んでもって、これからも植物園通いを続けるつもり。



嗚呼、高級な図鑑が欲しいなぁ~。



今日のオッカサンが使った花材も載っているかもしれんし。



それはそうと、秋の花展はワタクシには危険です。



つぷつぷした集合体の果実が多くて、



トライポフォビアワタクシは、



うぎゅーっヽ(`д´;)ノ



と気持ち悪くなったり。



万年青の実は危険。



それ以上に、蓮の実がヤバかったです。



なにはともあれ、いろいろ勉強になりました。





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【写真あり】不可能を可能にする象徴であるとされる虫。

カリガネソウ




クマバチって可愛いですよねぇ(下に写真アリ)。



デザイン的にもカッコいいなぁとワタクシは思います。



特に胸部の黄色いフワフワを見ると、



捕獲して間近で見たくなります。



オスのクマバチは針が無いから刺さないと聞くし(メスは刺す)。



大型の体とそれに見合わない小さな翅から、
かつては「航空力学的に、飛べるはずのない形なのに飛べている」とされ、
「彼らは、飛べると信じているから飛べるのだ」
という説が大真面目に論じられていたほど、
その飛行方法は長年大きな謎とされていたクマバチ。

ここからクマバチは「不可能を可能にする」象徴とされる。

レイノルズ数という「流体の粘性に関する法則」が発見され、
小さい虫にとっての空気は人間や大きな鳥にとっての空気よりも、
ねばねばした粘性のあるものだと判明したため、
現在はクマバチの飛行法が解明されている。



実はワタクシ、子供の頃は昆虫図鑑を見るのが大好きでした。



捕まえた羽虫をセロハンテープで密封し、



目の近くでじっくり見て図鑑を捲るのが楽しくて仕方がありませんでした。



だから、未だに羽虫や蜘蛛はじっくり見ちゃいます。



苦手なのは、毛虫や青虫、幼虫、卵など。



規則正しく揃っているものが超苦手なんです。



これを「集合体恐怖症trypophobia:トライポフォビア)」と称し、



精神疾患の一つとされているそうです。



その中でも、どうやらワタクシは重度の方っぽい。



魚卵のツブツブが生理的に無理だし、



筍のプツプツを見るだけで吐きそうになるもんな。



んでもって、青虫の足は、ごっつい揃っているんですよ。



丸っこいものがウゾウゾしながら並んでいるんです。



アゲハチョウの幼虫の頭の模様や、足の裏も揃っている。



うぎゃーっ!! きもちわるい!!!



クマンバチ
[クマバチ(熊蜂)]
学名:Xylocopa
「クマンバチ」は方言。




まあ、そんなこんなで、クマバチは綺麗だと思います。



何より黄色い毛皮のベスト付きのボディーがナイスです。



一度、捕まえて、マジでじっくり見てみたいものです。



お花畑に行かなきゃー。



(って、秩父ではない)




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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
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