sava!

興味あるものを 興味ある人に。

私は諦めを敵とする。 私の日々の努力は実にこの諦めと闘うことである。 (北条民雄)

ジョサイア・コンドル

港区元赤坂『迎賓館赤坂離宮(国宝)』を母と見学してきた。

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1909年(明治42年)に紀州藩の屋敷跡に建てられた旧東宮御所は、ジョサイア・コンドルの弟子にあたる片山東熊(かたやまとうくま)の設計です。初めて国宝に指定された明治期以降の建築物です。 表慶館(東京国立博物館)、京都国立博物館、奈良国立博物館、新宿御苑御休所も片山東熊の設計です。
しかし、東宮御所の建設に心血を注いで完成報告を明治天皇に行ったところ、「贅沢すぎる」と言われてショックを受け、病気がちとなったとか。

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せっかく完成しても、皇太子時代の大正天皇がここを使用することは、やはり殆どなかったそうです。しかしその後、皇太子時代の昭和天皇一家が使われたそうで、昭和天皇即位後は離宮として扱われることになり、赤坂離宮と名称が改められました。

現在の迎賓館は村野藤吾と谷口吉郎(和風別館)の設計により、外国賓客に対する迎賓施設として改修され、1974年(昭和49年)に完成したものです。

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公開されている場所は、本館・庭園(主庭及び前庭)、和風別館・庭園です。
本館の参観エリアは、羽衣の間、朝日の間、彩鸞の間、花鳥の間、玄関ホールなどで、入館料が掛かります。本館の前庭及び主庭だけの見学は無料です。和風別館は事前予約が必要…だったと思います(HPをご確認ください)。

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今回、我々は事前予約をしていなかったので、開門前に正面から並び、その後西門から入場。手荷物、所持品等の検査を受けた後、券売機で入場券を購入。本館に向かいました。

実はワタクシは大昔に抽選で入館したことがあります。
その頃はもっとボランティアが沢山居た気がします。今回久々に本館に入りましたが、以前より(雰囲気が)緩くなっている気がしました。

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噴水も国宝。

ちなみにGWは混むそうです。確かに観光地としては手軽で内容も良い気がします。平成最後の~とか、令和最初の~とかいう記念としても記憶に残るかも?

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ところどころに植わっている赤松が、
ここが日本であると実感させてくれます。


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この出入り口の右側に主庭があります。

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主庭側から見た本館(端)。

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庭には名残の桜がほのかに残っていました。

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前庭側から見た本館。

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正面の車寄せを進んでみる。

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正面玄関の扉には桐紋(日本政府の紋章)があしらわれていました。
※三つある扉の中央には菊の御紋があしらわれています


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鳳凰の意匠は頻繁に目にした気がします。

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こちらも国宝に指定されている衛舎。
中央の道を挟んで左右にあります。

本館内は撮影禁止。しかし、立派なパンフレットが入口で配布されますので、それで十分かと思われます。入館料の一部はパンフレットとして還元されているんですねぇ。
抽選時代には無かったものなので、これは良い記念になるなと思います。

ちなみに母は、イヤホンガイドを借りて(200円)ゆっくりと見学し、満喫したようでした。良い天気・良い気候だったので、待つのもそれほど苦では無かったかなと思っています。
早朝は空いていましたが、帰る頃には混んでいたので、意外と人気観光地なのかも。
早めに来て見学する方がいいんじゃないかと思います。

見学後、ここからホテルニューオータニに向かおうかとも思ったのですが、若干歩くし、今日は結婚式が多そうで混んでいそうだったので、我々は東京駅に向かったのでした。


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【旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)】

東京都港区元赤坂2-1-1
公開時間 10:00~17:00(最終受付16:00)
本館・庭園参観料(現金のみ)
一般:1,500円、大学生:1,000円、中高生:500円、小学生以下無料
※本館参観の19名以下の個人の方については事前予約不要
https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/visit/


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ジョサイア・コンドルの作品が結構見られる東京ってなんかいいかも。

ジョサイア・コンドル(Josiah Conder、1852年9月28日 - 1920年6月21日) はイギリスのロンドン出身の建築家。お雇い外国人として来日し、政府関連の建物の設計を手がけた。また工部大学校(現・東京大学工学部建築学科)の教授として辰野金吾ら、創成期の日本人建築家を育成し、明治以後の日本建築界の基礎を築いた。



コンプリートはしていませんが、ある程度は見ている気がするジョサイア・コンドル作品。


昨日、美術展でジョサイア・コンドルの作品を目にし、


実際に日本人と交流し、日本人の妻を持ち、


妻と別の女性との間に子供も居たと知り、


ああ、実際に生きていた人だったんだなーと改めて感じました。


ちなみにワタクシが見たことがある彼の作品は以下の通りです。


三菱一号館美術館
1894年 三菱一号館
1968年取壊し、2009年レプリカ再建。


ニコライ堂
1891年 ニコライ堂(重要文化財)実施設計のみ。
原設計はロシアのミハイル・シチュールポフ(Michael A. Shchurupov)
http://blog.livedoor.jp/sava_avas/archives/7786365.html


旧岩崎邸庭園
1896年 岩崎久弥茅町本邸
(現・旧岩崎邸庭園洋館および撞球室、重要文化財)
http://blog.livedoor.jp/sava_avas/archives/8158222.html


六華苑
1913年 旧諸戸清六邸
(現・桑名市六華苑、重要文化財)
http://blog.livedoor.jp/sava_avas/archives/8219656.html


旧古河邸
1917年 古河虎之助邸
(現・旧古河庭園大谷美術館)
※まだ、記事を書いていません




本堂
1920年(大正9年)麻布の自邸で脳軟化症により逝去。67歳。
11日前に亡くなった妻と共に護国寺に埋葬された。



美術展を観た後に、


改めてジョサイア・コンドル作品を見に行くのもいいかもな。



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三菱一号館美術館「画鬼暁斎 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」(の蛙)を鑑賞してきた。

三菱一号館美術館

河鍋暁斎(かわなべ きょうさい)は、幕末に生まれ、6歳で浮世絵師歌川国芳に入門、9歳で狩野 派に転じてその正統的な修業を終え、幕末明治に「画鬼」と称され、絶大な人気を博した絵師です。

実はワタクシ、初めて暁斎の画を観ました。

カエルが沢山あり、結構ツボ。

ジョサイア・コンドルと縁が深かったってことも初めて知りました。

カエルの画がほんと可愛くてツボ。

ジョサイア・コンドルって、絵も上手かったんですねぇ。

「風流蛙大合戦之図」のカエルもツボでヤバかった。

ジョサイア・コンドル作品は特に日光東照宮のスケッチが記憶に残りました。

カエル・・・

ってか、暁斎はなんであんなにカエルを描いているのだ?

暁斎は、「蛙の写生に始まり、蛙の墓に終わる」ほどの蛙好きで、蛙の絵を多数残しています。そこに描かれた蛙の表情はユーモアにあふれ、他に比較できる作家が見当たりません。

なるほど。

しかも暁斎の美術館HPを見たら、かえる友の会なるものもあるじゃないの。

入会条件は、蛙のコレクションを1点以上持っていることらしい。

こりゃ、入らんと!

・・・ってぐらい記憶がカエル塗れになってしまいました。 

カエルの画が掛かるなら、後期も観に行こうかなぁ。

三菱一号館美術館
美術館では珍しく、一か所だけ撮影OKの場所がありました。

暁斎
猫の画です。

暁斎
本物は8月4日までおあずけ。

暁斎
河鍋暁斎《惺々狂斎画帖(三)》

三菱一号館美術館
上の撮影スポットの天井は復元されたものだそうです。

三菱一号館美術館
3階と2階を結ぶ階段。

三菱一号館美術館
2階から3階に向かう階段を見上げる。

バラ

暁斎
ミュージアムショップで買ったもの。
シールとチケットファイル。
このシールがなんか良いのです。


暁斎
上の「コンテル」と書いてある絵が暁斎の描くジョサイア・コンドルの似顔絵です。


それにしても今年はジョサイア・コンドル作品に多く出会うなぁ。

しかも、出会ったそれらの建物の記事をアップしていなかったことを思い出した。

ま、いずれ・・・。




河鍋暁斎記念美術館
http://kyosai-museum.jp/hp/top_page.htm

三菱一号館美術館
【三菱一号館美術館】
東京都千代田区丸の内2-6-2
ジョサイア・コンドル設計(レプリカ再建)
http://mimt.jp/kyosai/

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三重県桑名市『六華苑』はジョサイア・コンドル設計の国の重要文化財です。【写真多用】

六華苑



六華苑は、実業家二代目諸戸清六の新居として


明治44年(1911年)に着工し、大正2年(1913年)に竣工した邸宅です。


洋館・和館の他に建物が複数存在し、


東諸戸邸の総称として「六華苑」と呼ばれています。


国の重要文化財であり、名勝でもあります。


平成26年4月中旬から8月29日までの期間、


洋館の外壁塗装等の痛んだ部分の修理を行ったそうで、


ブルーの外観が目に鮮やか。


 諸戸氏庭園
この周辺は整備され、一大文化的観光地になるようですね。
先ずは、護岸と駐車場の整備がなされていました。


六華苑
道を挟んだ向こう側に六華苑の入口があります。

六華苑
ここは諸戸氏庭園と違って、開園期間の縛りがないみたい。

六華苑
この門が苑への入口。
昔の門番と同じように、ここで切符を買います。


六華苑
門前の樹。
結構な巨樹候補でした。


六華苑
通路を進むとジョサイア・コンドル設計の洋館が見えてきます。
この敷石の幅は、人力車が通る程度かな?まさか門からは歩かないと思われるのだけど。
ちなみに右手奥には車が通れる門が別に存在します。


六華苑
左の洋館と右の和館が隣接している様はこの時代の日本独特で愛おしくなります。

六華苑
洋館の玄関。

六華苑
玄関扉のステンドグラス。

六華苑
玄関照明。

六華苑
六華苑
長澤製作所の「古代」というシリーズの錠。

六華苑
洋館の角は塔屋になっています。
(内部に螺旋階段がある)


六華苑
窓ガラスにも模様があります。
内部が丸見えにならない工夫かも?


六華苑
よく見ると湾曲している窓とガラス。

六華苑
設計者コンドルの好みなのかは不明ですが、
換気口に家紋が入っているのは旧古河邸でも見られます。


六華苑
洋館玄関上はベランダになっていると思いきや屋根でした。

六華苑
見学者入口。
(諸戸家お抱え大工だった伊藤末次郎が棟梁を務めた和館)
屋根と入口がちょっとずれている感があるなぁと思っていたら、
入口右側にだけ壁があるからなんですね。


六華苑
松がいい格好ですね。

六華苑
和館入口の右横には蔵もあります。
また、蔵の奥にも別棟があります。


六華苑
かなり間口の広い玄関。
扉が四枚になっていますね。


六華苑
和館の玄関と洋館は直接繋がっていないんですね。

六華苑
和館入口から入って、渡り廊下を通りオフィシャルな空間へ。

六華苑
右側が和館、左側が洋館。
左の漆喰の壁の向こうは洋館のトイレ(水洗)になっています。


六華苑
和館の和室周囲を巡らせてある廊下。

六華苑
板廊下の軒。
結構深いです。


六華苑
畳敷きの畳廊下の奥に「竹節欄間」があり、
この先の部屋の格が高いことを示しています。


六華苑
圧巻の和室。
殿様の御殿のようです。


六華苑
正面が奥の間。
襖は4枚立て。


六華苑
照明器具と、その下の釘隠し。
金具類にも細工が施されています。


六華苑
襖の引手。

六華苑
床の間手前に照明が付いているのが珍しい。

六華苑
床の間の畳縁は紋縁(高麗)。

六華苑
摩耗している畳縁もあります。

六華苑
座して観る庭も素晴らしいです。

六華苑
視界の端に見える洋館か面白い。

六華苑
石の積み方も面白い。

六華苑
手水の石もかなり大きくて凄い。

六華苑
犬走が巡らせてあるのも贅沢。

六華苑
庭・裏庭などを通って建物外周を散策できます。

六華苑
雨が降っていたらちょっと怖いかもしれない飛び石。

六華苑
蔵の扉は黒漆喰。

六華苑
中は何があるんだろう・・・見てみたい。

六華苑
幅の広い畳廊下。

六華苑
壁には剥落防止の和紙が貼ってありますが、
この辺りから“裏”でお手洗いなどがあります。


六華苑
洋館の一階。
奥が玄関です。


六華苑
部屋のドアノブは木製。

六華苑
ダイニング。
室内に差し込む陽の光は控えめです。


六華苑
リビング。
家具もオリジナルみたいです。


六華苑
各部屋が広すぎて贅沢です。

六華苑
天井の照明もオリジナル。
こちらは部屋の広さにしては意外と質素かも。


六華苑
壁紙は輸入物かな。

六華苑
ダイニングとリビングの間にある引手にもシンプルなデザイン。

六華苑
天井の漆喰が照明とマッチしております。

六華苑
暖炉の周囲のタイルがとても綺麗なんです。

六華苑

六華苑
家具は全て分類されているっぽい。

六華苑
洋館の階段。
直線的なデザインですが・・・


六華苑
ステップのコーナー部分は優雅なカーブ。

六華苑
手すりのデザインもシンプルです。

六華苑
先の写真にあった窓ガラス。
昭和の建物にありがちな模様だったわ。


六華苑
切妻やら寄棟やらが混在する屋根。
瓦の使用枚数が凄そうです。
これだけ焼くのも大変だろうなぁ。


六華苑
塔の階段。

六華苑
塔の部屋。
ジブリ映画に出てきそうな雰囲気です。


六華苑
子供の頃にロッキングチェアに憧れたなぁ。
でも友達の家で座らせて貰ったらその不安定さにビビった。


六華苑
鬼瓦。
昔は中央に家紋が入っていたのかもしれませんね。


六華苑
階段を上がって右手にある女中部屋。

六華苑
二階にある部屋には家具が殆ど置かれていません。

六華苑
なんだか暗いと思ったら、天井に照明が無いんだわ。

六華苑
壁に設置された照明は部屋に似合っていてカワイイのです。

六華苑
ここにも暖炉。
ドアから直ぐの場所にあって危なくないのかな?


六華苑
コチラのタイルは緑。
暖炉の形状も一階とは異なります。


六華苑
書斎。
サンルームに抜ける扉があり、開放的な空間です。


六華苑
照明器具は似ているけれど、漆喰部分のデザインが部屋によって異なります。

六華苑

六華苑
金魚鉢みたいな照明器具。
これ、好み~。


六華苑
入室禁止の和室。
なんだかモダンな和室ですね。


六華苑
と思ったら、襖の引手が葡萄っぽく見える。

六華苑
これが外から見た先の和室。
窓ガラスが大きいので、景色を観る部屋かも。


六華苑
ちょっと近くに寄ってみる。

六華苑
さて、庭も池泉回遊式日本庭園で散策し甲斐があります。

六華苑
木製の橋があったり、石畳の道があったり。

六華苑
庭の外にレンガ積みの塀を発見。

六華苑
煉瓦に焼かれた場所の刻印がありますが、詳しく見えない。

六華苑
庭から見た洋館。
不思議な景色。


六華苑
隣の和館には似合わないヤシの木が見えます。

六華苑
実は洋館と和館はピッタリとくっ付いているんです。

六華苑
行田市の蓮がこんなところに・・・。

六華苑
友好都市になった経緯が気になる。

六華苑
和館の奥にある蔵。
下は白漆喰、上は鼠漆喰ですね。


六華苑
裏庭も意外に広いんです。
そして蚊がいっぱいいる。


六華苑
一階建てですが、天井が高いのが外から見ても分かりますね。

六華苑
別棟に行く渡り廊下。

六華苑
独り暮らしだったらこれぐらいの建物がいいな。

六華苑
[旧高須御殿]
高須藩の御殿の一部を移築したものと伝わる。


六華苑
障子ではなくガラスが填まった開口部。

六華苑
来客中は避難出来ていいですね。

六華苑
[玉舟稲荷社]
敷地の奥にあります。


六華苑
偶然にも屋根の上にカラスが止まっていました。
一体化してるな・・・


六華苑
写真には入っていませんが、近くに鳥の躯が・・・

バラ
六華苑
庭から見た洋館。
ヴィクトリア朝住宅の様式を基調としている。


六華苑
洋館より広い和館が壁を接して直に接続されています。

六華苑

六華苑
外壁の板が防腐処理で焼かれ木目が出ていて綺麗。

六華苑
縁の下には大量の屋根瓦がストックされていました。

六華苑
庭の木々も昔は低かったんでしょうねぇ。




六華苑
【六華苑】
三重県桑名市桑名663-5
見学可能時間 9:00~17:00(入苑は16:00まで)
休苑日:月曜



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【GW】本日は「みどりの日」で旧岩崎邸庭園も無料ゆえ朝から年配の方々で大混雑でした。【写真多用】

旧岩崎邸庭園




天気予報では曇りのち夕方から雨。



実際は快晴になった5月4日の「みどりの日」です。



さて、上野動物園から移動して池之端にやって参りました。



只今午前9時15分。



開園15分経過です。



入口は空いていたものの、館内はだだ混み。



60歳オーバーらしき方々で混雑していました。



旧岩崎邸庭園
ここが入口。

旧岩崎邸庭園
東京都が管理している施設ゆえ、本日は無料です。

旧岩崎邸庭園
ゆるやかな坂道を100mほど上ります。

旧岩崎邸庭園
普段はこの奥で入館料400円を支払いますが本日はこのまま入館。

旧岩崎邸庭園
英国人ジョサイア・コンドルによって設計された建物。


旧岩崎邸庭園
旧岩崎邸は1896年(明治29年)に三菱創設者・岩崎家本邸として建てられたもので、
現在は国の重要文化財に指定されています。


旧岩崎邸庭園
洋館に向かって左隣は撞球室。
塀の柱は保護されていますね。


旧岩崎邸庭園
[スレート葺の屋根]
洋館はこう見えても、木造2階建・地下室付き。


旧岩崎邸庭園
[玄関部塔屋]
かなりデコラティブな外観ですね。


旧岩崎邸庭園
洋館は岩崎財閥3代目の岩崎久弥によって建てられました。

旧岩崎邸庭園
館内へは靴を脱いで上がります。

旧岩崎邸庭園
1945年(昭和20年)にGHQが接収。
1953年(昭和28年)に日本政府に返還。

館内は撮影厳禁のため和館外観までワープ

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園
洋館と同時期に竣工した、書院造を基調とした和館。
1969年(昭和44年)に大広間が重要文化財に指定されたものの、
司法研修所庁舎建設のために和館の大部分が撤去されました。


旧岩崎邸庭園
生活の場として使われていた建物ですが、現在は殆どが取り壊されています。
「完存していれば和館部分のほうが洋館部分より文化財としての価値が高かったと、解体後に気がついた」
とのことで、現在も、価値を知らない人が取り壊す文化財(建物)が日本には多いのだろうなぁと感じました。


旧岩崎邸庭園
屋根は葺き替えられているっぽい。

旧岩崎邸庭園
洋館と和館は船底天井の渡り廊下で結ばれています。

旧岩崎邸庭園
[コロニアル様式のベランダ]

旧岩崎邸庭園
庭には大きな灯籠も。
昔は庭も凄かったんだしょうねぇ。


旧岩崎邸庭園
とても華やかな洋館の外観。

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園
1923年(大正12年)の関東大震災の際には、
敷地が避難所として地元住民に開放されたそうです。


旧岩崎邸庭園
写真ではわかりませんが、一階のベランダ床はタイル張りで、とても華麗です。

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園
[コンドル設計の撞球室(ビリヤード場)]

旧岩崎邸庭園
洋館とは地下で繋がっているそうです。

旧岩崎邸庭園
スイスの山小屋風。

旧岩崎邸庭園
軒にさえ、装飾性を感じます。

旧岩崎邸庭園
煙突があるっとことは、暖炉があるってことですな。

旧岩崎邸庭園
昔、こういう扉の付いた窓に憧れたなぁ。

旧岩崎邸庭園
スイスの山小屋ってよりは、ワタクシにはアメリカのカントリー風に見える。

旧岩崎邸庭園
鎧戸の内側の鍵。
レバーハンドルなのでとても扱いやすそうです。


旧岩崎邸庭園
地下に採光する窓かな?

旧岩崎邸庭園
撞球室の側面。

旧岩崎邸庭園
ドアに嵌め込まれたガラスがとてもカッコイイ。

旧岩崎邸庭園
高そうなガラス~

旧岩崎邸庭園
入れないから分からないけど、この囲いは何だろう?
地下室に採光するガラスが入っているのかな?
雨水が溜まりそうだから違うか。


旧岩崎邸庭園
あ、鳥が居る。

旧岩崎邸庭園
今のワタクシには何の鳥か名前がワカラン。

旧岩崎邸庭園
正面よりも側面がカッコイイ気がする。

旧岩崎邸庭園
外壁は鱗上の木で覆われています。
手間だなぁ。


旧岩崎邸庭園
洋館の階段にもアカンサスの意匠が施されていましたが、
これが本物のアカンサス(葉薊)です。


旧岩崎邸庭園
あら、塀も重要文化財だったのですね。

旧岩崎邸庭園
左手の部分の装飾が特に価値があるっぽい。

旧岩崎邸庭園
湯島ハイタウン、池之端文化センター等の建設により、現在は敷地が約1/3となっています。

旧岩崎邸庭園




ちなみにワタクシがここに来たのは20年以上ぶり。



当時は館内の写真も撮れた気がするのだけれど、



自分専用のカメラなんか持っていなかったし、



そもそも、建物にそれほど興味が無かったし



入れない場所も多かった気がする。



時代と共に、見られる・見られない場所って変化するってことだから、



今のうちに沢山観て、撮っておきたいですね。



いつも後悔するのは、富山市に立派な銭湯があったのだけれど、



入りたいなぁと言っている間に、取り壊されてしまったこと。



あんな立派な建物を今の時代に建てるとすれば、



相当な財力と技術が必要なのに、勿体無い。



そういう、後で悔やまれるレベルで、



人知れず取り壊される建物がこれからもまだまだ増えるんだろうなぁ~



と、この旧岩崎邸和館を見て思ったワタクシです。





旧岩崎邸庭園
【旧岩崎邸庭園(きゅういわさきていていえん)】
東京都台東区池之端1-3-45
営業時間 9:00~16:30
休館日:12月29日~1月1日



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【東京建築物見学散歩】御茶ノ水から秋葉原経由神保町界隈までぐるり散策。

御茶ノ水


本日は冷たい雨。

ちょっと肌寒い気がしますが、歩いていると丁度よい気候。

目標を神保町に定めて散歩を続行した今日のワタクシです。

お茶の水坂
この辺りから散歩再開。

本郷1
元町公園前の目立つ建物。
どうやら取り壊すらしい。
JRの車内からも見えて、いい目印になっていたのになぁ。


お茶の水
結構長らく続いている気がする御茶ノ水駅付近の工事。
護岸の工事なのかな?


お茶の水
首都直下型地震対策の工事だったんですね。
って、法面部分の補強なのかな?


聖橋
聖橋の下に到着。

聖橋
よくドラマのロケで使われる場所です。
神田川に架かる橋で、御茶ノ水駅の東端にあります。


聖橋
橋をくぐると向かいに見えるのがJR御茶ノ水駅。

御茶ノ水
毎度思うのですが、
山の手線内のど真ん中にある駅にしては昔から変化の無い駅なんですよね。
エレベーターもエスカレーターも無いし。
しかし、バリアフリー整備関連は2018年度までに、
駅前広場機能整備は2020年度の完成を目標として現在工事中です。


御茶ノ水
電車の向こう側に見えるのはニコライ堂

案内板
以前から気になっているのだけれど、一番上のJRの表記が下の写真と違うのは何故だろう?

案内板
50mも離れていない気がする場所に立つ案内板なれど、
JRの表記のみならず「御茶ノ水」の表記も違うんですよ。
そもそもm表記が遠すぎる気がする。
地下鉄なんぞ今の駅名と違うし。
ってことで、たぶん、こちらは古い案内板なのでしょう。
でも、なぜ、撤去しないんだろう?


神田明神
[神田明神]
観光バスが停まり、雨にもかかわらず、それなりに混んでいるようでした。


乙コーヒー
乙コーヒに寄ろうか迷って結局やめた。

文京区
秋葉原に行く途中で見つけた看板建築。
二階の窓に注目。


雨戸
雨戸が木じゃないんですよ。
軽そうで良いですよね。


地図
いまココ。
これから地図斜め上方向の神保町に向かいます。


mAAch ecute
[mAAch ecute]
アンティークの土日限定イベントをやっているみたいでしたが立ち寄りませんでした。


一茶一茶
[一茶一茶]
あ、開いてる。開店当初に行ったっきりです。
長らく立ち寄っていない間にフードも出すようになったらしい。
今日は猛烈にホットケーキが食べたかったので、今回もスルー。


タレカツ
[タレカツ]
ホットケーキが食べたかったのに開いていなかったのでそのまま水道橋へ。
タレかつ丼もいいなぁと思ったものの、店内満席でした。


結局、ホットケーキが食べられなかったので家で作ろうと思ったのですが、

バターの高価さに仰け反り、

そもそもそのスーパーにホットケーキミックスが置いていなかったので、

断念いたしました。

明日も食べたいと思い続けるようであれば、

卵・牛乳・ホットケーキミックス・バター・メープルシロップを買って帰る・・・

って、これらを買うより、食べて帰る方が安く済むような気がしてきた。

冷凍食品でも、この際、構わんのだけれどなぁ。

それはそうと、本日の歩数は13,212歩。

まあ、ぼちぼちの歩数ですかな。


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千代田区神田駿河台『ニコライ堂(東京復活大聖堂)』は正教会の大聖堂で国指定重要文化財です。

ニコライ堂
正式名称は「東京復活大聖堂」。
 


長らく、中に入ってみたいと思っていたニコライ堂に行って参りました。

見学は13時からで、見学料は300円です。

見学者が入れるのは、聖人のイコンが掛かった四本の柱まで。

入口でリーフレットと蝋燭を受け取り、

イコンの前にある燭台の好きなところに受け取ったローソクを置くことが出来ます。

ワタクシが惹かれたのは、聖パラスケワでした。

ニコライ堂は正教会で、ギリシャ正教の協会なんだそうです。

ワタクシはずっとロシア正教だと思っていましたが、間違いだったんですね。

ここではキリストはハリストスというギリシャ語発音で呼ばれています。

だったら、聖パラスケワの英語読みは何になるんだろう?

気になったので調べてみたら、

「聖パラスケーヴァ・ピャートニツァはロシアの伝説の聖人。」

とありました。

聖パラスケワは女性の聖人で、

主婦、豊穣、金曜日の守護であり、さらには旅行者や商売人の守護者なんだそうです。

右手に十字架を持っいるのが特徴です。

ロシアでは大変人気のある聖人なんですって。

確かに魅力的な聖人ですね。

地図
御茶ノ水駅からすぐのところにあります。

ニコライ堂
ジョサイア・コンドルが実施設計を担当したそうです。
請負い施工は清水組(現・清水建設)が担当。


ニコライ堂

ニコライ堂
ロシア製の大鐘1つとポーランド製の小鐘5つで構成された鐘楼。

ニコライ堂
十字架の前にあるのは避雷針かな?

ニコライ堂
ステンドグラスの裏側はこうなっているんですね。

ニコライ堂
[東側]


関東大震災で、煉瓦造の鐘楼が倒壊してドームを破壊し、火災で一部焼失したそうです。

その後の第二次世界大戦では、空襲による被害を免れています。

どこで読んだかは忘れましたが、

対戦国に関係する施設や、進駐軍が接収する予定の施設は空爆しなかったとか。

どのような理由にせよ、文化財として建物が残るのは幸い哉。

意匠を凝らした建築物が、相続税などの都合により消えていくのは残念だと思っている今日この頃。

せめて今ある内に見ておきたいと思い、毎週出かける次第です。

いつかは、昭和・平成の普請道楽者が残した建物も見られるといいなぁ。

などとボンヤリ思いつつ、炎天下の中、帰路に着いたワタクシです。


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旧古河庭園で薔薇が咲き始めて今日から「春の薔薇フェスティバル」がスタートしたよ。

旧古河庭園
[旧古河庭園]
約90種180株のバラが咲く庭園。
「春のバラフェスティバル」は5月11日(金)~6月10日(日)まで




今年で12年目を迎える「春のバラフェスティバル」が今日からスタートってことは、



今日行くとバラが咲いているかもってことですよね。



ってことで、旧古河庭園に行ってきました。



ほぼオープンと同時かもって時間だったのに、



それなりに人が居て、咲いているバラに向かってカメラのシャッターを切っていました。



皆さん、結構なカメラをお持ちなもんで、



ワタクシの格安ルミックスくんで激写するのは些か気恥ずかしさを感じるっつーか。



それでも結構頑張りましたわ。



ガーデンパーティ
[ガーデンパーティ]
四季咲き

フラグラント レディ
[フラグラント レディ]
「香りの貴婦人」の名にふさわしい芳香を放つ

アブラカダブラ
[アブラカダブラ]
花の色が魔法にかかったように変化する

朱王
[朱王]
一季咲き

マサコ
[マサコ]
(エグランタイン)
香料の採集源

ブルームーン
[ブルームーン]
薔薇の名品種,芳香あり

ダブル デライト
[ダブル デライト]
「二重の喜び」とは見た目の美しさと香りに由来


飴みたいで美味しそうな花弁ですよねぇ。

ローラ
[ローラ]
元在仏コロンビア大使夫人の名前が付いた薔薇


ごっつい好きな色です。
売っているのを見た記憶が無い色ですわ。

カルフォルニア ドリーミング
[カルフォルニア ドリーミング]
花色は気候によって若干変化する

桃香
[桃香]
芳香あり

ナニワイバラ
[ナニワイバラ]
中国で発見された野生種
江戸時代に大阪の商人によって持ち込まれた

ヘルムット シュミット
[ヘルムット シュミット]
元西ドイツ首相の名前が付いた薔薇

スブニール ド アンネ フランク
[スブニール ド アンネ フランク]
アンネ・フランクを偲んで名付けられた


麗な形ですよね。
薔薇の理想の形って感じ。

芳純
[芳純]
「香りの薔薇の代名詞」と称されている

ムーンシャドウ
[ムーンシャドウ]
「香りの大賞」受賞


シルクみたいな花弁ですねぇ。
触ってみたい。

リオ サンバ
[リオ サンバ]
開花につれて花色が変化する

マダム サチ
[マダム サチ]
鈴木善幸元首相夫人の名前が付いた薔薇

ブルー リバー
[ブルー リバー]
芳香あり


こたらは別珍みたいな肌触りっぽい。
プリンセス オブ ウエールズ
[プリンセス オブ ウエールズ]
(1997)
故ダイアナ元妃の名前を英国女王が名付けることを許可した


誰もが知っているであろう有名な薔薇の名前。

旧古河庭園
「春バラの音楽会」
※雨天中止
5月26日(土),6月2日(土),9日(土)
各日12時、15時(各回約30分)
洋館横芝生広場にて




さすがに12時までは粘れず撤退。



門に向かって歩いていく頃から、ものすごく混み始めていました。



もし行くなら、9時とともに、ってのがオススメかも。






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丸の内・三菱一号館『Café 1894』のケーキセット。

三菱一号館_中庭
【三菱一号館広場】
丸の内パーク ビルディング・三菱一号館美術館・アネックスに囲まれている場所。
三菱一号館の設計は英国人建築家ジョサイア・コンドル。
老朽化のために1968(昭和43)年に解体され、2009年に再開発で復元されました。

三菱一号館
クイーン・アン様式の建物にあるcafe入口。
正直、わかりにくい。

三菱一号館_cafe1894
『Café 1894』のケーキセット 1,200円
入館料だと思えば安いかも。



イルミネーションを観て歩いたため、歩き疲れて三菱一号館でお茶をすることにしました。


時間は20時を越えていたのではないかと思われますが、ディナーをする予約客で満席。


広々とした入口の椅子に座って待つこと数分後、席に着くことが出来ました。


椅子の座り心地が良くて、いくらでも長居出来る感じ。


女性率が高く・・・っつーか、老若関係なく、女子忘年会風な人ばかりでした。


天井が高くで優美な雰囲気ですが、写真に収めるには空間が広すぎて断念。


是非、足を運んで肉眼でご確認下さい。


ちなみに珈琲もケーキも味は“普通”です。



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sava!プロフィール

sava

昭和生まれの大阪育ち。数十年前から母の実家の神楽坂エリアに生息。食,日本酒,旅,富山県,文化財(建築物),読書等を好み、当ブログではそれらにオマケ情報も加味しています。それなりの年齢になり、老眼とか更年期とか諸々の不具合も出て参りました。そんな多様な話をチマチマと記す日々です。
※SNSは閲覧していますが発信しておりません。
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